2019/07/01 - 2019/07/08
17位(同エリア168件中)
ポポポさん
ゴルナーグラート展望台の観光の次はローテンボーデンからリッフェルベルク間のハイキングです。
ゴルナーグラート鉄道のローテンボーデン駅で下車しリッフェルベルク駅まで約1時間30分のハイキングでした。
ハイキングコースは逆さマッターホルンが見えるリッフェル湖やウインターリッフェル湖、トレイル沿いに咲く高山植物があり、ブライトホルンやマッターホルンを間近に見ることができるコースでした。
天候も次第に回復して暑くも寒くもなく、そよ風に吹かれて最良のハイキングを楽しむことができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
7月4日、旅行4日目です。
早朝8時にチェルマットを出発しゴルナーグラートに到着。徒歩でゴルナーグラート展望台に上り、スイスアルプスの絶景を堪能しました。
この後はローテンボーデンからリッフェルベルク間のハイキングです。我々のツアーは参加人数が37人と多いのでハイキングガイドは2名、2組に分かれてハイキングを行います。
組分けを終えると到着した登山列車に乗車、次のローテンボーデン駅で下車します。ローテンボーデン駅までは5分、乗車する観光客が多いので車両は2両に分かれて乗車します。
そのため添乗員から乗り越しをしないようにと注意がなされました。 -
ゴルナーグラート駅から一駅目のローテンボーデン駅で下車。
多くの観光客がこの駅で下車しました。いずれの観光客もローテンボーデン、リッフェルベルク間のハイキングのため下車したため、駅の改札口を抜けた所は大混雑でした。
我々は駅の前でストックを高々と上げているそれぞれのハイキングガイドの所に集合。点呼を受けて全員が下車したことを確認後、ハイキングをスタートしました。
写真はローテンボーデン駅前の様子。観光客は一人も写っていませんが、この写真は朝ゴルナーグラート駅に行く途中に車内から写したものです。 -
駅前から緩い下り坂のトレイルが続いていました。
我々は左手」にあるブライトホルン(3817m)を眺めながらトイレルを下って行きました。
写真は同じツアーの皆さんで左から5番目の女性がハイキングガイドです。 -
黄色い男性の右がハイキングガイドさん。
このハイキングルートは正面にマッターホルンを捉えながら進んで行きました。
朝のマッターホルンの状況からすれば見えるようになった方ですが、本音は頂上まで見えてほしかった。 -
高山植物ベロニカ・フルティカンスです。
可憐な花ですが群れることは無く、ポツポツと咲いていました。 -
同じくベロニカ・フルティカンスです。
上の場所とは異なる場所で咲いていました。 -
ビオラ・カルカラタ、和名はアルプス・スミレという高山植物です。
ビオラ・カルカタラの花弁は5弁、アルプス地域で広く目にする花で色違いの同種の花がいくつもあります。
この花はピンク色に見えますが、色別では青色に属しています。 -
上の花を真上から見た写真です。
小さな花ですが可憐な花でした。 -
シレネ・アカウリス(和名コケマンテナ)。ナデシコ科のコケナデシコです。アルプス全域に自生しているピンク色の小さな花です。密集して花を咲かせるととても美しいのですが満開の時期には少し早すぎたようです。
-
ここにもコケマンテナがあります。ローテンボーデンからリッフェルベルク間のハイキングコースにはお花畑のような高山植物の群落地はありません。
各種の花がポツポツ咲いているといった状態でした。 -
この花もビオラ・カルカラタ(和名アルプス・スミレ)です。
先程のビオラ・カルカラタとは同種の色違いの花です。
花弁は3弁に見えますが、よく観察すると5弁だという事が分かります。
花弁の青紫色と中心部の黄色が鮮やかでした。 -
ローテンボーデン駅から続く緩やかな下り坂のトレイルを進んで行くと目の前に逆さマッターホルンが写るリッフェル湖が見えてきました。
風が無かったので逆さマッターホルンを見るには絶好のチャンスでしたが、如何せん天気が悪い。
空は曇り空で頂上付近は雲に覆われていました。写真で見たような逆さマッターホルンは見えません。非常に残念でした。リッフェル湖 滝・河川・湖
