ナオさんのクチコミ(24ページ)全862件

　グラナダにあるアルハンブラ宮殿は、世界遺産に指定されています。
　アルハンブラ宮殿は、スペイン最後のイスラム王朝、ナスル王国の居城で、イスラム芸術の傑作が多く残され、イスラムの栄華を現代に伝えています。
　私たちは、現地ガイドの案内で、アルハンブラ宮殿へと向かいました。　
　アルハンブラ宮殿は、最も古い城塞部分であるアルカサバ、王の居城であった王宮、１６世紀になってキリスト教政権下で作られたカルロス５世宮殿、夏の離宮ヘネラリフェ庭園の４つに大きく分けられます
　また噴水や水路が随所に見えるアルハンブラ宮殿は、「水の宮殿」とも呼ばれています。
　私が最も感動したのは、いたるところ王宮内を飾る優美なアラベスク（連続模様）です。これは、すごいの一言です！
　私たちはイスラム文化に触れ、心地よい興奮と疲れを感じながら、アルハンブラ宮殿をぐるっと巡りました。
　ここからは、アルバイシン地区も望めました。

　私たちはグラナダ観光でアルハンブラ宮殿見学とフラメンコショウを楽しんだ夜、「アルサレス　ホテル」に泊まりました。グラナダ市内にある「アリサレス　ホテル」は、立地条件がよく、ホテルで夕食を取った後、夜になって、アルバイシン地区へと出かけることができました。
「アリサレス　ホテル」での朝食は、パンも、チーズも、果物も美味しくって、つい食べ過ぎになってしまいました。

　スペイン南部のグラナダに移動の途中で、私たちが泊まったのが「ホリデイ　イン　エルチェ」です。
　「ホリデイ　イン　エルチェ」のあるエルチェは、バレンシアから南へ約２０６kmの所にある町で、温暖な気候に恵まれ、市街に約２０万本のヤシの木が群生し、「　エルチェの椰子園」として、世界遺産に登録されています。
　私は、早朝ホテルの周りを散策しましたが、この辺りもヤシの木がいっぱいでした。ジカランダの紫色の花も咲いていてきれいでした。
　ホテルでの朝食、美味しかったです。
　

　世界遺産に指定されている「ラ・ロンハ　デ・ラ・セダ」は、地中海貿易で栄えていたころのバレンシアを象徴する歴史的建物です。当時、「絹の商品取引所」であった「ラ・ロンハ　デ・ラ・セダ」は、ゴシック様式の建物です。
　私たちは散策の途中、外から見ただけですが、彫刻の素晴らしさなど、見ごたえがありました。

バレンシアの街中を歩きます。
ミゲレテの塔が見えてきます。ミゲレテの塔の横にはカテドラルがあります。カテドラルとは、キリスト教の大聖堂のことです。このカテドラルは、１４世紀から１５世紀の建物で、キリストが最後の晩餐で使ったといわれる聖杯が納められていることで有名です。

　タラゴナは、イベリア半島で最初にローマ帝国の植民地になった街なので、ローマ時代の遺跡が点在し、世界遺産に登録されています。その一つがラス・ファレラス水道橋です。
　私たちはバスで、バルセロナからバレンシアに向かう途中にラス・ファレラス水道橋に立ち寄りました。
　ラス・ファレラス水道橋は、ローマ時代の遺跡で、「悪魔の橋」という別名を持っているのだそうです。

　ホテル「トリップ バルセロナ アエロプエルト」は、空港からも近く、バルセロナの街からも比較的近く、便利な宿です。
　私たちはツアーですから、４星ホテルのスタンダードツインでしたが、快適でした。
　朝食付きでしたが、美味しかったです。

　アントニ・ガウディの設計による「カサ・ミラ」（ミラ邸）は、世界遺産になっています。
　「カサ・ミラ」（ミラ邸）は、山をモチーフにしたといわれ、「ラ・ペドレラ（石切り場）」という別名を持つのだそうです。
　「 カサ・ミラ」（ミラ邸）の最上階は、ガウディの建築を紹介する博物館になっています。

　バルセロナには、アントニ・ガウディの設計による家々が残り、世界遺産に指定されています。
　「カサ・バトリョ」（バトリョ邸）は、ガウディ後期の代表作です。１９０４年から１９０６年にかけ、 富豪バトリョ氏の依頼を受けたアントニ・ガウディが改築したもので、「カサ・バトリョ」（バトリョ邸）は、海をイメージしたと言われ、波打つような壁や波を思わせる青のタイルが特徴です。

グエル公園は、ガウディがパトロンだったグエル伯爵と組んで、計画した都市開発プロジェクトが失敗、その結果残された美しい公園で、世界遺産になっています。
広いグエル公園の中を行けば、時折々の花々が咲き乱れ、色鮮やかな破砕タイルのベンチやトカゲの噴水などがあります。人気のトカゲの噴水の写真は、順番待ち状態です。
グエル公園の中にある「カサ・ビセンス」は、ガウディが最初に手掛けた住宅建築で、タイル職人のビセンス氏の別荘として建てられたものです。
グエル公園からの展望も素晴らしく、バルセロナの街と地中海の海が見えます。

