2019/07/01 - 2019/07/08
50位(同エリア556件中)
ポポポさん
午後の観光はベルニナアルプスです。
イタリアのティラーノで昼食を取った後、バスでベルニナ・ディアヴォレッツアまで戻りロープウェイでディアヴォレッツア展望台に上がりました。
山の天候は午後に悪化しやすいとはよく言われていること。
午前中の天気からすると、いくら悪化しても曇りどまりだろうと考えていましたがまさか雨が降るとは。ベルニナ・ディアボレッツァに戻るまでに雨は本降りになり、しかも雷雨まで。
まさかと思っていた天気予報が現実のものになりました。続きは旅行記にて。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
サンモリッツ始発のレーティッシュ鉄道ベルニナ線の終着駅はイタリアのティラーノです。
そのためティラーノには世界遺産のレーティッシュ鉄道ベルニナ線の駅と、イタリア国鉄の両方の駅があります。ティラーノ駅 駅
-
こちらがイタリア国鉄の駅です。
駅前のスタツィオニ広場に面して2つの駅舎は建っていました。ティラーノ駅 駅
-
イタリア国鉄の駅舎の1階にインフォメーションがあります。
ここにはレーティッシュ鉄道ベルニナ線の路線図やベルニナ線沿線の観光地のパンフレット、時刻表などが置いてありました。
ベルニナ線のティラーノ駅にもパンフレットはありましたが、こちらの方が詳しいです。
またベルニナ線沿線の観光パンフレットは小冊子になっているので使い勝手がいいと思いますよ。
さて、添乗員が食事の時間の打ち合わせレストラン行っている間は駅舎の影で小休止です。
ティラーノの日差しは強く、急な気温の上昇で全員が真夏の装いに変身しました。 -
ここは駅前のスタツィオニ広場。ベルニナ線の駅舎側には噴水がありました。
-
こちらはティラーノのメインストリートであるローマ通りです。
2年前この通りを歩いて昼食のレストランに向かいました。 -
昼食会場はスタツィオニ広場に面した「アルバーゴ リストランテ ベルニナ」ホテル、ベルニナ線の駅舎の真向かいにあります。
レストランはこのホテルの地下1階でした。 -
地下1階の一室は我々のグループで満席です。この時我々の他に日本人の団体が2グループ食事をしていましたので、40人程度の部屋が3室、その他に外国人の家族が何組も食事をしてたのでもう1室あったはずです。
そのためかなり規模の大きなホテルだろうと推測していました。
さて、食事ですが前菜は生ハムの盛り合わせ。盛り合わせにしては少々量が少ないな、もっとほしい(笑)。
味は普通。取り立てて賛美するほどの味ではありません。私個人としてはスペインの生ハムが一番美味しかったのでその時の記憶が抜けきらないのです。 -
メインはラザニアだったかな。洋風料理の名前は詳しくは知らないので間違っていたらごめんなさい。
-
暑い時だったので美味しいーっ。
-
食事が終わると添乗員はイタリア国鉄駅の地下道を通ってホームの方に我々を引率して行きました。
「あれ、なんで国鉄のホームの方に行くの?」と訝しんでいたら、国鉄のホームを通ってバスの所までいくんだとか。
「ええー、そうなの。」という感じ。それなら国鉄ティラーノ駅構内の写真をもっと撮っておけばよかった。
ホームから駅の外に出るとそこでバスが待機していました。駅の地下道とホームは駐車場に行く近道だったんですね。
こうして我々はバスに乗車。今度は一般道を走りベルニナ峠(標高2307m)を越えてベルニナ・ディアヴォレッツアまで行くんだそうです。ティラーノ駅 駅
-
一般道を走るバスはティラーノの町からスイスとの国境を越えて山里に入り、ベルニナ線と並行しながら走行していきました。
ポスキアーヴォの手前でベルニナ線と分かれ、バスは右に折れて上り坂の山道を走って行きました。
ここはポスキアーヴォを過ぎて山村が点在するポスキアーヴォ谷の一画です。
ティラーノからポスキアーヴォまで晴れて天気は良かったのに、谷の坂道を上がるにつれて空は曇り空に変わり、しかも雲の厚さを増していきました。 -
