ナオさんのクチコミ(43ページ)全862件

　鎌倉大仏は長谷の大仏とも言われているので、初め長谷寺にあるのかと思っていましたが、長谷寺にあるのは長谷観音で、鎌倉大仏は高徳寺にありました。高徳寺や長谷寺があるこの辺りの地名が長谷なのですね。行って見て納得しました。
　「かまくらやみほとけなれど釈迦牟尼は美男におはす夏木立かな」と詠ったのは与謝野晶子ですが、確かに鎌倉大仏は美男です。特に斜め下から見上げたお顔のりりしいこと！
どっしりとした後ろ姿もなかなかのものです。高さ１２・３８ｍ、体重１２０ｔもあります。１４９５年の大津波の時も、大仏殿は流されても、大仏様はびくっともしなかったとか。さすがです！
　拝観料は２００円ですが、後２０円出せば、大仏の胎内も見られます。拝観時間は７：００～１７：３０です。

　私達が奥耶馬溪に至るコースはいつも同じで、小倉南ＩＣで下りて、国道３２２号線で香春まで走り、そこから赤村に抜け、油木ダムの所から英彦山に上ります。カーブの多い国道５００号線（天狗ライン）を走り、野峠から国道４９６号線を山国町へと下ります。
　その途中に奥耶馬溪の千壷峡甌穴群や魔林峡、猿飛峡があります。駐車場があるので、私達はよくここを休憩場所として使い、気分転換をかねて、散策路を歩きます。新緑の頃と、秋の紅葉の頃が特にいいですが、夏の暑いときも日陰があります。ただ、６月は私がここで虫に刺されたので、あまりおすすめしません。

　三俣山１７４５ｍは九重連山の一つで、登山口の長者原に最も近い所に大きく聳えるカッコいい山です。三俣山は６月にはミヤマキリシマで赤く染まり、とてもきれいです。
　かつて三俣山と硫黄山の間のスガモリ越に、スガモリ小屋があった頃、私はスガモリ越から、よく三俣山に登ったものです。登ると実際には五つのピークがあり、大鍋、小鍋と呼ばれるすり鉢状の火口跡があります。
　同じ九重連山の久住山や大船山、平治岳に比べると、登山者は多くありませんが、私はとても好きな山の一つです。
　写真は長者原からの三俣山ですが、この日はかなり黄砂がかかって霞んで見えています。

　湯河原は万葉集にも出て来る千三百年の歴史がある温泉だそうで、各時代の人々に愛され、この地に滞在した著名人は数多く、日本画の巨匠・竹内栖鳳は住居とアトリエを持っていたそうです。
　大滝ホテルはそんな湯河原温泉でも湯量の豊富さを誇る宿で、私達は金時山に登りに行った帰り、登山の疲れを癒すのにピッタリだと、ここに宿を取りました。
　大滝ホテルは湯河原温泉でも坂の上の方にあり、近くには景勝地の不動滝があります。　私は朝の散歩で、不動滝まで足を延ばしました。

　裏耶馬溪の立羽田の景は、私が九重に行く時、いつも立ち寄る所です。巨岩、奇岩が連なる光景は中国の南画の世界のようで、見ていて面白く、あきることがありません。
　特に紅葉の時期は美しく、思わずため息がもれます。地元の特産品を売る店が出来ており、それを求める人で、いつもこの辺りはいっぱいです。
　前に一度、私達夫婦は立羽田の景の一番高い所に登ったことがあります。その時は、地元の方に道を尋ね、神社まで登り、そこからはススキなどが茂る中をかき分けて、祠のある岩の上に立ちました。岩の上からの眺めも最高でした。が、この時も秋で、途中の神社の境内は落ちたイチョウの実がいっぱいで、それを踏んだものですからスニーカーが臭くなって、スニーカーを一足駄目にしてしまった笑えない想い出があります。
　

