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パドヴァがベネツィアの近くにあるためにツアー客には見向きもされないのと似ていて、ルッカもピサという超有名な観光地に近いがためここを訪れる人は滅多にいない。<br /><br />いるとすればルッカとピサを間違えて列車を降りてしまった間抜けな一人旅の男か、有名な所だけを回るツアーにうんざりしてマニアックな旅を自慢の種にする一人旅の男か、知らない街を歩いてみたい、などと年甲斐もなくロマンティックな自分に酔いしれている恥ずかしい老年の一人旅の男くらいなものであろう。<br /><br />私がここを訪れたのは上記のいづれでもない、ピサだけで一日を費やすにはもったいない、せっかくなけなしの貯金をはたいて出かけてきた旅行である、一日で二度おいしい経済的な旅をしようという、けちな性分丸出しのルッカ旅であった。<br /><br />しかし残念なことにこの旅は誤算に終わった。ルッカが予想以上に楽しくてつい時間を忘れてしまった。気が付くとピサは斜塔を垣間見るだけで一日は終わろうとしていた。<br /><br />ルッカはこじんまりとした小さな町だが見るべきものは沢山あり、一人旅の男を飽きさせない。一人旅の男限定ではなく一人旅の女性もしかりである。<br /><br />

城壁で囲まれた小さな町 ルッカ 2 イタリア 13

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2017/03/13 - 2017/03/13

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pedaru

pedaruさん

パドヴァがベネツィアの近くにあるためにツアー客には見向きもされないのと似ていて、ルッカもピサという超有名な観光地に近いがためここを訪れる人は滅多にいない。

いるとすればルッカとピサを間違えて列車を降りてしまった間抜けな一人旅の男か、有名な所だけを回るツアーにうんざりしてマニアックな旅を自慢の種にする一人旅の男か、知らない街を歩いてみたい、などと年甲斐もなくロマンティックな自分に酔いしれている恥ずかしい老年の一人旅の男くらいなものであろう。

私がここを訪れたのは上記のいづれでもない、ピサだけで一日を費やすにはもったいない、せっかくなけなしの貯金をはたいて出かけてきた旅行である、一日で二度おいしい経済的な旅をしようという、けちな性分丸出しのルッカ旅であった。

しかし残念なことにこの旅は誤算に終わった。ルッカが予想以上に楽しくてつい時間を忘れてしまった。気が付くとピサは斜塔を垣間見るだけで一日は終わろうとしていた。

ルッカはこじんまりとした小さな町だが見るべきものは沢山あり、一人旅の男を飽きさせない。一人旅の男限定ではなく一人旅の女性もしかりである。

同行者
一人旅
交通手段
自転車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 市役所で無駄な時間を費やしてから、この道を走ります。<br />きっと、素敵なものに出会えるだろう♪

