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12日目 2018年12月6日(木) 曇り、時々雨<br /><br /> ドイツにはロマンチック街道や古城街道等、よく知られたを7つの観光ルートがありますが、この他にあまり知られていない「木組みの家街道」が1990年に創設されています。これは木組み建築がよく保存された街をめぐる観光ルートで、7つのコースに分けられ全長は3000kmにも及びます。 <br /> ツェレ、ヴェルニゲローデ、ハン・ミュンデン、ミルテンベルク等、既に木組みの家街道の街をいくつも見てきましたが、リンブルクからヴェッツラーにかけてのラーン渓谷沿いの街も7つのコースの一つで密集地域です。<br /><br /> まず訪れたヴェッツラーはラーン川の穏かな流れと木組みの家が美しい小さな街でした。またこの街はゲーテの「若きウェルテルの悩み」に登場するロッテの家があり、歴史コースと合わせてゲーテトレイルを歩きました。<br /><br />***********************************************************<br />【旅程】<br />  1日目(11/25)関空→アムステルダム経由→ツェレ(泊)<br />  2日目(11/26)ツェレ→リューネブルク→ブラウンシュヴァイク→ゴスラー(泊)<br />  3日目(11/27)ゴスラー滞在(泊)<br />  4日目(11/28)ハルツ狭軌鉄道でブロッケン山へ→クヴェトリンブルク→ヴェルニゲローデ(泊)<br />  5日目(11/29)ヴェルニゲローデ→ヒルデスハイム→カッセル(泊)<br />  6日目(11/30)ハン・ミュンデン→ゲッティンゲン→カッセル→ニュルンベルク(泊)<br />  7日目(12/01)バンベルク→バイロイト→ニュルンベルク(泊)<br />  8日目(12/02)ニュルンベルク→アウグスブルク(泊)<br />  9日目(12/03)アンスバッハ→ローテンブルク(泊)<br /> 10日目(12/04)ビュルツブルク→ミルテンベルク(泊)<br /> 11日目(12/05)ミルテンベルク→リンブルク(泊)<br />★12日目(12/06)ヴェッツェラー→マールブルク→ブーツバッハ→フランクフルト(泊)<br /> 13日目(12/07)リヴォーヴィレ→リクヴィール→セレスタ(泊)<br /> 14日目(12/08)オー・クニクスブール城→カイゼルスベルク→コルマール→セレスタ(泊)<br /> 15日目(12/09)セレスタ→リヨン(泊)<br /> 16日目(12/10)ペルージュ→リヨン(泊)<br /> 17日目(12/11)リヨン→アムステルダム経由→機中(泊)<br /> 18日目(12/12)→関空

冬のメルヘン ドイツ、東フランスを巡る 25(ドイツ編) 12日目① ヴェッツラー

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2018/12/06 - 2018/12/06

140位(同エリア545件中)

万歩計

万歩計さん

12日目 2018年12月6日(木) 曇り、時々雨

 ドイツにはロマンチック街道や古城街道等、よく知られたを7つの観光ルートがありますが、この他にあまり知られていない「木組みの家街道」が1990年に創設されています。これは木組み建築がよく保存された街をめぐる観光ルートで、7つのコースに分けられ全長は3000kmにも及びます。
 ツェレ、ヴェルニゲローデ、ハン・ミュンデン、ミルテンベルク等、既に木組みの家街道の街をいくつも見てきましたが、リンブルクからヴェッツラーにかけてのラーン渓谷沿いの街も7つのコースの一つで密集地域です。

 まず訪れたヴェッツラーはラーン川の穏かな流れと木組みの家が美しい小さな街でした。またこの街はゲーテの「若きウェルテルの悩み」に登場するロッテの家があり、歴史コースと合わせてゲーテトレイルを歩きました。

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【旅程】
  1日目(11/25)関空→アムステルダム経由→ツェレ(泊)
  2日目(11/26)ツェレ→リューネブルク→ブラウンシュヴァイク→ゴスラー(泊)
  3日目(11/27)ゴスラー滞在(泊)
  4日目(11/28)ハルツ狭軌鉄道でブロッケン山へ→クヴェトリンブルク→ヴェルニゲローデ(泊)
  5日目(11/29)ヴェルニゲローデ→ヒルデスハイム→カッセル(泊)
  6日目(11/30)ハン・ミュンデン→ゲッティンゲン→カッセル→ニュルンベルク(泊)
  7日目(12/01)バンベルク→バイロイト→ニュルンベルク(泊)
  8日目(12/02)ニュルンベルク→アウグスブルク(泊)
  9日目(12/03)アンスバッハ→ローテンブルク(泊)
 10日目(12/04)ビュルツブルク→ミルテンベルク(泊)
 11日目(12/05)ミルテンベルク→リンブルク(泊)
★12日目(12/06)ヴェッツェラー→マールブルク→ブーツバッハ→フランクフルト(泊)
 13日目(12/07)リヴォーヴィレ→リクヴィール→セレスタ(泊)
 14日目(12/08)オー・クニクスブール城→カイゼルスベルク→コルマール→セレスタ(泊)
 15日目(12/09)セレスタ→リヨン(泊)
 16日目(12/10)ペルージュ→リヨン(泊)
 17日目(12/11)リヨン→アムステルダム経由→機中(泊)
 18日目(12/12)→関空

