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ユングフラウヨッホの観光が終わるとユングフラウ登山列車に乗りアイガーグレッシャーへ。<br />そこからはアイガー・ウォークと呼ばれるハイキングコースを歩いてクライネシャイデックまで戻りました。<br />アイガー・ウォークはユングフラウ鉄道が2012年に全線開通100周年を迎えることを記念して開設されたハイキングコースです。アイガー・グレッシャー駅からクライネ・シャイデック駅まで、ユングフラウ鉄道路線に沿った高山植物が豊富な地域に設けられたハイキングコースは美しい山々に囲まれており、観光客や登山者に人気のコースとなっています。

アルプス5大名峰と絶景列車の旅 27 山の神様の恵は素晴らしかった 素晴らしきアイガーウォーク

50いいね!

2019/07/01 - 2019/07/08

8位(同エリア116件中)

ポポポ

ポポポさん

この旅行記のスケジュール

2019/07/01

この旅行記スケジュールを元に

ユングフラウヨッホの観光が終わるとユングフラウ登山列車に乗りアイガーグレッシャーへ。
そこからはアイガー・ウォークと呼ばれるハイキングコースを歩いてクライネシャイデックまで戻りました。
アイガー・ウォークはユングフラウ鉄道が2012年に全線開通100周年を迎えることを記念して開設されたハイキングコースです。アイガー・グレッシャー駅からクライネ・シャイデック駅まで、ユングフラウ鉄道路線に沿った高山植物が豊富な地域に設けられたハイキングコースは美しい山々に囲まれており、観光客や登山者に人気のコースとなっています。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社
  • ユウングフラウヨッホの観光が終わると次はアイガーウォークと呼ばれているハイキングです。<br />我々は再び山腹の中に穿かれた駅の中をホームに向かって移動しました。

    ユウングフラウヨッホの観光が終わると次はアイガーウォークと呼ばれているハイキングです。
    我々は再び山腹の中に穿かれた駅の中をホームに向かって移動しました。

    ユングフラウヨッホ (ユングフラウ) 山・渓谷

  • ユングフラウ鉄道の下り路線は3番ホーム。<br />ここで登山列車に乗り今度はアイガーグレッシャー駅で途中下車します。ここで注意、上りで使用した乗車券は下りでも使う往復券なので失くさないようにしましょう。

    ユングフラウ鉄道の下り路線は3番ホーム。
    ここで登山列車に乗り今度はアイガーグレッシャー駅で途中下車します。ここで注意、上りで使用した乗車券は下りでも使う往復券なので失くさないようにしましょう。

    ユングフラウヨッホ (ユングフラウ) 山・渓谷

  • トンネルを抜けたところにあるのがアイガーグレッシャー駅。<br />アイガーウォークの始まりの駅なのでハイキングをする方はここで下車しましょう。<br />我々はこの駅ではハイキングガイドと合流しました。<br />本日のガイドは2名の日本人女性です。我々のツアーは人数が多いので2グループに分けてハイキングを行いました。<br />私達のガイドさんは26歳の小柄なお嬢さん。見た目には22歳か23歳にしか見えない若々しく朗らかな女性でした。<br />何でもスイスに憧れて来たそうですが、スイスがドイツ語圏だという事を知らずに来たため当初は英語しか話せずドイツ語で大変苦労したそうです。<br />現在は日常会話程度であれば人並みに話せるまでになったそうです。

    トンネルを抜けたところにあるのがアイガーグレッシャー駅。
    アイガーウォークの始まりの駅なのでハイキングをする方はここで下車しましょう。
    我々はこの駅ではハイキングガイドと合流しました。
    本日のガイドは2名の日本人女性です。我々のツアーは人数が多いので2グループに分けてハイキングを行いました。
    私達のガイドさんは26歳の小柄なお嬢さん。見た目には22歳か23歳にしか見えない若々しく朗らかな女性でした。
    何でもスイスに憧れて来たそうですが、スイスがドイツ語圏だという事を知らずに来たため当初は英語しか話せずドイツ語で大変苦労したそうです。
    現在は日常会話程度であれば人並みに話せるまでになったそうです。

    ユングフラウ鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)

  • こちらがアイガーグレッシャーの駅舎。標高は2320m、ユングフラウ駅が標高3454mだったので、山中のトンネルを約1100m下ってきたことになります。<br />写真左に進むと駅舎内に無料トイレがあります。アイガーグレッシャーからハイキングの終点クライネシャイデックまではトイレがありませんので必ずこの駅で用足ししておきましょう。

    こちらがアイガーグレッシャーの駅舎。標高は2320m、ユングフラウ駅が標高3454mだったので、山中のトンネルを約1100m下ってきたことになります。
    写真左に進むと駅舎内に無料トイレがあります。アイガーグレッシャーからハイキングの終点クライネシャイデックまではトイレがありませんので必ずこの駅で用足ししておきましょう。

  • ここはアイガーグレッシャー駅の展望テラス。<br />ここから望む景色は素晴らしい。ハイキングを始める前にここから周囲や眼下の景色を見ておきましょう。<br />ユングフラウやシルバーホルンをバックに翻る赤いスイス国旗が印象的だったので旗をアップにした写真やベランダから眺めた風景の写真を何枚も写したのですが、それらの多くは一眼レフで写したためここには一部しか掲載できませんでした。

    ここはアイガーグレッシャー駅の展望テラス。
    ここから望む景色は素晴らしい。ハイキングを始める前にここから周囲や眼下の景色を見ておきましょう。
    ユングフラウやシルバーホルンをバックに翻る赤いスイス国旗が印象的だったので旗をアップにした写真やベランダから眺めた風景の写真を何枚も写したのですが、それらの多くは一眼レフで写したためここには一部しか掲載できませんでした。