    市役所で無駄な時間を費やしてから、この道を走ります。
    きっと、素敵なものに出会えるだろう♪

  • おーっ 素晴らしい、こんな田舎町に・・・と思いましたが、侮ってはいけません。<br />ルッカは歴史のある立派な街なんです。

    おーっ 素晴らしい、こんな田舎町に・・・と思いましたが、侮ってはいけません。
    ルッカは歴史のある立派な街なんです。

  • テレビの取材でしょうか、専門家の先生らしき人が、この教会の紹介をしています。

    テレビの取材でしょうか、専門家の先生らしき人が、この教会の紹介をしています。

  • ルッカ様式のファサードを持つサン・ミケーレ・イン・フォロ教会。

    ルッカ様式のファサードを持つサン・ミケーレ・イン・フォロ教会。

  • 屋根のてっぺんには大天使ミカエルの像がルッカを守ってくれています。<br />私は咄嗟にアナウンサーの横尾正明さんかと思いましたよ。

    屋根のてっぺんには大天使ミカエルの像がルッカを守ってくれています。
    私は咄嗟にアナウンサーの横尾正明さんかと思いましたよ。

  • 教会のまえにはこのような商店が並んで、そして自転車も並んでいました。

    教会のまえにはこのような商店が並んで、そして自転車も並んでいました。

  • うーん、入ってみようか、せっかくなので中を見学することにしました。<br />入場無料だし。

    うーん、入ってみようか、せっかくなので中を見学することにしました。
    入場無料だし。

  • 何人かの人がいました。落ち着いた佇まいです。

    何人かの人がいました。落ち着いた佇まいです。

  • 右の方には大きな絵が掛かっていました。

    右の方には大きな絵が掛かっていました。

  • 中央正面には十字架にかかったキリストの像があります。

    中央正面には十字架にかかったキリストの像があります。

  • この陽だまりは老人のコミュニティにうってつけの場です。<br /><br />いつまでも早口で喋っています。

    この陽だまりは老人のコミュニティにうってつけの場です。

    いつまでも早口で喋っています。

  • 教会の横のサン・ミケーレ広場にはフランチェスコ・ブルラマッキの像があります。<br />左手には鉄の剣を持って、きりっとした表情で何かに立ち向かう様子です。<br /><br /> 1546 年 8 月 26 日、フランチェスコ・ブルラマッキは、ピサに侵入する計画を告発され、 逮捕された。尋問記録からは、この行為が彼の壮大な計画の一部に過ぎなかったこと、そ して、その計画には二つの目的があったことが判明する。一つ目の目的は、当時、ルッカ 同様にフィレンツェによる支配への脅威を感じていたシエナや、既に支配下にあったピサ など、近隣のトスカーナの都市を結束させて、自由で独立した都市連合を形成することだ った。そして二つ目の目的は宗教に関するもので、教皇やカトリック教会の堕落や腐敗を 改革し監督する役割を、皇帝カール 5 世に委ねること、また、カトリックとプロテスタン トの間の宗教的寛容を実現することだった。尋問記録には、これらの目的を達成するため の詳細な計画が供述されているが、計画は未然に発覚し、失敗に終わった。 <br /><br />フランチェスコ・ブルラマッキと「異端の都市」ルッカ   高津 美和 著 から引用しました。<br />

    教会の横のサン・ミケーレ広場にはフランチェスコ・ブルラマッキの像があります。
    左手には鉄の剣を持って、きりっとした表情で何かに立ち向かう様子です。

    1546 年 8 月 26 日、フランチェスコ・ブルラマッキは、ピサに侵入する計画を告発され、 逮捕された。尋問記録からは、この行為が彼の壮大な計画の一部に過ぎなかったこと、そ して、その計画には二つの目的があったことが判明する。一つ目の目的は、当時、ルッカ 同様にフィレンツェによる支配への脅威を感じていたシエナや、既に支配下にあったピサ など、近隣のトスカーナの都市を結束させて、自由で独立した都市連合を形成することだ った。そして二つ目の目的は宗教に関するもので、教皇やカトリック教会の堕落や腐敗を 改革し監督する役割を、皇帝カール 5 世に委ねること、また、カトリックとプロテスタン トの間の宗教的寛容を実現することだった。尋問記録には、これらの目的を達成するため の詳細な計画が供述されているが、計画は未然に発覚し、失敗に終わった。

    フランチェスコ・ブルラマッキと「異端の都市」ルッカ 高津 美和 著 から引用しました。

  • 広場に面したところに素敵な建物があります。時計は11時半を指しています。

    広場に面したところに素敵な建物があります。時計は11時半を指しています。

  • 「ムゼオ カサ プッチーニ」と書いてあります。<br /><br />残念な思い出、この時見ておけばよかった、プッチーニ記念館。

    「ムゼオ カサ プッチーニ」と書いてあります。

    残念な思い出、この時見ておけばよかった、プッチーニ記念館。

  • ゾクゾクするような路地がありました。

    ゾクゾクするような路地がありました。

  • 路地を通って広場に出ると、銅像がありました。<br /><br />確かではありませんがこれはプッチーニだと思います。<br />銅像の作者だけ書いてありました。ヴィート トンブラーニ と。<br /><br />