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  •  朝7:00 天気予報は曇り。気温は既に7℃で最高12℃。この1週間は気温が平年より10℃ほど高めで、防寒着の出番はありません。

     朝7:00 天気予報は曇り。気温は既に7℃で最高12℃。この1週間は気温が平年より10℃ほど高めで、防寒着の出番はありません。

  •  今日はヴェッツラー→アルスフェルト→ブーツバッハ→フランクフルトの予定でしたが、アルスフェルトへのアクセスが不便です。<br /> 昨夜ベッドの中で散々迷った結果、アルスフェルトをマールブルグに変更し、フランクフルトには夕刻到着する計画に変更しました。いずれにしろハードスケジュールです。

     今日はヴェッツラー→アルスフェルト→ブーツバッハ→フランクフルトの予定でしたが、アルスフェルトへのアクセスが不便です。
     昨夜ベッドの中で散々迷った結果、アルスフェルトをマールブルグに変更し、フランクフルトには夕刻到着する計画に変更しました。いずれにしろハードスケジュールです。

  •  ということで今朝は早立ちです。8:23リンブルク発の各停電車に乗りました。

     ということで今朝は早立ちです。8:23リンブルク発の各停電車に乗りました。

  •  リンブルクのホテルの朝食が8:00だったので、弁当にしてもらい車内で食べました。朝の通勤列車の中でちょっと恥ずかしかった。

     リンブルクのホテルの朝食が8:00だったので、弁当にしてもらい車内で食べました。朝の通勤列車の中でちょっと恥ずかしかった。

  •  9:25 ヴェッツラー駅到着。11:35発の電車でマールブルクに行くので正味2時間しかありません。

     9:25 ヴェッツラー駅到着。11:35発の電車でマールブルクに行くので正味2時間しかありません。

  •  旧市街へは駅前のショッピングセンターの中を通り抜け、

     旧市街へは駅前のショッピングセンターの中を通り抜け、

  •  旧市街に向かうバーンホフ通りの両側は朝市

     旧市街に向かうバーンホフ通りの両側は朝市

  •  ラーン川に沿って歩くこと15分。左手の高台に旧市街の建物が見えてきました。

     ラーン川に沿って歩くこと15分。左手の高台に旧市街の建物が見えてきました。

  •  旧市街の入口

     旧市街の入口

  •  旧市街の周囲には城壁が残っています。

     旧市街の周囲には城壁が残っています。

  •   大聖堂の建つDom Platzに出ました。

      大聖堂の建つDom Platzに出ました。

  •  広場の中央に大聖堂。正面の塔の部分は茶色、後ろの建物は落ち着いたグレー。

     広場の中央に大聖堂。正面の塔の部分は茶色、後ろの建物は落ち着いたグレー。

    ドーム広場 (ヴェツラー) 広場・公園

  •  13世紀に建設が開始され、ロマネスクとゴシックが混在しています。

     13世紀に建設が開始され、ロマネスクとゴシックが混在しています。

  •  Dom Platzにクリスマスマーケットの屋台が並んでいます。

     Dom Platzにクリスマスマーケットの屋台が並んでいます。

  •  Dom Platzを囲む建物の中にiがありました。ここで地図とパンフレットを貰いました。

     Dom Platzを囲む建物の中にiがありました。ここで地図とパンフレットを貰いました。

  •  Historical Walkの番号に従って回ることにします。

     Historical Walkの番号に従って回ることにします。

  •  その前に大聖堂の内部へ。

     その前に大聖堂の内部へ。

  • 正面祭壇のステンドグラス

    正面祭壇のステンドグラス

  •  パイプオルガン

     パイプオルガン

  •  Dom Platzに続くFishMarkt。美しい木組みの家が集まる小さな広場です。

     Dom Platzに続くFishMarkt。美しい木組みの家が集まる小さな広場です。

  •  建物の間に大聖堂。

     建物の間に大聖堂。

  •  旧市街の建物。太陽のシンボルが目を引く

     旧市街の建物。太陽のシンボルが目を引く

  •  大小さまざまな木組みの家

     大小さまざまな木組みの家

  •  さすが木組みの家街道の街。よく保存されています。

     さすが木組みの家街道の街。よく保存されています。

  •  同じ建物で色を変えているのは、所有者が異なっていることを表している、と聞いたことがあります。

     同じ建物で色を変えているのは、所有者が異なっていることを表している、と聞いたことがあります。

  •  こちらはパステルカラーの家並み。

     こちらはパステルカラーの家並み。

  •  こういうのはつい写したくなる。

     こういうのはつい写したくなる。

  •  ロッテの家に来ました。ロッテは正しくシャルロッテ・ブッフといい、ゲーテの親友の許嫁です。ヴェッツラーの帝国最高法院に法学の勉強に来たゲーテは、法律よりも恋に夢中になってしまい、その経験が彼の代表作「若きヴェルテルの悩み」のテーマになっています。

