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ピサには是非行きたいと思っていたが、近くにルッカと言う面白そうな町があることを知った。サンタマリア・ノヴェッラ・フィレンツェ駅で切符の自動販売機に立ち向かっていた。<br /><br />というのも大げさな感じだが何日か前、ヴェネチア行きの切符を買おうとして挫折してしまった苦い体験があるので、今日こそは自動販売機に挑戦しようとしていたのだ。<br /><br />「えーと、これを押して・・」すると突然、隣にいた婦人が「ドベ?どこ行くの?」と聞いてきた「ルッカです」。するとつぎから次へとパネルを押すよう指示してきた。言われるままに押しているとあっという間に切符が出てきた。<br /><br />「グラツィエ、モルトジェンティーレ」お礼を言った、すると無表情に「こっちへおいで」と誘う、あっ これがうわさに聞く勝手に切符の買い方を教えて金を要求するジプシーとはこのことだな、と気づいた。私は気づかぬふりをして「グラツィエ モルトジェンティーレ」を繰り返して背を向けてしまった。 あー 怖かったー<br /><br />翌日、昨日の雪辱を果たすため、再度自販機に挑戦しようと販売機の前に仁王立ちになった。大きく息を吸い込んだ。<br />短距離走の選手がスタート地点に立った心境である。慎重にパネルを操作する、と、傍にいた学生風の青年が「どこへいくのですか?」と、「はい、オルビエートです」素直に答える、すると勝手に目にも止まらぬ速さで次々と画面をタッチして切符を買ってしまった。<br /><br />グラツィエと言うとお金をくれと言う、むっとしたがポケットを探ると1ユーロにも満たない小銭が何個か手に触れた。<br />はい、どうぞ、と手渡すとあまりの少額に呆れたのか、私の気迫に気圧されたのか黙ってうな垂れて去って行った。またしても自販機から切符を買うという夢は消え失せたのだった。<br /><br />別の日 どこの駅か忘れたが、窓口で切符を買おうと窓口で行き先を言うと、それは向こうの窓口で買ってください、と言われた。そのまま横滑りして窓口にて行き先を告げた、すると女性駅員は「向こうのシニョーラの順番ですよ」と言う。振り向くとつづら織状に仕切られた柵の向こうに順番を待っている笑顔の婦人が何か言っている「どうぞお先にかまいませんよー」<br /><br />「グラツィエ」笑顔でお礼を言って無事切符が買えた。あまりイタリア語を知らなくても雰囲気で意味がわかるものですねぇ。以来とうとう窓口でしか切符を買えない人間になってしまった。「嗚呼」嘆息。

塔の上に森がある  グイニージ塔 ルッカ 3 イタリア 14

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2017/03/13 - 2017/03/13

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pedaru

pedaruさん

ピサには是非行きたいと思っていたが、近くにルッカと言う面白そうな町があることを知った。サンタマリア・ノヴェッラ・フィレンツェ駅で切符の自動販売機に立ち向かっていた。

というのも大げさな感じだが何日か前、ヴェネチア行きの切符を買おうとして挫折してしまった苦い体験があるので、今日こそは自動販売機に挑戦しようとしていたのだ。

「えーと、これを押して・・」すると突然、隣にいた婦人が「ドベ?どこ行くの?」と聞いてきた「ルッカです」。するとつぎから次へとパネルを押すよう指示してきた。言われるままに押しているとあっという間に切符が出てきた。

「グラツィエ、モルトジェンティーレ」お礼を言った、すると無表情に「こっちへおいで」と誘う、あっ これがうわさに聞く勝手に切符の買い方を教えて金を要求するジプシーとはこのことだな、と気づいた。私は気づかぬふりをして「グラツィエ モルトジェンティーレ」を繰り返して背を向けてしまった。 あー 怖かったー

翌日、昨日の雪辱を果たすため、再度自販機に挑戦しようと販売機の前に仁王立ちになった。大きく息を吸い込んだ。
短距離走の選手がスタート地点に立った心境である。慎重にパネルを操作する、と、傍にいた学生風の青年が「どこへいくのですか?」と、「はい、オルビエートです」素直に答える、すると勝手に目にも止まらぬ速さで次々と画面をタッチして切符を買ってしまった。