    路地を通って広場に出ると、銅像がありました。

    確かではありませんがこれはプッチーニだと思います。
    銅像の作者だけ書いてありました。ヴィート トンブラーニ と。

  • 気になる売店がありました。イル メルカティーノ 小さな市場を意味するそうです。<br />

    気になる売店がありました。イル メルカティーノ 小さな市場を意味するそうです。

  • ここで昼食らしきものを買います。飲み物と、クロワッサン、お菓子、それと非常に気になる物を見つけました。

    ここで昼食らしきものを買います。飲み物と、クロワッサン、お菓子、それと非常に気になる物を見つけました。

  • これがその気になる物です。硬そうですが今まで見たこともないパンのようなものです。試しにかじってみると確実に歯が欠けそうな硬さです。<br /><br />パンはイタリアが発祥の地だということですが、古代ローマの時代からあったそうですので、もしかしたら、この硬さは遺跡から盗掘されたパンではないかと疑いがもたれます。<br /><br />結局歯が立たなく旅行中持って歩きました、捨てるには忍びないですからね。<br /><br />帰国してから、これを前にして考え込んでしまいました。こんなに硬くちゃ、チェーンソーで切るか金槌で叩いて崩すしかないなぁ、と。このアイデアは現実になりました。金とこの上で思い切り叩くと、やっと崩れました。恐る恐る一片を口に入れると今まであじわったことのない深い味わいがありました。家族に勧めるとだれ一人試す者はいませんでした。

    これがその気になる物です。硬そうですが今まで見たこともないパンのようなものです。試しにかじってみると確実に歯が欠けそうな硬さです。

    パンはイタリアが発祥の地だということですが、古代ローマの時代からあったそうですので、もしかしたら、この硬さは遺跡から盗掘されたパンではないかと疑いがもたれます。

    結局歯が立たなく旅行中持って歩きました、捨てるには忍びないですからね。

    帰国してから、これを前にして考え込んでしまいました。こんなに硬くちゃ、チェーンソーで切るか金槌で叩いて崩すしかないなぁ、と。このアイデアは現実になりました。金とこの上で思い切り叩くと、やっと崩れました。恐る恐る一片を口に入れると今まであじわったことのない深い味わいがありました。家族に勧めるとだれ一人試す者はいませんでした。

  • 銅像の前にはレストランテがあってまだ準備中のようでした。<br /><br />この広場の反対側で自転車を停めて、さっき買ったものを食べながらスケッチを始めました。

    銅像の前にはレストランテがあってまだ準備中のようでした。

    この広場の反対側で自転車を停めて、さっき買ったものを食べながらスケッチを始めました。

  • いい加減なスケッチを終えて路地を選んでまた走り出します。

    いい加減なスケッチを終えて路地を選んでまた走り出します。

  • 路地にはいろんな顔がありますね。

    路地にはいろんな顔がありますね。

  • ピツェリーアと言う看板の店が見えます。まだ準備中です。

    ピツェリーアと言う看板の店が見えます。まだ準備中です。

  • ピッツエリーア ピッツァを売る店、ジェラッテリーァ ジェラートを売る店、<br />ファルマシーア 薬を売る店です。お店には○○アと必ずアが付きます。<br /><br />日本でもお店には○○屋、と「や」が付くのは同じですね。

    ピッツエリーア ピッツァを売る店、ジェラッテリーァ ジェラートを売る店、
    ファルマシーア 薬を売る店です。お店には○○アと必ずアが付きます。

    日本でもお店には○○屋、と「や」が付くのは同じですね。

  • 教会らしき建物の裏側の道

    教会らしき建物の裏側の道

  • いろんな店が並んでいます。雑貨屋さん ザッカリーア( ^ω^)・・・

    いろんな店が並んでいます。雑貨屋さん ザッカリーア( ^ω^)・・・

  • 路地です、味があるなぁ

    路地です、味があるなぁ

  • 通り抜け出来るでしょうか?

    通り抜け出来るでしょうか?

