2024/04/26 - 2024/05/05
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tanukkoさん
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2020年のGWにフィレンツェ旅行を予定していました。当時はビザ取得期間ながらも旅行は問題無いということで楽しみにしていたのですが、日々状況は悪化し、当然のことながら、中止に。その後、2泊3日のショートトリップは敢行したものの、郊外を訪れることが出来ていないままでした。2024年春、改めて訪問を計画したものです。天気がやや不安定ながらも、美しい新緑の季節を楽しみました。
出発から翌日のルッカ日帰り旅までの旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回はエールフランス。羽田からです。フィレンツェは世界的に有名な観光地の割には、空港は大変に小さくて、欧州内からしか乗り入れはありません。となると、ローマやミラノまで飛んで、そこから国内線にするか、鉄道で移動するか、もしくは欧州のどこかに飛ぶか。ANAがITAとのコードシェアを始めたけれど、予約が取りやすいわけでも、安いわけでもなさそう。鉄道での乗換はなんだかんだ言ってストレスがたまるのは分かっています。じゃあ、やっぱり、パリかフランクフルトかミュンヘン辺りで乗り換えかな。ANAのミラノ便は下期まで飛ばないのね。
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今回、宿をとりあえず11月辺りにある程度抑えた後に、モロッコ旅行やらなんやらの手配もあって、フライトはしばらく放置。2月にようやく真面目に調べると眩暈がするような金額。ううう・・・。サボっていて、申し訳ありません。GW初日と1日前倒しで相当違う。逆に1日後ろ倒しても、あまり変わらない。これまでやらないようにしていたけれど、さすがにこの金額差は・・・と1日前倒しでポチ。この行動のバックグラウンドには、少し前とは、職場の休みに対する考え方が相当変化しているというのもあります。
GW突入1日前だというのに、羽田のセキュリティは結構混んでいて、イミグレと合わせて抜けるのに30分程度かかりました。東京都心に向かって、飛び立ちます。ここまでガッツリ東京が見られることはなかなかありません。東京って、やっぱり大きいなあ。 -
そして、今日は富士山も見えます!A側でラッキー!スカイツリーとの共演です。この後、鹿島灘から太平洋上へ。
改めてフライトをみると、フィレンツェに1回乗換で行く場合には、ローマ・パリ・アムス・ミュンヘン・フランクフルト・チューリヒ辺りが現実解。そもそも、フィレンツェ乗り入れがそれほど多くないし。東京を朝発って、遥々太平洋を越えて、結構遅い時間になってしまう。というわけで、一番早く到着し、一番安かったエアフラにしました。実はお初。 -
予習して分かっていたけれど、エアフラの機内食は、飛び始めてからサービス開始までも、サービス自体もゆっくり目。昼間便でやることも無い場合、ゆったり出来るので、こういう方がいいな。食べ始めたと思ったら回収が始まるのとか、落ち着かないよねえ。噂の木のカトラリー、別に構わないけれど、それなら、固まり肉のメニューは止めた方がいいのではないかな~。切るのが難しくて、自分のみならず隣の人にソースを飛ばさないか不安になります。
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お約束のシャンパンもいっておきます。エールフランスは、シャンパンの規定を満たしつつお手頃なものを大量購入できるのでしょうが、それでもスティルワインよりは高いのだろうな。でも、止められないのだろうなあ。スパークリングウォーターにはレモンを入れてくれるし、頂かなかったですが、食後酒といい、エアフラの飲み物に対する譲れないものを感じます。
2020年の計画でもエアフラをチョイスしていました。フライト自体がキャンセルになったので、満額返金(正確には、まずクーポンに引き換え。1年後に利用困難な状況が継続する中、返金扱いに)。手続はスムースでした。 -
おやつは、コーヒーと一緒に。