グラツィエと言うとお金をくれと言う、むっとしたがポケットを探ると1ユーロにも満たない小銭が何個か手に触れた。
はい、どうぞ、と手渡すとあまりの少額に呆れたのか、私の気迫に気圧されたのか黙ってうな垂れて去って行った。またしても自販機から切符を買うという夢は消え失せたのだった。

別の日 どこの駅か忘れたが、窓口で切符を買おうと窓口で行き先を言うと、それは向こうの窓口で買ってください、と言われた。そのまま横滑りして窓口にて行き先を告げた、すると女性駅員は「向こうのシニョーラの順番ですよ」と言う。振り向くとつづら織状に仕切られた柵の向こうに順番を待っている笑顔の婦人が何か言っている「どうぞお先にかまいませんよー」

「グラツィエ」笑顔でお礼を言って無事切符が買えた。あまりイタリア語を知らなくても雰囲気で意味がわかるものですねぇ。以来とうとう窓口でしか切符を買えない人間になってしまった。「嗚呼」嘆息。

同行者
一人旅
交通手段
自転車
旅行の手配内容
個別手配
  • 標識にはアンフィテアートロと言う広場があることを教えています。

    標識にはアンフィテアートロと言う広場があることを教えています。

  • アンフィテアートロ広場に着きました。ここはもともと1世紀末のローマ時代の円形闘技場だったところです。<br />

    アンフィテアートロ広場に着きました。ここはもともと1世紀末のローマ時代の円形闘技場だったところです。

  • その時代、ルッカはローマ帝国の植民都市・自治都市としてローマ文明を享受していました。

    その時代、ルッカはローマ帝国の植民都市・自治都市としてローマ文明を享受していました。

  • 広場を囲んで家が円形に並んで建っています。闘技場の建物は近所の教会の建設などに石材が使われて遂には消滅してしまいました。<br />一般住宅も建設され、闘技場の跡形もなくなったため、20世紀になってから再開発され、闘技場の形に広場としてよみがえりました。地面だけですけどね。

    広場を囲んで家が円形に並んで建っています。闘技場の建物は近所の教会の建設などに石材が使われて遂には消滅してしまいました。
    一般住宅も建設され、闘技場の跡形もなくなったため、20世紀になってから再開発され、闘技場の形に広場としてよみがえりました。地面だけですけどね。

  • ほら、このように広場は楕円形になっています。

    ほら、このように広場は楕円形になっています。

  • 周りの住宅の一部にローマ時代の建築の部材が残っているのを見ることができます。

    周りの住宅の一部にローマ時代の建築の部材が残っているのを見ることができます。

  • アペルト,営業中の札が見えます。小さな食堂です。

    アペルト,営業中の札が見えます。小さな食堂です。

  • ゆっくりとした歩みの一団がありました。<br />この先のグイニージの塔に向かうのでしょうか?

    ゆっくりとした歩みの一団がありました。
    この先のグイニージの塔に向かうのでしょうか?

  • ところが予想に反して塔に向かうのは私一人になりました。

    ところが予想に反して塔に向かうのは私一人になりました。

  • 一階にはポツンと若い男性が椅子にかけて観光客を待っていました。<br />雀の涙ほどの入場料を払って階段を上がります。<br /><br />階段を昇るのに抵抗がありましたが、何処の街の塔より低そうでしたので決心しました。それでも230段あるそうです。