-
坂道を下りてリッフェル湖畔に到着。交代しながらマッターホルンの写真を写しました。
完全形のマッターホルンが見れないため、感動も喜びもありません。皆押し黙ってカメラのシャッターを切っていました。
我々が浮かない顔をしているものですから、ハイキングガイドさんから助け舟が・・・。
「皆さん綺麗に逆さマッターホルンが見えていますね。こんなにはっきり湖面にマッターホルンが写っているのは珍しいんですよ。いくら天気が良くても、風があると湖面はこんなにも綺麗には写りません。また全く見えない日もあるんです。逆さマッターホルンが見れたってことは皆さんとてもラッキーなことなんですよ。」
そう言われてみると、例え頂上付近が見えなくとも綺麗に見えて来るから不思議です。リッフェル湖 滝・河川・湖
-
リッフェル湖の湖畔から逆さマッターホルンを写しました。
風による波紋はありませんが、湖面を飛び交う虫や水中を泳ぐ魚により波紋が発生するため写し鏡の逆さマッターホルンは望めませんでした。
それでもこの日の湖面の状態はいい方だったそうです。確かに肉眼で見ると綺麗には見えたのだが、写した写真を見ると湖面に細かな波紋が生じていることが分かります。リッフェル湖 滝・河川・湖
-
次はリッフェル湖沿いのトレイルを歩いてウンターリッフェル湖に向かいました。
逆さマッターホルンが見れるのはリッフェル湖とウンターリッフェル湖です。
マッターホルンがある北西方面では雲の切れ間も見えますが、まだ大部分雲に覆われていました。 -
リッフェル湖を過ぎたあたりに広範囲分布しているのが緑石片岩です。この石は変成岩である緑色片岩の一種で緑泥石片岩が正しい名称だと思います。
変性作用によって結晶が板状に配列して片理と呼ばれる面状構造になっています。
そのため石が板状にはがれるのが特徴です。
すでに板のように薄くはがれたものや、はがれかかっている石をいくつも目にしました。 -
写真中央の石は板状にはがれていますね。
-
こちらは緑色をした緑色片岩の地層です。
-
ハイキングコースには小さな溝があり、水(雪解け水?)が流れていました。
溝の下には緑色片岩の板状にはがれた石が敷き詰めてあったので、人工的に作られた水路です。 -
ウンターリッフェル湖に到着しました。
こちらは小さな湖です。風の影響がないため見た目には湖面に波紋はありませんでした。 -
逆さマッターホルンをアップで・・。アップの写真では湖面には虫などによる波紋はありませんが、微風が吹いているようで細かな波紋が生じていました。
-
ウンターリッフェル湖と逆さマッターホルン。
湖の左には急坂な岩壁を持つリッフェルホルンがあるのですが、この山の切り立った岩壁がマッターホルン登頂の練習場であり、登頂のテストトライアルクライミング会場でもあるそうです。さらにブライトホルン(4164m)でも登頂訓練を行い両方の山のテストに合格しなければマッターホルンには登頂できません。
マッターホルンの登頂に成功した日本のお笑い芸人イモトアヤコさんも、この山とブライトホルン(4164m)で登頂訓練を行い、テストに合格しました。
天気が良い日であれば岸壁に幾人ものクライマーが張り付いているそうですが、今日はあいにく天候でクライマーの姿はありませんでした。 -
ウンターリッフェル湖を後にして、再びハイキングを再開しました。
ハイキングは写真のような細いトレイルを歩いて行きます。
一列に並んでトレイルを歩いているのが我々のツアーメンバーです。
写真がピンボケになってしまい、申し訳ありません。 -
ウンターリッフェル湖を過ぎてさらにトレイルを進むとマッターホルンが間近に見える場所にやって来ました。
東壁と北壁の境の稜線はヘルンリ稜線で、この稜線をウインパーら7人の登山家が登って行き初登頂に成功しました。マッターホルン 山・渓谷
-
マッターホルン東壁をアップにしました。
写真右の稜線がヘルンリ稜線です。このヘルンリ稜線上には2つの山小屋があります。 -
東壁と北壁の角がヘルンリ稜線ですが、この稜線がマッターホルンの登攀ルートです。このルートをウィンパーもイモトアヤコさんも登って行きました。登攀ルート上にある山小屋はすでに写真に写っているのですが、分かりますでしょうか?