当時の記録を見ると、東京からは夜発、早朝着の便でした。この時間だと仕事が終わってから出られるし、フィレンツェにも朝9時に着ける。しかして、2024年の今、閑散期でも7万円くらい差があって、とても選ぶ気にはなれない・・・。乗換時間なども含め、費用のことさえ考えなければ、これがベストっぽいな。フィレンツェは空港から町が近いので、タクシー前提で、夜が遅くなるスイスやドイツ経由もアリなのかも。 -
北に向かって、流氷が見えてきました。迫力・・・!北ルートは、実はまだ2回目。そして、前回は結構雲が多くて、あまり見られなかったのよね~。それにしても、北側(A列)の方がよりスゴイ景色が見られるだろうとチョイスしたものの、北というか西向きでもあるわけで、いつまでも暮れない太陽が結構眩しい。うーむ、これは困るね。
ところで、今回B列の人がかなーり頻繁にお手洗に行くのです。私も人より多めだと思うのだけれど、比較にならない。おかげで、お手洗に行きやすかったです。しかし、その頻度なら、通路側にした方がいいんじゃないのかなあ。早めにチェックインしていなくて、残り席になっちゃったとかかな。一方で、Cの人はずーっと寝ていて、別に通路側ではなくて良いのでは・・・笑。 -
グリーンランド上も快晴で、スゴイ風景!この景色、一挙に多くの人々に知られるようになったのだろうなあ。それとも、日本と欧州の間だけ?・・・気になって調べてみると、ソウルや北京からは南回りのようなので、日本との行き来だけで発生する事象のようですね。確かに、当初、ANAとJALで北回りか南回りか違っていたくらいだから、韓国まで西に行くと、北回りはノーチョイスでしょうか。ついでに、アンカレッジ経由がいつまで使われていたのか調べてみると、1972年にシベリアルート開始、1989年以降にソ連が開放策に転じ、1991年に廃止、だそうです。私の初海外旅行は1992年・・・。惜しい(何が?)。
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途中、軽食を取りに行って、パクつきます。分かりにくいけれど、サンドイッチ的なものだったような。あと、何があったっけな。
エールフランスは、何故かこれまで乗る機会がありませんでした。スカイチームというのと、フランスの地方にどうせ行くのであれば中東経由などで入るという手があるからですかね。そして、ブリュッセルにいるときは近すぎでした。そうは言っても一度くらいは乗ってみたかったので、ウレシイ。 -
それにしても、グリーンランド、スゴイな・・・。せっかくこれだけの陸地があっても使いようがないのが良く分かる。夏にはどうなるのかなあ。動物とかどれくらい、いるのかな。2022年の春からいきなり飛行機が増えて、驚いているのかな(まさか)。温暖化が進むと、どうなっちゃうのかな(功罪、めっちゃ影響が出ている模様)。
機内のWifiを拾ったからなのか(?)、北極圏内でもチョコチョコ位置情報をキャッチしていて、ビビります。iphoneの時計も反映されるので、結果的に何時間経過したときの写真なのか分かりにくい。 -
アイスランド海上空で、2回目のご飯が出ます。かなーり軽い感じで、結局は動いていないから、これで良いようにも思うし、でも、時間も結構経っているから、人によっては発狂するのではないかと心配になります。上に載っているサンドイッチ的なものはホカホカ。これと、オカズだけ頂いておきます。そして、前情報通り、飲み物がやたらと入っている・・・。エコノミー症候群予防のためには水分取った方がいいのかもだけど、お手洗を考慮するとねえ。
アイスランドは北端を通ったのですが、雲が多く、殆ど何も見えませんでした。一昨年行った辺りの上を通過したはずなのですが。こうやって通ると辺境感が薄れる・・・。 -
私は、飛行機にいくら乗っていても大丈夫なタイプなのですが、昼便14時間だとさすがにちょっと退屈します。今日はあまり眠くならなかったし(欧州行き昼便はいずれにしても寝ないようにしています)。
スコットランドの先端が見えてきました。地面に穴が多いというか海とまだらになっているのが良く分かります。この辺りもいつか行ってみたいなあ。 -
イングランドに入ると、大地は青々として、スコットランドとの差をかなり感じます。そして、フランス突入。春めいています。