    一階にはポツンと若い男性が椅子にかけて観光客を待っていました。
    雀の涙ほどの入場料を払って階段を上がります。

    階段を昇るのに抵抗がありましたが、何処の街の塔より低そうでしたので決心しました。それでも230段あるそうです。

  • 踊り場に出てはまた昇り階段、また踊り場・・・

    踊り場に出てはまた昇り階段、また踊り場・・・

  • 途中の窓からは街の赤い屋根が見えます。

    途中の窓からは街の赤い屋根が見えます。

  • 最後の階段かな?と期待をしますが・・・

    最後の階段かな?と期待をしますが・・・

  • まだ階段は続きます。あっ 空が見えてます、やっと頂上に着きます。

    まだ階段は続きます。あっ 空が見えてます、やっと頂上に着きます。

  • 下を見るとさっきの受付の青年が座っている椅子が見えました。<br />その他何にもありませんね。

    下を見るとさっきの受付の青年が座っている椅子が見えました。
    その他何にもありませんね。

  • 窓には鉄の網がかかっています。

    窓には鉄の網がかかっています。

  • さぁ 此処までくればあとわずか、

    さぁ 此処までくればあとわずか、

  • 陽の光とともに樫の木がお出迎えです。

    陽の光とともに樫の木がお出迎えです。

  • ルッカの街を一望できる場所です。いくつかの塔も見えます。<br />塔の上は私一人だけです。

    ルッカの街を一望できる場所です。いくつかの塔も見えます。
    塔の上は私一人だけです。

  • これらの塔が建てられたのは14世紀だと言われています。当時有力者同士の争いが絶えず、力を誇示するために競ってたくさんの塔が建てられました。<br />なんと250以上もの塔が建てられたということです。まさに過当競争、いえ過塔競争と言うべきですね♪。

    これらの塔が建てられたのは14世紀だと言われています。当時有力者同士の争いが絶えず、力を誇示するために競ってたくさんの塔が建てられました。
    なんと250以上もの塔が建てられたということです。まさに過当競争、いえ過塔競争と言うべきですね♪。

  • 当時ルッカの実質的な支配者だったグイニージ家が屋上に木を植えて奇をてらう作戦に出たものと思われます。<br />グイニージ家の召使は「まったくー。 ご主人様の気まぐれで木を植えるのはいいが、毎日水をやるのは大変だよー。仕事がひとつ増えてしまったよー」とぼやくのでした。<br /><br />このトキワガシの木は何世紀にも渡って引き継がれて何代目かの木だと思われます。

    当時ルッカの実質的な支配者だったグイニージ家が屋上に木を植えて奇をてらう作戦に出たものと思われます。
    グイニージ家の召使は「まったくー。 ご主人様の気まぐれで木を植えるのはいいが、毎日水をやるのは大変だよー。仕事がひとつ増えてしまったよー」とぼやくのでした。

    このトキワガシの木は何世紀にも渡って引き継がれて何代目かの木だと思われます。

  • 建物の建て方が分かります。

    建物の建て方が分かります。

  • カメラを左に動かします。

    カメラを左に動かします。

  • 車がミニカーのように見えます♪

    車がミニカーのように見えます♪

  • これはサンフレディアーノ聖堂の塔です。キリスト昇天のモザイク画が見えます。<br /><br />背後の丘陵地帯が美しい風景を作っています。

    これはサンフレディアーノ聖堂の塔です。キリスト昇天のモザイク画が見えます。

    背後の丘陵地帯が美しい風景を作っています。

  • サンフレディアーノ聖堂の右手前の家々が少しずつ丸く建っています、そうです、アンフィデアートロ広場です。

    サンフレディアーノ聖堂の右手前の家々が少しずつ丸く建っています、そうです、アンフィデアートロ広場です。

  • 私が塔のてっぺんにいる間誰もいませんでした。帰りの階段を下りかけると一組の中年のカップルが上ってくるところでした。目で挨拶をしてすれ違いました。

    私が塔のてっぺんにいる間誰もいませんでした。帰りの階段を下りかけると一組の中年のカップルが上ってくるところでした。目で挨拶をしてすれ違いました。

  • 当時はガラスなんて無かったでしょうから、こんな感じの明り取りだったのでしょうね。冬の風は冷たかっただろうな。

    当時はガラスなんて無かったでしょうから、こんな感じの明り取りだったのでしょうね。冬の風は冷たかっただろうな。

  • 地上に降りてきました。人通りはありませんね。

    地上に降りてきました。人通りはありませんね。

  • 改めて見上げてみます。鉄骨も入れず、よくも600年以上ももったものです。

    改めて見上げてみます。鉄骨も入れず、よくも600年以上ももったものです。

  • ほとんどの建物の一階はこのような鉄格子で窓を守っています。<br />当時絹織物で莫大な財をなした商人たちは財産を守るためにこのような窓をつくったのでしょうね。