やはり午後になると雲が湧いて来るんだな、曇り空のままでこれ以上天候が悪化しないでほしい。と思いながら乗車していると雲の厚さが増して黒雲に変わっていくではありませんか。
「まずい、これは雨が降る。」何とか雨が降らずに天候がもってほしい。と祈るような思いで外の景色を見つめていました。 -
バスがベルニナ峠に差し掛かる坂道を上がり始めると、待っていましたとばかりに大粒の雨が一斉に降ってきました。
「おお、神よ。なんと無慈悲な。」たちまち道路は雨に打たれて水浸し。
バスの屋根からも雨水が流れ落ちてくる。誰がこのようなことを予想したでしょうか。
先程まであんなにいい天気だったのに。いくら山の天気は午後に変わりやすいといってもこれでは酷すぎる。
あ、確か天気予報は予想していたな。「今日の天気は、晴れ、曇り、雨、雷雨と。」じゃ、この後は雷雨なの。止めてよ、最悪。 -
午前中にあの晴天からは予想だにしなかった天候の悪化です。
しかも同乗者の中には最強の「晴れ女」さんが乗っておられて、さらに最強の晴れ男さんも乗っているんですよ。この人、旅行で雨に降られたことが一度もないというすごい人。だからこの方の奥さんはいつも最高のコンデションで旅行を楽しめているんですって。
私だって負けていません。今まで山登りを何度もして雨が降ったのは四国の霊峰石鎚山に上った一度だけ。
しかも石鎚山には3回登ってそのうちの1回だけなんです。でも私の場合は最近力が劣えてきたようなのであまりあてにはならないかも。
欧州旅行で時々雨に会っていますからね。 -
このお二人、レーティッシュ鉄道ベルニナ線の車内で仲良しになったお友達。
私の座席の前に座られたのが最強の晴れ男さんご夫婦。我々の左座席に座っていらしたのが最強の晴れ女さん。晴れ男さんと晴れ女さんと私は生まれ年が偶然にも同じ。
「花の○○だ。」と盛り上がってしまいました。
最強の晴れ女さんも私も一人参加だったので、それ以降食事は常に4人が一緒と相成りました
そこで晴れ女さんの最強伝説はこうです・・・
お友達と3人で宮古島に旅行された時の話ですが、時悪く折しも台風がやってきた。すでに沖縄本島の那覇では台風の影響で風雨が強くなっていたものの、宮古島では雨も降らなければ強い風は吹かない。時々空は晴れ間も見えていた。
宮古島の観光を無事に終えて島を立ち去ると台風が直撃したそうです。
その時の写真を見せていただいたのですが、確かに白波が立っているけど空は曇り空の中に晴れ間も垣間見えるくらいでした。
「私がいるから天気は大丈夫よ。」とは彼女の弁。でも雨が降った。
自信があっただけに彼女には雨降りが相当ショックだったみたい。この日は口数が少なくなったものな。
写真はカンブレナ氷河です。晴れていたら奇麗だったでしょうに。窓の外は雨が激しく降っています。 -
バスはベルニナ峠に向けて走っていますが、雨脚は少し弱くなったみたいです。
峠の手前からでもカンブレナ氷河が見えるんですね。 -
再びカンブレナ氷河です。雨は強くなったり弱くなったり緩急つけて我々をいたぶっているようでした。
この雨で気落ちしていると見たか、添乗員が慰めの言葉をかけてくれました。
「皆さん、ここが雨でも展望台は晴れていることだってあるんですよ。雨が降っていても雨雲が山頂より下に降りてくれれば、雲の上からアルプスの景色を見ることだってできるんです。雨が降った方がいい時もあるんですから。そうなればベルニナアルプスの山々が見れますよ。だから行ってみないと分かりません。」と。
そんな慰め言葉は止めて。期待して見れなかった時のショックが大きくなるから。 -
ディアボレッツア展望台の標高は3000m弱、車窓から見えるピッツ・カンブレナは3604m、雨雲はピッツ・カンブレナより高い位置から雨を降らせている訳で添乗員の申し出はありえないでしょう。
慰め以外の何物でもないため白けてしまう。 -
雨はまた激しく降ってきました。写真はラーゴビアンコです。
ベルニナ線と見る視点が異なるので、見え方も若干違います。 -
道路の方の標高が高いのでカンブレナ氷河がはっきり見えますね。
この景色は晴れた日に見たかった。 -