山小屋は写真右下にあります。白く小さな雪のようにも見えるのが山小屋ヘルンリ小屋です。 -
中央に白く見える山小屋がヘルンリ小屋。稜線上にはもう一つ山小屋があるのですが、それは頂上から1/3下がった付近にあるソルヴェイ小屋。
-
ソルヴェイ小屋は雲に隠れて見えませんでした。
マッターホルン 山・渓谷
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マッターホルンと中央の山はダン・ブラッシュ。北側は天候が回復しないので、いまだにダン・ブラッシュの頂上は雲に隠れたままでした。
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アルプスに自生するオキナ草。
花の開花が終わり、オキナに変身する前の状態です。
日本の高原や山に咲くオキナ草は茶褐色や濃紫色ですが、スイスアルプスに咲くオキナ草は黄色でした。 -
マッターホルンと西側の稜線。
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黄色い花はピポクレピス・コモサ、マメ科の小さな花です。右下の白い花はアルプスフランスギク(学名:レオカンテモプシス・アルピナ)でキク科の高山植物。
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マーモットの巣穴です。マーモットは大変警戒心の強い動物なので間近で見かけることはできません。
私はオーストリアのグロースグロックナーのフランツ・ヨーゼフ・ヘーエで見ることができました。 -
ブライトホルンとマッターホルン・グレッシャー・パラダイスです。
-
ブライトホルンとマッターホルン・グレッシャー・パラダイスをアップにしてみました。
西側の空は雲が切れて青空が覗くようになりました。ウンターリッフェル湖を過ぎた辺りからは日が差し込むようになりました。
寒くもなく、また暑くもないハイキングにはもってこいのコンディションです。今年は5月が例年に比べて寒かったため、高地では例年より緑が少ないそうです。
それでも日が差し込むと景色が美しい。 -
ブライトホルンとマッターホルン・グレッシャー・パラダイスはゴルナーグラート展望台から見た時よりも格段に美しかったです。
さらにアップにするとマッターホルン・グレッシャー・パラダイスにあるロープウェイの鉄塔がはっきり見えました。 -
ブライトホルンの山頂です。
-
再びカメラを広角に・・。
ブライトホルンの景色がとても美しかったので、この山の写真を何枚も写してしまいました。 -
ブライトホルンの麓のトレイルを登って来る一組の夫婦。高齢の様ですが坂道を上る足取りはしっかりしていて体も頑健そうです。
大多数の観光客がゴルナーグラート鉄道の登山列車に乗って展望台までやって来るのに、本当にタフなご夫婦でした。
とてもこのご主人には及びませんが、いつまでも自分の足で旅行できるようにウォーキングを続けて行こうと思いました。 -
マッターホルンの山頂が見え隠れし始めました。ヘルンリ稜線は麓から頂上まではっきり見えるまでに天候が回復しました。
このマッターホルンの姿が普通昼間見える景色だそうです。よほど天候と気象状況がいい日以外は写真のように8合目付近から雲が湧き出しているとのこと。
ここからハイキングコースは大きく右に折れてリッフェルベルク駅がある東方向に歩いていきました。
その地点からはマッターホルンは後ろ向きになるのですが、雲が流れる瞬間に山頂が見えないものかと、歩きながら何度も後ろを振り返りました。マッターホルン 山・渓谷
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振り返り際に写した写真ですが、山頂は雲に隠れて中々姿を現してくれません。
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南西方向のマッターホルン周辺の天候は随分回復してきました。
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こちらは北側の山の景色、上空はまだ暑い雲に覆われていますが、山頂付近の雲は上空に上ぼり展望台で見た時よりも若干見やすくなったようです。
ダン・ブラッシュやオーバーカベルホルン、グランコルニエなどの山が連なっています。 -
アップにして北側の山を見て行きましょう。
左からダン・ブラッシュ(4097m)、その右小さな三角の山がグランコルニエ(3969m)、その右がオーバーカベルホルン(4073m)とヴェレンクッペ(3903m)、その右の三角形の山は先ほど見えなかったツィナールロートホルン(3728m)です。
