2019/07/01 - 2019/07/08
43位(同エリア138件中)
ポポポさん
モンブラン観光を終えた私たちはフランスのシャモニーを後にして再びスイスへ。スイスのマルティニからローヌ川沿いを北上するとレマン湖が見えてきました。
レマン湖の北西ローザンヌとモントルーの間に広がる丘陵地帯がラヴォー地区で1000年以上も前からブドウが栽培されてきた場所で2007年に世界遺産に登録されました。
ラヴォー地区は質の高いワインが作られることで有名だそうです。
ラヴォー地区の風景はバスの車窓から眺めましたが、この地区にあるシェーブル村に立ち寄りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
7月5日、旅行5日目の午後です。
モンブランの観光が終わると直ちにツアーバスで山道をスイスへと引き返しました。
マルティニまで戻るとそこからはローヌ川を北に向かって進んで行きます。
しばらく走るとバスの左側には山の斜面には多くのブドウ畑が見えてきました。
でもここはまだラヴォー地区のブドウ畑ではありません。
ラヴォー地区はレマン湖の北西にあるローザンヌからモントルーの間に広がる丘陵地帯を指して呼ぶそうです。 -
ローヌ川沿いを走ること暫し、レマン湖が見えてきました。
レマン湖と言えば美しい湖という印象が強いのですが、この日のレマン湖は雲が一部垂れ込めて鈍よりした印象でした。レマン湖 滝・河川・湖
-
レマン湖周辺の景色。写真の正面はレマン湖の南側でこの地区はフランス領です。レマン湖はスイスとフランスに挟まれた所にある湖なんですね。
レマン湖 滝・河川・湖
-
高速道路を走って行くと、シヨン城がバスの左下に見えて来ました。シヨン城はレマン湖畔にある町モントルーの手前にある城で、イタリアからやって来る商人から税を税を取り立てるための関所として建てられた城です。
シヨン城は湖側から写した写真が定番なので、反対側から写した写真は珍しいと思います。
急いでカメラを構えてシャッターを切ったものの、プログラムオートにしていたためピントがガードレールに合ってしまって城はピンボケ。
シヨン城ってやっと見れたのにこれじゃあんまりだ。シヨン城 城・宮殿
-
もう一枚写したのがこの写真。
ピントはまあOKだが城の下部分はガードレールに隠れてしまった。でも城と判別できるから良しとしよう。シヨン城 城・宮殿
-
シヨン城を過ぎると見えてきたのがモントルーの町。
この町からが世界遺産のラヴォー地区です。
モントルーはレマン湖畔の高級リゾート地。レマン湖畔で最も気候が良く景色が美しい場所として18世紀後半から人気を集めた町だそうです。
当日はレマン湖周辺の天気が安定していなったことと、高速道路から眺めた景色だったため町中の詳しい様子は分かりませんでした。 -
写真は右車窓から見えたラヴォー地区の丘陵地帯の様子。
ブドウ畑はモントレーの外れあたりから丘陵地帯全域に広がっていました。
スイス側からラヴォー地区に向かうバスの座席の取り方についてお知らせしておきます。シヨン城やレマン湖・モントルーなどの景色が見たい場合は左車窓側に、世界遺産ラヴォー地のブドウ畑の景色は右車窓側にお座りください。
ブドウ畑は左車窓からも見えますが、右車窓の方がダイナミックな景色が見れます。 -
高速道路はレマン湖に沿って弧を描くように左に湾曲しています。
写真はモントルーの町とレマン湖の景色。 -
湖畔の街並みをアップで・・・。
-
レマン湖の対岸に見えるフランス領の山々。
これらの山の奥にはモンブランを最高峰とするフランスのサヴォワ・アルプスが見えるのですが、当日は天候の悪化で雲に覆われていて見ることができませんでした。
この日はシャモニーを出発してスイスに向かう途中の16時に雨が降り出しました。その後スイス領に入る頃には雨は上がりましたが、モンブラン付近は今でも天気が悪いようです。レマン湖 滝・河川・湖
-
モントルーを過ぎてラヴォー地区にあるヴヴェイとサン・サフォランの町を抜けるとバスは高速道路から一般道に下りてきました。
ラヴォー地区の観光は車窓観光としか聞いていなかったので、どこに行くのか全く分かりません。
バスはレマン湖に向かって坂道を下って行きました。 -
バスが到着した場所がここ。シェーブル村にあるスイス国鉄のシェーブル駅でした。
ここから先はスイスの首都ベルンやインターラーケンを経由してユングフラウ地方のヴェンゲンに向かう長旅になるのでここでトイレ休憩をとるために寄ったそうです。
ここは駅舎しかありませんが、駅の目の前にはレマン湖やフランスの山々が眺められる長閑な場所でした。
駅舎の側にはインフォメーションの看板が目立つように立て掛けられていたので、この駅では観光客が乗り降りするのかもしれません。 -
駅舎の前からはレマン湖とフランスの山々の景色が見れました。
山の山頂は雲に覆われていて、天気が良ければ見られるモンブランの雄姿は残念ながら見ることができませんでした。
ここのトイレは有料トイレです。料金は確か1スイスフラン。コインを投入すると入り口のドアが開く方式で男女別々のトイレでした。
我々の団体は36人と大所帯、トイレ休憩もかなりの時間がかかります。そのためここは20分程度の時間が充てられていました。 -
レマン湖周辺の景色と共に我々の心を暖かくしてくれたのがこれらの美しい花でした。
駅舎は勿論、周囲の広場にもこのような美しい花が飾ってあったんですよ。
スイスで一番美しく印象に残ったトイレはここのトイレだったかも。 -
お手洗いが早めに終わったので駅舎の周囲を見て回りました。
小綺麗な駅舎ですが外壁などは最近改修されたような印象でした。多分世界遺産登録に合わせてリフォームされたのでしょう。
駅舎の周りは綺麗な花で飾られていましたよ。 -
これは窓際に飾られた花。
-
プラットホーム側には「シェーブル」駅の看板が掲げられています。
現在時刻は午後5時40分。これからベルン経由でヴェンゲンまで行くのですが一体ホテルには何時に着くのやら。
