susuさんのクチコミ(20ページ)全974件

聖ヨハネ大聖堂の内部にある美術館で、目玉はカラバッジョの『聖ヨハネの斬首』です。美術館はあまり広くありませんが、一番奥にこの絵が鎮座しています。オーディオガイドで絵の着目点などを解説してくれるので、あまり美術館に興味のない私でもとても楽しめました。フラッシュを焚かなければ写真もOKです。
オーディオガイドでは「2階に美術館の続きがある」と言っていましたが、階段が見当たらず行けませんでした。

ヴァレッタ旧市街の中で一番の見所だと思います。入場料に込みのオーディオガイドは日本語対応で情報量が多く、より見学を楽しめました。外観はわりとシンプルですが、内部は天井も床も壁もどこもかしこもキラキラで豪華です。

シティゲートはヴァレッタの入口です。バスターミナルから人の流れに沿って行けば辿り着けます。私が行った時は通路以外の部分を大規模に工事していて、幕で覆われていたため周辺の様子がよく分かりませんでした。低い所に古いゲートがあったけど、工事が終わったら通れるようになるのかな？

マルタをバスで廻ろうと思うと、どこへ行くにもヴァレッタのバスターミナルを経由することになるので、5日間の滞在のうち毎日ヴァレッタに行っていました。バスターミナルから街はすぐなので行きやすく、移動の合間にちょこちょこ観光する感じで、結局ヴァレッタメインで観光する日は設けませんでした。
ヴァレッタのメインストリートは、シティゲートから真っ直ぐ延びるリパブリック通り。この通りだけは平坦ですが、一歩路地に入ると驚くほど坂ばかりです。

ヴァレッタのメインバスターミナルからすぐの所にあるシティーゲートから真っ直ぐ延びている、歩行者天国の賑やかな通りです。観光客が多くてとても活気があります。ヴァレッタの主要な観光地の殆どは、この通り沿いかすぐ近く。土産物屋が多くて、歩き回るのが楽しい通りでした。

夏のマルタはバスが混むと聞いていましたが、冬期に入っている11月頭でも混んでいました。特にヴァレッタ～スリーマ間のバスは混みます。それ以外も、ヴァレッタ～有名な観光地間のバスはまず混むと考えて間違いありません。ゴゾ島は、イムジャール港とヴィクトリアを最短で結ぶ301番バスがとにかく鬼のように混んでいました。途中のシェウキーヤという町から乗ろうとしたら、混み過ぎて乗車拒否されたほどです。ヴァレッタ～ブルーグロット間のバスも、途中のバス停からの乗客は乗れませんでした。

ゴゾ島の301番バスの利用は、出来ることなら避けた方が賢明です。イムジャール港～ヴィクトリアの路線は他にもあります。多少遠回りでも乗れないよりずっといいです。301番の終点と始発以外の地点から乗車する場合は、路線図をよく確認すると、近くの通りを他の路線のバスが通っている可能性があります。ゴゾ島は狭いですから。

マルタ島側のチェルケウア港と、ゴゾ島のイムジャール港を繋ぐフェリーです。運賃はゴゾ島を出る時に往復分払うシステム。窓口で切符を購入します。何故か1人分だとカード払い不可でした。
船の中にはテーブル席やお店やトイレがあり、外にはベンチもあって、短い船旅を快適に過ごせました。

ヴァレッタ側の乗り場は、アッパーバラッカガーデンからバラッカリフトで降りたらあとは看板に従って歩くだけです。運賃や時刻表、船の形もスリーマフェリーと殆ど同じ。片道1.50EUR、往復2.80EUR。
フェリーはセングレアとヴィットリオーザの間を進み、湾の奥にあるコスピークワへ着きます。スリーシティーズの付け根の辺りなので、周辺のどこへ行くにもまあまあ便利です。

アッパーバラッカガーデンからスリーシティーズ側の港まで一気に移動できるエレベーターです。運賃は下り無料、上り1EURとのことでしたが、下に料金所のようなものはあれど係員が全くいませんでした。
物凄い位置に設置されているエレベーターで、見た目もインパクト満点です。

バスで移動すると遠い上に車内も道路も混雑するスリーマ～ヴァレッタ間の移動が、フェリーでなら楽々です。運賃も片道1.50EUR、往復2.80EURととても安い。
スリーマの乗り場はバス停から近い便利な所にありますが、ヴァレッタの乗り場は坂の一番下です。乗り場の近くで市内まで行くシャトルバス（1EUR）が運行していました。