そして右にある一際高い三角の山がヴァイスホルン(4506m)です。
ゴルナーグラート展望台ではヴァイスホルンは全く見えませんでした。
見えなかった山が見えて非常にラッキーだったのですが、この山は何故かアップにしていません。
実はマッターホルンばかりに気が行っていたことと、ヴァイスホルンはもっと右にありしかも雲に隠れて見えないと、はなから思い込んでいたからです。
気が付いたのは帰国してから、もっと目に焼き付けておかばよかったと反省しきりでした。 -
東南側を振り返り見ると、視界に入るのはクルムゴルナーグラートホテルと左に見えるホーリエのみ、モンテ・ローザもリスカムもこの位置からは見えません。
-
トレイルを東に向かって歩いて行くとリッフェルベルク駅が見えてきました。そちらにカメラを向けると丁度ゴルナーグラート駅を出発した登山列車が下って来ました。
前方のミシャベルアルプスの山頂付近は依然として雲に覆われ、回復の気配はなさそうでした。 -
赤い登山列車はリッフェルベルク駅に到着するところでした。
-
リッフェルベルク駅のアップです。
登山列車はリッフェルベルク駅に到着しました。 -
正面に見える谷の下にはツェルマットの町があります。左隅に見えるのはホテル「リッフェルハウス1853」です。
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前方に丸く草が刈りこまれたところが見えてきました。
丸の真ん中には円形の筒のようなものが埋められています。そこには何かポールみたいなものをここに立てるのでしょうか?
疑問に思って眺めているとハイキングガイドさんから説明がありました。
答えを述べる前にこれは一体何なのか考えてみましょう。この円形の形は何処かで見たことがありますよね。でもここで見るとき意外な感じがしませんか。こんな処でできるんだろうかと・・・。 -
では答えを言いますね。これはゴルフ場のグリーンで真ん中の円形の物はグリーンのカップなんです。
この一帯はゴルフ場なんだそうです。私はパターゴルフかと思いましたが、ここではトーナメントも行われるというから驚きです。
でも、ゴルフ場のコンディションとしては最悪ですね。こんな所でゴルフボールがまともに打てるんでしょうか?
まだこの程度の草の生え方ではムリだそうで、もう少し草が伸びてから行われるそうですよ。フェアウェイは無くてラフばかりかもしれませんね。 -
北にあるダン・ブラッシュです。
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山岳ホテル「リッフェルハウス1853」、客室からはマッターホルンの雄姿が見れるそうです。
マッターホルンが見れる山岳ホテルとしてはゴルナーグラートの「クルムホテル」やシュバルツゼーのホテル「シュバルツゼー」、リッフェルアルプの「リッフェルアルプ・リゾート2222m」が有名ですが、このホテルもマッターホルンが近くで見れるため古くから人気があるホテルなんだそうです。Riffelhaus 1853 ホテル
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ホテルの後ろに見えるのはゴンドラとゴンドラの支柱です。
リッフェルベルク駅前にはフーリ経由でツェルマットに行くゴンドラの駅があります。ここからゴンドラに乗りフーリで乗り換えればツェルマットでゴンドラに乗り換える必要がなく、最短時間でマッターホルン・グレッシャー・パラダイスに行くことができます。
マッターホルン・グレッシャー・パラダイスに行かれる方はこの駅で下車してゴンドラに乗り換える方がかなり時間短縮できると思いますよ。Riffelhaus 1853 ホテル
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左に見える小さな建物はリッフェルベルク教会です。こんな所に教会?と思ったけれど、こんな所にゴルフ場があるんだから教会があっても不思議じゃない。
写真に写っているトレイルは教会に向かうルート、今回は団体旅行のため、教会には行けません。外観を眺めるだけです。 -
中央の建物はレストラン、その左奥の建物がリッフェルベルクのゴンドラ駅で、さらに右奥に見える建物がゴルナーグラート鉄道リッフェルベルクの駅舎です。
レストランの前には特設の野外劇場があるようです。 -
リッフェルベルク駅周辺とホテル「リッフェルハウス1853」。
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トレイルの側に変身前のオキナ草が咲いていました。アルプスのオキナ草の花の色は黄色です。
