18.　【2011夏★マイルでヨーロッパ3ヵ国】　オーストリア編－ザルツブルク　

2011/07/10 - 2011/07/11

ウィーンからザルツブルクへ。。
ウィーンに比べるとかなりコンパクトで大人っぽい感じ。
お城から眺めるザルツブルクの街並みは、グレー＆白＆エメラルドグリーンの写真で見たままの景色だった。

【6/30】□成田→フランクフルト→ニュルンベルク（泊）
【 7/1】□ニュルンベルク→プラハ（泊）
【 7/2】□プラハ（泊）
【 7/3】□プラハ→ロケト→カルロヴィ・ヴァリ（泊）
【 7/4】□カルロヴィ・ヴァリ→クトナー・ホラ→プラハ（泊）
【 7/5】□プラハ→フルボカ→チェスケー・ブディヨヴィチェ→チェスキー・クルムロフ（泊）
【 7/6】□チェスキー・クルムロフ→ウイーン（泊）
【 7/7】□ウイーン（泊）
【 7/8】□ウイーン→ヴァッハウ渓谷→ウイーン（泊）
【 7/9】□ウイーン（泊）
【7/10】■ウイーン→ザルツブルク（泊）
【7/11】□ザルツブルク→ハルシュタット（泊）
【7/12】□ハルシュタット→ザンクト・ヴォルフガング→ザンクト・ギルゲン→ミュンヘン（泊）
【7/13】□ミュンヘン→ノイシュバンシュタイン城→ミュンヘン（泊）
【7/14】□ミュンヘン→フランクフルト→成田

エリア ザルツブルク(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

ザルツブルクへ向かうためミュンヘン行きの電車に乗ります。
楽しかったよ〜、ウィーン♪

ウィーンから電車で2時間40分、ザルツブルクに到着。
駅は大工事中で、切符を購入するカウンターのある場所もプレハブで、仮設のトイレやロッカーなどもすべて外にあります。

ザルツブルクに着いてからちょっと冷や汗ものの事件がありまして・・。
黒いケースに入れたモバイルパソコンを電車の座席に置き忘れて降りてしまい、降りてから少し歩いたところで思い出し、電車に猛ダッシュ！
乗り込んでから人をかき分け、奇跡的に自分の座っていた座席が見つかりパソコンも無事保護。
ところが、電車は発車寸前でホームで駅員さんがボタン操作をしようとしているところ。私が「降りまーす！！」と車内で叫ぶと、その殺気だった雰囲気を察知したまわりの人達が一斉にドアを叩いて駅員さんに知らせてくれた。

乗っていた人たちのおかげで無事降りることが出来、ホームからその人たちに頭を下げたらみんな手を振ってくれて。。。パソコンが見つかったことも嬉しかったけど、それ以上にドアを叩いてくれた人たちに感激☆
そのあと自分の不注意を反省しつつ、ホテルへ向かいました。

Hotel Lasserhof　62ユーロ（1泊朝食付）

ホテルは駅から歩いて10分かからない場所にあるのですが、駅工事の影響で地図と実際に通る道が違っていて、到着まで20分以上かかってしまいました。

部屋はかなりコンパクト。
ザルツブルクはウィーンより蒸し暑く、クーラーがない部屋はキツイかなぁと思ったけど、大きな扇風機があったので意外と快適でした。

ホテルの人に聞いたら、「ミラベル庭園の中を通って旧市街へ歩いて行くのがいいよ」とのことだったので、10分くらい歩いてミラベル庭園へ。
中は花が咲き乱れ、庭園から望むホーエンザルツブルク城もいい感じです。

ピンクのベコニア。
植え方がアートですねぇ。

「行ってらっしゃ〜い！」と像に見送られ、ミラべル庭園を出て旧市街へ向かいます。

新市街にあるモーツァルトの家。旧市街ゲトライデカッセの家が手狭になってきたとの理由でモーツァルトが17歳の時に引越ししてきた家。

現在の建物は当時の姿で再建されたものとのことなので、入口だけ覗いて中には入らず。

橋から見るお城ホーエンザルツブルク城と旧市街。
ザルツブルクは、街の中心を流れるザルツァッハ川を挟んで新市街と旧市街に分かれています。
旧市街のザルツァッハ川沿いにはズラッと出店が並んでいて、ベトナムやアフリカのお店もあって多国籍な雰囲気でした。

出店の商品が堤防に飾ってあって、風でクルクル回っていました。
可愛い〜♪

ガラスで作られているのかな。。

川の上を自転車で走ってるみたい。
これも庭に飾るものかな。

こんな革製品のお店があって、名前を言うと無料で名前を入れてくれます。

川沿いをずっと歩き、出店もなくなったところで折り返そうかと思ったのですが、少し歩いたところに山へ登る階段があったのでとりあえず登ってみることに。
写真は途中の教会の壁に架かっていたキリスト像。

階段を登って小高い山の頂上へ出ると、車道とそこから左へ入る道があったので車を避けてその道を進んでみる。

おーーーっ、いい眺めだっ。

適当に階段を登って山の上まで来たけど、お城と旧市街を一望できるスポットがあって、ベンチに座って景色を眺めながらひと休み。

岩を貫いてつくったというメンヒスベルクのエレベーターに乗ればすぐ下へ行けるのですが、せっかく歩いて登ってきたので、帰りも歩いて下ることにしました。途中はこんな感じの山道だけど、標識あるし、その通りに歩けば迷うことはないです。

無事に山道を降りてきたけど、ここはどこ？
ガイドブックの地図見たけどわかんないし、右側を見て何もなさそうな感じだったので、とりあえずトンネルを通って左に進む。
車道とは別に脇に歩道があります。