　「サグラダ・ファミリア」（聖家族教会）は、１８８２年にフランシスコ・デ・ビヤールが建築に着工以来、アントニ・ガウディに引き継ぎ、彼の死後もガウディが用意した完成模型通りに、現在も建築が続けられており、完成にはまだ５０年～１００年かかると言われている未完の教会です。
　「サグラダ・ファミリア」（聖家族教会）の建設には、二人の主任彫刻家が携わっていますが、地元の彫刻家スビラックスと、日本人彫刻家外尾悦郎です。スビラックスは、「受難のファザード」を担当し、日本人彫刻家外尾悦郎は、「生誕のファザード」を担当しています。「ハーブを奏でる天使」と「天使の合唱隊」は、外尾悦郎の彫ったものです。
　スペインを代表する巨大建設の「サグラダ・ファミリア」（聖家族教会）は、今世紀最後のモデルニスモ（近代主義）建設だそうで、世界遺産に登録されており、私たちが訪れた時も、観光客で一杯でした。　
　

　愛知県の東部にある豊川稲荷は、日本三大稲荷と言われ、霊験あらたかで、多くの参拝者で賑わっていました。
　豊川稲荷は、伏見稲荷や祐徳稲荷が神社であるのと違って、曹洞宗の寺院です。正式名は圓福山豊川閣妙厳寺といいます。祀られているのは、稲荷大明神ではなく、稲穂を肩に担ぎ、白狐に跨った豊川騨叱枳尼眞天（とよかわだきにしんてん）です。
　私は、商売繁盛のお稲荷さん、庶民的で好きです。
　ただここの霊狐塚ですが、すごいお狐様の数で、パワースポットというか、怖いほどの霊気を感じたのは私だけでしょうか？

　豊川いなりの門前町なので、いなり寿司が食べられる店に行こうという話になり、和食処「松屋」に行きました。
私たちは「松屋」の奥の落ち着いた空間で、「いなりうどん定食」１０５０円を食べました。いなり寿司、うどんの他に、茶わん蒸し、サラダ、デザートもついています。美味しかったです。
松屋ではいろんないなり寿司が売られています。極いなり8ケ入り700円、わさびいなり８ケ８００円、五目いなり８ケ９００円、味噌カツいなり６ケ９００円、MIXいなり２種類８５０円などです。
　コンコンカツサンド３００円が人気です。

　西浦温泉は、三河湾に突き出た西浦半島にあります。
私たちは名鉄西浦駅から、宿の迎えの車で西浦温泉へとやってきました。
　源泉は海岸より１・５ｋｍ離れた原山の地下１２００mの所にあるのだそうで、温泉組合の管理の元、各温泉宿に配られ、２７．１度の温泉を加熱、４１度にしているそうです。
　泉質はアルカリ性単純泉で、肌にやさしく、美人の湯と言われています。

　私たちは、豊川稲荷に参拝した日、温泉と眺望を求めて、西浦半島の突端にある宿に宿泊しました。
　西浦半島は三河湾に４kmほど突き出た半島で、ここからの眺めは最高です。特に、夕日と朝日は素晴らしいです。
　三河湾に浮かぶ大小の島々が見えますし、三河湾を挟んで渥美半島、知多半島を眺めることもできます。

　ホテルたつきは、三河湾国定公園の西浦温泉にあります。
西浦半島の先端にあるホテルたつきからの展望は抜群です。灯台も歩いて行ける距離です。
私たちは、天然温泉と素晴らしい展望に惹かれて、この宿を選びました。
特に、夕日と、朝日は最高です。
ホテルたつきの天然温泉「美白泉」は、泉質がアルカリ性単純泉で、美人の湯と言われているのだそうで、これもいいです。

　宇治は、源氏物語の舞台となった地です。
　光源氏の死後を描いた源氏物語第三部は宇治十帖と言われ、源氏の息子薫と、源氏の孫の匂宮、そして八の宮の三人の娘大君、中君、浮舟の、恋とそれに伴う苦悩の人生模様が描かれています。
　さわらびの道は、宇治での「源氏物語散策の道」として、観光客や市民に親しまれ、歩かれています。
　私は、今回 宇治神社からさわらびの道の本の一部を歩いただけですが、趣のある道です。

　喜撰茶屋は、大正元年から宇治川の川畔で営業している店です。
私は、今回バスツアーの一人参加でしたが、喜撰茶屋で、食事をして、抹茶ソフトクリームを食べ（３００円）、抹茶ロール（８５０円）をお土産に買いました。宇治はやっぱりお茶何処ですものね。
　なお、私が喜撰茶屋で食べたのは「蒸篭蒸し御膳」です。

　喜撰橋を渡り、宇治川の中洲・塔の島へ建つ重要文化財の十三重石塔を見に行きます。
　塔の島の十三重石塔は我が国最大で、高さは１５ｍもあります。１２８６年、朝廷の命で宇治橋の修復をした西大寺の僧叡尊によって建立されたもので、魚霊供養と、宇治橋の安全への祈りが込められたいるのだそうです。
　今まで、地震や洪水で度々壊れたそうですが、現在の石塔は、明治の末期に掘り出されたものを修理したのだとききました。
　

　宇治公園は風致公園ともいわれ、宇治川の中洲の塔の島、橘島、宇治川左岸のよりみち公園からなっています。それぞれの島は橋でつながっており、喜撰橋、中島橋、橘橋、朝霧橋を渡って、回遊散策することができます。
　またこの辺りは、歴史の舞台となった場所で、源氏物語にも出てきますし、源平の宇治川合戦の古戦場ともなったところです。
　松林や桜もあり、季節に応じて楽しめます。
　私は宇治川の左岸から右岸に渡る途中、ぶらぶらと宇治公園を散策しました。風光明媚で、とても落ち着ける場所です。