しそまきりんごさんのクチコミ(16ページ)全7,916件

函館の元町地区のレトロな建物群の一つで、元町教会群や旧イギリス領事館などとともにとても雰囲気のある洋館です。
ただ、中味としては洋館の施設見学で、建物の歴史を紹介する展示が少々と、2階からの市内の展望、洋館の室内の雰囲気が味わえる程度で、洋館の雰囲気が好きな人なら良いが、それほどでもなければ物足りなさを感じるかも。
今は改修工事中で閉鎖中の札幌の旧道庁赤レンガや、山形の文翔館などなど、似たような洋館をいくつも見てきていれば、ちょっと飽きも感じる可能性あり。
￥2500円でドレス（子供用あり）、男性用にはタキシードの貸し出しがあり、若者から中年あたりまで、あるいは女性や子供では結構、楽しんでいる方がいたので、気分を変えてコスプレを楽しむのも一興かも。
館内の広間の一つが喫茶コーナー（JUJIYA COFFEE）があり、コーヒーとソフトドリンクのほか、カタラーナやクッキーなどの小品がいただけるが、メニューの種類は少ない。

ラビスタ函館と言えば、イクラかけ放題、海鮮盛り放題の海鮮丼のバイキング朝食ですが、勿論、パンやビーフシチューなどの洋食メニューバイキングもあります。デザートには函館牛乳入りソフトクリームが自分で盛り放題で、お店で買ったら、いったい幾らするんだろうというくらい盛ってしまいました。

混雑日には朝食会場には、朝6時の開店前から廊下に長い行列ができますが、これは席が足りないのではなく、皆が一斉に料理の盛り付けに出ないようにするためで、席には余裕があるので焦る必要はありません。ただ、料理に近い函館山側の窓側の席などはすぐ埋まっていました。むしろ、お客の入りが一回転する7時ころには列も数人と、かなり短くなっていました。

10月末から11月初めにかけての黄葉したイチョウ並木のライトアップ、そして11月下旬（2022年は11月22日～2023年3月14日）からのホワイトイルミネーションの明かりがきれいです。
現在、赤レンガの旧北海道庁の建物が改修工事中ですが、並木のライトアップだけでも見応えがあります。
イチョウ並木は夏場の緑の木に比べ、黄色に黄葉するとより周囲が明るい感じになり、更にホワイトイルミネーションは雪の無い点灯初めの時期よりも、雪の積もった時期の方が、白い積雪にカラフルな明かりが反射してよく映えます。

函館の元町地区の教会群では、クリスマスイブとクリスマスに一般の人も参加できる”市民礼拝”としてクリスマスミサをやっていましたが、コロナ禍以降、関係者のみとするものも多くなり、2022年についてはこちらの函館教会と聖ヨハネ教会のものが参加できるようになっていました。

函館教会では、24日18時30分から聖夜礼拝、25日10時30分からクリスマス礼拝が行われました。

24日は夕刻にあたるため、函館ベイエリアで行われるはこだてクリスマスファンタジーの時間帯と重なりますが、花火の打ち上げは18時ちょうどで、ミサ開始まで30分ほどの時間差があります。花火をツリーが立つ金森赤レンガ倉庫の前で見る場合、函館教会までの距離は徒歩7分（約500ｍ）ほど。花火を見た後に余裕で到着することができます。

ミサはキャンドルサービスがあり、神父さまの説教を聞いて、聖歌を合唱するというものでクリスマスの雰囲気満点。やや小さめですが、1981年製のドイツのパイプオルガンの演奏を聴くことができます。無料で参加することもできますが、やはり任意の金額で良いのでお心付けは渡しておきたいところです。

ミサ終了後は、食事がまだであれば、徒歩3分（約3ｍ）のところにある函館のカレーの名店、五島軒の本店（雪河亭）でカレーをいただくのもおススメです。営業時間が20時までと、あまりゆっくりできませんが、近所で函館の有名店の味を楽しむことができます。やや遅い時間のためか、クリスマスイブでも予約なしで並ぶことなくスムーズに入店することができました。

湯の川温泉の浜辺に建つマンションのようなホテルです。そのため、ホテルの目の前は砂浜しかなく、波打ち際まで2、30ｍの距離！　宿泊した棟は10階までありましたが、眺望抜群の上層階でも波の音がよく聞こえてきました。

単に函館で温泉ホテルに泊まりたいというのであれば、湯の川温泉の波打ち際以外に建つホテルのうちの幾つかや、もっと駅や観光施設にアクセスの良い函館駅周辺や函館ベイエリア方面のホテルでも眺望温泉を楽しむことができます。しかし、渚亭は青森側が見える広大な津軽海峡に面し、函館山まで伸びる砂浜の眺望が抜群の温泉が楽しめるホテルです。更に、個別の客室に展望の良い露天風呂が付いている部屋もあって、ちょっと奮発すればプライベート空間の確保された温泉も楽しむことができます。