  • 水が止まって久しい水道がありました。

    水が止まって久しい水道がありました。

  • オンザ サニーサイド オブザ ストリート

    オンザ サニーサイド オブザ ストリート

  • 女性下着屋さん

    女性下着屋さん

  • 化粧品専門店です。マスカラ 3.95ユーロ

    化粧品専門店です。マスカラ 3.95ユーロ

  • 突き当りはブティックです。建物が素敵ですね。左上の角には彫像まであります。

    突き当りはブティックです。建物が素敵ですね。左上の角には彫像まであります。

  • ボンジョルノ シニョーレ 昔見た映画「鉄道員」のサウンドトラックにこの言葉がありましたね。

    ボンジョルノ シニョーレ 昔見た映画「鉄道員」のサウンドトラックにこの言葉がありましたね。

  • ずーとこんなところを通って

    ずーとこんなところを通って

  • こんなところを

    こんなところを

  • 突然目の前に高い塔が現れました、ジョットの鐘楼?ジョット違うなぁ いや ちょっと違うなぁ

    突然目の前に高い塔が現れました、ジョットの鐘楼?ジョット違うなぁ いや ちょっと違うなぁ

  • サン フレディアーノ聖堂です。<br />この聖堂の特徴であるこのファサードに描かれたビザンチン様式のモザイク画です。<br />屋外でも800年以上の時を経てもなお鮮やかな色彩を保つのはモザイク画だからこそですね。

    サン フレディアーノ聖堂です。
    この聖堂の特徴であるこのファサードに描かれたビザンチン様式のモザイク画です。
    屋外でも800年以上の時を経てもなお鮮やかな色彩を保つのはモザイク画だからこそですね。

  • キリストの昇天を描いたもので中央にキリスト、左右に天使、そして下には十二使徒の姿が描かれています。

    キリストの昇天を描いたもので中央にキリスト、左右に天使、そして下には十二使徒の姿が描かれています。

  • 中に入ってみました。

    中に入ってみました。

  • 身廊南にある祭室には伝アンドレア・デッラ・ロッビア作の、釉薬を使ったテラコッタ『受胎告知』が壁面上部に、その下の床にはモーセの物語の浮彫が施された円形の洗礼盤がありました。

    身廊南にある祭室には伝アンドレア・デッラ・ロッビア作の、釉薬を使ったテラコッタ『受胎告知』が壁面上部に、その下の床にはモーセの物語の浮彫が施された円形の洗礼盤がありました。

  • 壁際のガラスのキャビネットの中に美しい女性が横たわっています。<br />ルッカの街を見守り人々に数々の救いをもたらした聖ジタの遺骸です。1500年代に墓が掘り起こされたとき、ジダの肉体は今生きていたかのようなみずみずしいものだったといいます。掘り起こされて人前にさらされるのはジダの意思に反するものでした。しかも、美しい彼女の肉体はミイラ化して醜い姿をさらすことになったのです。<br /><br />私の郷里の街では私の実家が檀家の寺が駅前の一等地にあったため、傷んだ本堂の修理にかかる膨大な費用を捻出するため郊外に移転することになったときのことです。ある家の墓を掘り出したとき、和紙に包まれた婦人の遺骸が生きているかのようなみずみずしさを保っていたということです。彼女は江戸時代の商家の婦人だったということです。<br />外気に触れたその肉体は見る見る間に生気を失っていったという、埋葬許可をとって火葬にされたということです。<br />生への執着、愛する者をこの世に留めたい心理、人間て悲しいですね。<br />

    壁際のガラスのキャビネットの中に美しい女性が横たわっています。
    ルッカの街を見守り人々に数々の救いをもたらした聖ジタの遺骸です。1500年代に墓が掘り起こされたとき、ジダの肉体は今生きていたかのようなみずみずしいものだったといいます。掘り起こされて人前にさらされるのはジダの意思に反するものでした。しかも、美しい彼女の肉体はミイラ化して醜い姿をさらすことになったのです。

    私の郷里の街では私の実家が檀家の寺が駅前の一等地にあったため、傷んだ本堂の修理にかかる膨大な費用を捻出するため郊外に移転することになったときのことです。ある家の墓を掘り出したとき、和紙に包まれた婦人の遺骸が生きているかのようなみずみずしさを保っていたということです。彼女は江戸時代の商家の婦人だったということです。
    外気に触れたその肉体は見る見る間に生気を失っていったという、埋葬許可をとって火葬にされたということです。
    生への執着、愛する者をこの世に留めたい心理、人間て悲しいですね。

  • 壁面に描かれた絵の一部は聖ジタの人生のエピソードを物語っているそうです。

    壁面に描かれた絵の一部は聖ジタの人生のエピソードを物語っているそうです。

  • 聖ジタが人々に祝福をしている絵です。(私の想像です。)

    聖ジタが人々に祝福をしている絵です。(私の想像です。)

