2018/12/03 - 2018/12/03
153位(同エリア914件中)
万歩計さん
この旅行記のスケジュール
2018/12/03
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電車での移動
アンスバッハ駅から電車を乗り換え40分でローテンブルク駅に到着
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ホテル ガストホフ ズム ブレイテルレ にチェックイン
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マルクト広場のクリスマスマーケット
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ローテンブルク市庁舎の塔からの絶景
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中世犯罪博物館をじっくり見学
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聖ヤコブ教会の至宝、リーメンシュナイダーの聖血祭壇
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この旅行記スケジュールを元に
9日目 2018年12月3日(月) 雨
ロマンチック街道の宝石「ローテンブルク」は、9年前にツアーで訪れたので今回2度目です。前回はここで自由時間もありましたが少し街歩きした以外は土産物店巡りになってしまいました。今回は街の隅から隅まで歩こうと意気込んでいますが無情の雨です。
それでも市庁舎からの塔から眺めた赤い屋根の中世の街並みの美しさに目を見張り、中世拷問博物館では怖いもの見たさ、聖ヤコブ教会ではリーメンシュナイダーの最高傑作と言われる聖血祭壇を見て感動しました。
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【旅程】
1日目(11/25)関空→アムステルダム経由→ツェレ(泊)
2日目(11/26)ツェレ→リューネブルク→ブラウンシュヴァイク→ゴスラー(泊)
3日目(11/27)ゴスラー滞在(泊)
4日目(11/28)ハルツ狭軌鉄道でブロッケン山へ→クヴェトリンブルク→ヴェルニゲローデ(泊)
5日目(11/29)ヴェルニゲローデ→ヒルデスハイム→カッセル(泊)
6日目(11/30)ハン・ミュンデン→ゲッティンゲン→カッセル→ニュルンベルク(泊)
7日目(12/01)バンベルク→バイロイト→ニュルンベルク(泊)
8日目(12/02)ニュルンベルク→アウグスブルク(泊)
★9日目(12/03)アンスバッハ→ローテンブルク(泊)
10日目(12/04)ビュルツブルク→ミルテンベルク(泊)
11日目(12/05)ミルテンベルク→リンブルク(泊)
12日目(12/06)ヴェッツェラー→マールブルク→ブーツバッハ→フランクフルト(泊)
13日目(12/07)リヴォーヴィレ→リクヴィール→セレスタ(泊)
14日目(12/08)オー・クニクスブール城→カイゼルスベルク→コルマール→セレスタ(泊)
15日目(12/09)セレスタ→リヨン(泊)
16日目(12/10)ペルージュ→リヨン(泊)
17日目(12/11)リヨン→アムステルダム経由→機中(泊)
18日目(12/12)→関空
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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11:50 アンスバッハから途中シュタイナッハで乗り換え、約40分でローテンブルク駅に到着しました。
ローテンブルク オブ デア タウバー駅 駅
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駅を出ると雨。人気の観光地だけに多くの人が降りましたがタクシーはいません。傘をさしてスーツケースを曳いて歩きました。
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バーンホッフ通りからアンスバッハ通りに入り10分ほど歩くと、旧市街を囲む城壁の東門に当たるレーダー門に着きました。
レーダー門 建造物
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とても堅固な城壁で、その後ろに入口のレーダー門の塔が見えます。
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14世紀に建てられた市門で、よく保存された関税と見張り小屋が付いています。
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ホテルはレーダー門を入ったすぐの Hotel Zum Breiterle です。1階が居酒屋の典型的なガストホーフです。
ホテル ガストホフ ズム ブレイテルレ ホテル
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2つ星ですが設備は十分3つ星クラスです。
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部屋は3階で廊下にはアンティークな照明と鏡
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部屋はシングルベッドで、屋根に付いた小さな明り取りの窓だけですが問題ありません。
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水回りも清潔でOK。
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窓から路地が見えます。これだけの立地、設備で朝食が付いて68ユーロ。上出来です。
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ホテルを出て街歩きへ。入ってきたレーダー門とホテルをパシャ!