  • ユングフラウに連なる峰々。<br />一番目立っていたのは白い雪を頂いたシルバーホルンです。

    ユングフラウに連なる峰々。
    一番目立っていたのは白い雪を頂いたシルバーホルンです。

    スイス アルプスのユングフラウとアレッチ 山・渓谷

  • このテラスからの眺望は素晴らしい。<br />ここからはユングフラウやミューレン方面の山々が一望の下に見渡せます。<br />

    このテラスからの眺望は素晴らしい。
    ここからはユングフラウやミューレン方面の山々が一望の下に見渡せます。

  • 私はテラスで眺望を楽しんでいましたが、ツアーの人達はやってきません。<br />この場所に気が付かないはずはないでしょうが、集合時間まではまだ時間があるためしばらくこの景色を楽しむことにしました。

    私はテラスで眺望を楽しんでいましたが、ツアーの人達はやってきません。
    この場所に気が付かないはずはないでしょうが、集合時間まではまだ時間があるためしばらくこの景色を楽しむことにしました。

  • こちらはミューレンからヴェンゲン方面の景色です。<br />さて、集合時間になりました。ここからは若いガイドさんを先頭にクライネ・シャイディックまでハイキングです。<br />このハイキングはアイガーアイガーウォークと呼ばれていますがその名の通りアイガーの北壁を眺めるビューポイントがあります。<br />また夏期シーズンには沢山の高山植物が咲き誇るため人気のハイキングコースになっています。なだらかな下り坂が続くコースなので高齢者の方でも体に負担が無く歩くことがでるのでお勧めです。<br />アイガー・グレッシャー駅からユングフラウ鉄道の線路沿いにある階段を降り、線路沿いの緩やかな坂道を下って行きます。<br />

    こちらはミューレンからヴェンゲン方面の景色です。
    さて、集合時間になりました。ここからは若いガイドさんを先頭にクライネ・シャイディックまでハイキングです。
    このハイキングはアイガーアイガーウォークと呼ばれていますがその名の通りアイガーの北壁を眺めるビューポイントがあります。
    また夏期シーズンには沢山の高山植物が咲き誇るため人気のハイキングコースになっています。なだらかな下り坂が続くコースなので高齢者の方でも体に負担が無く歩くことがでるのでお勧めです。
    アイガー・グレッシャー駅からユングフラウ鉄道の線路沿いにある階段を降り、線路沿いの緩やかな坂道を下って行きます。

  • ハイキングコースの左側にはメンヒが見えます。メンヒの下に流れ落ちているのがアイガー氷河です。<br />ユングフラウ三山は雲一つない快晴で絶好のハイキング日和。心もウキウキと足取りも軽く快調な滑り出しでした。

    ハイキングコースの左側にはメンヒが見えます。メンヒの下に流れ落ちているのがアイガー氷河です。
    ユングフラウ三山は雲一つない快晴で絶好のハイキング日和。心もウキウキと足取りも軽く快調な滑り出しでした。

    スイス アルプスのユングフラウとアレッチ 山・渓谷

  • ユングフラウとシルバーホルン。抜けるような空の青さ。この景色を待っていたんですよ。<br />旅の最後にこんなに素晴らしい景色を見せていただけるとは・・・。山の神様の計らいに感謝、感謝です。

    ユングフラウとシルバーホルン。抜けるような空の青さ。この景色を待っていたんですよ。
    旅の最後にこんなに素晴らしい景色を見せていただけるとは・・・。山の神様の計らいに感謝、感謝です。

    ユングフラウヨッホ (ユングフラウ) 山・渓谷

  • シルバーホルンが美しい。その美しい景色をアップで残しておきましょう。

    シルバーホルンが美しい。その美しい景色をアップで残しておきましょう。

  • 再びメンヒの雄姿とアイガー氷河。<br />以前のアイガー氷河は写真下の建物の屋根あたりまで覆いつくしていたそうですが、近年の氷河の後退は著しくメンヒの左山裾あたりまで後退するのは時間の問題とも言われています。

    再びメンヒの雄姿とアイガー氷河。
    以前のアイガー氷河は写真下の建物の屋根あたりまで覆いつくしていたそうですが、近年の氷河の後退は著しくメンヒの左山裾あたりまで後退するのは時間の問題とも言われています。

  • こちらは右手のユングフラウ鉄道の土手の斜面の様子。<br />斜面一杯に咲き乱れているのは黄色や白色の小さな高山植物。<br />目の覚めるような美しさです。この綺麗な花々を写真で残さなくちゃと何枚も写真を撮ったものの、残念ながらその美しさを十分に表現できていません。<br />高山植物は一眼レフカメラでも写していたので、そちらの写真ならいいのが写っていたかもしれませんがそちらのカメラのデータは消滅してしまいました。<br />残念です。<br />土手の上にダンプカーが写っているのはトレイルの側が管工事中だったから。<br />雪のない夏期シーズンは工事の繁忙期でもあるのです。<br />建物や給排水・電気工事などの補修や修復、保守工事などは夏の時期に集中的に行われるそうです。そのため夏の時期は観光シーズンであるものの、観光地のあちこちで工事が行われていました。<br />写真はそれらを避けて写していますが、高山植物とダンプの組み合わせは面白いかなと思って写しちゃいました。