このフライトは16:50着、次は17:55発です。65分。エアフラがOKしているのだからとあまり何も考えずにポチッたけれど、よーく考えると、初めてのシャルル・ド・ゴール、イミグレもセキュリティもある、と考えると、かなりギリギリです。数々の反省が全く活かされていません。予約するときは、金額とフィレンツェの到着時間しか見ていませんでした。パリが近づいてから初めて気が付いて、まあ、でも、定時ちょっと前ランディングっぽいし、頑張るしかないか・・・と気合を入れます。ターミナル移動もあるし、大変そうだな~。 -
ほぼ定時着も、降機まではそれなりにかかって、降りたところに待ち構えている人はいないことを確認して、ひたすらダッシュします。イミグレは空いていて、数人レベル。2、3人だけ譲ってもらって、セキュリティではリンゴジュースを捨て・・・。うひゃー、一番端っこ!ツライ!なんとか一番最後から2番目辺りに間に合いました。慣れてて、ビジネスなら、まあいいとして、後ろの方に乗ってて、ちょっとボーっとしていると一発アウトです。ルートを一度でも間違えたら、当然ダメ。疲れたあ。汗ビッショリ。
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ボーディングは若干モタクサしていて、ああ、これなら5分ぶんはゆっくり歩けたのではと思いつつ、私のすぐ後ろに全ての受付を終えたエアフラの人がいて、背筋が凍ります。乗るのに時間がかかっているのは、荷物持込の人が多いためとみました。エアフラは、荷物預けがデフォルト有償なのですよね。しかし、おかげで、ロスバケにはならずにすみました。この乗換、荷物を預けていたら、絶対間に合わなかったはず。一方で、フィレンツェ行きは、最後の10人程度は、荷物は強制的に預けさせられました。これはこれで、ロスバケの心配が無く、自分で荷物を上げなくて良いので、私は好きです(次の乗換が迫っていなければ)。
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小さい機体だから、乗るのに時間かかるな~と思っても、結局、ほぼ定時に出発でした。ここを乗り越えると、もう、今回の旅行の大変なところの半分くらいは終わった感じがします。
アレっ?短距離便なのに、飲み物が出るの?喉が渇いていたから、超ウレシイ~。ええっ、サンドイッチも?ルフトやブリュッセル航空との差! -
フランス・スイス上空は雲が多くて、あまり様子が分からなかったですが、フィレンツェに近づき降下していくと、中部イタリアの美しい大地が眺められました。日の入り直前です。やっぱり、明日はあまりお天気良くないかなあ。
エアフラの荷物預けポリシーだと、乗り込む時は時間がかかります。そして、最後の方の人は強制的に預けさせられて、そのオペレーションも入る。でも、その分10分早くチェックインを始めれば荷物の取り扱いが減って、航空会社的にはむしろ楽なのかな。ロスバケの処理もかなり無くなるしね。 -
荷物をサクッとピックアップして、トラムへ。あれ、切符の自動販売機が故障しているらしく、おじさんが切符を手売りしています。うーむ、細かいのが無い・・・と思っていたら、2枚売りつけられて、ちょうど良くなるようにお釣りをくれました。帰りも乗るから、まあ、いいか。ちょうど薄暗くなる中を市内に向かいます。フィレンツェで、少し遅い到着でもいいかと思ったのは、空港を使うのが2回目で勝手が分かっている・トラムの本数が多い・乗っている時間も20分・最悪ディレイしてタクシーでもたかが知れている、といった辺りを踏まえたものです。
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今日の宿は、Hotel Cosimo de Medici。フライトを想定よりも1日前倒しにして、2月になってから探した時には、フィレンツェの安い宿は相当出払っている状況。結構2泊以上縛りが多いのですよね。明日からの宿は3泊取れていて、2泊2泊にするとか、明日からの宿でもう1部屋お願いするか、も考えたのですが、明日からは一応良い感じで確保できている中削るのもなあ、逆に同じところで4泊は多いな、と、駅から近くて、評判もまあまあ、金額も許せる範囲のこちらにしました。本当に駅から近い。私にしては夜遅めなので、駅近は譲れませんでした。入口はちょっとだけ分かりにくいかも。この手の宿に慣れていれば、楽勝。
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わ、狭い。まあ、シングルだしね・・・。1泊だし、気にしないことにしましょう。これで140ユーロ近いのはフィレンツェならではです。
