2019/07/01 - 2019/07/08
225位(同エリア1980件中)
ポポポさん
展望台の次はグレッシャーパレス(氷河宮殿)の観光です。氷河宮殿は展望台からエレベーターでトンネルに降りて、真っ直ぐ進んだ先のトンネルの端に入り口がありました。
ここからはまたエレベーターに乗って地下に降ります。下りたところに氷河をくり抜いて造られた氷のトンネルがあるのでそのトンネルを進むと降り切った所に氷の宮殿がありました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
旅行4日目、マッターホルン・グレッシャーパラダイスの旅行記の続きです。
期待に夢を膨らませて上ったマッターホルン・グレッシャーパラダイスの展望台は真っ白な雲に覆われて視界不良。さらに悪いことには大量の霰が降ってきて、インド人らの懸命な説得にも拘らずついに展望台はクローズになってしまいました。
我々は意気消沈してエレベーターで下に降りました。残されたのは氷河宮殿の観光のみです。テンションは下がりっぱなしですがトンネルの中を氷河宮殿目指して歩きました。 -
氷河宮殿の手前右側にスキー場の出入り口があったので外に出てみました。
スキー場もクローズされたようでスキーヤーは一人もいませんでした。
こちらに歩いて来る人達たちは下から登ってきたのであろう3人のパーティーでした。
先程の大量に降った霰の中では視界不良で身動き出来なかったのではないでしょうか。マッターホルン グレーシャー パラダイス 山・渓谷
-
スキー場は写真右の階段を降りて左側に歩いて行くとありますが、広い雪原が広がっているので階段の上からもすぐに分かります。
見えている雪の奥では雪の滑り台が楽しめるそうです。スキーはできませんが観光客の幾人かが雪原に降りて雪を踏みしめていました。
展望台がクローズされてからまだあまり時間が経っていないので、上空には雲が重くのしかかっていました。
スキー場を見たら再びトンネルに戻り氷河宮殿に向かいました。マッターホルン グレーシャー パラダイス 山・渓谷
-
ここは氷河宮殿の入り口に向かうエレベーターです。このエレベーターに乗って地下に降りたところに氷河宮殿がありました。
氷河宮殿のチケットはトンネルの右にあるレストランで購入できますが、ツェルマットからマッターホルングレッシャーパラダイス間の往復のロープウェイのチケットがあれば無料で入れます。
その際はエレベーターの入り口にある検札機にチケットをかざして検札を通過しましょう。 -
エレベーターの前で我々観光客を迎えてくれたのはツェルマットのマスコット黒鼻羊のウォーリー君です。
写真は横顔だけ、正面の顔も写真に写せばよかったな。 -
エレベーターで地下に降りればそこは氷河宮殿の入り口。
氷河をくり抜いた下りのトンネルがあるので、道なりにトンネルを進みましょう。
氷河のトンネルは下へ下へと向かう下り坂になっていますので足元にご注意ください。少々滑りやすい所がありました。
ところで体感温度は思ったほど寒くありませんでした。というか3817mの場所という事で防寒着を着込んでいたため寒さを感じなかったようです。 -
氷穴に安置されていた聖母子の像。
周囲の氷の壁や像の足元付近には多くのコインがありました。その中には穴開きの50円玉や5円玉のコインもありましたよ。穴開きコインは日本独自のコインなので投げ入れた日本人も多いようです。
ただ不思議なのは投げ入れたコインがなぜ氷の壁にへばり付いているかという事。
中にはコインの表面が氷で覆われているものもありました。
投げたコインがそのまま氷にへばり付くはずはないので、多分係員が氷に押しつけてくっつけたのではないでしょうか。 -
氷穴に現れた水晶の結晶。氷を削って作られた結晶ですが本物の水晶にそっくり。
いやー、素晴らしい。
こちらはストロボを当てた写真で・・・。 -
こちらはストロボを当てなかった写真。
光を当てない方が氷が透き通っていてより本物に近いように見えました。
これからはノーフラッシュで写しましょう。 -
牛さんもいました。
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牛さんのアップです。透き通った体が綺麗です。
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氷穴内にあった商業広告のようなパネル。説明文が写っていないので何の説明なのか分からなかった。
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三匹のオオカミ?それとも犬?一匹遠吠えをしているのでやはりオオカミかな。
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このミルク牛さんもツェルマットのマスコットかな?ここも多くのコインが投げ入れられていた。
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氷河宮殿の氷穴。このような氷穴の中に氷の彫刻が展示されていたのですが、ここにはありませんでした。
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ドラゴンです。迫力がありますね。
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こちらはストロボを光らせて写した写真ですが上の写真とどちらがお好みですか?