3600m付近の山は山容や稜線が見えているので、3900mクラスの山も姿が見えてほしい。
-
レイ・ネイル(黒い湖)とカンブレナ氷河。
-
再び雨が激しくなってきました。
-
しばらくするとまた小雨になりました。
さらに数分すると雨が止みました。添乗員から「この辺りは道路が濡れていません。乾いています。」と報告あり。 -
サンモリッツ方面は明るいです。山の姿も遠望できます。
ラッキー、うまくいけばこのまま天候が回復してくれるかもしれない。
淡い期待でしたが、今はそれに賭ける外は無く、このうえはもう神頼みしかありません。 -
もう少しでベルニナ・ディアヴォレッツアに到着しますが、サンモリッツ方面の空は明るいままです。この様子なら雨は降っていないでしょう。
天気よ、これ以上悪化しないでくれ。 -
ツアーバスはベルニナ・ディアヴォレッツアの駐車場に到着しました。この駐車場は駅のすぐそばにある駐車場ですが、停車している車は少なかったです。
天候が悪化したので、観光客は早々にここを離れたのかもしれません。
今のところ雨は降っていません。 -
ピッツ・カンブレナや付近の稜線も今の所はっきり見えています。
ひょっとしたらベルニナアルプスのいくつかの山は見えるかもしれないな。淡い期待ではありますが、雨が降っていないのでそうあってほしいと強く念じていました。 -
ツアーの皆さんとロープウェイ乗り場に急ぎます。
「早く早く、急いで急いで。」心の中の声が叫びます。ディアボレッツアのロープウェー その他の交通機関
-
ベルニナ線の駅では展望台から降りてきたであろう人たちが列車を待っていました。
-
ロープウェイ乗り場で待つこと7分、下りてきたロープウェイに乗り込み展望台に向けてレッツゴー。
ディアボレッツア展望台(標高2973m)まで、120人乗りの大型ロープウェイに乗り約10分で到着します。
ロープウェイは120人乗りの大型ロープウェイと聞きましたが、そんなに大きなロープウェイとは感じませんでした。
「そんなに人が乗れるのかな?」という感じです。ディアボレッツアのロープウェー その他の交通機関
-
ロープウェイはグングン上って行きますが、周囲の山の稜線は白っぽく靄が掛かったようにはっきりしません。
-
赤い列車のベルニナ急行がやって来ました。しかし写した写真がピンボケ。
わざわざアップにしたのに。まだまだ未熟な私です。 -
第一の鉄塔を通過。眼下ではベルニナ線の赤い列車が走り去るところです。。
-
さらに高度が上がりましたが、山の見え方は変わりません。
展望台と反対側の窓際に立っているので、ロープウェイ周辺の山がどのように見えているのか気になりました。 -
右方向の下にラーゴ・ビアンコとレイ・ネイル、レイ・ピチェンの3つの湖が見えます。
背後の山は暗く、南側は雲に覆われていました。先程我々のツアーバスが走っていた場所は黒雲に覆われているので今も雨が激しく降っているのでしょう。 -
さらに高度が上がったところで写真をもう1枚。
この写真を撮ってしばらくするとディアボレッツア展望台に到着しました。 -
展望台の中にあるレストランの横を通り、ドアを開けて外に出ました。目に飛び込んできたのは雪を被った山肌と氷河、案の定山腹の途中から雲にすっぽり覆われていてどこがどの山なのか全く分からない。
ロープウェイから姦しかった女性のグループも声を飲み込んだように押し黙ってしまった。横から眺めた落胆ぶりは哀れの一言。
幸い雨が降っておらず周囲の3000メートル級の山々は見えていた。そのためベルニナアルプスも見えるかもしれないと期待していただけに、その落胆は大きくショックは隠せない。皆押し黙って佇んだままだった。ディアヴォレッツア展望台 山・渓谷
-
誰かが「あーあ」と、吐息ともとれるようなか細い声でささやいた。
私も同じだ、皆思いは同じだ。「午前中はあんなに晴れていたのに、午前中に展望台に上がっていれば奇麗な景色が見れたのに。」・・。声には出さないけれど、この時誰もが同じ思いだったのです。
この暗い雰囲気を変えようと添乗員の甲高い声がむなしく響いた。