    ほとんどの建物の一階はこのような鉄格子で窓を守っています。
    当時絹織物で莫大な財をなした商人たちは財産を守るためにこのような窓をつくったのでしょうね。

  • 黙々と自転車を走らせます。路地と言っても立派な建物ばかりです。

    黙々と自転車を走らせます。路地と言っても立派な建物ばかりです。

  • サンタ・マリア・フォリスポルタム教会<br />突然現れたのは白の大理石と上部の赤レンガの教会でした。<br />

    サンタ・マリア・フォリスポルタム教会
    突然現れたのは白の大理石と上部の赤レンガの教会でした。

  • 教会の前の広場は駐車場と化していました。<br />訪れる人も少ないのでしょうね。

    教会の前の広場は駐車場と化していました。
    訪れる人も少ないのでしょうね。

  • 屋根の両端にはプールから出てきたようなたてがみが丸くなったライオンの像が乗っています。

    屋根の両端にはプールから出てきたようなたてがみが丸くなったライオンの像が乗っています。

  • 反対側も、どことなくユーモラスな表情です。

    反対側も、どことなくユーモラスな表情です。

  • 聖堂の一部なのでしょう、優雅で立派な窓です。

    聖堂の一部なのでしょう、優雅で立派な窓です。

  • 聖堂の後ろの部分です。この聖堂の名前は知りません。突然目の前に現れました。<br />無計画に走った結果です。

    聖堂の後ろの部分です。この聖堂の名前は知りません。突然目の前に現れました。
    無計画に走った結果です。

  • 並木が続く城壁の上の道からもすぐ近くに見えました。

    並木が続く城壁の上の道からもすぐ近くに見えました。

  • 城壁の上の道にもこのライオンの像がありました。

    城壁の上の道にもこのライオンの像がありました。

  • 城壁の上の道です。自転車を走らせるには最適な道です。

    城壁の上の道です。自転車を走らせるには最適な道です。

  • ベビーカーでお散歩の親子

    ベビーカーでお散歩の親子

  • 自転車を走らせる主婦・・・のどかです。

    自転車を走らせる主婦・・・のどかです。

  • 道のそばにあった水道、冷たく美味しい水が豊富に出ていました。<br />私はたっぷりと喉を潤しました。うーん、美味しい! ルッカ味の水です。<br /><br />今日はこれからピサに向かいます。<br />

    道のそばにあった水道、冷たく美味しい水が豊富に出ていました。
    私はたっぷりと喉を潤しました。うーん、美味しい! ルッカ味の水です。

    今日はこれからピサに向かいます。

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この旅行記へのコメント (14)

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  • kiyoさん 2018/07/01 20:58:16
    今も水やりしてるんですよね
    pedaruさん こんにちは。
    いつも私の旅行記に投票していただき、ありがとうございます。

    230段もの階段、登られたのですか!?
    大変そう(~~。
    こんな高い塔の上に木を植えるなんて発想は笑えますが、
    水遣りをする人には、たまったものではないですね。

    それにしても、
    イタリアには、券売機でこんなことをする人がいるんですか!?
    おちおち切符も買っていられませんね。
    それに比べ、窓口に並んでいる人の親切なこと。

    そういえば、昔、夜遅くウィーンに到着し、
    駅の券売機の使い方がわからず、
    おろおろしていたら
    不良っぽい女の子が近づいてきたのです。
    とっさに身構えたら、
    券売機の使い方を教えてくれて、
    そのまま去って行きました。。。

    外見で判断してごめんなさいと、その時は心の中で謝りました。
    でも、誰もが良い人とは限らないから、
    やはり、旅先では疑ってかからないとと思ってしまいます。
    誰もが、pedaruさんが窓口で出会ったような親切な人だったらいいですよね。
    kiyo

    pedaru

    pedaruさん からの返信 2018/07/02 23:52:03
    RE: 今も水やりしてるんですよね

    kiyoさん こんばんは

    サッカー試合前の空白のひと時、お返事差し上げます。

    ルッカのトッレは230段あると後から知りました。あの程度ならなんとか倒れずに上りきれることがわかりました。こんなことならミラノの聖堂やフィレンツェのジョットの塔も昇ればよかった、と思っています。