    こちらは右手のユングフラウ鉄道の土手の斜面の様子。
    斜面一杯に咲き乱れているのは黄色や白色の小さな高山植物。
    目の覚めるような美しさです。この綺麗な花々を写真で残さなくちゃと何枚も写真を撮ったものの、残念ながらその美しさを十分に表現できていません。
    高山植物は一眼レフカメラでも写していたので、そちらの写真ならいいのが写っていたかもしれませんがそちらのカメラのデータは消滅してしまいました。
    残念です。
    土手の上にダンプカーが写っているのはトレイルの側が管工事中だったから。
    雪のない夏期シーズンは工事の繁忙期でもあるのです。
    建物や給排水・電気工事などの補修や修復、保守工事などは夏の時期に集中的に行われるそうです。そのため夏の時期は観光シーズンであるものの、観光地のあちこちで工事が行われていました。
    写真はそれらを避けて写していますが、高山植物とダンプの組み合わせは面白いかなと思って写しちゃいました。

  • こちらはダンプカーを外して高山植物と青空を写した写真。<br />高山植物が土手一杯に咲き乱れていました。パノラマならばさらに左に広がる高山植物の群れを取り込められたのでしょうが、生憎私のコンデジはパノラマ撮影が無い。<br />この時期だけに見られるお花畑の様子をどのように伝えたらいいのでしょうか。<br />さて、2019年7月は例年には見られない特殊な年でした。<br />高山植物はその時期だけに咲く花です。春なら春の花、夏なら夏のはなというように・・・。<br />でもこの年は様子が違っていて、訪れた時には春と夏の花が一緒に咲いていたんです。<br />こんなことは大変珍しいそうで、我々はめったに見ることができない花々の競演を見ることができるとてもラッキーな方々だとガイドさんは話していました。<br />ではなぜ春と夏の花が同時に咲いたのでしょうか?それは近年の異常気象に関係しています。<br />2019年の春、欧州は異常気象に見舞われ春の訪れが遅くなっていたのです。5月には欧州各地で春が訪れ一斉に花が咲き誇るのですが、この年は5月初旬になっても寒波に見舞われて晴天が少なく、雨ばかりだったそうです。<br />平地は雨ならスイスの山岳地帯は雪です。平地で春の訪れが遅れたため雪解けが遅れてしまい、ようやく6月下旬頃から高山植物の春の花が咲き始めたそうです。<br />夏の花は夏の気候を感じ取って例年通りに花が咲いたため偶然にも訪問した時は2シーズンの花を同時に見ることができました。<br />そのためガイドさんは花の名前を説明する時に、この花は春に咲く花、この花は夏の花と言うように季節を交えて説明していました。<br />説明を受けた花はカメラに収めましたが、大部分の花は一眼レフで写したため旅行記に載せることができなくなりました。<br />記憶媒体のCF(コンパクトフラッシュ)にトラブルが発生してデータが全て消滅したからです・・。<br />

    こちらはダンプカーを外して高山植物と青空を写した写真。
    高山植物が土手一杯に咲き乱れていました。パノラマならばさらに左に広がる高山植物の群れを取り込められたのでしょうが、生憎私のコンデジはパノラマ撮影が無い。
    この時期だけに見られるお花畑の様子をどのように伝えたらいいのでしょうか。
    さて、2019年7月は例年には見られない特殊な年でした。
    高山植物はその時期だけに咲く花です。春なら春の花、夏なら夏のはなというように・・・。
    でもこの年は様子が違っていて、訪れた時には春と夏の花が一緒に咲いていたんです。
    こんなことは大変珍しいそうで、我々はめったに見ることができない花々の競演を見ることができるとてもラッキーな方々だとガイドさんは話していました。
    ではなぜ春と夏の花が同時に咲いたのでしょうか?それは近年の異常気象に関係しています。
    2019年の春、欧州は異常気象に見舞われ春の訪れが遅くなっていたのです。5月には欧州各地で春が訪れ一斉に花が咲き誇るのですが、この年は5月初旬になっても寒波に見舞われて晴天が少なく、雨ばかりだったそうです。
    平地は雨ならスイスの山岳地帯は雪です。平地で春の訪れが遅れたため雪解けが遅れてしまい、ようやく6月下旬頃から高山植物の春の花が咲き始めたそうです。
    夏の花は夏の気候を感じ取って例年通りに花が咲いたため偶然にも訪問した時は2シーズンの花を同時に見ることができました。
    そのためガイドさんは花の名前を説明する時に、この花は春に咲く花、この花は夏の花と言うように季節を交えて説明していました。
    説明を受けた花はカメラに収めましたが、大部分の花は一眼レフで写したため旅行記に載せることができなくなりました。
    記憶媒体のCF(コンパクトフラッシュ)にトラブルが発生してデータが全て消滅したからです・・。

  • コンデジで写した高山植物はほんの僅かでしかありません。<br />中央の花はキンポウゲ科のアネモネ・ナルキスシフロラで、周囲の白い花はシレネ・アルメリア(ナデシコ科)。

    コンデジで写した高山植物はほんの僅かでしかありません。
    中央の花はキンポウゲ科のアネモネ・ナルキスシフロラで、周囲の白い花はシレネ・アルメリア(ナデシコ科)。

  • 土手に咲き乱れる高山植物。<br />黄色の花はトゥロリウス・エウロパエウス(キンポウゲ科)や西洋タンポポ、白っぽい花はアキレア・ミレフォリウム(キク科)、やや赤みがかった小花はクレピス・ビエンニス(キク科)です。<br />

    土手に咲き乱れる高山植物。
    黄色の花はトゥロリウス・エウロパエウス(キンポウゲ科)や西洋タンポポ、白っぽい花はアキレア・ミレフォリウム(キク科)、やや赤みがかった小花はクレピス・ビエンニス(キク科)です。