「皆さん、雨が降らなくって良かったです。山は見れませんでしたけど、氷河はしっかり見えたので良かったです。ここからは自由時間としますので、16時30分までにバスに戻ってください。左の雪山は上がれますけど雨が降ると滑るので、上らない方がいいと思います。」
元気付けようとする気持ちは分かるが、薄ら笑いを浮かべながら話すのは止めて。空々しい言葉に虚くなるよ。
「氷河が見たいからここに来たんじゃないよ。ベルニナアルプスの山々が見たいからはるばるここまで来たんだよ。午前中に展望台に上れば山は見えたじゃないか。」と添乗員に言ってやりたかった。
自由行動になると半数の人が肩を落としながらレストランがある建物の中に消えていった。気持ちわかるよ、残念だったね。 -
私は山が見えてたらこんなだったろうなと想像しながら、山の説明板の写真を撮った。
ディアヴォレッツア展望台 山・渓谷
-
この方向にあるのはピッツ・ベルニナ(標高4049m)、ベルニナアルプスの最高峰だ。
山の頂は見えないが説明板の写真と見比べて頭の中で山容を想像しインプットした。写真と比較すると多分3500m以上の峰や山が雲に隠れて見えないんじゃないかな。
風でもあれば雲が動くと思うんだけど、風も吹いていない。
まあ、自然現象だから愚痴を言っても仕方がない。見れるものは見て、写真が撮れるものは撮って降りることにした。 -
ベルニナアルプスの南側。ペルス運河の上にある山がピッツ・パリュ(標高3905m)右橋の上の組に隠れている山だ。
-
写真はペルス氷河。この上にある山がピッツ・パリュですよ。
-
ペルス氷河の左にカメラを移動します。
-
パンフレッツによるとこの岩のような山はピッツ・トロバット(3146m)でいいのかな?少し低すぎるように思うけど。
そのさらに左は・・・。 -
雪を被った山でした。この山はパンフによると「Sass Queder(標高3066m)」です。ピッツ・トロバットよりこの山の方が高そうだけど・・・。
添乗員が言っていた雪山はこの山のこと。実際雨が降りだすとツルツル滑って危なかった。我々のツアーはだれも上がりませんでした。 -
ペルス氷河の流れていく先。雲が流れないかな、と祈ってもピクとも動かない。
-
今度は別の場所(展望所)からのペルス氷河の様子。
このころから雨が降り出しました。 -
カメラをピッツ・トロバット、もしくは岩山の方に向けて行きます。
展望台とピルス氷河。晴れたら見えていただろうピッツ・パリュがあるあたり。ディアヴォレッツア展望台 山・渓谷
-
ピッツ・トロバットの周辺。小粒の雨なのでまだ展望台には観光客が残っています。
後ろの山がピッツ・パリュだから、この岩山はやはりピッツ・トロバットかな。ディアヴォレッツア展望台 山・渓谷
-
雪山「Sass Queder」の上には人がまだ残っていました。
上空の雲が厚くなり暗くなると遠くで雷鳴が轟き大粒の雨が降ってきました。
今度は雷雨か。天気予報がまた的中した。こんな予報は的中しないでほしいものだ。
左レストランの側を入り口に向かって足早に歩いているのは我々のツアーメンバーの居残りさん達。
右の日本人たちは我々の後にやって来たツアーの人達です。 -
レストランの周りの人は少なくなったが、まだ頑張っている人がいる。
かく言う私もその一人。もう少し留まっていよう。ディアヴォレッツア展望台 山・渓谷
-
展望台方面には1人しかいない。
私がこの写真を撮っている時別の日本人ツアー客がやって来た。
「やはり雲がかかっている。」「山が見えない。」「こりゃダメだ。」「雨も降ってるし、戻ろう。」こんなやり取りがあってそそくさと引き返して行った。
「あれあれ、氷河は見えるのに。」と思ったが、雨の中では見る気もしないでしょう。
私も限界。次のロープウェイで降りよう。 -
と、その時気が付いた。まだレストランの写真を撮っていなかった。
また引き返してレストランとその奥の建物の写真を写した。建物に描かれているのはスイスの高山に生息する「アイベックス」。
ロープウェイの駅の中にもその絵があったので、写真を写したのになぜが撮れていなかった。またカメラが不具合になったのだろうか?
