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臨済宗妙心寺派に属しており、
釈迦如来と十一面千手観音を本尊としするお寺です。
拝観には前日までの予約が必要です。
拝観時間：13:30～16:30
拝観料：400円

枯山水庭園は国名勝指定を受けており、
方丈（本堂）は重要文化財に指定されています。
数々の文化財を残す禅宗の名刹です。
室町幕府の管領細川晴元や14代将軍足利義栄が滞在し、
普門寺城とも呼ばれていたそうです。
また江戸時代初期には、
中国・明の高僧の隠元が宇治に万福寺を開くまでの間、
ここに留まりました。

この辺りは蓮如上人が立ち寄った所も多く、
散策によいと思います。

ＪＲ摂津富田駅、阪急富田駅から徒歩で10分くらい歩くと、
住宅と住宅のあいだに白菊大神がぽつんとあります。
大神との名前ですが、こじんまりとした小さな祠です。

すぐ近くには富田小学校があり、
普門寺、三輪神社などもあります。
阪急富田駅の前には歴史コースの案内板もあるので、
事前にチェックして色々回ってみてはいかがでしょうか。

｢一億総白痴化｣、｢口コミ｣、｢駅弁大学｣、｢恐妻｣、｢太陽族｣などの
造語をつくったジャーナリストの生誕地です。
大阪府三島郡富田村（現高槻市）の醤油屋に生まれました。
旧制中学校は現在の茨木高校に通いました。
なお、この学校の先輩にノーベル文学賞受賞の川端康成がいます。
第三高等学校時代には｢檸檬｣の詩で有名な梶井基次郎とも知り合いました。
東京大学に在籍していましたが、ジャーナリストの道に進み、
通が失くなったために除籍されてしまいます。

交通量の多い道路の歩道に顕彰碑はありますが、
足を止める人もいません。
この辺りは古い街並みがまだ残っています。
ここだけを訪問するだけでなく、他と組み合わせるのがいいでしょう。

見学には予約が必要で有料です。そのせいか周辺も静かです。
高槻市にありますが、茨木市である阪急京都線総持寺駅からが近いです。

天武天皇の妻であった持統天皇の時代、694年の創建と伝わっています。
閑静な住宅街にあります。
境内には後水尾法皇の歯や仏舎利を収めた聖歯塔や、
龍渓の木像や遺品をいさめた開山堂があります。
また、平安時代の作とみられている木像菩薩坐像は、
国の重要文化財に指定されています。

磯良神社という名の他に疣水（いぼみず）神社という名もあります。
地元では「いぼみずさん」と呼ばれています。

この変わった名の由来は下記の通りです。
女性である神功皇后(じんぐうこうごう)が戦に行く時に、
敵からなめられないように男装したそうです。
そして、たまたま通りかかったこの神社で勝利を祈願し、
社殿の清水で顔を洗うと美しい神功皇后がいぼだらけになったそうです。
見事勝利して、勝利の報告を磯良神社にして再度、社殿の清水で顔を洗うと、
もとの美しい顔に戻ったそうです。

その由来からかご利益を求めてお参りする人が絶えないそうです。
まった、総持寺駅の近くには西国二十二番札所の総持寺もあります。

亀に乗った観音様として有名な高野山真言宗のお寺です。
阪急京都線の総持寺駅から徒歩５分です。
平安時代に中納言藤原山蔭卿により開かれました。
亀の恩返しにより開かれた総持寺の御話があります。
今昔物語や源平盛衰記等にも紹介されています。
お寺の創建についての縁起絵巻が残されています。

有料で市が駐車場も完備しており、
急な階段の横にはスロープもあります。
庭園は手入れが行き届いており、梅が咲いていました。
また、桜の季節は枝垂れ桜がきれいだろうなと思いました。

全国の｢三島｣の地名の由来となった神社です。

創建は不明であり、百済系渡来人が関係すると言われる説と、
四世紀頃の摂津国の県主・三島氏の氏神ともあります。
そこから「三島」の地名の由来説があります。

また、ＮＨＫの大河ドラマの「平清盛」でも取り上げられました。
後白河天皇の中宮、建春門院（平滋子）が皇子出産を祈願した神社です。
後の高倉天皇を生んだそうです。
ＮＨＫの大河ドラマの「平清盛」配役
平清盛：松山ケンイチ
後白河天皇：松田将太
建春門院（平滋子）：成海瑠子


現在はマンションの間にあり、あーあという感じです。

茨木市と高槻市の境目にあります。
近くには名神高速道路や西国街道が通っています。
また、高田町は大きな住宅が多く落ち着いた雰囲気です。

北から南に延びる五世紀頃の前方後円墳です。
堀もあって周囲は立入出来ないようにフェンスで囲まれています。
入口には宮内庁の注意書きもあって松の枝ぶりが美しいです。
ここまでしか入れません。
宮内庁では、第26代の継体天皇の御陵であるとされていますが、
天皇の没年が六世紀であり、古墳の徳三時期が五世紀であるため一致していません。
それゆえに、高槻市にある今城塚古墳が継体天皇の御陵であるとの論議が
繰り返されています。

太田茶臼山古墳から西へ歩くと、今城塚古代歴史館があります。
高槻市の施設で特別展以外は無料です。
無料でも結構見ごたえがあります。
ぜひ、お立ち寄りください。

戦後、高槻市は古くから大阪、京都のベッドタウンとして開けていました。
しかし、奈佐原地区は開発が遅れていました。
それが、30年くらい前から某宗教施設や、
ＵＲ賃貸住宅により開発が進みました。