同じく浜辺に建つしおさい亭やイマジンホテルに比べて、函館山側に大きな建物が無く、函館山側の弓なりの砂浜がずっと見えていることがメリットですが、部屋から函館山側を覗き込んだり、あるいは2階食堂の海側の席に座ったりしない限り、さほど影響はないかもしれません。また、渚亭は少し古くからあるホテルですが、建物内部や施設で目に付くところはよく改装され、ゴージャス感は健在！　一部、大浴場の造りやエレベーターなどにおいて、最新のデザイナーズホテルとの違いを感じる程度でした。

予約時、客室は海側、函館山側、市街地側とプランが分かれていることもあり、この場合、海側が一番、お値段が高いですが、常連さんでない限り、折角、このホテルに泊まるのなら、数千円差をケチることなく海側を選んだ方が良いと思います。加えて、客室露天風呂があるホテルなので、渚亭に泊まるのであれば、一回くらいは数千円を奮発して露天風呂付き客室に泊まった方が良いのではないでしょうか。ただその場合、大浴場も味わってみたいため、客室露天風呂の入浴と合わせて、せわしないかもしれませんが、大浴場を味わった後では、やはり部屋からすぐ入れる客室露天風呂は便利で、他への気兼ねなく落ち着いて入れるのが素晴らしいです。

ホテルの向かいにセブンイレブンがあり、食料の調達には不自由がありませんが、朝食バイキングはぜひ付けた方が良いです。漬けマグロやブリ、イクラかけ放題の海鮮丼を楽しむことができますが、パンの種類も充実していました。

電停前のシエスタ函館1階に入るスタバで電車待ちができます。
函館駅前方面（函館どっく前・谷地頭方面）行きの乗り場は少し離れていますが、湯の川方面の乗り場だと、電停直前の交差点手前の信号で停まり、進入してくる市電の様子を正面から店内で眺められるので、ギリギリまで店内で過ごすことができます。
雨風が強い時や暑い時、寒い時、時間が多少余っている時などに便利です。

北海道知事公館の広い芝生の庭の片隅にある彫刻モニュメントです。
知事公館のかわいらしいデザインの建物に広い芝生…犬を連れてきて遊ばせるのに格好の場所ですが、ペットの持ち込みは禁止されています。
知事公館の建物は、土日休日は閉館ですが、庭は8時45分から17時30分（時期により17時、16時などと変動する）開放されていて、流氏の彫刻も鑑賞することができます。
ただ、12月から4月末までの冬季は閉園で、鑑賞できなくなります。

北海道知事公館の北1条通り沿いの門を入って、まもなく通路左手にある胸像です。
知事公館の建物は、”道”の建物のため、お役所らしく、平日の9時から17時までの開館ですが、庭園は土日祝日も含めて8時45分から17時30分（時期により17時、16時などと変動）までの開放（12月から4月末まで冬期閉園）のため、通路にあるこの胸像も同時間帯に見学できます。
教科書に出てくるような有名な方ではないと思いますので、よく存じ上げないのですが、像の隣に解説板があるので、どのような方なのか知ることができました。

11月1日前後、北海道大学構内、北13条の辺りにあるイチョウ並木の黄葉がきれいです。見頃はその年の気候によって多少変動するものの、11月1日に行ったら、まず間違いないと思います。

11月1日辺りの土日にはライトアップ（金葉祭）も行われ（2022年は10月29日(土)、30日(日)の18時から21時？）、夜に行ってもきれいですが、気温がやや寒いので服装には注意が必要です。同日、あるいはそのちょっと前にはイチョウ以外の紅葉もクライマックスを迎えているので、昼間に行って併せて眺めても良いでしょう。

なお、アクセスは、札幌駅からは徒歩13分（1.1ｋｍ）。1駅間、地下鉄に乗ると（￥210円）、徒歩5分（400ｍ）と少し近くなりますが、何せ大学の構内は広く、札幌市内の街中にある貸自転車「ポロクル」などを利用しても良いかもしれません。

10数m四方の小さな公園ですが、椅子もある東屋や時計も設置してあって、北18条駅近くでお店などに入らずに、公共の場所でちょっとした時間がつぶせます。
屋根のある東屋は、天気が悪い時でも何とか過ごすことができ、他にも地下鉄駅構内やローソンでも時間はつぶれると思いますが、公共の公園の方が気兼ねが少ないと思います。
ただ、あまりに長居すると、リストラされたオジサンみたいですネ…。
更に西側の北海道大学方面に行くと、エルムトンネル上の遊歩道沿いにベンチスペースなどもありますが、北18条駅からは更に離れています。