  • 土手が黄色の花で埋められている所もあり、とても綺麗でした。ここは特に綺麗だった場所ですが写真に写してみるとそうでもない。さては、山の神様にたぶらかされたのかな。でも肉眼で見た景色は本当に綺麗でしたよ。<br />皆さんも是非自分の目で確かめて見て下さい。<br />スイスで訪れた山のお花畑で、これほど高山植物が咲き揃っている所は他にはありませんでした。<br />満開の高山植物が見られて大満足です。

    土手が黄色の花で埋められている所もあり、とても綺麗でした。ここは特に綺麗だった場所ですが写真に写してみるとそうでもない。さては、山の神様にたぶらかされたのかな。でも肉眼で見た景色は本当に綺麗でしたよ。
    皆さんも是非自分の目で確かめて見て下さい。
    スイスで訪れた山のお花畑で、これほど高山植物が咲き揃っている所は他にはありませんでした。
    満開の高山植物が見られて大満足です。

  • 左に目を移せばユングフラウの山々・・・。ユングフラウとシルバーホルン。

    左に目を移せばユングフラウの山々・・・。ユングフラウとシルバーホルン。

    ユングフラウヨッホ (ユングフラウ) 山・渓谷

  • ユングフラウをアップで。

    ユングフラウをアップで。

    スイス アルプスのユングフラウとアレッチ 山・渓谷

  • お花畑の土手を振り返る。右隅に見える建物はアイガー・グレッシャー駅。<br />背後の山がアイガー(西壁)です。

    お花畑の土手を振り返る。右隅に見える建物はアイガー・グレッシャー駅。
    背後の山がアイガー(西壁)です。

  • 緩やかな下り坂のハイキングロードの先に目を向けると正面に見えているのがミューレンの村。<br />村の上に見える三角形の山がグスバルテンホルン(3436m)。目を中央からやや左に写すと山小屋の旧ミッテルレギ小屋です。その小屋の上に見えている三角の山がブライトホルン(3781m)、そしてすぐ右の山がチンゲルホルン(3562m)。

    緩やかな下り坂のハイキングロードの先に目を向けると正面に見えているのがミューレンの村。
    村の上に見える三角形の山がグスバルテンホルン(3436m)。目を中央からやや左に写すと山小屋の旧ミッテルレギ小屋です。その小屋の上に見えている三角の山がブライトホルン(3781m)、そしてすぐ右の山がチンゲルホルン(3562m)。

  • グスパルテンホルンから右に見える山々。<br />天気がいいから今日は山が良く見える。

    グスパルテンホルンから右に見える山々。
    天気がいいから今日は山が良く見える。

  • 左手にユングフラウの山々を見ながら、トレイルを下っていきます。<br />さて、アイガー・ウォークと呼ばれるトレイルには所々に「アイガー・ウォーク」と名前が刻まれた石柱が記念碑のように建てられていましたが、この写真はありません。<br />確かに写したはずなんですがコンデジにもスマホにも写っていません。多分一眼レフで写したんでしょうね。であれば当然写真は無し。データが消滅してしまったので今となればどうしようもありません。

    左手にユングフラウの山々を見ながら、トレイルを下っていきます。
    さて、アイガー・ウォークと呼ばれるトレイルには所々に「アイガー・ウォーク」と名前が刻まれた石柱が記念碑のように建てられていましたが、この写真はありません。
    確かに写したはずなんですがコンデジにもスマホにも写っていません。多分一眼レフで写したんでしょうね。であれば当然写真は無し。データが消滅してしまったので今となればどうしようもありません。

  • 下りのトレイルの先に見えているのはアイガー東山稜にあった旧ミッテルレギ小屋。<br />2001年に新しい山小屋と交換されて旧ミッテルレギ小屋はグリンデルワルトの山麓に下ろされ資料展示室になっています。<br />旧ミッテルレギ小屋は日本人登山家槇有恒(マキ ユウコウ)氏の寄付金1万スイスフランを基に建てられました。

    下りのトレイルの先に見えているのはアイガー東山稜にあった旧ミッテルレギ小屋。
    2001年に新しい山小屋と交換されて旧ミッテルレギ小屋はグリンデルワルトの山麓に下ろされ資料展示室になっています。
    旧ミッテルレギ小屋は日本人登山家槇有恒(マキ ユウコウ)氏の寄付金1万スイスフランを基に建てられました。

  • トゥロリウス・エウロパエウス(キンポウゲ科)の群落地。<br />先程ユングフラウ鉄道の土手沿いに他の花と一緒に咲いていましたが、ここはトゥロリウス・エウロパエウスだけが咲いていました。<br />黄色の美しい花です。アイガー・ウォーク沿いに咲く高山植物は小花が多いのですが、この花は割と背丈がある花でした。

    トゥロリウス・エウロパエウス(キンポウゲ科)の群落地。
    先程ユングフラウ鉄道の土手沿いに他の花と一緒に咲いていましたが、ここはトゥロリウス・エウロパエウスだけが咲いていました。
    黄色の美しい花です。アイガー・ウォーク沿いに咲く高山植物は小花が多いのですが、この花は割と背丈がある花でした。

  • 旧ミッテルレギ小屋の手前まで歩いてくると右手にはファルボーデン湖やメンリッヒェン(2229m、写真中央から左の山)が見えてきました。<br />トレイルを歩いているのは同じツアーのAグループです。<br />我々のツアーは36人の大所帯、そのためハイキングは2グループに分かれて行われました。私はBグループでしたのでAグループの後ろを歩いています。

