kikoさんのクチコミ(313ページ)全6,364件

４０年以上前、「アルハンブラ宮殿の思い出」をギターで聞いてからその名を心にとどめていました。でも当時はそこへ行けるとは考えもせず、こうしてここを訪れることが出来た今、よい時代だと感慨新たです。
どこを見ても印象的で私の「アルハンブラ宮殿の思い出が」たくさん出来ました。

皆さんがたくさん紹介しているので私は番外を。
見終わって出るときに「裁きの門」から出て気持ちの良い山道を歩くと「ザクロ門」つながります。この「ザクロ門」がアルハンブラ宮殿の玄関ともいえる門だそうです。ここから来る人は少ないのかと思ったら案外たくさん登ってくるので、ちょっとびっくり。玄関ですから当たり前かも知れませんね。
３０分くらいでヌエバ広場につきますので余力がある方にはおすすめです。朝は中心部のＮＨビクトリアホテルからタクシー（５．８ユーロ）でした。

「ベラの塔」に上がるとアルバイシンの展望台と向き合う形の景観が眺められます。あちらからは、このアルハンブラ宮殿が眺められ、ここからは展望台やアルバイシン地区が見えるわけ。眼下にはグラナダの街並みが。この景色だけ見るだけでも上ってきた甲斐があります。
ここはアルハンブラ宮殿の敷地の一部で旧要塞跡。土台が残る赤茶けた通路を通って一番高い場所に頑張って上がってみてください。

市の中心部のコロン通りがカトリコス通りにぶつかるところに位置している。なので何度となく出入りすることになった。
イザベル女王と謁見するコロンブスのかなり大きな像が真ん中に建っている。背景は近代的なビル。歴史と近代が共存している広場。広場自体はさほど大きくはないが街歩きの良い目印になる。

セビリアまで利用。今まで海外ではツアー以外、長距離バスは乗ったことが無く、初体験。初めてなので、シートゆったり、トイレ付にして、念のため前日チケット購入。スーツケース２つを含めて、２名分が５５．３８ユーロだった。（１人分２８ユーロ弱）
当日は市中心部のホテルからバスターミナルまではタクシー１５分で（７ユーロ）到着。
ここはかなり大きなバスターミナルだ。既にバスは来ていたがすぐには入れない。荷物は各自でバスの横に入れる。乗るときに水と袋入りの軽食が配られた。アナウンスもなく出発。高速運転中も、運転手はカーラジオを聞いて仕事中でないような感じ。日本とは違うマナー？
分離帯にずっと夾竹桃が咲いていて印象的なドライブだった。所要時間３時間。手軽に利用でき、良い体験だった。

グラナダではタクシーは５～６回乗ったと思う。最初は空港から中心部のホテルまで。荷物があるし、体力温存でやっぱりタクシーになる。空港から市内までのタクシー料金はメーターでなく（最初は？？と思ったが判明）均一料金のようだった。約３０分の乗車で料金表を示して３０ユーロ。
最後はホテルからセビリヤに行くためのバスターミナル駅まで乗車。１５分ほどで７ユーロだった。

タクシーの運転手さんは英語が通じない場合もあるので泊まるホテルや名所などタクシー利用の可能性があるときは単語カードの大きいようなものを作っておいて、見せる作戦が間違いが無い。事前準備は特に個人旅行には必須。

スペインのタクシーにはいろんな都市で５０回くらいは乗ったと思うけど特に嫌な思いをしたことはまだ無し。（昔イタリアのナポリでホテルの行きと帰りのタクシー代が倍も違っていたことがあった！！）

何といっても眺めが素晴らしいです。
１７００ヘクタールもあり、元は王室の狩りの場所だったとのこと。今は遊園地、動物園などがあって、市民が一日家族連れでのんびり過ごす場所のようです。
私たちはロープウェーで展望台に上がり、主にその景観を楽しみました。ロープウェーでの移動中は市街地が眺められ、家のたたずまいや集合住宅の様子など景色以外にも興味深く見ることができた。長時間滞在はは無理だけれどここの展望台まで来たのは良い選択だった。

カテドラルそばの四角い広場。周りはレストランやバルがいっぱい。街歩きをして通りかかったり、食事をするために寄ったり、何回も訪れました。
私たちが滞在したときは６月のちょうど聖体祭だったようでで夕方から広場は賑やかでした。臨時の子供の遊具が設営されたり、着飾った子供たちがその遊具で遊び、親や祖父母らしき人達が見守る姿も。
楽しい雰囲気を思いがけず味わいました。
聖体祭はキリスト教のお祝いの日で６月の木曜日らしいですがその年によって日は変わるようです。６月に旅するのであれば検討するのも良いのでは。
日本からそれ目当てのツアーなどはないようで？、あまり日本人は見かけませんでした。
交通規制などもあるのでそれを嫌う人には向かないでしょうが。

昼間は展望台に行く途中この地区を歩き、また夜はフラメンコの後、夜のツアーで散策した。昼見た時、ある家では白い塀とマッチした素晴らしい中庭と、手入れされた花々が見えた。間口は狭いけれど奥行きの広いらしい立派な家も多かった。
夜の散歩と時、ガイドさんが「この辺は高級住宅地」と説明してくれた。町中の喧噪から離れた場所だからなのかな。でも車を運転するのは大変そうだ。
バスが循環しているのでアクセスは難しくない。一見の価値あるエリア。

アルハンブラ宮殿がよく見えるアルバイシン地区のサン・ニコラス展望台に行こうとバスに乗った。途中からは山道を上がって行く。たくさんの観光客が多分同じ目的で乗っているので降りるところをあまり注意していなくても安心して乗っていられた。変わる景色も楽しめた。