しかして、少し違和感があったので、後からHPやAgodaのページを見直したところ、シングルルームの説明にダブル以上の写真が使われています。「シングル」ときちんと書いてあって、Booking.comを見れば11平米なのは分かるので、ウソはついていないけれど、若干微妙です。Agodaから「宿の説明は適切だったか?」というアンケートが来ていて、気が付いていないまま、うっかり「Yes」と答えてしまったけれど。 -
さて、軽くお腹に入れて、今日は休みましょう。宿からすぐのBondiに行きます。喧噪の駅前Nazionale通りから、夜でも賑やかな中央市場へ向かう細い道へ折れたところに、こんな静かなお店があるとは!ブログで読んでいて頭では分かっていても、非常に不思議な感じ。メニューも多くて色々気になるけれど、今日は疲れているので、長考する気になりません。目に留まったもの(既にできているもの)を指さしして、お持ち帰りにします。
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その横には、こんな感じで、色々なチョイスがあります。気になる・・・。
今日の宿ですが、22:30にフロントが閉まります(HP上では21時。問い合わせたら22:30まではいると言われた)。フライトの色々な条件を気にしながらなのに、こんな宿を選ぶのはイマイチだよねえと思いつつ、24時間フロントオープン×ホテルとして良さそう×価格がこなれている、の3点を満たすところを見つけられず、遅れた場合にもセルフチェックインは出来るということを確認して、決めました。まだ、人がいる間に到着出来て良かった。 -
21時閉店のConadに滑り込んで、ビールを調達。330mlの缶はオランダのしかなかった。まあ、イイや。
安着、お疲れ~。シャワーを浴びて(浴室の照明が超絶変な色だけれど、写真で事前に分かっていたので気にせず。なんでこんなのにしているんだろう~?)、すっきりしてから、プシュッと。 -
サルシッチャの載ったピザ。美味しい!3ユーロ、安い!さすが、イタリア!包みが素朴でイイね。
お腹を満たしたら、ベッドに倒れこみました。 -
翌朝。当然のことながら、早めに目が覚めます。この宿は、部屋にはポットは無いのですが、朝食エリアにコーヒー・紅茶が置いてあります。夜というか早朝は若干煮詰まっている感もあるけれど、まあ、許容範囲でしょうか。昨日、フィレンツェ便でもらったサンドイッチをつまみます。
今日はやっぱり、雨っぽいな~。 -
ホテルのファーストフロア(日本式2階)の図。私の部屋はかなり小さいことが分かりますね。2や4も相当だな~。実際には右側にもう少し部屋があったような・・・別の建物扱いなのかな。グルっと回っていくので、方向感覚が若干失われますが、おそらく上が表通りに面していて、私の部屋は裏側が見えました。工事中でちょっと残念な感じの風景。初日をやり過ごすためというつもりで来ているからあまり気にならないけれど、「数日きちんとしたホテルに滞在する」というつもりだと、結構萎えるかな。シングル以上の部屋だと、印象は変わるかもしれません。工事が終われば雰囲気が良くなる可能性も結構ありそう。
宿の名前部分にシールが貼ってあります。リブランドしたんだな。 -
長時間移動の後に、朝からどれくらい動く気になっているか、自分でも分からなかったので、ちょっとユルめのスケジュールにしていました。結果、スムースだったので、体力十分。まずはサクッと市場に行きましょう。
雨の土曜日の朝、静かなフィレンツェ。さすがに、この時間だと観光客も殆ど歩いていません。帰ってきたなあ。 -
30分弱歩いて、サンタンブロージョSanta Ambrogio市場にやってきました。フィレンツェに4日間いても、日曜は休みだったり、郊外に行こうとしていたりすると、意外に行くタイミングは少なく、計画的に訪問する必要があります。雨だからか?、特に屋内は空いていました。
この市場は、昨年、150周年を迎えたようです。フィレンツェ最古。あれ、でも、大昔から、市場自体はあっただろうから、この建物が出来た時とかそういう意味かな? -
わーお、美しい加工されたお肉とお惣菜の数々。イタリア人は、食べ物に対する情熱が、他の欧州人に比べて、絶対高いよね。しかして、結構な値段だし、自分が、こういうものをそれほどガツガツ購入して調理するわけではないということを、今の私は知ってしまっている。わざわざ来たからには、アパートメントに滞在して自炊するのではなく、誰かプロが作ったものを食べたい。では、何故市場に来るのか・・・きっと鑑賞したいんだな、私は。