日本のオキナ草は濃い紫色や茶褐色ですが、こうして見ると黄色の方が鮮やかで美しいですね。 -
白色のビオラ・カルカラタ。
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こちらは赤紫色のビオラ・カルカラタ。この花は色々な色があるようです。
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リッフェルベルク駅が見える辺りでマッターホルンを振り返って見ましたが、依然山頂付近は雲に隠れたままでした。
このハイキングロードは日本人ツアー客には定番のコースの様で、後から後から日本人ツアー客がやって来ました。マッターホルン 山・渓谷
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マッターホルンをバックに黙々と歩く日本人ツアー客。
マッターホルン 山・渓谷
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さらに進んで振り返るも頂上は雲の中。ずいぶん天候が回復したのですが、雲は8合目あたりから湧き出していてこちら側に流れてきました。反対側から見ると奇麗なマッターホルンが見えているんでしょうね。
マッターホルン 山・渓谷
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見えているいのは円形の野外劇場。「MATTERHORN:NO LADIES PLEASE」というコメディが公演されていると耳にしましたが、ここで演じられているのでしょうか?ガイドさんからは説明がないので分からないのですが。
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記念撮影している観光客。円形劇場の後ろにはオレンジ色のTシャツの人達がいますが、彼らが円形劇場を設営したんでしょうか?
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トレイルの所々に立てられている案内表示板。
案内板の奥の赤い立て看板に注目、「MATTERHORN:NO LADIES PLEASE」と書かれてあります。やはりこの野外劇で公演されるんですね。 -
リッフェルベルク駅の駅舎内には無料トイレがあるので登山列車が到着するまでは
トイレ休憩です。
外気温が上がり暑くなったため、駅舎内で上着を脱いで衣服の調整を行いました。
高度が高いものの季節は夏、日が照るとかなり暑くなります。
写真は駅舎から写したマッターホルンです。東壁と北壁がはっきりと見え、ヘルンリ稜線も山頂まで見えました。
今日一番のマッターホルンの写真、これだけ見えてくれれば満足です。 -
マッターホルンの横構図の景色です。
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停車中のゴルナーグラート登山鉄道の列車。
次の下り列車がくればそれに乗車してツェルマットに戻ります。ゴルナーグラート鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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リッフェルベルク駅の改札口とマッターホルン。
ゴルナーグラート鉄道の駅は自動改札になっていました。ですからチケットは最後まで失くさないように気を付けましょう。 -
ゴルナーグラート鉄道の雪崩除け、落石除けのトンネルです。こうして見ると結構トンネルは長い距離だったのですね。
-
先程離合したばかりの上りの登山列車です。
ゴルナーグラート鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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登山列車から写したマッターホルン。正面に見えるのがヘンルリ稜線、写真右が北壁、左が東壁です。
雲が湧き上がっているのは東壁側で、北壁側は雲はありません。北側からは完璧なマッターホルンの姿が見えていることでしょう。
この方向からはマッターホルンの頂上がはっきり見えました。 -
縦にして写真をもう1枚写しておきましょう。
-
再びゴルナーグラート鉄道の列車と離合しました。
ゴルナーグラート鉄道の車両は赤い車両ばかりだと思っていましたが、オレンジ色の車両もあったんですね。ゴルナーグラート鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ゴルナーグラート鉄道の車窓から眺めたマッターホルン。