    旧ミッテルレギ小屋の手前まで歩いてくると右手にはファルボーデン湖やメンリッヒェン(2229m、写真中央から左の山)が見えてきました。
    トレイルを歩いているのは同じツアーのAグループです。
    我々のツアーは36人の大所帯、そのためハイキングは2グループに分かれて行われました。私はBグループでしたのでAグループの後ろを歩いています。

  • クライネ・シャイデック駅の背後に見えるチュッケン(2521m、写真右)とメンリッヒェン(2229m、チュッケンの右の山)。

    クライネ・シャイデック駅の背後に見えるチュッケン(2521m、写真右)とメンリッヒェン(2229m、チュッケンの右の山)。

  • 左端に見えるのが旧ミッテルレギ小屋。<br />左の列は我々Bグループ。下りのトレイルを歩いているのがAグループ。<br />正面はミューレンの村とその背後の山。<br />

    左端に見えるのが旧ミッテルレギ小屋。
    左の列は我々Bグループ。下りのトレイルを歩いているのがAグループ。
    正面はミューレンの村とその背後の山。

  • 青色の花。調べても名前が分かりません。葉や茎は黄花のトゥロリウス・エウロパエウスに似ていますが花の形や色が全く違います。<br />青色なのでカンパヌラ系の花かもしれませんが、カンパヌラ系の葉や茎とも違います。<br />写真を写した花はガイドさんが名前を教えてくれた花なのでこの花もそうだと思いますがメモしていないので名前は不詳。

    青色の花。調べても名前が分かりません。葉や茎は黄花のトゥロリウス・エウロパエウスに似ていますが花の形や色が全く違います。
    青色なのでカンパヌラ系の花かもしれませんが、カンパヌラ系の葉や茎とも違います。
    写真を写した花はガイドさんが名前を教えてくれた花なのでこの花もそうだと思いますがメモしていないので名前は不詳。

  • 日本人登山家槇有恒(まきゆうこう)氏が建てた旧ミッテルレギ小屋(山小屋)です。<br />ハイキングガイドの説明によると日本人登山家の槇氏が建てた山小屋で、現在の価格にすると3億円もするそうです。<br />ええーっ、この小さな山小屋が3億円もするの?そもそも山小屋がそんなにするんでしょうか、外観も中を覗いても簡素な造りです。とても3億もかかった建物とは思えません。金額の桁が1桁、それとも2桁違ううんじゃないかな?ガイドさんの聞き間違いかもしれません。それとも建築資材費はともかく運搬費に膨大な費用が掛かったのかも。<br />ともかくいくらかかったのか、帰国して調べることにしました。<br />調べてみると・・・。<br />この山小屋は槇有恒氏が1921年にアイガー東山稜(ミッテルレギ)を初登頂したことを記念して3年後の1924年に1万スイスフランを寄贈して建てられました(Wikipediaより)。総工費は1万6千スイスフラン、槇氏の寄付金だけでは足りず浄財が集められたそうです。<br />元々アイガーの東山稜に建てられましたが、2001年に新しい山小屋が建てられてのでここに移設されました。<br />現在は山小屋資料展示室として内部の様子が公開されています。中には入れませんが外から中が覗く様になっています。<br />内部は当時の山小屋の様子が分かる様に当時使用した家具や登山用具などが展示してありました。<br />山小屋なので内部の作りは質素です。ベッドや簡素な台所がある程度で避難小屋といった印象でした。<br />さて、この山小屋はいくらかかったのか?帰国後調べると総工費は当時のお金で1万6千スイスフランでした。この金額は建築資材の運搬費や人扶賃を含んだ金額です。<br />次に建てられた1924年のスイスフランと円との為替レートを調べましたがこれが皆目分かりません。<br />戦後日本円は各国政府間の為替レートは固定制で1ドル360円でした。当時最も強かったドルの相場と同額だと推定してこれを基準とすると360円×16000スイスフラン=576万円。-①<br />私が36年前に旅行した当時のスイスフランと円の為替レートは1スイスフラン=240円で、欧州ではスイスフランが一番強かった。<br />これを参考とすると240円×16000=384万円。ー②<br />但し建てた当時と現在では資材や工賃が値上がりしている訳だから、物価の上昇が10倍としても①では5760万円です。<br />現在価格としては同等の建物を建てるとしていくらかかるか推定した方がいいのですが、他国のため資材の価格が不明。日本の坪価格で坪数を8坪とするとっ建築費は1000万円以下になります。<br />いくら何でも3億円もかかる建物ではなさそうです。<br /><br /><br /><br />