旅程表では午後9時にホテル着となっていました。今日はこれからも長丁場になりそうですね。 -
シェーブル駅舎の様子。ホームに乗車客はいませんでした。
-
この駅はあちこちに花が飾られているんです。
そしてその花がとても綺麗。心癒されましたよ。 -
レマン湖畔に沿って伸びる鉄道線路。この方向にモントルーの町があります。
そして反対側は国際バレエコンクールが開催されることで有名なローザンヌ。 -
我々が先程見てきたモンブラン方面は雲に覆われていて何も見えませんでした。
-
レマン湖とブドウの葉。
ここはブドウ栽培で有名なラヴォー地区。このように民家の側でもブドウが栽培されているんですね。これは多分自家用でしょう。レマン湖 滝・河川・湖
-
駅の周辺の写真を撮っていたら列車が到着。
スイスは観光シーズン真っ只中ですがこの駅の乗降客は少なかったですね。
なお、ここシェーブル駅からは「ラヴォー・パノラミック」と呼ばれる観光ミニトレインが出ています。
シェーブル駅を出発してラヴォー地区のブドウ畑を巡り、再びシェーブル駅に帰ってくるコースがあります。4月15日から10月27日の土曜日に運行(夏期期間中は日曜・祭日も運行)されていますが一日1便だそうです。
それで駅舎に観光案内所があったんですね。ミニトレインのことを知り、妙に納得した私でした。
ところでラヴォー地区にはブドウ畑と各村々を巡るハイキングコースがあるそうです。
時間があれば是非歩いてみたいですね。風光明媚な場所をバスの車窓から眺めるだけでは味気ないですからね。 -
旅程表ではラヴォー地区は車窓見学になっていたのでてっきりそうなるかと思っていましたが、例えトイレ休憩でもこの地に降り立つ事ができたということは、嬉しいことでした。
そろそろ列車が出発します。この列車はモントルー行きでしょう。 -
列車が発車しました。地元のお爺さんおばあさんと一緒に列車を見送りましたがまだ自由時間があります。女性のトイレがまだ終わらないのでまた周囲をブラブラしよう。
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駅舎の隣の広場にも花が飾ってありました。この赤とピンクの花、綺麗でした。
周囲の住民の方がお世話してくださっているんでしょうね。頭が下がります。 -
再びレマン湖の景色。もっと晴れていたなら美しかったでしょうね。
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花のツリーの写真をもう一枚。綺麗だから目を引きます。
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広場の片隅に立っている大きな木が目に止まりました。小公園になっているみたいなので近寄ってみましょう。
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木の麓に誰かの顕彰碑のようなものがありますね。
もっと近寄ってみましょう。 -
やはり顕彰碑を囲むように作られたようですが、木の下にベンチが置かれているので小公園でもあるようです。
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顕彰碑の人物は・・・。
DT「Piere Jaunin」と言う名の人。名前の前にDTとあるから多分ドクターかなと推測してネットで調べてもヒットしませんでした。
多分ドクターで地域に貢献された人物なのでしょう。 -
お花のツリーがもう1本。これも綺麗なんだけどピンクの花が混じった方が美しいかった。
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駅舎の窓辺を飾る花。癒されました。
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再び花のツリーとレマン湖畔の景色を記憶に留めてシェーブル駅を出発しました。
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左車窓から見えるのはラヴォー地区のブドウ畑。
ベルンに向かうため、バスは来た道をモントルーに向けて引き返しているのです、
そのため今度は左車窓からブドウ畑が見えます。。
但し窓ガラスに光が映り込んでしまったので見難い写真になりました。ラヴォー地区の葡萄畑 文化・芸術・歴史
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ラヴォー地区のブドウ畑。
ラヴォー地区の葡萄畑 文化・芸術・歴史
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ラヴォー地区のブドウ畑。
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ラヴォー地区のブドウ畑。この辺りの景色は綺麗でした。
ラヴォー地区の葡萄畑 文化・芸術・歴史
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ラヴォー地区のブドウ畑。丘の斜面の遥か上までブドウ畑が続いていました。
ラヴォー地区の葡萄畑 文化・芸術・歴史
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以上ラヴォー地区のブドウ畑でした。
その後バスはモントルーの手前にある町ヴヴェイから北西に進みベルンに向かいました。
これでラヴォー地区の観光は終わりです。次回の旅行記はラヴォー地区の郊外からユングフラウ地区のヴェンゲンまでを予定していますのでアップまで今暫くお待ちください。ラヴォー地区の葡萄畑 文化・芸術・歴史
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