    塔の上の樫の木は昔は水やりが大変だったでしょうね。バケツをロープで吊り下げて引っ張り上げたのではないでしょうか、使用人の身になってもらいたいですよねー。

    券売機の使い方を教えてくれたヤンキーな若者、人は見かけによらないですね。私もドバー城に行くのにバス停を教えてもらったことがありますが、中学生か小6くらいの少女たちでしたが、手には煙草を持っていました。たぶん不良少女なんでしょうね。

    この時は少女は見かけによって嘘の情報を教えてくれたらしくまんまと一杯食わされました。ほとんどは人は見かけによりますね〜。

    イタリアではみな親切でしたね、イタリアでもお年寄りは大切に、という儒教の教えが広まっているのでしょうね。(キリスト教だってば)

    向こうでは敬虔な信者が多いのはよく聞きますが、泥棒でも神様を崇拝しているのでしょうね。
    「おお、神よ、今日も仕事が旨く行きますように・・アーメン」そして異教徒のpedaruはスリに狙われたのです。


    pedaru
  • ニコニコさん 2018/06/25 16:21:44
    怖いですね、自動券売機
    pedaruさん こんにちは!

    私達が行った時は、券売機にああいう小母さんが寄ってくることは
    有りませんでした。
    それにしても、少額の小銭で何とかなって、良かった!
    相手もガックリだったでしょうねぇ^^

    ルッカの広場、pedaruさんの様に地面を写せば楕円形が
    分り易いんですね!
    どう写せば、楕円形が分かるかしらと、苦心しました^^;

    過塔競争
    この当て字は面白いですね^^
    確かに権力誇示の為に過塔だったんだ‥。

    何回も見てしまうけれど、ピサの斜塔の写生
    傾きすぎてて可笑しいです^^
    あの傾きだと、高いところ大好き私でも登れないかな^^;

    ニコニコ



    pedaru

    pedaruさん からの返信 2018/06/27 06:55:06
    RE: 怖いですね、自動券売機
    ニコニコさん おはようございます。

    。ニコニコさんの三か国周遊の旅の旅行記が始まったばかりで、コメントを書こうと思っておりましたがかえって我が旅行記に書き込みを頂きありがとうございます。

    ニコニコさんもルッカには既においでになっているのですね。フィレンツェではスリの被害の他、このようなトラブルもありました。私にとってフィレンツェは剝いた桃の皮にコバエが寄ってくるように、プチ犯罪者の標的になりました。

    のんきで隙だらけのキャラを見抜かれてしまったようですね。でも大金を持ち歩くことのない貧乏旅行者ですから大きな被害はありません。

    イタリアを始め多くの国では廃墟となった建物は石材として再利用されてますね。
    遺跡として尊重するなんて考えは近代になってからの考えですから、コロッセオでさえも当時は美しい大理石に覆われていたのではないかと思います。

    クイジーニの塔や教会等小さな町ですが楽しむことができました。

    ピサの斜塔の絵は未来の予想図です。人が登るたびに傾きが増幅しているようです。
    いつかはつっかえ棒を付ける予定があるとか、ないとか??

    pedaru
  • フィーコさん 2018/05/20 21:37:22
    間違えて降りてしまった ルッカ
    pedaruさん こんばんは

    ルッカの街 見せていただきありがとうございました。
    レンタルサイクルがあったのですね。

    11年前 ツアーでホテルが何とかテルメ(温泉保養地)の駅近でして(忘れた)ツアーバスはフェレンツェへ行ってくれるのですが 「ピサへ行きたい方はご自分で鉄道で行ってもよいです」と言われ
    電車に乗ったのですがピサへ行く為には 1つ手前の駅で乗り換えがあったのですが 理解していなかったため終点のルッカまで行ってしまいました。
    50分後にピサ行きの電車が来る間 不安のみでホームでぼーとしておりました。
    そんなルッカ
    その次の月のJALの機内誌で「グイニージ塔」が紹介されていて 塔の上に木が生えている!
    「見たかったな~」と思っていたのです。
    私は駅の外に少し出てみたかったのですが、私より小心者の夫は ピサへ行くのだから浮気はしないと・・・。
    その当時はイタリア初めてでしたし 地方都市のことなど全然知りませんでした。