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馬に乗った人が彫られたホテルの看板。旅人宿の印でしょう。
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先ず市庁舎のあるマルクト広場に向かいます。石畳の道の両側の美しい木組みの家が並んでいます。
マルクス塔 建造物
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正面はレーダーアーチとその上に時計のあるマルクス塔。最初の環状市外壁に沿って1200年頃建てられたもので、最も美しい塔の一つです。
レーダーアーチ 建造物
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イチオシ
マルクス塔の左側の茶色の木組みの家はアルトローテンブルクの職人の家。1270年に建てられた家で、中世の職人の暮らしが再現された11の部屋があるのですが、冬季は閉館でした。
ローテンブルクの職人の家 博物館・美術館・ギャラリー
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マルクス塔のアーチをくぐると行く先にマルクト広場が見えます。
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振り返るとマルクス塔と最初にできた城壁が見えます。街の発展に合わせて外に新たな城壁を造ったのがわかります。
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左右の建物を見上げながら歩いています。雨も小降りになってきました。
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窓辺にクリスマス飾り
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シャボン玉で遊ぶ熊
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イチオシ
市庁舎前のマルクト広場に出ました。重厚な市庁舎は2つの建物が合体しています。白い建物は中世にゴシック様式で建造されたものですが、1501年に半分が消失し16世紀後半に再建が開始されたため、広場に面する主要な庁舎はルネサンス様式となっています。
ローテンブルク市庁舎 建造物
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広場に面した部分はルネサンス様式
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正面入り口の屋根を飾る紋章
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この絵も気になります。
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マルクト広場をぐるりと眺めています。白い建物は市参事会員酒場で毎時00分に「マイスタートゥルンク」の仕掛け人形が見られます。iがあったので地図と日本語のパンフレットを貰いました。
市参事会酒宴館 建造物
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色とりどりの三角屋根の建物。マルクト広場ではクリスマスマーケットが開かれていますが、雨で人出は少ない。
マルクト広場 (ローテンブルク) 広場・公園
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透明のケースで囲まれたのはゲオルクの泉。街最大の井戸で10万リットルの水を湛えているそうです。現在の形になったのは1608年。
ゲオルク噴水 建造物
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イチオシ
ローテンブルクは9年前のツアー以来2度目です。歩き尽くすつもりで意気込んでます。
クリスマスマーケット (ライターレスマルクト) 祭り・イベント
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こちらの方向には大きな木組みの家
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イチオシ
ドイツクリスマス博物館。クリスマスの歴史と飾りの進展を展示しています。
テディランド 専門店
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博物館の横は1年中クリスマス用品を売ってる店。時々TVに登場します。
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市庁舎を横から見ています。中世にゴシック様式で建造された部分で、これから塔に登ります。
ローテンブルク市庁舎 建造物
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向こうの大きな建物は聖ヤコブ教会。後で行きます。
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塔へは市庁舎の正面入り口から入りました。
ローテンブルク市庁舎 建造物
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この奥に階段がありました。
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狭い階段を上ると展望台ですが狭いようです。階段の途中で少し待ちました。
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イチオシ
展望台を出たとたんに目に飛び込んばこの眺め。思わず声を上げました。
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赤い屋根の連なる中世の街!
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眼下のマルクト広場をズームアップ
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聖ヤコブ教会
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西の城砦公園の方角?