　「やすらぎの夢別荘　黒川温泉　きらら」は、１５軒のそれぞれ異なる別荘があり、食事処で食事する外は、誰にかまわれることなく、自分の別荘にいるがごとく、静かに過ごせるということなので、ここを選びました。熱めの温泉も気持ちよかったです。
　ガレのランプの燈るお食事処で味わう会席料理も、手打ちの蕎麦も、デザートもおいしく、大満足でした。
　この次は別荘のベランダでのバーベキューを食べに行きたいです。

　１７２１ｍの利尻山は、日本百名山に選ばれている最北の山です。登山が趣味の私は、そんな利尻山が好きです。
　今回の訪問は、１９９８年に登りに来て以来ですから１１年ぶりでしたが、船の中から利尻山が見え出すと、ワクワクしてきました。
　利尻島は島全体が山という感じで、北の海にカッコいい１７２１ｍの山が、ぽっかりと浮かんでいるのを想像していただければ、それが利尻島そのものです。
　利尻山（利尻富士）はどこから見ても様になる山で、レンタカーで島を一周した私達は、あちこちから写真を撮りました。その中から今回は、変わった雲が掛かり、まるで利尻山が煙を吹き上げているように見える一枚を紹介したいと思います。

　礼文島の西海岸は、奇岩怪石の断崖絶壁が連なる地形で、複雑に海岸線が入り組み、岬や入り江を作り出しています。澄海岬はそんな西海岸にあります。
　私は、フェリーの着く香深港からレンタカーをチャーターして礼文島内を走り、スコトン岬からの帰り、浜中から西上泊まで入り、澄海岬に行きました。礼文島を訪れるのは二度目で、以前も車で走ったので澄海岬への道はわかっていました。
　車を止めて岬に登ります。鏡のような澄海岬の入り江が見えてきました。美しいです。私は、海に囲まれた礼文島の中でも、澄海岬の海が一番きれいだと思っています。澄み切った透明な青さは、底の底まで見えるようで、吸い込まれそうです。

　晴れた日にはサハリンまで見えるというスコトン岬は、礼文島最北端の地であると共に、日本の最北限の地でもあります。ここに立つと、すぐ前には無人島のトド島が浮かんでおり、海はどこまでも青く、草地にはヨシバシオガマなどの花も咲き、美しい風景がひろがります。
　私が初めてスコトン岬を訪れたのは１９９８年６月末、この時は吹き付ける強い風に驚いて立ち竦み、数枚写真を撮るだけで、逃げるようにスコトン岬を後にしたのでした。
　今回は７月中旬、前に行った時より少しは暖かいだろうと思っていたのですが、スコトン岬に吹く風は、私には相変わらず強く冷たく、またまた足早に逃げたのでした。
　ただし、今度は売店の中までです。海産物やお土産を売ってる店で、焼き烏賊を買い、車の中で、景色を楽しみながら食べます。これなら寒くないし、少しゆっくり出来ます。
　以前に行った時は稚内からフェリー利用で、三角航路を愛車と共に渡った私達夫婦ですが、今回は礼文島内で借りたレンタカーで、スコトン岬まできました。
　レンタカーは便利です。

　諏訪富士とも呼ばれる蓼科山はどこから見ても姿形の整った美しい山です。私は雪をいただいた蓼科山が一番好きですが、今回の写真は５月初旬の蓼科山です。１０月に八ヶ岳に登る前日、白樺湖畔に宿を取った時にも写したのですが、それもまたお見せしたいと思います。
　２５３０ｍの蓼科山は、深田久弥氏選定の日本百名山にも選ばれており、登山者に人気のある山です。私は１９９４年４月と、２００５年１０月の２回、蓼科山に登っていますが、４月の時は北面は４ｍの残雪で、アイゼンを着けて登りました。
　２００５年に登った時は１０月末の秋山で、中腹は紅葉がきれいでした。２回とも、大河原峠から同じコースを登ったのですが、秋に登った時は、将軍平からの岩石帯に驚きました。と、言うのも、４ｍの残雪の時は、一面急な雪の斜面で、岩も石も全く見えなかったからです。同じ山でも、季節が違えば全く違う山になることをあらためて知らされたのでした。
　蓼科山は好きな山なので、今度は長野在住の孫たちを引き連れて登ろうと思っています。