兎も角寒いので中に入ろう。レストラン内の土産物店に入ると、ツアーの居残り組の人がいた。ベルニナ線で仲良しになった3人さんも。
雨が降るのでここで時間潰ししていたらしい。購入されたのはキーホルダーなどの小物だった。こうしてロープウェイの発車15分前に改札に行っが、改札が始まらない。機械にチケットをかざしても改札のバーが動かないのだ。
男性の係員がいるのに何も説明がない。「多分乗客が一杯じゃないの。」誰かがそう話していた。多分そうだろう。でもどうなっているのか我々に説明くらいしたらいいのに。観光立国なのに案外スイスは不親切だった。ディアヴォレッツア展望台 山・渓谷
-
一応改札の前で待っているとロープウェイは降りて行った。
次のロープウェイは20分後、このまま乗り場で待っていても仕方がないので山の状況を見に行った。
雨はポツポツ降る程度、ほとんど止んでいた。山の状態はどうか?
来た時にはスッポリ雲に覆われていたのに北側の山の稜線が見える。回復してきたんだ。
ロープウェイ乗り場で待っている仲間に伝え4人で再び見に行った。 -
見えてきた山の稜線のアップです。ここまで回復しました。
ポールの左の山がPiz Tschierva(3545),右がPiz Boval(3353),その右がPiz Misan(3248m)です。
Piz Tschiervaの左、雲に隠れている山がピッツ・モレテラッチです。せめてこの山だけでも見えてほしい。時間はあまりないが、ぎりぎりまで粘ることにしました。 -
しばらくするとまた雨が降ってきました。雲は動きません。雨が降るたびに雲が増しているようで少しづつ雲が覆いかぶさっているようです。
もうこれ以上は回復しない。一部でも見れて良かった。ロープウェイ乗り場に行こう。
乗り場で3人に状況が回復しなかったことを報告しておきました。 -
最後にベルニナアルプスの中心部を写してロープウェイ乗り場に行きました。
-
前のロープウェイに沢山の人が乗車したためか、乗車する観光客は少なかったです。
時間通りロープウェイは展望台を出発。ディアボレッツアのロープウェー その他の交通機関
-
乗車人数が少ないので、内部の右や左で自由に写真が撮れました。
下降するロープウェイの正面の景色。 -
こちらはロープウェイの左車窓の景色。
-
再び正面の景色。
-
ディアボレッツァ展望台はロープウェイの駅がかろうじて見える程度で後ろのベルニナアルプスは白い雲にすっぽり覆われていました。
-
ロープウェイに向かって左の山がかろうじて見える程度です。これはひょっとしてピッツ・パリュだろうか。
山肌の雪渓がピッツ・パリュに似ているような気がする。 -
山麓にある夏スキー場。背後の山はやはりピッツ・パリュ。
-
鉄塔を通過。しばらくするとディアボレッツァのロープウェイ駅は見えなくなります。
-
鉄塔を過ぎるとガクンと高度が下がります。付近の3000m前後の山や岩は見ることができました。
-
左下に見えてきた湖。窪んだ岩の間にできた湖で、この季節はまだ表面の氷が解け切っていないようです。
夏の写真では深い緑色をした湖でした。 -
左側の景色。こちら側にはピッツ・カンブレナがあるのですが、下がりすぎてしまってどの山なのか判別できませんでした。
晴れていたら左側の景色は素晴らしかったでしょうに。 -
離合した上りのロープウェイ。
土砂降りのように雨は降り続けています。ディアボレッツアのロープウェー その他の交通機関
-
かなり下ってきました。ロープウェイの上りの駅まではあと少し。
-
右に目を転じたもののサンモリッツ方面の景色は雨でよく見えない。
こうして雨の中をバスに乗りサンモリッツに向かいました。 -
途中ベルニナ急行と並行して走ったり・・・
-
激しい雷雨にあったりしてホテルに戻りました。
ホテルに戻った時は激しい雨も上がっていました。
ホテルに帰ったのが17時30分前頃、その後は希望者だけということでしたが全員でCo-opのスーパーに行きお買い物。
夕食はレストランなのでホテルに19時15分に集合、それまでは自由行動です。
このツアーで買い物に行けるのはここかツェルマットくらい。そのためほとんどの人が買い物に時間を費やしていました。 -
Co-opの内外や町中の様子、夕食後の散策の様子などを写真に7~8枚写しました。
帰国後この旅行記を作成して初めて気が付いたのですが、これら7~8枚の写真が写っていません。確かにシャッターを切ったも拘わらずです。
以前このような不具合が一時的に起こりましたが、自然に治ったため安心していました。そのため写した写真を確認していなかったのが悪かったようです。
この先何枚あるか分かりませんが不具合によって写っていない写真があるはずです。その場合は文章で補填しようと思います。
それでまずはCo-opについて。我々が宿泊したホテルから歩いて10分少々です。
建物は2階建ての大きなスーパーでした。1階が酒類、生鮮食品、パン、一般食料品など、2階が化粧品、日用雑貨など食品以外の商品でした。
ハーブソルトを買いたいと思っていましたが、ハーブソルト(スイスアルペンハーブソルト)はありませんでした。
写真は今夜の夕食のレストラン「ロベルト」です。日本人の利用が多いらしくテラスに日本人客、レストラン内部は我々の他に2組のツアー客で満席状態でした。
時間は19時30分、雨上がりの夕刻ですが外はまだ十分明るかったです。 -