     ロッテの家に来ました。ロッテは正しくシャルロッテ・ブッフといい、ゲーテの親友の許嫁です。ヴェッツラーの帝国最高法院に法学の勉強に来たゲーテは、法律よりも恋に夢中になってしまい、その経験が彼の代表作「若きヴェルテルの悩み」のテーマになっています。

  •  ロッテは住んでいた左の白い建物はもとはドイツ騎士団の館。<br /><br /> ヴェッツラーは13世紀から神聖ローマ帝国崩壊までドイツ騎士団がここに館を構えていました。町が大きく発展したのは17世紀末からで、神聖ローマ帝国の最高裁判所にあたる帝国最高法院がこの街に置かれてからです。<br /> 

     ロッテは住んでいた左の白い建物はもとはドイツ騎士団の館。

     ヴェッツラーは13世紀から神聖ローマ帝国崩壊までドイツ騎士団がここに館を構えていました。町が大きく発展したのは17世紀末からで、神聖ローマ帝国の最高裁判所にあたる帝国最高法院がこの街に置かれてからです。
     

    ロッテの家 博物館・美術館・ギャラリー

  •  ロッテの家に隣接した右側の白い建物はViseum。この街が発祥のライカを始めとする光学精密機器メーカーが運営する光学博物館です。

     ロッテの家に隣接した右側の白い建物はViseum。この街が発祥のライカを始めとする光学精密機器メーカーが運営する光学博物館です。

    ヴィゼウム(光学博物館) 博物館・美術館・ギャラリー

  •  旧市街の南に行ってみます。

     旧市街の南に行ってみます。

  •  古い城壁と塔。

     古い城壁と塔。

  •  こじんまりとした旧市街でまたKorenmarktに戻ってきました。ヴェッツラーの中で最も美しい場所です。

     こじんまりとした旧市街でまたKorenmarktに戻ってきました。ヴェッツラーの中で最も美しい場所です。

  •  中央のモスグリーン色の建物はゲーテが住んでいた家

     中央のモスグリーン色の建物はゲーテが住んでいた家

  •  そのことを示すプレート

     そのことを示すプレート

  •  下の道を園児たちが歩いていきます。

     下の道を園児たちが歩いていきます。

  •  梁に彫られた彫刻。

     梁に彫られた彫刻。

  •  太陽は最もポピュラーなデザインでした。

     太陽は最もポピュラーなデザインでした。

  •  パンフレットによるとこの建物はヴェッツラー最も古いGothic stoneの建物だそうです。

     パンフレットによるとこの建物はヴェッツラー最も古いGothic stoneの建物だそうです。

  •  Zum Kronprintz ゲーテが昼食に通ったレストランです。

     Zum Kronprintz ゲーテが昼食に通ったレストランです。

  •  そのことをし示したプレート。

     そのことをし示したプレート。

  •  プレートを見ながら歩いたがドイツ語なので読めない。

     プレートを見ながら歩いたがドイツ語なので読めない。

  •  1時間余り歩いてDomPlatzに戻ってきました。さすが木組みの家街道の街、よく保存されています。

     1時間余り歩いてDomPlatzに戻ってきました。さすが木組みの家街道の街、よく保存されています。

  •  ラーン川から引いた水路にかかる橋を渡って旧市街を出ました。

     ラーン川から引いた水路にかかる橋を渡って旧市街を出ました。

  •  この風景はイギリスの田舎を思わせる。

     この風景はイギリスの田舎を思わせる。

  •  新市庁舎は帰り道の思わぬ場所にありました。

     新市庁舎は帰り道の思わぬ場所にありました。

  •  バーンホフ通りの朝市の新鮮な海の幸

     バーンホフ通りの朝市の新鮮な海の幸

  •  11:17 ヴェッツラー駅に戻ってきました。

     11:17 ヴェッツラー駅に戻ってきました。

  •  11:37ヴェッツラー発の電車に乗車。

     11:37ヴェッツラー発の電車に乗車。

  •  途中ギーセンで乗り換え。当初はここから東へ1時間のアルスフェルトに行く予定でしたが、時間がかかりすぎるので急遽マールブルクに行先を変更しました。

     途中ギーセンで乗り換え。当初はここから東へ1時間のアルスフェルトに行く予定でしたが、時間がかかりすぎるので急遽マールブルクに行先を変更しました。

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