    サンフレディアーノ聖堂のモザイク画や聖堂内のフレスコ画 見事ですね。

    今度は間違えでなくルッカへ行ってみたいです。

    フィーコ

    pedaru

    pedaruさん からの返信 2018/05/22 06:21:21
    RE: 間違えて降りてしまった ルッカ
    フィーコさん おはようございます。

    外国の鉄道は言葉の壁もあって、突然乗り換えとかあると、焦りますね、下調べして行っても想定外なことが多いですから。

    本当にこの列車でいいのかしら、とんでもないところに連れていかれるのでは・・・といつも不安なpedaruです。いつも人を捕まえては聞いて確認しています。

    塔の上に木が生えているのはユニークですよね、あの時見物する人は私以外にはいませんでした。ルッカは静かな街です。 有名になって観光客で順番待ちになる前に訪問することをお勧めします(笑い)。

    pedaru
  • 前日光さん 2018/05/17 23:37:56
    好天続きですね!
    こんばんは、師匠。
    日頃の行いが良いせいか、好天続きですね。
    青空が美しいです。

    ヨーロッパには、高い塔がたくさんありますね。
    230段もの階段を登って行ってみると、町の形が良く分かります。
    人は高いものを見ると、制覇したくなる生き物のようですね。
    私も腰痛に悩まされながら、つい寺社の階段を登ってしまいます。
    山登りにはあまりトライしませんが、寺社の階段
    はため息をつきながらも登ってしまいます。
    金比羅山には行かないようにしようと思います。

    ルッカという町が気に入った理由の一つは、pedaruを漕ぎながら思いがけず遠出できたからなのでは?
    素敵な路地に幾つも入り込んで、少年のように楽しそうな師匠の気持ちが伝わってきました。
    これではピサには、いくらも滞在できなかったのでは?


    前日光

    pedaru

    pedaruさん からの返信 2018/05/18 05:42:27
    RE: 好天続きですね!
    前日光さん 引き続きコメントをありがとうございます。

    日頃の行いは胸を張って威張れるほどのことはありませんが、その割には、なぜか天気に恵まれて、イギリスでもスコットランドでもイタリアでもギリシャでも雨には会いませんでした。(ネス湖ではちょっと降られましたが・・)

    ミラノでもフィレンツェでも自分の足腰を自覚して塔には上りませんでしたが、ルッカではつい気を許して上ってしまいました。思ったよりは楽でしたので、ジョットの塔も昇れば良かったかなと思っています。

    ギリシャはどこも小高い丘の上に遺跡があるので、体調が悪いのに随分歩きました。好きなこととなると、元気になるものですね。しかし、個人旅行はツアーに比べて非効率ですねー、路線バスなどを使うと何倍も時間がかかります。それなりに印象に残る旅ができるのは有難いですが。

    ルッカが楽しくてピサで時間を摂れませんでした、というよりは斜塔を見ただけで、ピサは終わってしまいました。あまり印象の残らない街になってしまいました。斜塔を見られただけで満足ですがね。

    pedaru

  • ふわっくまさん 2018/05/05 07:49:46
    ルッカの街並み・・☆
    pedaruさん、おはようございます。
    ルッカの街並みが一望できる塔が、14世紀に250も建てられたそうですが・・
    かなりの高さで昇りきるまで、よく動かれたのですね・・
    観光バスに乗ってサクッと回るより、印象に残るご旅行だったのではーと思いました。