　熊野古道・中辺路の発心門王子は、熊野参詣道に祀られた九十九王子の中でも別格の五体王子の一つです。王子とは、熊野の神の分社のことです。
　そして発心門とは、仏の道に帰依する心を発する入り口という意味だそうですから、滝尻王子が聖域の熊野のお山への入り口なら、ここ発心王子は聖域・熊野本宮大社への入り口にあたります。
　発心門王子の社の祀られているすぐそばを車道が通っており、バス停もありと、比較的交通の便がいいので、熊野古道の中辺路コースを歩く人の中では、ツアー客など発心門王子から熊野本宮大社までを歩く人がかなり多いようです。
　発心門王子から熊野本宮大社までは約７ｋｍ、歩行２～３時間で、道も良いので初心者でも熊野古道歩きを楽しめます。
　私達はこの日、継桜王子から出発して、小広峠、草鞋峠、岩上峠、三越峠などを越えて、杉林の中、熊野のお山をてくてく、てくてくと歩いて来ましたから、発心門王子まで来た時はかなり疲れていました。発心門王子の前の水場で一休み、一息ついて、気持ちを新たにして、次の水呑み王子へと向かいました。

　２００４年７月に、日本で１２番目の世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」。
　熊野古道とも呼ばれる参詣道には、大峯奥駆道、中辺路、大辺路、小辺路、伊勢路、紀伊路、高野山町石道と六つの道があります。そのうちの一つ中辺路は、紀伊田辺から熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、青岸渡寺へと続く険しい山越えの道ですが、昔から熊野詣では、「苦しみが多いほど御利益がある」と言われたそうで、この険しい中辺路が、好んで歩かれてきたのだそうです。
　滝尻王子は、その中辺路の、熊野三山の聖域入り口、つまり、ここから山道に入るという場所にあります。近くには熊野古道館があり、そこでは熊野古道の情報や資料の入手ができます。
　滝尻王子から熊野本宮大社までは約３８ｋｍで、その間に１９の王子が置かれています。王子とは、熊野参詣道に祀られた熊野の神の分社で、熊野詣での上皇や女院の休憩所になった所なのだそうです。
　私達は山仲間と、中辺路の滝尻王子から熊野本宮大社までを２回に分けて歩きました。１回目は滝尻王子から継桜王子までの１６・９ｋｍで、２回目の今回は継桜王子から熊野本宮大社までの２０・８ｋｍです。滝尻王子から継桜王子まで歩いた時は５月末だったので、日も長く楽でしたが、熊野本宮大社までは距離もあり、なかなか大変でした。
　写真は熊野古道を歩いた日の前日、滝尻王子社に参拝、今回の旅の無事を祈った時のものです。
　
　

私たちが泊まった日は敬老の日とあって、家族連れがいっぱいでした。ここで、揃ってお祝いをしていたようです。

眺めがよく、部屋に居ながら自然を満喫できました。

草木湖の畔、富弘美術館とは湖を挟んで対岸にあります。

　便利な防府駅前にあり、駐車場もあり、低料金で泊まれて、天然温泉があり、無料の朝食も付いています。これだけでも凄いのに、このホテルはマイ箸・マイ歯ブラシを持って行って、ホテルの物を使わなければ、お菓子と換えてくれるのです。

宿のいたるところ木が使われているので、優しい感じがしました。露天風呂もいいです。

ご主人が獲ってくる新鮮な漁貝類を使った料理がとても美味しい！私が泊まった日にも、アワビ、ウニ、ホタテ、エビ、カニなどいっぱい出ました。

東北自動車道と八戸自動車道の分岐点近くにあります。
私たちは七時雨山に登る前の日の宿として利用しましたが、便利でした。

８０年の歴史を持つ温泉民宿です。檜のお風呂が気持ちよく、素朴な温かさの宿という雰囲気です。