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城壁が見えます。
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多分ドッペル橋の方向。タウバー川からローテンブルクの旧市街を見上げるビューポイントがあります。
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寒さも忘れカメラのシャッターを押し続けました。
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最後に目の前の鐘をカメラに収めて終了。後が待っています。
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次は中世犯罪博物館に行きます。マルクト広場横のバウマイスターハウス前を歩いています。
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古い建物を使った老舗レストランで以前ツアーで来た時に昼食に利用しました。今晩の夕食はここに決めています。
バウマイスターハウス 地元の料理
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途中に武具の店がありました。「世界ふれあい街歩き」で出た店なので入ってみました。
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剣、槍、兜の数々
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イチオシ
ローテンブルクでは毎年5月に大規模な歴史祭りが行われ、結構ニーズがあるそうです。
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中世犯罪博物館に着きました。ドイツの法制史に関するを展示しています。
中世犯罪博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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入口に並べられた手枷、首枷、罪人を吊るす籠。
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拷問の長椅子。体を引っ張った。
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棘の椅子
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説明パネルには日本語も。
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拷問のやり方が成文化されていた。
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指、口、いろんな場所を詰めたらしい。
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「首バイオリン」と呼ばれた首枷
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恥辱のマスク。おしゃべりのし過ぎも場合によっては罪になった。
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吊し籠
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こうやって衆目に晒されたそうです。
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魔女の捕獲道具。中世は迷信が支配した恐ろしい時代です。
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魔女のシンボルはホウキとカラス
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伝説なっているニュルンベルクの鉄の処女。くりぬいた中に無数の鉄の針。この中に人を入れてふたを閉めたというから超残虐。
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死刑の様子
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実際に使われた斬首刀
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死刑執行人はこのマントを着て刑場に現れたそうです。
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怖いもの見たさの拷問博物館を出て、今度は聖ヤコブ教会に行きます。
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いい雰囲気のカフェ
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雨が強くなってきました。
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聖ヤコブ教会前の広場。ここにもクリスマスマーケットの屋台。
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ゴシック様式の高い天井。1311年に建設が開始されました。
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高いステンドグラスを配した正面に15世紀の十二使徒祭壇。1466年にこの街の市長によって寄贈されたものです。
聖ヤコブ教会 寺院・教会
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左から2番目がこの教会の守護者聖ヤコブです。
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他にも多くの美術品が飾られていますが…。
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イチオシ
白眉はこれ。西内陣の上階にあるリーメンシュナイダーの最高傑作と称される10mを超える聖血祭壇です。
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1501年から1505年頃に菩提樹の木を使って彫られたものです。
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最後の晩餐の場面
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上部の十字架の水晶の中には聖血が納められていると伝えられているので、聖血祭壇と呼ばれています。
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聖ヤコブ教会を出ました。時刻は14:52、ローテンブルクの街歩きは続きます。
聖ヤコブ教会 寺院・教会
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この旅行記へのコメント (2)
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- hanapapaさん 2019/06/30 11:35:24
- はじめまして
- 万歩計さん
私の拙い旅行記にご訪問と投票ありがとうございました。あちこちとなかなか奥深い旅行をされているようで羨ましい限りです。
拷問博物館は怖いですねぇ。暗い中世のヨーロッパの雰囲気が伝わってきます。
私もローテンブルクには約40年前に行きましたが、当時と全く変わっていませんね。万歩計さんが泊まられたのと同じようなホテルに泊まりましたが、ホテルの従業員の素朴な赤い頬っぺの女の子を覚えています。もういいおばあちゃんになっていることでしょう。
引き続き楽しい旅行記をよろしくお願いします。
hanapapa
- 万歩計さん からの返信 2019/06/30 12:32:18
- Re: はじめまして
- hanapapaさん
こちらこそ、「いいね」を頂き更に書き込みまで、ありがとうございます。
プロフィールにも書いている通りヨーロッパが大好きで、最初は夫婦でのツアー参加から始めて、完全リタイヤ―してからは個人旅行の一人旅を楽しんでいます。我儘を許してくれる妻には感謝で一杯です。
hanapapaさん のアルジェリア、興味深く読ませていただきました。警官のガイドや先導など初めて聞きました。カスバにはまだ昔の魔窟や外人部隊の名残が残っているのですかね。警官の重要な収入源なのでしょうね。
これから他の旅行記も見せて頂きます。
万歩計
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