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同じく車窓から見えるマッターホルン。
下りは左座席に座りましょう。 -
またまたマッターホルンの景色。
今日は何枚マッターホルンの写真を撮ったのかな? -
と言いつつまたまたマッターホルンの写真。先程よりも雲の湧き出る量が多くなったような気がする。
-
車内にはゴルナーグラート鉄道の路線図やゴルナーグラート展望台から眺めることができる山々の配置図が描かれていました。
-
ツェルマットに到着しました。
これはゴルナーグラート駅の線路の設置されているアプト式ラックレール。
アプト式とはレールの中央に歯の位置が交互にずれるように組み合わせてラックレールを敷設し、これに車両の下の歯車をかみ合わせて駆動力を得て、急勾配を上る方式のことで、レールに敷設されたかみあわされた歯車をラックレールと呼んでいます。
今朝はバタバタして写真が撮れなかったので、駅に帰って来たところで写しました。 -
同じくアプト式ラックレール。これはアップにした写真です。
以上がローテンボーデンからリッフェルベルク間のハイキングの旅行記です。次はマッターホルン・グレッシャー・パラダイスの旅行記をお送りいたします。掲載できるまでいますこしお待ちください。
今回もご訪問下さりありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- しゃんみーさん 2020/03/26 16:07:01
- 初めまして(*^。^*)
- ポポポさん、こんにちは!
私の旅行記にコメントありがとうございました。
素敵な旅行をされているポポポさんにコメントいただき、感激です♪
リッフェルゼーまでのハイキング、私も楽しんだことありますよ~、懐かしいです。
私の時よりも逆さマッターホルン、よく見えてますよ。綺麗です!
気持ちのいいハイキングコースですよね!
展望台でお仕事されていた人の話では、朝早くは90%の確率でマッターホルンが綺麗に見えるとのことでした。
クラインマッターホルンに行ったときは、快晴でしたが、マッターホルンに関して言えば、ちょっと形が変に見えました。ポポポさん、どうでしたか?
コロナの影響で、海外旅行しばらく行けそうにありませんが、ポポポさんの旅行記見たりして、これからの旅行の計画を立てたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
- ポポポさん からの返信 2020/03/27 12:05:25
- RE: 初めまして(*^。^*)
- しゃんみーさん、こんにちは。
私こそコメントありがとうございました。
> 素敵な旅行をされているポポポさんにコメントいただき、感激です♪
そういう風に言われると照れてしまいます((笑) 。
> リッフェルゼーまでのハイキング、私も楽しんだことありますよ?、懐かしいです。
> 私の時よりも逆さマッターホルン、よく見えてますよ。綺麗です!
> 気持ちのいいハイキングコースですよね!
山頂が雲に隠れていたので残念な思いがしましたが、しゃんみーさんの時よりも良かったですか。少し安心しました。
途中からは天候が回復し、青空が見えて日も差し込んできたので絶好のハイキング日和になって良かったらです。吹き来る風も爽やかで気持ちが良かったですね。もう一度ここでハイキングをしたいですね。
> 展望台でお仕事されていた人の話では、朝早くは90%の確率でマッターホルンが綺麗に見えるとのことでした。
山の天気はだいたい午後に悪くなります。ですから早朝が一番いいんでしょうね。
> クラインマッターホルンに行ったときは、快晴でしたが、マッターホルンに関して言えば、ちょっと形が変に見えました。ポポポさん、どうでしたか?
これ次の旅行記で書く予定ですがさわりを少し。展望台は雲の中で 周りは真白、何も見えませんでした。おまけに霰が一斉に降ってきてたちまち冬の様相、展望台にいたインド人やアラブの旅行客は大はしゃぎでした。霰を初めて見たようです。
でも展望台はすぐにクローズになっちゃった。
当然マッターホルンは見えません。でもね、帰りのロープウェイで思いがけずマッターホーンの全景が見えたんですよ。ゴルナーグラート展望台から見た形とは違いました。クラインマッターホルンからはマッターホルンの南壁が見えるので正三角形にみえるそうですよ。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ポポポ
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