中島公園の中程にあって、地下鉄南北線中島公園駅から公園にアクセスしていると、菖蒲池や豊平館、キタラの方に行くことが多く、更に奥にあるこの像のところまでは普段あまり訪れません。
今回、公園の中程の広場でスカイランタンの打ち上げがあったので、その途中にある像のところにも寄ることができました。
ただ、折角訪れても像の解説が漢文で書かれていて分かりにくかったので、名前をネット検索したところ、トリビアの知識が増えました。
像は林に囲まれていて、10月下旬に訪れると、紅葉がきれいでした。

大学会館といった感じで北海道大学の福利厚生施設のようですが、中はホールになっていて、ソファー席などが多数設置されており、劇場ホール（大講堂）など、奥の方に入っていかなければ、一般の人でも大学を観光散策で訪れた際の足休めに使えそうです。

大学構内にはほかに学生食堂もあるようですが、食事をしなければちょっと居づらいものがあるので、クラーク会館のソファー席であれば、しばらく休憩もできそうです。もっとも、クラーク会館内にも学生食堂が入っていて、休憩がてらお腹が空いたら利用してみるとよいかもしれません。

公園自体は、近所の子供たちが遊ぶのに良い場所で、広場や遊具、夏期は子供用の小さなウォータースライダーがあります。
あまり観光目的で訪れるような見所は無いものの、隣接する屯田防風林の散策に、公園の広い無料の駐車場に車を停めるのに便利でした。
屯田防風林は、創成川通り近くの琴似栄町通りから、屯田西公園付近まで約2.2ｋｍの散策路がある森が続いています。
10月下旬から11月上旬にかけて、防風林の森の紅（黄）葉が見頃となり、きれいでした。

見所となるのは、屯田西公園と琴似栄町通りの間、約2.2ｋｍで、森の中を散策路がずっと続いています。森は幅が2、30ｍほどあるため、非舗装の散策路を行くと、登山で山の中を歩いているような雰囲気に包まれます（車の音や、木々の隙間から住宅地が垣間見えますが…）。何より、山まで行かなくても、アクセスが比較的良い街中で森林散策が楽しめるほか、山のようにきついアップダウンが無いのが楽チンで良いですネ。

10月下旬から11月上旬にかけて紅（黄）葉が見頃となっていました。11月上旬の状況としては、高木の上の方は既に葉が散っていて、上の木々で守られて紅葉が遅れる低木の方がよく紅（黄）葉していましたが、この時期ともなると、手稲山頂上や定山渓の辺りは雪も降る頃で、防風林の辺りでも最高気温が9℃と寒い1日だったので、散策には防寒具の準備も必要でした。

また、森の中は街灯なども無いようで、幾ら住宅地に囲まれているとはいえ、明るい時間に訪れた方が良いと思います。

車のアクセスには、屯田西公園の広い駐車場（無料）が便利でした。

白石区の市街地にあり、神社の前には大きな食料品スーパー、ダイイチがあるなど、街中の神社と思いきや、ひとたび社殿裏に回ると、斜面があって、下っていくと森の中の池上に末社（弁天神社）があるなど、意外な奥深さがある神社でした。10月末、境内の幾つかの木々は色づいていて、きれいでした。授与所もある神社で、お札やお守り、おみくじ、御朱印などの頒布も受け付けています。道路沿い（白石・藻岩通り）には数台が停められる駐車場もありますが、その向かいにはダイイチの広い駐車場があって、ついでの買い物などに寄ると便利です。

周堤墓の名が表すように、高さ1、2ｍほどの土塁に囲まれた大きなサークルが森の中に幾つもかたまってあり、まるで森の中に幾つものクレーターがあるようでした。現在では世界遺産ということもあり、辺鄙な場所にあるにも関わらず、入口のところに管理者が常駐していて、ガイドなどもしてくれるようです。森の中に広い駐車場（非舗装・駐車無料）やプレハブ小屋も作られていて、にわかにお金をかけて整備された感がありますが、辺りはカフェやお店など寛げるところは何もないところです。

森の中ということで、10月下旬の紅葉のころに訪れたところ、きれいで良かったです。周辺地域は、内陸にあって冷えるためか、札幌よりも紅葉の進みがわずかに早く、10月末近くでは、森の高い木は落葉気味でしたが、森の中の下の方にある木々は、緑っぽさもすっかり抜けて、きれいに色づいていました。