  • 「受胎告知」左側の大天使ミカエルが百合の花を手に持ち、マリアが聖霊によって受胎したことを告げています。<br /><br />キリスト教の有名な場面ですね。

    「受胎告知」左側の大天使ミカエルが百合の花を手に持ち、マリアが聖霊によって受胎したことを告げています。

    キリスト教の有名な場面ですね。

  • スクロベニー礼拝堂の天井を彷彿とさせる天井の色

    スクロベニー礼拝堂の天井を彷彿とさせる天井の色

  • 聖堂正面の祭壇

    聖堂正面の祭壇

  • サン フレディアーノ聖堂は、6 世紀にこの地に最初の教会を建設したアイルランド人の聖人フレディアーノ  にちなんで名付けられました。現在の建物は、12 世紀半ばに建てられたものだそうです。

    サン フレディアーノ聖堂は、6 世紀にこの地に最初の教会を建設したアイルランド人の聖人フレディアーノ にちなんで名付けられました。現在の建物は、12 世紀半ばに建てられたものだそうです。

  • 沢山の芸術的な絵があります。<br />なんだか得をしたような気持ちです。

    沢山の芸術的な絵があります。
    なんだか得をしたような気持ちです。

  • マリアと幼子キリスト、聖人たち

    マリアと幼子キリスト、聖人たち

  • 期待以上の興味深い街ルッカは次の街歩きで最終を迎えます。<br /><br />

    期待以上の興味深い街ルッカは次の街歩きで最終を迎えます。

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この旅行記へのコメント (12)

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  • mom Kさん 2021/01/26 21:17:25
    追憶の旅
    Pedaruさん、ルッカのお写真と説明ありがとうございます。泊まらないうえ、数時間のお散歩だけで、心残りいっぱいの町でしたから、気分は再訪。人が入っている写真の素敵さに魅かれました。あの町の大きさとシックなアカデミックさがお写真で立ち上ってきました。

    pedaru

    pedaruさん からの返信 2021/01/29 06:47:57
    RE: 追憶の旅

    mom kazukoさん おはようございます。

    旅行記にも書いていますが、あまり期待しないで行った町でしたが、想像以上の面白い町でした。観光客はほとんどいなくて、普段着を着た街という感じです。

    面白かったのは、建物の上に大きな木が茂っていて、この木の下で街を見下ろすという貴重な体験をしました。それと、街の周りが城壁になっていて、その上を自転車で走ったことなどがいい思い出です。心残りはプッチーニ記念館に寄らなかったことです。(下調べから漏れていました。)
    有名なピサにはぜひ行きたかったですが、ルッカも行けてラッキーでした。

    実は今、momさんの旅行記を覗いてきました、ちょっと参考までと思って見ましたが、おったまげました。喜界島に行った話、まずここを選ぶだけでも、もう並みではありません。
    飛行時間は13分、日本で2番目の短い滞空時間だというじゃありませんか、おかげで旅行記が面白くて、ウィキペディアなど幾つも調べてしまいました。30分以上も道草を食ってきました。

    そのうちmomさんの旅行記ほかのも覗いてみます、きっとユニークな記事が並んでいるきがして、ワクワクです。こんなつもりじゃなかったのに、ながいコメントになってしまいました、失礼しました。

    pedaru
  • ふわっくまさん 2018/06/26 08:20:33
    歴史ある街 ルッカ・・☆
    pedaruさん、おはようございます。
    GW中に素敵に仕上げられたのに、拝見するのが遅くなってスミマセンでした。

    ルッカ=今まで見たことがない、キレイな光景を見せて頂いて・・
    教会のてっぺん 横尾アナウンサーに似た大天使ミカエルには、ギョッとなりました(笑)

    そして小さな市場で買われた固いパンは、帰国まで持っておられたようで・・
    イタリアの人は、歯が強いのかなぁーなど思いました。

    ・・マスカラ=3.95ユーロは、お店に入って調べられたのでしょうか・・
    お土産用に、見られたのかも・・ですね(^^)