観光客で賑やかだったイムディーナの中で、この門の周辺は人が少なくひっそりとしていました。ラバトへ行くならこの門が便利ですが、そんなに通る人がいないようです。狭い門ですが、車はわりと通るので注意。というかイムディーナに車で入れるのはこの門だけなのかもしれません。
イムディーナ側から見ると非常にシンプルな門でしたが、ラバト側から見ると綺麗な彫刻が施されていて、ギャップに驚きました。

ギリシア門からラバトの中心部まで真っ直ぐ延びている通りです。イムディーナの城壁内よりも生活感のある、のんびりとしたローカルな雰囲気が味わえます。レストランもローカル向けのお店からあるので、イムディーナ観光のお昼はここで済ませるのもいいと思います

大聖堂の向かいにある建物で、チケットは大聖堂と共通。チケット売り場は大聖堂付属博物館の方にあります。
展示物は宗教的なものだけに限らず、中世～近代のマルタに関する様々なものが展示されています。2階にも展示がありますが、1階の見学だけで済ませる人が多いのか、殆ど人がいませんでした。
吹き抜けの中庭がある構造で、建物自体も素敵でした。以前は神学校として使われていたそうです。

大聖堂のチケット（5EUR）は向かいにある大聖堂付属博物館と共通で、博物館の方で販売しています。大聖堂の床の大半は、色大理石で造られた墓碑で覆われています。墓碑でない部分もわずかにあり、新しい墓碑には花が供えられていたので、これからも増えていくようです。
天井にはマルタ沖で難破して島に流れ着き、マルタにキリスト教をもたらした聖パウロのフレスコ画が描かれています。

イムディーナの北端にある広場で、広場というより展望台として有名です。天気のせいもあるかもしれませんが。ここからの景色は期待したほどではありませんでした。遠くまで見渡せて海まで見えるのはいいけど、目を惹くような建物が特にない、のっぺりした平原だからだと思います。モスタドームが見える筈だけど、どこだかよく分からなかった。城壁が分厚く、場所によっては景色を見るのに邪魔になります。

実際に行ってみると、景色より広場自体の方が素敵な雰囲気で魅力的でした。

バスが走っている幹線道路から公園を抜けると橋があります。この橋の先にあるのがメインゲート。イムディーナの入口です。
バロック様式の彫刻を施された門で、表側と裏側では異なるデザインになっています。騎士団長マノエル・ドゥ・ヴィレーナによって1724年に建造されたそう。

ブルーグロットを見下ろす展望台は、バスの終点であるブルーグロットの1つ手前の、パノラマというバス停からすぐの所にあります。

ボートに乗るか迷いつつ乗り場に行きましたが、乗って良かったです。見たことのない水の色が満喫できました。ボートの先頭を薦める口コミが多いですが、私は船の左側の席ならどこでもいいと思います。左側は往路の崖側で、右側（乗り込むときの奥側）に座ると移動中は水平線しか見えません。

ヴァレッタのバスターミナルは、シティゲートを出てすぐの所にあります。乗り場はBayA、BayB、BayCと分かれていますが、私が見た限りでは行き先によって纏められているようには思えませんでした。しかし主な観光地へのバスはAから出ることが多いように思います。スリーシティーズ、マルサシュロック、ブルーグロットなど。
BayBとCは、Aを通り抜けて左手に曲がった大通りにあります。行き止まりになっているので、バス以外の車は入ってきません。手前がB、横断歩道を渡った道の反対側がC。
バスは夏場混雑すると聞いていましたが、11月でも混んでいました。乗車の際に列などは無く、わっと群がって乗り込む感じです。特にスリーマ行きのバスは常に混んでいる上に渋滞に巻き込まれることが多かったので覚悟してください。

マルタに降り立ったら真っ先にバスのチケットを買いに行くつもりでした。窓口で買えるのか券売機があるのか分からないままマルタに到着。到着～出発ロビーを歩き回って、売店に看板を見つけたもののここには無いと言われてしまう。歩き回って漸く見つけたのは、マルタパブリックトランスポートの専用の売り場でした。別に端にある訳でもなく目立たないお店でもないのに、なぜ気付かずに通り過ぎたのか自分でもよく分からない。
マルタ国際空港からはバスが頻発していますが、ヴァレッタ行き以外は本数が少ないので、ヴァレッタ経由で目的地に行った方が早いかもしれません。

出発ロビーにスーパーがあって、街中と変わらない値段で買い物ができますが、そもそもマルタのスーパーの価格帯が高い上に輸入品しかないので特にお勧めしません。

空港～ゼイティンブルヌ駅間の往復に利用しました。ちなみにゼイティンブルヌ駅でトラムに乗り換えると、スルタンアフメット地区など観光地に辿り着けます。

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