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星型の彫刻に赤い照明が当てられていました。照明が当てられた氷の彫刻はここだけだったと思います。
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スター何て書いてあるのか分からない。
ここは星の彫刻の中央、左右に赤い照明を浴びた星の彫刻が配置されていました。 -
こちらは左の赤い星たち、先程の赤い星の彫刻は右側にあったものです。
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これはマーモットかな。マーモットの背後の暗い所は通路になっていて、この後そこを通りました。
-
氷の宮殿の中をすすんで行くと横にこのようなトンネルがありました。
このような横道や通路を目にすると、この先何があるのか確かめずにはおれないのが私の性分。ふつふつと冒険心が沸き起こり自然と足は暗闇の方を向いて歩き出しました -
トンネルが明るくなったのでそちらに目を向けるとそこは先程見たマーモットの背中の姿。あの時見た暗闇は今歩いている氷河宮殿の中にあるトンネルだったのです。
さらに薄暗いトンネルはやや上りになって続いていました。 -
暗かった氷のトンネルも歩いて行くと少しずつ明るくなりました。
その先に何があるのかと急いで歩を進めたものの、結局は行き止まりでした。
そもそもこのトンネルは何のために掘られたのでしょうか。トンネルの先に部屋を造るはずだったのではないでしょうか。
氷河を削ってトンネルを掘るのはかなりの労力を要したはずです。そうであればなぜ中止されたのかな。あれこれ推理してもこれ以上は分かりません。 -
という事で元の通路に戻ってきました。
ところで話は前後しますがここの通路は氷の上、当然つるつる滑るところですが宮殿内の通路には滑り止めシートが敷き詰められているのでまず滑ることはありませんでした。
でも過信しないでください。
シートの上に溶けた水が落ち、それが凍って滑りやすくなっている箇所もあるのです。そのため滑りやすい靴は厳禁、宮殿内は急がずゆっくり歩いて見学しましょう。 -
宮殿内で一押しなのがこの氷の彫刻です。近寄ってみましょうね。
-
イチオシ
3羽の鷲か鷹の彫刻です。その中でも右の鳥は宮殿内ピカイチの出来でした。
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氷をくり抜いて造られた通路。
今回写真に写したのは氷河宮殿の中の氷の彫刻の一部です。まだこの他に沢山彫刻があるので十分お楽しみいただけると思います。私は後の予定があるので程よい所で宮殿を出ました。 -
エレベーターで上に上がり、レストランとショップに入ってみました。
レストランとショップがある建物には岩盤をくり抜いたトンネルから入れます。
写真は建物の一番奥にあるレストラン。
レストランの正面は大きな窓ガラスがあり、外の景色が楽しめるようになっていました。
写真には写していませんが氷河宮殿を観光してい折る間に天候はすっかり回復していました。
クローズドが解除されていれば再び展望台に上がれるだろうから、ここは時間をかけずに手短に済ますことにしました。 -
レストランに併設されているのが土産物も置いてあるショップです。
土産物の他に写真のような衣料品、登山用具やスキー用品などもありました。 -
商品は写真のようなボックスに置かれていました。商品の種類は多いですが山に関するものが多いと思いました。
-
こちらは人形やカウベル、その横には水筒やサングラスというように衣料品以外は結構雑多に置かれていました。
店内を一通り見て回ったので展望台に上がるエレベーターに向かうことにしました。 -
再びトンネルの中へ。岩壁に展示されていたマッターホルンのパネル。こんなマッターホルンが見たかったな。
まだ完全形のマッターホルンは一度も見ていないんです。果たしてこの後このような景色を見ることができるんでしょうか。
さて展望台に上がるエレベーターの近くまで来るとエレベーターの前は通行禁止になっていて依然クローズされたままでした。すでに天候は回復しているのに解除されないんです。天気が良くなったのに展望台に上れないなんて悔しいよ。
本当にスイス人は頑固。一旦下した結論は梃子でも撤回しないんですよね。これっつてスイス人の国民性でしょうか。後から登って来る人が可愛そうです。
こうして不完全燃焼のままツェルマットに戻ることになりました。
次は下りのロープウェイからの景色をお送りします。訪問下さりありがとうございました。
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