    聖堂でキャビネットに横たわる女性は儚げでもあり、生への執着・・愛する者への深層心理・・私も色々回想させていただきました。
                  ふわっくま

    pedaru

    pedaruさん からの返信 2018/06/27 07:19:07
    RE: 歴史ある街 ルッカ・・☆
    ふわっくまさん おはようございます。

    ルッカの教会の屋根の上の像はどう見ても横尾アナウンサーにしか見えなかったので、ふわっくまさんが同調してくださって嬉しいです♪

    食料品店で買ったので食べ物に違いないのですが、あの硬さは想像を絶します。あのパンとは限りませんが、イタリアには他にも硬いパンがあって、ワインにつけて食べる食べ方もあるそうですよ。

    > ・・マスカラ=3.95ユーロは、お店に入って調べられたのでしょうか・・

    いいえ、私は化粧品店に入るなんて虎穴に入るようなものですから、外の貼り紙を見ただけです。あちらの人にとってマスカラは必要がないほどの目をしているのにさらに濃く見せたいのですねー。ほんとに必要なのは薄い顔のpedaruです、マスカラつけてみたいわ〜♪・・・おっと危なくなってきました。誤解しないでね〜

    どこの聖堂でも聖人のミイラがありますね。愛する人への惜別でしょうが、あまりいい趣味とは思えませんが、こんなことを言うと、叱られそうですのでこの辺で・・・

    pedaru
  • 前日光さん 2018/05/16 23:34:26
    「ジョット違うなぁ~」とか「ザッカリーア」とか。。。
    真面目に読んでいるとアッという間にはぐらかされ。。。
    いつものpedaru節、分かっちゃいるけど( ̄∇ ̄)

    師匠、こんばんは。
    かなりルッカにハマッたようで。
    それにしても、いろんな路地をあちこちして、よく迷いませんね。
    師匠は方向オンチではないのですねぇ~
    イタリアはどうか分かりませんが、イギリスではこういった路地に迷い込むと抜けられないことがしばしばありました。
    さっきの道と平行しているはずだから、少し行けば繋がっているだろうと思って歩いて行くと袋小路になっているのです。
    彼らがわざわざパブリックフットパスなんていうのを作ったのは、通り抜けが出来ない袋小路が多いからなのでは?と思ったことがありました。

    それから、あの茶色の物体って。。。
    本当に食べることができたのですか?
    カビとか生えなかったのでしょうか?
    聖ジダの棺にでも入っていたのではないのかと妄想してしまいました。

    とにかくピサが遠いですね(>_<)


    前日光

    pedaru

    pedaruさん からの返信 2018/05/18 05:15:48
    RE: 「ジョット違うなぁ?」とか「ザッカリーア」とか。。。
    前日光さん おはようございます。

    ルッカの街が気に入ったのは観光客がいない、普段の生活がある、小さな町、しかしほどほどの見どころもある、とこんなところでしょうか。

    自転車でグルグル周っても狭い町ですから、迷ってもたかが知れてます。自慢じゃないけど方向感覚は・・まるっきり駄目です。グールマップより紙の地図の方が見やすい方です。

    あの茶色の物体、謎の食べ物ですが、ネットでいろいろ調べましたが、いまだに分かりません。食べ方と名前を聞いておけばよかったと思います。イタリアにはこのような硬いパンがあって、スープやコーヒーに漬けて食べる種類があるらしいですね。
    しかし、口にしたときは美味しさを感じられました。これなら災害の避難用にいいのではないかと思います、しかし、崩すための金槌を用意する必要がありそうです。

    ピサが遠い? その通りです。今絵を仕上げています。近日公開、乞うご期待。

    pedaru
  • 備前屋ねこさん 2018/05/04 20:36:46
    化石パン・・・
    pedaruさん、こんばんは♪

    世はGWですね~
    4トラのトラベラーさん達も色んな所にお出かけしていそうですねぇ。

    どう見ても石にしか見えないパン。
    「今まであじわったことのない深い味わいがありました」っていうのは石をパンに見立てたpedaruさん流ジョークかと思ったのですが・・・本当にアレは食べ物ですか?!
    化石?パンのミイラ?でもそんなモノ、お店で売ってるハズもなく・・・思わず拡大してまじまじと見てしまいました。
    ほんのりカビっぽく見える箇所もあって、ますます食べ物には思えませんでした(;´Д`)
    とてもおいしそうには見えないけれど、一体どんな味がするのか味見してみたい備前屋です。
    pedaruさん、パンの名前とかは覚えてますか?