    日本人登山家槇有恒(まきゆうこう)氏が建てた旧ミッテルレギ小屋(山小屋)です。
    ハイキングガイドの説明によると日本人登山家の槇氏が建てた山小屋で、現在の価格にすると3億円もするそうです。
    ええーっ、この小さな山小屋が3億円もするの?そもそも山小屋がそんなにするんでしょうか、外観も中を覗いても簡素な造りです。とても3億もかかった建物とは思えません。金額の桁が1桁、それとも2桁違ううんじゃないかな?ガイドさんの聞き間違いかもしれません。それとも建築資材費はともかく運搬費に膨大な費用が掛かったのかも。
    ともかくいくらかかったのか、帰国して調べることにしました。
    調べてみると・・・。
    この山小屋は槇有恒氏が1921年にアイガー東山稜(ミッテルレギ)を初登頂したことを記念して3年後の1924年に1万スイスフランを寄贈して建てられました(Wikipediaより)。総工費は1万6千スイスフラン、槇氏の寄付金だけでは足りず浄財が集められたそうです。
    元々アイガーの東山稜に建てられましたが、2001年に新しい山小屋が建てられてのでここに移設されました。
    現在は山小屋資料展示室として内部の様子が公開されています。中には入れませんが外から中が覗く様になっています。
    内部は当時の山小屋の様子が分かる様に当時使用した家具や登山用具などが展示してありました。
    山小屋なので内部の作りは質素です。ベッドや簡素な台所がある程度で避難小屋といった印象でした。
    さて、この山小屋はいくらかかったのか?帰国後調べると総工費は当時のお金で1万6千スイスフランでした。この金額は建築資材の運搬費や人扶賃を含んだ金額です。
    次に建てられた1924年のスイスフランと円との為替レートを調べましたがこれが皆目分かりません。
    戦後日本円は各国政府間の為替レートは固定制で1ドル360円でした。当時最も強かったドルの相場と同額だと推定してこれを基準とすると360円×16000スイスフラン=576万円。-①
    私が36年前に旅行した当時のスイスフランと円の為替レートは1スイスフラン=240円で、欧州ではスイスフランが一番強かった。
    これを参考とすると240円×16000=384万円。ー②
    但し建てた当時と現在では資材や工賃が値上がりしている訳だから、物価の上昇が10倍としても①では5760万円です。
    現在価格としては同等の建物を建てるとしていくらかかるか推定した方がいいのですが、他国のため資材の価格が不明。日本の坪価格で坪数を8坪とするとっ建築費は1000万円以下になります。
    いくら何でも3億円もかかる建物ではなさそうです。



  • 天気は良し、吹き来る風は爽やか、周囲には彩りを添える高山植物。景色は絶景ですこぶる良し。<br />今回のスイス旅行では最高のコンデションで臨むハイキングでした。<br />もう言う事なし。

    天気は良し、吹き来る風は爽やか、周囲には彩りを添える高山植物。景色は絶景ですこぶる良し。
    今回のスイス旅行では最高のコンデションで臨むハイキングでした。
    もう言う事なし。

  • アイガーグレッシャーとクライネシャイデック間にはいくつものトレイがあります。<br />我々が歩いているトレイルの下には2本のトレイル。上にはさらに1本か2本のトレイルがありました。<br />

    アイガーグレッシャーとクライネシャイデック間にはいくつものトレイがあります。
    我々が歩いているトレイルの下には2本のトレイル。上にはさらに1本か2本のトレイルがありました。

  • 天気はいいし、景色はいいし、最高のハイキングです。

    天気はいいし、景色はいいし、最高のハイキングです。

  • 遠くにはクライネシャイデックの駅とメンリッフェン、そしてチュッケンの山が見えます。<br />目に入る広大な緑の景色に癒されました。本当に晴れてくれて良かった。

    遠くにはクライネシャイデックの駅とメンリッフェン、そしてチュッケンの山が見えます。
    目に入る広大な緑の景色に癒されました。本当に晴れてくれて良かった。

    メンリッヒェン 山・渓谷

  • ミューレンの方向に向かってトレイルを歩くBグループの面々。

    ミューレンの方向に向かってトレイルを歩くBグループの面々。

  • 遠くの雲が無かったら快晴の最高のロケーションでしょうが、昼が近づくに連れていくつも雲が沸き起こってきました。

    遠くの雲が無かったら快晴の最高のロケーションでしょうが、昼が近づくに連れていくつも雲が沸き起こってきました。

  • 再びクライネ・シャイデック方面にカメラを向けてみます。<br />本当に奇麗、スイスの山岳の美しさの醍醐味を満喫しました。

    再びクライネ・シャイデック方面にカメラを向けてみます。
    本当に奇麗、スイスの山岳の美しさの醍醐味を満喫しました。

  • ファルボーデン湖が近づいてきました。<br />あの湖からは逆さアイガーが望めるんだとか、楽しみです。

    ファルボーデン湖が近づいてきました。
    あの湖からは逆さアイガーが望めるんだとか、楽しみです。

  • 振り返ってユングフラウとシルバーホルンを望むと、そちらはほぼ快晴。

    振り返ってユングフラウとシルバーホルンを望むと、そちらはほぼ快晴。

  • メンヒの空は快晴で雲一つなし。黄色の高山植物が風に揺れている。長閑な山腹の景色です。

    メンヒの空は快晴で雲一つなし。黄色の高山植物が風に揺れている。長閑な山腹の景色です。

  • 山の中腹は高山植物で埋め尽くされていたのですが、写真で見る限りではそんなに沢山咲いているようには見えませんね。<br />目の錯覚だったのでしょうか。

    山の中腹は高山植物で埋め尽くされていたのですが、写真で見る限りではそんなに沢山咲いているようには見えませんね。
    目の錯覚だったのでしょうか。

  • 見えているのはアイガー(3970m)の西壁、そして西壁の左側に少しだけ見えている壁が有名な北壁です。アップにすると弩迫力。<br />

    見えているのはアイガー(3970m)の西壁、そして西壁の左側に少しだけ見えている壁が有名な北壁です。アップにすると弩迫力。

    アイガー 山・渓谷

  • アイガーの全景。北壁は山の左側、影になっている部分です。<br />アイガー方面は快晴なので北壁がはっきり見えます。普通は北壁の7合目あたりから雲が湧き出しているので、こんなにはっきり北壁が見えるのは珍しいそうです。<br />現在時刻は12時40分、すでに午後を回っているので普通なら雲が湧き出している時刻なんだそうですよ。<br />「皆さん持っていますね。私もこんなに綺麗なアイガーが見れて嬉しい。」とはハイキングガイドさんの言葉。<br />「いやいや、我々はここに来るまで散々雨に降られているんですよ。今日は山の神様の有難い恵みを頂いたお陰なんですよ。」と口まで出たが言うのを止めた。<br />言うと天気が急変してしまいそう。今日はどこまでもこのままの天気でいてほしかったから・・・。<br />