浄正寺はそんな奈佐原地区で奈佐原地区の住人たちに厚く信仰されてます。
慶長十四年（1609年）に創建されたと伝わっています。
真宗大谷派の寺院であり本尊は阿弥陀如来です。
内陣には宗祖・親鸞聖人の直筆とされる
「九字十字」の御名号(おみょうごう)が安置されています。
軒先につるされている籠は、明治時代に実際に使われていた珍しいものです。

ここから阿武山古墳は坂道を２キロほど歩くところにあります。

以前は高槻市奈佐原地区は開発が遅れていました。
しかし、某宗教施設やＵＲ賃貸住宅が出来て、
開発がここ30年ほどの間に進みました。
そんな住宅街の端の道路沿いにある殿岡神社はあります。

宇賀御魂神（うがのみたまのかみ）を祭神としています。
しかし、創建は不詳であり、かつては稲荷神社でした。
由来は奈佐原の四ヶ村が干ばつで苦しんだ時に、
「みこし」を阿武山の山頂の殿岡の峰に埋めて降雨を祈願したことからだそうです。
また、神社本殿左側には立派な石室を持つ古墳があります。
ここから２．５キロほど歩くと阿武山古墳もあります。

タリーズコーヒーは駅前ではアルプラザにもありますが、
いつも混雑しており落ち着きません。
こちらの方は病院内にあるせいか客の年齢も高めで落ち着いています。
病院の先生なども多いせいでしょうか？
子供や団体も少ないような。
落ち着いてお茶したい時にお勧めです。

ＪＲ高槻駅北口から松坂屋方面に行く陸橋からも見えます。
この周辺はスターバックスやタリーズコーヒーはありますが、
ドトールコーヒーはないので貴重です。
リーズナブルにコーヒーが楽しめます。
隣はＪＴＢなのもよいです。
ここでパンフレットをみることもよくあります。

高槻城内にあった野見神社とともに、
歴代の高槻藩主の信仰が厚かった神社です。
小さな境内にですが、気持ちのよい雰囲気です。
境内には立派なケヤキの御神木がそびえ立っていましたが、
現在は枯れてしまって幹の部分が残っているだけです。
幹だけでも御神木として目立っています。

古い道には道標の石碑が建っています。
これは、街道をいくいにしえの人々にとって大切なものでした。

高槻城下には六口の出口がありました。
京口、・前島口、大坂口、・富田口、芥川口、大塚口
なお、この中で京口は京口町として現在の町名があります。
他も前島、富田、芥川、大塚は地名としてあります。

前島口は現在の枚方（牧野）につながる重要な口でした。
ちなみに高槻市は淀川を挟んで枚方と分かれます。
本町通り東の辻の道標は三好医院のそばにありますが、
車がぶつかったせいか斜めになっています。
この辺りはまだ古い家並みも残っています。
芥川の方はかなりなくなってしまいました。
なお、近くにはしろあと歴史館もあり、なかなか面白いです。
一緒にご覧になってください。

ＪＲ高槻駅からバスに乗りバス停を降りてから、
住宅街の急な坂を登っていくとあります。
周辺は市の樹林保護地区なので緑が多いです。
この辺りからは市街地が一望でき、夜は結構綺麗です。

寺伝によると天平年間（729～749年）に行基が創建したと伝わっています。
境内には高さ５メートルの五輪塔や、300体余りの石地蔵が安置されています。

創建は不詳ですが、聖徳太子が開創とされています。
文政三年（1820年）には寺の西側山中で、
国宝に指定されている「石川年足墓誌」が発掘されました。
石川年足は壬申の乱以降に蘇我氏の嫡流となった血筋の出です。
周辺は市の樹林保護地区に指定されているので、
住宅街の中にあっても慈願寺は山門から坂の上にあるので、
緑に囲まれて静かな雰囲気です。

浄土真宗本願寺派の末寺で親鸞聖人を宗祖としています。
創建は不詳ですが、宗円によって永禄三年（1560年）に再建されたそうです。
寺内には文化10年（1813年）に作成されたという貴重な鬼瓦があり、
自由に見ることができるそうですが、残念ながら門が閉じていました。
門からも立派な親鸞像が見えました。
この辺りは道幅が狭く、道路が入り組んで分かりにくいです。
詳細な地図を持っていきましょう。

小倉百人一首
あらし吹く み室の山の もみぢばは 竜田の川の 錦なりけり
69番：「後拾遺集」秋・366

上記の歌が載っている平安中期の僧侶、歌人の墓といわれています。
左側にある立派な顕彰碑は高槻城主・永井直清が建立しました。
碑文は儒学者の林羅山が書きました。
周辺には能員の吟稿を埋めたとされる文塚もあります。

この辺りは道が狭く、入り組んでいます。
詳細な地図を持っていきましょう。

平安時代中期の僧侶、歌人である能因法師が、
不老不死を願って煎茶に使用したとされる名水の井戸です。
飲用はできませんが、今日でもこんこんと水が湧き出ています。

なお、古い住宅街の中にあり分かりにくいです。
道幅が狭く入り組んでいます。
行く時は地図を持っていきましょう。

由来は定かではありませんが、
近江の日吉神社から分霊して戦国時代に祀られた社です。
あちらは滋賀のガイドブックにも載っており有名です。
古くから古曽部の高台に鎮座しており、この地区の守護神として守られてきました。
この辺りは古くからの住宅が多く、道幅も狭いです。
また、ほとんど人通りがありません。
入り組んだ細い道が多いので地図を見て歩きましょう。