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食堂の、洋梨の赤ワイン煮。ツヤツヤで魅惑的。事前に作ってあって、これくらいは捌けるということなのだろうなあ。なかなかここまでたどり着かない・・・。
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豆とズッキーニの花。大変に丁寧に並べられています。ここの市場は、屋内に、肉・魚・乾物などが、屋外で建物を囲むように、お野菜・乳製品コーナーがあります。南側のエリアが丁寧・ちょっと高め野菜ゾーンで、西側がお買い得系、かな。丁寧ゾーンの仕事はかなりハイレベルで、一見の価値があります。ズッキーニの花は、自分でも一度調理してみたかった。ブリュッセルでは、あまり売っているのを見たことがなかったな。
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ミネストローネの材料にする野菜。2.5ユーロか、うーむ、これはお買い得ですねえ。最近、スープ作ってないなあ。在宅の時に、復活させようかなあ。
中央市場は、観光客として見る楽しみがあるし、お土産を買うならそちらだろうけれど、地元民市場としては、圧倒的にこちらの方が素敵です。 -
Dolci Dolcezzeとどちらにしようか迷って、結局、Vivoliへ。前に来たときに、アイスは食べました。クリーム入りコルネットとカフェラテで朝食。2.9ユーロ。安い。イタリアならカプチーノなのだろうけれど、私は、あのモコモコ過ぎるのがあまり好きではないということが分かる。パンは、本当はスフォーリアを試してみたかったのだけれど、まだ出てなくて、こちらになりました。食べている途中に登場した。残念。
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宿に戻って、チェックアウトして、バスターミナルを教わってから出発です。スタッフのおじちゃんお姉さんがいつも気持ち良い宿でした。
荷物を次の宿に預けに行ったら、もう部屋に入れるとのことで、色々説明を受けているうちに時間が足りなくなりました。慌てて、ターミナルに向かい、チケットを買って(あなたの乗りたいバスは、このターミナルから出発するのではないのよ、と何度も念を押される)、トラムに飛び乗ります。この頃、雨脚が強くて、ちょっとツラい。 -
空港から一つ前の駅で降りると、ルッカ行きのバスがあるターミナルがあります。切符の自動販売機は長い行列になっていて、さっきのSMN駅近くのターミナルで買って、良かったな。観光バスタイプの立派な車両がやって来て、しかして、乗客は、私ともう一人だけ。ど~して?券売機に並んでいた、あの人達は、どこに行くのかな。
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出発すると、すぐに高速っぽい道に入って、一路ルッカへ。右手に、ボローニャとの間の山並みが眺められます。
ところで、今回初めて、Agodaを使いました(モロッコでも一度予約したものの日程変更する中でキャンセルしてしまった)。基本は直接予約派で、直接予約が出来ない(何か不具合があって処理できないとか、英語のページが無いとか)場合はBooking.com派。しかして、フィレンツェのホテルがどうにも高い中で、Agodaはたま~にやたらと安い部屋が出ている。 -
ピストイアを抜けて、次の町に行く途中で軽く山越えがあって、視界が開ける。
ま、当たり前ですが、Agoda、何の問題もありませんでした。予約した後にチェックイン時間の質問とかで宿とも直接やり取りしていたし。この事前のコミュニケーション、安心のためには重要と思う今日この頃。そして、やっぱり、直接予約やBooking.comの方が好きだけれど、価格差があれば、他のサイトも使おう。プライスマッチングもあるけれど、交渉は面倒だし、その間に部屋が無くなってしまうと嫌だよねえ。 -
あの、左に見えるのは何~?こういうのがいきなり出てくるのが、イタリアやギリシャ辺りのスゴイところだ。Acquedotto Nottolini、かな?