同時期、千歳のサーモンパークの鮭の遡上も見られるようですので、併せて訪れると良いかもしれません。また、道の駅マオイの丘公園の辺りから無料の”道央圏連絡道路”でストレートに周堤墓近くまで訪れることができ、道の駅に寄って収穫期を迎えた野菜を入手したり、休憩したりしてみても良いでしょう。

遺跡は保護され、”クレーター”の中は立ち入れないようになっていますが、大胆にも道路は遺跡を破壊して”クレーター”の中を突っ切っており、内部の様子をよく観察できます。駐車場から森の中の見学路に入ると、各周堤墓の前には解説板が立っており、興味深い内容が書かれていました。

札幌市内から眺めると、西方に続く山塊のうち、山頂にテレビ塔が幾つも建っているのが目印の山です。同山塊の中でも、藻岩山、手稲山、三角山くらいは札幌市民であればどれか判別はつかなくても、知ってはいるでしょう。手稲山には手稲オリンピア、手稲ハイランドのスキー場があって、過去には冬季五輪のスキーの会場となるなど、札幌のスキーのメッカとなっています。手稲山（山頂）は、札幌中心部から直線で約13ｋｍで、札幌市民が近所でスキーをしようとすると、手稲山、ばんけい、札幌国際、オーンズ、フッズ、藻岩山（やや子供向け）が手ごろなところでしょうか。

また、観光で訪れる札幌の代表的な山と言えば藻岩山で、観光バスや市電・ロープウェイ、あるいは有料の登山自動車道（藻岩山観光自動車道）で訪れることかと思います。藻岩山は山頂近くまで車で行けるのを知らない方も案外いるかもしれません。

そして、手稲山もあまり有名ではないと思いますが、手稲山の標高1023ｍのうち、標高580ｍ付近の手稲ハイランドの麓までは車で行くことができます。580ｍ地点では、藻岩山のように展望台があって展望が利く訳ではありませんが、視界の開けたスキー場のゲレンデに立てば、遠方に札幌市内、そして石狩湾などが眺められます。そして、山頂はもっと展望が利きますが、冬期以外は山頂まで行くゴンドラは動いていません。

夏場ももっと観光開発しても良いかもしれませんが、札幌中心部に近く、時間など比較的容易にアクセスできる藻岩山と違って、手稲山の方はちょっと離れています。また、山頂展望も、手稲山の方が確かに石狩湾や増毛山塊（樺戸山地）もよく見え、ダイナミックで高度感のある景色ですが、藻岩山山頂（標高531ｍ）でも結構、高度感が楽しめ、何より街が近く、夜景がきれいに見えたり、市街地のランドマークが見つけやすかったりします。なので、手稲山山頂を夏場の観光地にするのは、距離のほかに物資輸送やメンテナンスも考えると割に合わないのかもしれません。

夏場は、手稲山山頂までは自分の足での登山となります。主な登山ルートは3つとされますが、このうち北尾根コースは、どうせハイランドのスキー場のところに出て合流するので、1合目から登るか、5合目から登るかのような違いとはなりますが、より登山を楽しみたい方や、自家用車以外の公共交通機関で登山口までアクセスする場合は北尾根コースを使っていくことになるでしょう。ほか、南側の平和の滝のところから登るコースがありますが、平和の滝付近の標高でおおよそ250ｍと、ハイランドの580ｍに比べ、高度差があります。

「生棒」は北海道美唄市出身の彫刻家、安田侃氏の作品。
創成川沿いの創成川公園には、ほか多数の安田侃氏のアート作品があり、形状的に作品に腰かけるなどして、疲れた時にちょっと休憩するのにも使えます。
ただ、石なので冷たかったり、雨後で濡れていたりする場合もあります。

さっぽろテレビ塔裏を流れる都市河川、創成川の川沿いは、創成川公園と称して園路や街路樹、草花の花壇などが整備され、テレビ塔の裏から二条市場、狸小路、創成川イースト方面に歩いてアクセスすることができます。
園内には、アート作品も幾つかあって、その中でも北海道出身の安田侃氏の作品が多いです。「天秘」などは川の両岸にあります。

さっぽろテレビ塔裏の創成川沿い創成川公園の中のアート造形物の一つで、スノーリングは川に架かる橋として実用的に楽しむことができます。
付近は親水公園として、橋上もしくは川面に降りるなどして川面の様子を眺めることができます。
テレビ塔すぐ裏のため、テレビ塔から創成川沿いに二条市場や狸小路、創成川イースト方面に行く場合などに寄りやすいです。
2022年は地元のテレビニュースなどで創成川に鮭が遡上したとちょっとした話題になり、スノーリングは川面を眺めるのにちょうど良かったのですが、残念ながら訪れた時は鮭を発見することはできませんでした。