    アイガーの全景。北壁は山の左側、影になっている部分です。
    アイガー方面は快晴なので北壁がはっきり見えます。普通は北壁の7合目あたりから雲が湧き出しているので、こんなにはっきり北壁が見えるのは珍しいそうです。
    現在時刻は12時40分、すでに午後を回っているので普通なら雲が湧き出している時刻なんだそうですよ。
    「皆さん持っていますね。私もこんなに綺麗なアイガーが見れて嬉しい。」とはハイキングガイドさんの言葉。
    「いやいや、我々はここに来るまで散々雨に降られているんですよ。今日は山の神様の有難い恵みを頂いたお陰なんですよ。」と口まで出たが言うのを止めた。
    言うと天気が急変してしまいそう。今日はどこまでもこのままの天気でいてほしかったから・・・。

    アイガー 山・渓谷

  • アイガーの左奥に見えるのはヴェッターホルン(3692m)、その左の谷奥はグリンデルワルトです。

    アイガーの左奥に見えるのはヴェッターホルン(3692m)、その左の谷奥はグリンデルワルトです。

    アイガー 山・渓谷

  • ユングラウの方向に目を移すと赤いユングフラウ鉄道の登山列車が走ってきました。<br />奥に見えるのは雪除けのトンネルです。

    ユングラウの方向に目を移すと赤いユングフラウ鉄道の登山列車が走ってきました。
    奥に見えるのは雪除けのトンネルです。

    ユングフラウヨッホ (ユングフラウ) 山・渓谷

  • 写真の建物はアイガー北壁登攀の歴史を紹介する展示館「ヒルフリ」(小さなチャペルと言う意味のこの地方の方言です。)。<br />旧変電所の建物を改修して作られました。<br /><br />現在歩いているトレイルはユングフラウ鉄道線路の下を通り抜けるとファルボーデン湖にたどり着けます。

    写真の建物はアイガー北壁登攀の歴史を紹介する展示館「ヒルフリ」(小さなチャペルと言う意味のこの地方の方言です。)。
    旧変電所の建物を改修して作られました。

    現在歩いているトレイルはユングフラウ鉄道線路の下を通り抜けるとファルボーデン湖にたどり着けます。

  • 振り返ればメンヒ、ユングフラウ、シルバーホルンの山々。<br />ではトンネルを潜って湖のほとりに行きましょう。

    振り返ればメンヒ、ユングフラウ、シルバーホルンの山々。
    ではトンネルを潜って湖のほとりに行きましょう。

    スイス アルプスのユングフラウとアレッチ 山・渓谷

  • 線路下のトンネルを潜り抜けるとはっきり見えてきたのがアイガーの北壁。<br />近寄れば近寄るほど迫力が増す<br />アイガーの周辺には雲一つない好条件で見ることができました。<br />

    線路下のトンネルを潜り抜けるとはっきり見えてきたのがアイガーの北壁。
    近寄れば近寄るほど迫力が増す
    アイガーの周辺には雲一つない好条件で見ることができました。

    アイガー 山・渓谷

  • 北壁メインでアーップ。でも中途半端、もっとアップで撮れば良かった。

    北壁メインでアーップ。でも中途半端、もっとアップで撮れば良かった。

    アイガー 山・渓谷

  • アイガーとヴェッターホルン。

    アイガーとヴェッターホルン。

  • こちらはメンヒとアイガー。<br />湖畔からはこのような景色の写真が撮れます。

    こちらはメンヒとアイガー。
    湖畔からはこのような景色の写真が撮れます。

  • こちらがユングフラウ鉄道線路の下に造られたトンネル。<br />車とプレハブの小屋が邪魔ですが、ここからなら赤いユングフラウ登山列車とユングフラウ、シルバーホルンを一緒に写真に写すことができます。<br />でもこの時は列車が来なかった。

    こちらがユングフラウ鉄道線路の下に造られたトンネル。
    車とプレハブの小屋が邪魔ですが、ここからなら赤いユングフラウ登山列車とユングフラウ、シルバーホルンを一緒に写真に写すことができます。
    でもこの時は列車が来なかった。

  • ファルボーデンゼーです。<br />この湖はスキーシーズンに人工雪を造るために建設された人造湖です。人造湖乍ら透き通ったブルーが大変美しかった。<br />湖のほとりに組まれた石にはアイガーを踏破したアルピニストの名前とその日付が彫られています。<br />また不幸にして遭難した人の名前も刻まれています。

    ファルボーデンゼーです。
    この湖はスキーシーズンに人工雪を造るために建設された人造湖です。人造湖乍ら透き通ったブルーが大変美しかった。
    湖のほとりに組まれた石にはアイガーを踏破したアルピニストの名前とその日付が彫られています。
    また不幸にして遭難した人の名前も刻まれています。