    切符を買うのに親切なフリをしてチップを要求されたそうで、レンタサイクルの施錠もきっちりしないと安心できなかったのかなぁーなど少し気になりましたが・・
    愛嬌を感じるライオン像や聖堂等、また楽しく拝見させていただきました。
                ふわっくま

    pedaru

    pedaruさん からの返信 2018/05/10 07:17:05
    RE: ルッカの街並み・・☆
    ふわっくまさん おはようございます。

    日本も同じかも知れませんがイタリアもあまり有名でない町でもそれなりに楽しめるらしいですよ。私が知らないだけだったかも知れませんが、ルッカもなかなかいい町でした。

    狭い町なので無計画に自転車を走らせても、いろんなところに到達します。クィニージの塔もほとんど観光客のいない塔でしたが、その分ゆっくり楽しめました。

    私が被るトラブルはほとんど旅行の案内本に具体例が出ているものばっかりでした。
    ギリシャでもマニュアルどうりの被害に遭いました。詳しくはギリシャ旅行記でお話します(笑い)。

    pedaru
  • norisaさん 2018/05/05 05:56:30
    自販機から切符を買うことーー
    pedaruさん

    おはようございます。

    今日は超早起きです。
    しかし、自販機から切符を買うことがいかに危険?かわかりました。
    こういうのがあるのでnorisa妻はイタリアあたりに行きたがりませんーー。
    でも、暴力的ではないようですね。

    さて、230段の塔、眺めは最高ですね。
    バカかもしれませんが高いところが好きです(笑)

    自転車で無計画に走る旅。
    そこで出会った大聖堂もステキじゃあありませんか!
    こういう旅、妻に叱責されそうですが、魅力的ですーー。

    norisa

    pedaru

    pedaruさん からの返信 2018/05/10 07:05:31
    RE: 自販機から切符を買うことーー
    norisaさん おはようございます。

    只今コメント書き終えたところで文字化けを修正したとたん渾身の返信は消滅してしまいました。

    自販機から切符を買うのは誰でもやっていることなのですが、私の場合、英語がいまいちなので苦戦するのです。決して危険はありません。しかし、遠目にも悪戦苦闘している姿は、かれらにとってはいい鴨に見えるのでしょうね。

    奥様はイタリアには行きたがらないですって? ああ、もったいない、イタリアはとっても魅力的な国です。奥様にお伝え下さい、イタリアのドロボーは上品なシニョーラには
    寄ってきません。安心してお出かけください。間抜けな老年一人旅にはターゲットを絞っているらしいですけど・・・

    無計画に動き回るのも楽しいですよ、そうそう、某王女のようにnorisa奥様もローマの休日を楽しまれてはいかがですか?

    pedaru
  • rinnmamaさん 2018/05/05 00:58:10
    大満足です~~
    pedaruさん、こんばんは

    ア~私の見たかった景色がみれました~
    行けなかっただけに、pedaruさんのお陰で大満足です。有難うございます。
    グイニ―ジの塔に樫の木が生えているんですね!
    私の見た観光本は上が切れていたので気が付きませんでした・・

    チケット・・散々でしたね!
    私は何回も買いましたが、1回も不幸な事に会いませんでした。
    分からない時でもパッパッと打ってくれたりしても、誰も請求されなかったという事はラッキーだった?のでしょうかね~
    pedaruさんはお金持ちに見えるんでしょう・・

    イタリアでツキは落したんではないですか?ギリシャが気になりますが、旅行記はまだまだのようですので、気をもんで寝不足で痩せるといいのですが(^^)

    rinnmama

    pedaru

    pedaruさん からの返信 2018/05/07 04:57:45
    RE: 大満足です??
    rinnmamaさん おはようございます。

    電車のチケットを難なく買われたということですが、さすが旅の達人ですね。私の場合は
    どこか一か所でつまずくのですねぇ。ATMは何とかなるのですが・・・

    スリ、かっぱらいなどは噂に聞くものの現実ではないと思ってましたが、イタリア同様、ギリシャにもたくさんいましたよ。油断のできない国です。見るからに狙われやすいキャラというのがあるのでしょうか?私のように・・・

    クニージの塔の写真で満足していただけて嬉しいです。いろんなところをご覧になっているはずなのに、どこまでも好奇心旺盛なrinnmamaさんですね。これが旅の原動力なのでしょうね。 次のrinnmamaさんの旅行記も楽しみにしております。

    pedaru

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