       備前屋ねこ

    pedaru

    pedaruさん からの返信 2018/05/07 04:38:38
    RE: 化石パン・・・
    備前屋ねこさん おはようございます。

    あの黒いパンに反応してくれましたね、鰹節ではないですが・・・

    あのパンは厳密にいえば濃い茶色ですが、とにかく硬くて普通では崩せません。
    深い味わいと申しましたが、いわゆる調味料系のうまさではなくて作る過程でかなり手間をかけたと思われる味です。日本でも手間をかけて作る発酵食品などに近いかと思われます。

    名前とか食べ方を店の人に聞くべきだったと後悔しています。苦し紛れに pane fossile
    (化石パン)と命名しました♪

    pedaru
  • norisaさん 2018/05/03 10:01:37
    穴場の旅
    pedaruさん

    おはようございます。

    表紙のスケッチ、定番になりましたね。
    さて、人の行く裏に道あり花の山!
    これはご存知、相場の格言ですが、pedaruさんの旅にも当てはまりますね。
    ルッカ、聞いたこともない街でしたが、なかなかどうしてーー。

    あの黒いカンパンのような食物、あれはいったいなんでしょう?
    炭水化物のような?タンパク質のような?
    一度試してみたい保存食です(笑)

    聖ジタの遺骸、なるほど酸素はあらゆるものの保存の大敵ですね。
    ご実家近くの商家の女性も同様でしたか!
    日本にもそうした風習があったのですね。

    小さいながら芸術あふれるルッカでしたーー。

    norisa

    pedaru

    pedaruさん からの返信 2018/05/04 06:55:45
    RE: 穴場の旅
    norisaさん おはようございます。

    スケッチは写真にとってアップしていますが、大抵は実物以上に良く見えるようになりますが、今回はブルーの色が明るくなりすぎて不本意な絵になっております。実際の絵はもっと渋くて良かったのですが・・・・と言い訳しています。

    早速あの黒いパンに食いついて来ましたね。norisaさんらしく・・

    あの黒いバンは実に不思議な食べ物でした。と言っても街のお店で普通に売っているので
    地元の人にとっては不思議でもないですね。
    こんな食べ物に奥深い文化と伝統を感じました。なにせ古代ローマからの伝統ですから・・・

    聖人の遺体が焼かれずに保存されているのをよく見かけますが、あまりいい趣味ではないですね。「ゆっくり眠らせてくれー」と声が聞こえるようでした。

    pedaru
  • rinnmamaさん 2018/05/03 09:45:43
    朝から得した気分です~
    pedaruさん、おはようございます。

    最後に見たかったサン・フレディア―レ教会のビザンチン・ファサードを拝めて嬉しかったです。
    サン・ミケーレのファサードも見てみたいな~と思っていました。
    そう、ピサだけでは勿体ないと、私も思いましたよ。
    でも、今回はスルーだったので、同じように歩いただろうな~と、行った気分にさせて頂きました。

    ここにもグイニ―の塔があるんですよね!(登ろうと思ったので^^)

    自転車での散策ですがルッカはわりと平地みたいですから、石畳以外は大丈夫だったのでしょうか?
    中世の街並みを彷徨うっていいですね!
    何時か、私も・・・って。。どれだけ盛り込んで行くのでしょう(笑)
    朝から楽しませて頂きました。

    rinnmama

    pedaru

    pedaruさん からの返信 2018/05/04 06:36:01
    RE: 朝から得した気分です?
    rinnmamaさん おはようございます。

    去年は同じイタリアに旅行して、しかも一人旅、ベテランと初心者の違いはありますが、同じ仲間のような親近感を持っています。

    rinnmamaさんは事前の調査も綿密ですので、いろんなところをご存知ですね。今回、ルッカだけは訪問しなかったそうですが、私の旅行記で、> 最後に見たかったサン・フレディア―ノ教会のビザンチン・ファサードを拝めて嬉しかったです。
    と言って頂き嬉しくおもいます。

    私の場合偶然ここに来ましたので、素敵な人に会ったら、それが有名な人だった、というようなものです。中もなかなかのものでした。

    イタリア旅行記はなかなか終わりません、これではギリシャ旅行記を書くころには大半は忘却の彼方ということになりかねませんね。 では・・

    pedaru

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