歩道の中は明るく、なんといっても涼しくて気持ちいい！

トンネルの中にあった大きなパネル。
なんかの宣伝広告か何かかな。。？
なんとなく気に入って写真を撮ってしまった。

トンネルを出たところに『馬洗い池』があったので、やっと自分のいる場所を把握。
ここはザルツブルク大司教の馬車の馬専用の水飲み場らしいのですが、馬専用にしては豪華。

ザルツブルクのバスは、車両と車両の間が蛇腹のようになっていて、2台のバスが蛇腹でくっついているような型をしてます。
これはトロリーバスといって、電気で走っているので排気ガスを出さないエコなバス。

岩壁にへばりつくように立つ建物は "Bugerspital（ビュルガーシュピタール）”で、元は病院で、現在は博物館になっている建物。
右のほうに見えるのは ”メンヒスベルクのエレベーター”。

ゲトライデカッセは、ザルツブルクの中で一番のメインストリート。

メインストリートといっても、こじんまりした通りです。
店の軒先にある鉄製の看板が可愛くて、上を見ながら歩いていると首が痛くなってきます。

マックの看板もザルツブルクではこんなお洒落。
中を覗いてみたらフツーのマックだった。

道のど真ん中、宣伝用の自転車が。

ゲトライデカッセの中にあるモーツァルトの生家。
黄色の外観が一際目をひきます。

ユーデンガッセにある 『イースター・イン・ザルツブルク』は１年中イースターのお店。

店に入ってビックリ！　もう卵、卵、たまご〜！！
こうやって写真を見ると、やっぱり割れるのを覚悟で買ってくればよかったと後悔。。

ひとつひとつが繊細で、小さな筆で絵を描いたものや、ラメやグリッターでデコられた派手派手なものとか、超可愛かった♪

レジデンツ広場には客待ちの馬車がたくさん。

小雨が降ってきたので雨宿りに近くの建物に入ったら、偶然にも合唱が始まるとこだった。すぐ止みそうだったから1曲聴いたら出ようとお気楽な感じで聴いてみたら、すごっく上手くてびっくり。

ゲトライデガッセの脇には雰囲気のいいパッサージュが。

パッサージュにはお洒落なブティックや花屋さんなどが並んでます。
メインストリートの喧騒がウソのように静かな空間。

お店のディスプレイ、可愛い♪

こんなディスプレイの部屋に住みた〜い☆

コレギエン教会は白を基調にした教会で、カラフルなステンドグラスもなく、モノトーンな感じが素敵。こういうシンプルな教会好きっ♪

こんな可愛い水飲み場が路地にポツンと。。

この大聖堂は、ローマのカトリック総本山サンピエトロ寺院を模したイタリアバロック様式で造られていて、ここは幼いモーツァルトが洗礼を受けた場所でもあり、オルガン奏者を務めた場所でもあります。

この大聖堂は特に天井のドームが美しい。

ここザンクト・ペーター教会の墓地ペーターストリートホーフは、映画 『サウンド・オブ・ミュージック』でナチスに追われた一家が隠れた場所。

お墓を気に入ったというのも何ですけど。。。
墓石（？）がハート型になってて、赤と緑のコントラストがお洒落〜。

こんなお墓に入りたい・・・。

冬だと蔦や色とりどりの花が枯れてしまっていると思うので、ここは夏のほうがおすすめかも。
雪が降っていたらまた違った雰囲気でいいかもしれないけど。

もう紅葉が始まってる？

ホーエンザルツブルク城へ登るためケーブルカー乗り場へ向かう。
写真の右側に見えているのがケーブルカー。

ケーブルカー乗り場。

ホーエンザルツブルク城の城壁。
このお城が建てられたのは11世紀、要塞としてその後17世紀に至るまで拡張され現在に至ってます。
囚人を収容する巨大な牢獄として使われただけあって、外観は優雅なお城と違って男っぽくてカッコいい！

ケーブルカーを降りてちょっと歩くとカフェがあります。
旧市街と違う方向を見ると、遠くにアルプスの山々が。

ここのカフェでビールでも飲みながらゆっくりしたかったなぁ。
普段は営業している時間らしいけど、本日は強風のため早じまい。

グレーと薄いペパーミントグリーンの屋根の建物と、曇り空のコントラストがいい感じ。

城壁から中へ入ると中庭があるのですが、結構広くて何だかひとつの町のような感じになってました。中世の騎士とかが馬に乗ってやってきそう・・。
戦いのためのお城なので、砲台や見張り塔もありました。

このお城へ行くには、1892年に開通したケーブルカーに乗る方法と、山道を歩いて登るかのどちらかです。
山道を登っていく人も結構いるみたいでした。

お城からケーブルカーで下に戻ってきたら雨が降り出してきたので、降りたところにあったオブジェを眺めながらしばらく雨宿り。

雨がやまないので歩き出したらドシャ降りに！
傘はないし、タクシーは通っても誰か乗ってるし、バス停探すにも濡れてしまうし・・・どうせ濡れるなら歩いてしまえ〜。
ドシャ降りの中、空があまりにも綺麗だったので思わずシャッターを。

雨は15分くらいで小降りになった。
ホテルまではあと10分くらい。雨に濡れた道が光っていて、新市街もいい雰囲気。
でも私はズブ濡れ。
ザルツブルクは突然の雨が結構あるみたいなので、折りたたみの傘を持ち歩いたほうがいいと思います。

ザルツブルクでは一度も乗り物に乗らなかった。
私は歩くのが大好きなので大丈夫だけど、歩くのが苦手な人なら駅→ミラベル庭園、旧市街→駅だけはバスで移動したほうが効率がいいかも。
市内フリーパスのSalzburg karteを買ってもいいけど、Wien karteに比べるとお得感がイマイチな気がしました。