冬のメルヘン　ドイツ、東フランスを巡る　２８（ドイツ編）　1２日目④　フランクフルト

2018/12/06 - 2018/12/06

１２日目　２０１８年１２月６日（木）　曇り

　大都会フランクフルトは明日のフランス入りの中継点としての宿泊が目的で、特に観光予定はありません。とはいえ折角来たので、夜の３時間足らずでレーマー広場のクリスマスマーケットを見物し、その後ザクセンハウゼン地区の酒場でリンゴ酒を飲みながら夕食をしました。

　クリスマスマーケットは人出も多く周囲の建物もライトアップされていて楽しめました。夕食はいかにもドイツの酒屋といった雰囲気の店で、リンゴ酒２杯に巨大なドイツ風ハンバーグステーキを頂きました。
　明日はフランスのアルザスに移動です。

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【旅程】
　　１日目（１１/２５）関空→アムステルダム経由→ツェレ（泊）
　　２日目（１１/２６）ツェレ→リューネブルク→ブラウンシュヴァイク→ゴスラー（泊）
　　３日目（１１/２７）ゴスラー滞在（泊）
　　４日目（１１/２８）ハルツ狭軌鉄道でブロッケン山へ→クヴェトリンブルク→ヴェルニゲローデ（泊）
　　５日目（１１/２９）ヴェルニゲローデ→ヒルデスハイム→カッセル（泊）
　　６日目（１１/３０）ハン・ミュンデン→ゲッティンゲン→カッセル→ニュルンベルク（泊）
　　７日目（１２/０１）バンベルク→バイロイト→ニュルンベルク（泊）
　　８日目（１２/０２）ニュルンベルク→アウグスブルク（泊）
　　９日目（１２/０３）アンスバッハ→ローテンブルク（泊）
　１０日目（１２/０４）ビュルツブルク→ミルテンベルク（泊）
　１１日目（１２/０５）ミルテンベルク→リンブルク（泊）
★１２日目（１２/０６）ヴェッツェラー→マールブルク→ブーツバッハ→フランクフルト（泊）
　１３日目（１２/０７）リヴォーヴィレ→リクヴィール→セレスタ（泊）
　１４日目（１２/０８）オー・クニクスブール城→カイゼルスベルク→コルマール→セレスタ（泊）
　１５日目（１２/０９）セレスタ→リヨン（泊）
　１６日目（１２/１０）ペルージュ→リヨン（泊）
　１７日目（１２/１１）リヨン→アムステルダム経由→機中（泊）
　１８日目（１２/１２）→関空

エリア フランクフルト(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　１７：２５　ブーツバッハから４０分でフランクフルト中央駅に着きました。

フランクフルト中央駅 駅

　カイザー通りを歩いてレーマー広場へ向かいます。

カイザー通り 散歩・街歩き

　駅から１０分ほど歩くと高層ビル群が立ち並ぶ広場に出ました。ドイツの金融、商業の中心で、マイン河畔のマンハッタンをもじって「マインハッタン」と呼ばれる場所です。

　青いユーロのマークの後ろはユーロ圏を統括する欧州中央銀行。

ユーロタワー 建造物

　マインハッタンから１０分程度で旧市庁舎のあるレーマー広場に出ました。盛大なクリスマスマーケットが開かれています。

レーマー広場 広場・公園

　バックのギザギザの屋根を持つ建物が旧市庁舎（レーマー）。

フランクフルト旧市庁舎 建造物

　クリームと茶の２色の建物はニコライ教会

ニコライ教会 (フランクフルト) 寺院・教会

　大都会なので人出もすごい。混雑ぶりはニュルンベルクのクリスマスマーケットに匹敵します。

　ドイツきってのコスモポリタンの街でいろんな人種の人がいます。もちろん日本人も多かった。

　中央に建つシンボルのクリスマスツリー

　ズームアップ

　フランクフルトはフランスへ向かう中継点のつもりですが、この大規模なクリスマスマーケットは値打ちがあります。

　レーマー広場のクリスマスマーケット

　レーマー広場のクリスマスマーケット

　盛大にぶら下がっているレープクーヘン

　ここでグリューワインの立ち飲み。

　大きさの揃った三角屋根の屋台。

　ミネルヴァの噴水

　レーマー広場のクリスマスマーケット

　メリーゴーランド

　子供たちの歓声が聞こえます。

　折角来たのでレーマー広場を離れて、少し街歩きします。

　フランクフルトの大聖堂。教会は１３～１５世紀にゴシック様式で建築されました。高さ９５ｍの塔は１４１５年に建築が始まり、完成したのは１８７７年です。

聖バルトロメウス大聖堂 寺院・教会

　神聖ローマ帝国の選挙、戴冠式が行われる教会で「カイザードーム」と呼ばれています。生憎扉が閉まって入場できませんでした。

　ゲーテ博物館は既に閉館

ゲーテハウス 博物館・美術館・ギャラリー

　とりあえず写真だけ。

　２番目の目的は名物のリンゴ酒を飲むこと。マイン川にかかる橋を渡って南のザクセンハウゼン地区に行きます。

Untermainbrücke 建造物

　ザクセンハウゼンは古き良き下町の雰囲気を感じる地区です。この辺りでは中世からどこの家でもリンゴ酒を造っており、庶民だけでなく王侯貴族もここへやって来てリンゴ酒を飲んだそうです。

　目指すお店を発見！

　アドルフ・ワーグナー。ガイドブックにも載っている郷土料理とリンゴ酒の店です。

アドルフヴァーグナー 地元の料理

　この時期なので外のテーブルで飲む人はいないが…

　店内はほぼ満員。いかにもドイツの酒場といった雰囲気。

　客は地元の人と観光客がほぼ半々。韓国人の若いカップルと同じテーブルになりました。

　これが名物のリンゴ酒。軽いさわやかな酸味がある一方、癖のある香りも。１杯１．８ユーロで、お代わりしたら陶器のピッチャ「ベンベル」で注いでくれました。

　料理は巨大なハンバーグ「ハックステーク」。

　ハックステークとリンゴ酒２杯で１４ユーロ。値段も庶民的。

　ザクセンハウゼンからの帰り道。フランクフルト歌劇場の前を通りました。全面が総ガラス張りでとても斬新です。

フランクフルト歌劇場 劇場・ホール・ショー

　２０：３０　駅前のサヴォイホテル・フランクフルトに到着。明日朝は早立ちなので駅前を選びました。

フランクフルトサヴォイ ホテル

　建物や設備は古いですが寝るだけ。値段も安いので不満はありません。

　バスタブ付きでした。１２日間のドイツ周遊を終え、明日から舞台はフランスです。