レストランのテラス席の様子。
-
前菜は野菜スープ。これは美味しい。
-
メインは白身魚の料理でした。これもイケます。
-
デザートはフルーツと2種類のアイスクリーム。
美味しく頂きました。
食事は20時35分に終わりましたがまだ明るいのでホテル周辺を散策しました。 -
まずはイン川周辺から。
この時期は雪解け水で水かさが増え水位が上がっています。川の流れは濁流のように早く、暴れる龍の如しです。誤って川に落ちないよう十分注意が必要です。
写真の奥がサンモリッツ湖、左側が市街です。 -
ここはイン川の側。川の流域に重厚な木造の建物が数棟あり、気になっていました。
同行したのはベルニナ急行で意気投合した4人組。先程のレストランでもこの4人でテーブルに着きました。
最初に訪れたのがこの建物。重厚な作りの木造2階建ての建物です。最初は別荘かと思いましたが、建物の周囲を見渡してホテルであることが分かりました。
山小屋風のホテルです。
このホテルの他にイン川沿いに木造の素敵な建物が数棟あります。1棟1棟尋ねてみました。
1棟は個人の住宅(別荘のようでした。)らしく敷地に入れませんでした。次の建物は木造5階建てで塔もある立派な建物。(写真を写したはずなのに撮れていませんでした。)近くまで行きましたが入り口が分かりません。
道路沿いにホテルがあって、その後ろに建っているように見えることから元々木造の大きなホテルがあって、そのホテルの前に別棟のホテルを増築したのではないかという結論に達しましたが、敷地内に入って確認することまではしませんでした。 -
そのホテルを引き返しイン川に掛かる橋を渡ったところで、ふとこのボックスに目が止まりました。
気になったにはボックスの下に描かれた絵です。その絵はワンちゃんがなにやらそそうをしている絵でした。
ボックスの横には黒いビニールが取り出せるようになっていて、上の窓口から入れ込む方式です。
これはワンちゃんのウ○チの処理ボックスです。サンモリッツの美化に一役かっているんです。これ日本でも普及させたらいいと思いました。
さてそのあとはホテルの近くの小公園周辺を散策。公園に冬季オリンピックの記念碑と旗(国旗、州旗)がありました。・・・これも写真を写したのに写っていなかった。
サンモリッツでは1928年と1948年の2回冬季オリンピック開催がされています。日本が初めて冬季オリンピックに参加したのが1928年のサンモリッツで開催された冬季オリンピックです。1948年の時は第二次世界大戦の敗戦国としてドイツとともに参加できませんでした。
公園にあった記念碑は1948年の開催を記念したものだと思い開催年は確認していません。ここで冬季オリンピックが2回開催されたことを知らなかったからです。
日中あんなに激しかった雷雨もあがり、夜には濡れた道路もすっかり乾いていました。
明日は朝7時2分発の氷河特急に乗ります。朝食も早いのでホテルに戻ることにしました。といっても時間はすでに21時20分を回っていました。
次回は氷河特急とアンデルマットの旅行記です。
訪問いただきありがとうございました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
アルプス5大名峰と絶景列車の旅
-
前の旅行記
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 3 レーティッシュ鉄道ベルニナ線に乗ろう (後編)
2019/07/01~
ベルニナ急行
-
次の旅行記
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 5 憧れの氷河特急に乗りました
2019/07/01~
氷河急行
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 1 旅の始まりはサンモリッツから
2019/07/01~
サンモリッツ
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 2 レーティッシュ鉄道ベルニナ線に乗ろう(前編)
2019/07/01~
ベルニナ急行
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 3 レーティッシュ鉄道ベルニナ線に乗ろう (後編)
2019/07/01~
ベルニナ急行
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 4 雨のベルニナアルプス
2019/07/01~
サンモリッツ
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 5 憧れの氷河特急に乗りました
2019/07/01~
氷河急行
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 6 クールからアンデルマットへ(スイスらしい景色を満喫した)
2019/07/01~
アンデルマット
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 7 交通の要衝アンデルマットの散策
2019/07/01~
アンデルマット