  • ファルボーデンゼー湖畔から眺めたアイガーとメンヒ。

    ファルボーデンゼー湖畔から眺めたアイガーとメンヒ。

    アイガー 山・渓谷

  • 湖畔にたたずむ展示館「ヒルフリ」。<br />我々は団体行動だったので展示館には寄らずにクライネ・シャイデックに向かいました。

    湖畔にたたずむ展示館「ヒルフリ」。
    我々は団体行動だったので展示館には寄らずにクライネ・シャイデックに向かいました。

  • ファルボーデンゼーは晴れていれば逆さアイガーが見える湖です。<br />アイガーの上空は快晴で天気は申し分なかったのですが、風が吹いていたため湖面に波紋が広がって逆さアイガーは望むべくも無い状況でした。<br />でも景色はとても綺麗でした。湖の青さが忘れられません。

    ファルボーデンゼーは晴れていれば逆さアイガーが見える湖です。
    アイガーの上空は快晴で天気は申し分なかったのですが、風が吹いていたため湖面に波紋が広がって逆さアイガーは望むべくも無い状況でした。
    でも景色はとても綺麗でした。湖の青さが忘れられません。

  • 同じような景色を何枚も写していました。

    同じような景色を何枚も写していました。

  • ヴェッターホルンのアップ。<br />湖面に映る山の形がはっきりしていません。これでは逆さアイガーは望めませんね。<br />ちょっと残念。<br />

    ヴェッターホルンのアップ。
    湖面に映る山の形がはっきりしていません。これでは逆さアイガーは望めませんね。
    ちょっと残念。

  • 現在12時51分、アイガー北壁に雲が湧き始めました。<br />我々は雲が沸き起こる直前に北壁を眺めることができてとてもラッキーでした。<br />我々は今日はツキまくっていましたね。見れなかったのは逆さアイガーだけ。<br />見たいと思っていた景色は完璧な姿で見ることができましたから、最高の観光日和でした。

    現在12時51分、アイガー北壁に雲が湧き始めました。
    我々は雲が沸き起こる直前に北壁を眺めることができてとてもラッキーでした。
    我々は今日はツキまくっていましたね。見れなかったのは逆さアイガーだけ。
    見たいと思っていた景色は完璧な姿で見ることができましたから、最高の観光日和でした。

  • アイガー北壁をアップで。<br />この時赤いユングフラウ登山列車が通りかかってくれていたらなお良かったのに。<br />でも、これ以上望むのは贅沢かもしれませんね。

    アイガー北壁をアップで。
    この時赤いユングフラウ登山列車が通りかかってくれていたらなお良かったのに。
    でも、これ以上望むのは贅沢かもしれませんね。

  • ブライトホルン(3781m)、チンゲルホルン(3562m)、シルトホルン(2970m)、グスバルテンホルン(3436m)の山々。<br />クライネ・シャイデック駅までは後少し、湖の側のトレイルを下ればいいだけです。<br /><br />次回はクライネ・シャイデック駅周辺からヴェンゲンアルプ鉄道の下り線周辺の様子をお送りします。<br />アイガーウォークの旅行記に訪問下さり有難うございました。

    ブライトホルン(3781m)、チンゲルホルン(3562m)、シルトホルン(2970m)、グスバルテンホルン(3436m)の山々。
    クライネ・シャイデック駅までは後少し、湖の側のトレイルを下ればいいだけです。

    次回はクライネ・シャイデック駅周辺からヴェンゲンアルプ鉄道の下り線周辺の様子をお送りします。
    アイガーウォークの旅行記に訪問下さり有難うございました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ポポさん 2021/08/15 10:46:29
    同じ時期に行っていました。
    足跡から来てみました。
    同じ時期に行っていたのですね。
    クライネシャイデックからアイガーグレッシャーに向かう左側の丘が大好きです。
    いつもこの丘でおにぎりのお弁当を食べます。お花畑に囲まれ人もいません。
    素晴らしい時を過ごせます。
    コロナで今年のスイスは中止、来年の航空券を買うか迷っています。また行けたらよいなと思うこの頃です。
    楽しい旅行記ありがとうございました。

    ポポポ

    ポポポさん からの返信 2021/09/10 01:02:01
    RE: 同じ時期に行っていました。
    今晩は、一字違いのポポポです。返信が大変遅くなり申し訳ありません。

    遅れた理由になるかどうか分かりませんが、私は元々筆不精なんです。年の影響か最近特に文章を書くのが億劫になってきました。以前は旅行記を1月に3ないし4回書いていたんですが、最近は1回書くのがやっとの状態です。
    さて、私のスイス旅行記お読み下さりありがとうございました。

    > 同じ時期に行っていたのですね。
    > クライネシャイデックからアイガーグレッシャーに向かう左側の丘が大好きです。
    > いつもこの丘でおにぎりのお弁当を食べます。お花畑に囲まれ人もいません。
    > 素晴らしい時を過ごせます。

    そうですね、ほぼ同じ時期にスイスに行っていたんですね。スイスのメインコースは私の方が数日早かったようですが・・・。
    ポポさんと同じ日に同じコースを歩いていたら、もっと美しい景色が見れたのになと羨ましくなりました。
    私の方はゴルナーグラートは曇りで逆さマッターホルンは頂上付近が雲の中。クラインマッターホルンでは雲の中で雹が降ってきました。
    一番天気が良かったのがユングフラウでした。高山植物が満開でとても美しかったですね。ここは何度でも訪れたいところです。

    > コロナで今年のスイスは中止、来年の航空券を買うか迷っています。また行けたらよいなと思うこの頃です。

    2020年6月初旬にリベンジするべくゴルナーグラートのクルムホテルに宿泊するコースを予約していたんです。
    コロナでこの年の旅行は全てボツ。がっかりしました。
    今は巣籠してひたすらコロナが終息するのを待っている状態です。早く治まってほしいですね。
    今後ともよろしくお願いいたします。

     ポポ様
                               一字違いのポポぽより

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