熊野古道・中辺路コースの聖域への入口です!
- 4.0
- 旅行時期:2010/09(約15年前)
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by ナオさん(女性)
紀伊田辺 クチコミ:2件
2004年7月に、日本で12番目の世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」。
熊野古道とも呼ばれる参詣道には、大峯奥駆道、中辺路、大辺路、小辺路、伊勢路、紀伊路、高野山町石道と六つの道があります。そのうちの一つ中辺路は、紀伊田辺から熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、青岸渡寺へと続く険しい山越えの道ですが、昔から熊野詣では、「苦しみが多いほど御利益がある」と言われたそうで、この険しい中辺路が、好んで歩かれてきたのだそうです。
滝尻王子は、その中辺路の、熊野三山の聖域入り口、つまり、ここから山道に入るという場所にあります。近くには熊野古道館があり、そこでは熊野古道の情報や資料の入手ができます。
滝尻王子から熊野本宮大社までは約38kmで、その間に19の王子が置かれています。王子とは、熊野参詣道に祀られた熊野の神の分社で、熊野詣での上皇や女院の休憩所になった所なのだそうです。
私達は山仲間と、中辺路の滝尻王子から熊野本宮大社までを2回に分けて歩きました。1回目は滝尻王子から継桜王子までの16・9kmで、2回目の今回は継桜王子から熊野本宮大社までの20・8kmです。滝尻王子から継桜王子まで歩いた時は5月末だったので、日も長く楽でしたが、熊野本宮大社までは距離もあり、なかなか大変でした。
写真は熊野古道を歩いた日の前日、滝尻王子社に参拝、今回の旅の無事を祈った時のものです。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 紀伊田辺から国道311号線で。熊野古道館が見えたら、国道からそれ橋を渡る。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 世界遺産なので、休日は結構人が出ている。ツアー客も多い。
- バリアフリー:
- 2.0
- 滝尻王子周辺だけなら、別段悪くもないが、険しい古道への入り口なので、一歩山に踏み込めば、バリアフリーはない世界になること間違いなし。
- 見ごたえ:
- 3.0
- 敬虔な気持ちで佇めば、霊気を感じる。パワースポットかも?
クチコミ投稿日:2010/11/06
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