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 8 フルカ峠と消滅寸前のローヌ氷河
2019/07/01~
その他の観光地
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 9 またもや雨に見舞われたミシャベルアルプス(サースフェー)
2019/07/01~
サース・フェー
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 10 ツェルマットで車に当て逃げされた
2019/07/01~
ツェルマット
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 11 ゴルナーグラート展望台から望むスイスアルプスの絶景
2019/07/01~
ゴルナーグラード周辺
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 12 ローテンボーデンからリッフェルベルク間のハイキング
2019/07/01~
ゴルナーグラード周辺
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 13 ツェルマットからクラインマッターホルンへ その①
2019/07/01~
ツェルマット
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 14 ツェルマットからクラインマッターホルンへ(トロッケナーシュテークからク...
2019/07/01~
ツェルマット
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 15 マッターホルン・グレッシャーパラダイスで氷河宮殿を観光する
2019/07/01~
ツェルマット
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 16 ついにマッターホルンの全景が見えた
2019/07/01~
ツェルマット
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 17 ツェルマットの町歩き
2019/07/01~
ツェルマット
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 18 朝焼けのマッターホルンが見れました
2019/07/01~
ツェルマット
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 19 モンブランの麓の町シャモニー
2019/07/01~
シャモニー
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 20 エギーユ・デュ・ミディ展望台に上ろう
2019/07/01~
シャモニー
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 21 3度目の正直となったかモンブラン観光
2019/07/01~
シャモニー
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 22 レマン湖の畔 世界遺産ラヴォー地区のブドウ畑へ
2019/07/01~
レマン湖周辺
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 23 グリンデルワルト地方のヴェンゲンへ
2019/07/01~
ヴェンゲン
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 24 旅行の神様がやっとほほ笑んだ 快晴のユングフラウ①
2019/07/01~
グリンデルワルト
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 25 旅行の神様が微笑んだ ユングフラウ② 快晴のユングフラウヨッホ
2019/07/01~
ユングフラウ周辺
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 26 山の神様の恵は素晴らしかった プラトー(雪原)からの景色
2019/07/01~
ユングフラウ周辺
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 27 山の神様の恵は素晴らしかった 素晴らしきアイガーウォーク
2019/07/01~
クライネ・シャイデック
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 28 山の神様の恵は素晴らしかった クライネ・シャイデック
2019/07/01~
クライネ・シャイデック
-
アルプス5大名峰と絶景列車の旅 29 ラウターブルンネンからルツェルン、チューリッヒを経て帰国の途に
2019/07/01~
チューリッヒ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
サンモリッツ(スイス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ アルプス5大名峰と絶景列車の旅
0
82