ホテル予約サイトの功罪は色々言われるところではありますが、直接予約よりも、安かったり、予約がしやすかったりするのであれば、使ってしまおうというのが今の私の考えです。条件や価格が同じであれば直接予約。TripadvisorやBooking.com無しに、出会えなかったホテルは本当に多かった。 -
ルッカに近づいて、鉄道駅辺りで降りようと思っていたのに、アナウンスが分からず降車ボタンを押すタイミングを逸しているうちに、結局、終点のVerdi広場で降りました。早速、街歩き開始です。San Michele in Foro教会。
ああ、でも、もう、お腹空いてきたなあ。朝ご飯、軽かったしなあ。もう12時だよねえ。 -
パン+ケーキ屋さんの店先に貼ってあったルッカの名物。こういうのが明確なところは、良い町に違いない。
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今日のお昼は、cecina!ルッカ名物ですが、これって、ニースで食べたのと同じだよねえ(ニースではソッカという名前)。両者とも、ここでしか食べられない珍しいもの的に書いてあるけれど、実際には南仏~イタリアの広い範囲で食べられているのではなかろうか。人気のお店なだけにソコソコ行列していますが、回転が良く、あっという間に進みます。※リグーリアではファリナータ、シチリアではパネッレと呼ばれているそうな。パネッレは揚げるようで、ちょっと違くない?とも思うけれど。
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上手いこと席も確保出来て(スツール的なのだけど)、白ワインと一緒に、一息。美味しい。ヒヨコマメ、好き。こういう軽い食べ物があるのが、イタリアの良いところよ・・・(この後、同じフレーズが何度も出てきます 笑)。ワインと合わせて、5ユーロ!休暇が始まった!としみじみ。
このお店は、おそらくお手洗いは無さそうな雰囲気でした。 -
Da Felice。こんな感じの、かなり小さなお店です。チェチーナではなく、ピザやらなんやらを頼んでいる人も多かったな。1つのカットは超小さいので、一人でも色々試せる気がします。地元の人、観光客入り乱れて、混んでいるのに居心地が良いお店でした。
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お腹が満たされたところで、本格的に散歩開始。ルッカに来ようという決め手になった、城壁の上を歩きたかったのです。表紙写真のような感じで、歩きやすい。城壁から外側のお堀部分を見ると、芝生が美しいです。こういうのが自分の町にあったら、散歩がしやすいですね。でも、やっぱり、前の家のように、森が近くにある方がもっといいかな。それにしても、この町の構造というかスタイル、あまり見ないよね。防御しやすそうな感じもしないし・・・どうして、ルッカだけこうなったのだろう。
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春のお花が色々咲いていて可愛らしい。その向こうに、犬を連れてお散歩をしている人がいます。
ルッカは、「暮らすように旅するフィレンツェ/トスカーナ」で相当に推してあったので、来てみたくなりました。ま、この本で言うほど特別感があるかというと若干盛っているというか、著者の個人的な思い多めな気もするけれど(笑)、こんな風にプラプラと、さほど大きくない町を歩くのは楽しい。 -
さて、駅に向かいましょうかね。何故か自動販売機が使えなくて、列に並びます。さっきのバスにしろ、この電車にしろ、ウェブでも切符は買えるはずです。最近は、私自身、かなりウェブでの事前購入にシフトしています。でも、一方で、特に、長期旅行中は、何でもかんでも事前予約することに疲れている自分がいます。予約して決済してというのは手間ではあるし、近距離モノは事実上キャンセル出来ないし、予定が拘束されるし。というわけで、予約マストなものは予約して、その場でどうにかなるものは、駅で並んでも、その場で買いたいというのが今日この頃。
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少し時間が空いたところで、お手洗いにも行きたくて、駅前のなんてことはないカフェに。お手洗いに行くためにカフェに入り、またコーヒーを飲んでしまうと負のループに入ってしまうのですが(そして、それは、私の旅あるあるなのですが)、エスプレッソだとその心配の無いのが良い。イタリアに来てるなあ。2ユーロ。
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中途半端に時間があるので、改めてドゥオーモを見に行くも、スゴイ長い列でした。こんなに人気なの~?
結局、ルッカを散歩している間は、駅に向かう少しの間を除いては雨に降られずにすみました。それにしても、初日からかなり歩きました。足の裏が疲れた。 -
フィレンツェ行きの電車は早めに来ていて、でも、何故か定時には発車せず。まあ、座ってのんびりしていられるし、次の予定があるわけでもないし、呑気に待ちます。結局、10分遅れくらいで出発したかな。あ、青空が見えてきた。ウレシイ。
バスと電車は完全に同じ価格(8.4ユーロ)でした。時間的にも似たような感じで、皆、どう使い分けているのかな。私は勿論、行き帰りで違う交通手段、という基準ですが。バスの方が郊外に出なくてはいけない分、少しだけ面倒。だから、バスは空いているのかなあ。電車と完全競合するルートを運営している意図がイマイチ分かりません。 -
今日から3日間お世話になるResidenza Castiglioniです。唯一のシングルルームを予約していました。予想通り、狭い!最近、狭い部屋には閉塞感を感じてブツブツ言っていることが多いのを認識しています。しかして、この部屋はそうは感じませんでした。ポイントは、天井が高い+窓が大きめ、そして、配置が絶妙で使いやすいことかと思います。黄色の色遣いが明るく感じさせることもあるのかな。天井の低い、天窓があるような部屋は止めた方がよいということかも。天窓、写真で見ている分には秘密基地っぽくて好きなので選びたくなっちゃうのよねえ。
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お茶セット色々。今回の宿は、初日を除いて、お部屋にお茶セットがあります。最近、カロリーメイトやカップスープ的なものを持ちこんで、食事に出かけないようにする方法を導入すると、疲れているときや時間があまりないとき、レストランの食事は重いと感じるときに楽だということを発見して、ポットの重要性は上がっているのです。イタリアの場合、ポットは良くてもコーヒーはインスタントだったりで気合が入っていないことが多いように思う。やっぱり、きちんとしたエスプレッソを飲みたいからだと睨んでいるのですが。
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カーテンと窓。午後は日が差し込んで暑すぎるくらいだったので、カーテンはほぼ閉じていました。
この宿は、直接予約の場合、お水やビールがコンプリメンタリーになります。これはHPの分かりにくいところにしか書いてなくて、あまりきちんと覚えておらず、お水だけと思ってしまい、ビールを飲みはぐりました。こういうの、スーパーで小さいビールを見つけるのが大変だったりするから、結構重要ポイントなのですが。 -
水回り。写真には映っていませんが、シャワー+トイレ部分は相当にコンパクトで、特に、シャワーは壁が可動式(なんと説明すれば良いのかな)で、人によっては、ちょっと「え~」と思うかもしれません。私も、最初そう思いました。しかして、使ってみると、作りが絶妙で、水が周りに流れ出すということもなく、割と悪くありませんでした。この部屋の場合、必ず1人泊まりだから、自分で計画立てて行動すれば、もう一人が濡れた中で何かしなくてはいけないとかもないしね。
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宿の近くに、ワインの穴がありました。こういうの、偶然見つけるとウレシイ。ここは、完全に塞がれてしまっている感じかなあ。普通の町だと、もっと観光資源として活用するよねえ。フィレンツェというかイタリア、こういうのお腹一杯で持て余しているように思う。
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さて、今日の夕食はLe Volpi e l'Uvaに向かいます。予約をお願いするために、フロントに行って「・・・今日は予約でいっぱいだけど、今電話に出ている彼の名前を言ってくれたら、なんとかすると言っているよ」「それでお願いします」「ありがとう。ところで、明日の朝食の時間なんだけれど」・・・あれ、会話が噛み合わないな・・・。「君の泊まっている宿のフロントは、もう1階上だね」「!!」この宿、ちょっと複雑な構造で、別のホテルのフロントが1つ下に入っているのです。
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ひぃ~!「ご、ごめんなさい。予約もしてもらってしまって恐縮です・・・」「いやいや、全然問題ないよ」私が間違って入ってきたのを分かっていて対応してくれたのか、向こうも気が付いていなかったのかは不明です。
お店に向かうと、「ああ、さっきの。でも、ゴメン。30分あとにもう1回来れますか」はいはい、分かりました。戻ると、今度はカウンター席に入り込むことが出来ました。 -
突き出し。こういうのが出てきて、しかも、一工夫しているの、イタリア大好き。良く見ると、両方、トマト+オリーブオイル+パン?(よく覚えていない)にも関わらず、全然違う!
良い気分でまったりしていたところ、一人で飲んでいた隣のオニイチャンが話しかけてくる。 -
食べ物のメニューは、あまり多くはなく、厳選している感。Crostone con 'Ndujaにしました。ンドゥージャという、ちょっとピリ辛サラミのスプレッドを塗ったクロスティーニ。
隣の人に最初はまあまあ楽しく対応していたものの、段々若干ウザイ感じに。一人で過ごさせて~。この状態になったのがオーダーの後だったので、そのまま食べましたが、そんな状態での食事は味も中くらいなり・・・うう。 -
クロスティーニのためにワインも追加していたけれど、以下同文。お店のせいではないけれど・・・。食べ終わったら、サクッと出ることにします。残念。28ユーロ。
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夜のはじまるアルト川。美しい。実際にはめちゃくちゃ賑やかなフィレンツェ中心部の土曜の夜ですが、この写真だけ見ていると、静けさを感じます。
明日からはしばらくお天気良さそう。
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