次の日、バスセンターに翌日のセビリアまでのバスチケットを前もって買いに行こうと３３番のバスを待っていたが、少しも来ない。どうしたのかとイライラしたが、その日は聖体祭の為、道路規制がひかれていたのだ。（ずいぶん待ってからわかった）私たちは時間に余裕があったので問題がなかったが、そのバス停で日本の女性が困っていて、結局タクシーを捕まえて行った）
お祭りに遭遇して良いときもあるが、こうしたこともあるのでバス利用は時間は余裕を見ておくことが大事と思った。

アルハンブラ宮殿の陰に隠れて観光客は少ないのかと思ったら、そうではなかった。
グラナダ陥落の後、モスクのあとに建てられたカテドラル。入場料は４ユーロ。
主祭壇は黄金に彩られてはいるが、華美すぎる感じはせず、ステンドグラスが調和の取れた美しさを見せている。優しい感じがした。

旅の楽しみとして、異文化体験がある。そういう意味ではここは十分楽しめる。シニアなのでもう特に買いたい物はないが、ぶらぶらしながら見て回るのは世界遺産を見て回るのとはひと味違う旅の趣だ。あま購入している人は見なかったけど、こんなにたくさん店があるのだからそれなりに売れているのだろう。

グラナダに着いた日、ヒブランブラ広場辺りをうろうろしていてこの店に入った。広場に面してたくさんの店がテラス席を用意している。どの店もランチセットの看板を出していて、値段はほとんど１１．５ユーロ。どの店が良いかはわからないので、テーブルクロスをかけて綺麗な感じのこの店を選んだ。広場に面しているので気持ちがよい。
私は野菜スープにメインはオムレツ。夫はガスパチョにメインはポークステーキ。パンも付く。スープの塩気がちょっときつかったがフルーツのデザートとコーヒーまで完食。夫はワイン２杯も追加して上機嫌。セット料金にワイン代金をプラスして計３１．４５ユーロ。楽しいランチタイムになった。

グラナダへ飛行機で向かうため、早朝ホテルから利用。グランビアのアトランティコホテル前で待機中でした。朝早いので渋滞もなく市内から高速に入って約３０分で到着。
英語も通じたし、荷物の出し入れも手伝ってくれ親切でした。スペインのタクシーはチップは要らないとのことでしたがほんの少し端数が出たのでそれを差し上げました。
タクシーはマドリード滞在中４～５回乗りましたが嫌な思いはありませんでした。例えば５．７ユーロというような時も「お釣りは要りません」と言わなければちゃんとお釣りをくれます。

６月はじめの日曜の夜９時過ぎ、泊まったホテルのそばだったので覗いてみた。予約なしでも入ることが出来、ステージ袖の席に案内された。１００席ほどの約半分は日本人客。隣のテーブルはフロリダから来たスペイン人。前は日本のカップル。後方は赤ちゃん連れの中国系一家。
９時半開演。ギターが２人、歌い手２人、ダンサーは男性１人に女性が２人。足拍子の迫力、特に男性は力強く素晴らしかった。
ステージは１時間。１ドリンク＋ガラス瓶入水１本つきの１ステージが４４．５ユーロ。
とても満足した。このあと他の都市の洞窟などでも見たが、ここで見た満足感は得られなかった。レベルの高いものを見たい人にはお薦めです。

タブラオ（トーレスベルメハス）でフラメンコを見た帰りに「もうちょっと飲みたい」と夫が言うので立ち寄った。タブラオのすぐそば。テラス席も店内も日本人は見かけなかった。テレビではサッカー中継中で客も観戦して賑やか。近所の？お年寄りはコーラー１杯をちびちび。いかにもバルの雰囲気たっぷり。私はもう水だけで十分。夫はワイン３杯と突き出しのオリーブと生ハムで機嫌良く飲んで、のんびり旅らしい夜だった。

ローマの「スペイン広場」のイメージをふくらませて来るとがっかりかも知れない。こちらは観光客用と言うより多分、市民のための広場。噴水や花壇などもあって都会のオアシスとして住む人達にとっては良い場所だと思う。そう思うと、ゆったりとして気持ちの良い場所。観光客だけでなく、子供連れなどが歩いていた。

特に何があるという公園ではないけど、マドリードの中心だからみんなが集まってくる場所。旅行テレビ番組などで何度も見た「熊と山桃」の像もあるし、道路起点標（地面）もある。私たちの行ったときはものすごい人出。「闘牛反対」と中国の人権抑圧に抗議の署名集めなどの街頭活動もしていた。警察官も出てるし、一方ではパフォーマンスの人達も。あれもこれもの中に観光客。でもこれが普段のソルなのでしょう。

市場のイメージとはちょっと違って近代的なガラスの建物。あまり大きくないし、小型スーパーと言った感じ。ここは生ものを売ったり買ったりする場所と言うよりちょっと軽食を食べるフードコート風市場。
１０時の開店直ぐに入ったので観光客はチラホラ。一回りした後、せっかく来たからと、夫はワイン、ナガラミ（貝）の塩ゆでとたこのオリーブ煮を購入。買った品は市場の真ん中にある共用のテーブルで食べる方式。近所からソーセージの焼ける匂い。それも追加。計２４ユーロ。物価の安いスペインでこの値段は消して安くはない。市場といっても観光客用だからでしょう。私は別にコーヒーとミニバケットサンドイッチ。
旅の面白体験の一つかな。

バスから降りてこの景観を見ると圧倒される。何と素晴らしい技術か。
バスを降りて橋の下をくぐると「アソゲホ広場」。広場にはレストラン、土産物店、観光案内所がある。この水道教は階段で上まで上がれる。是非上がって欲しい。上からはピンクの屋根の家々や、周囲の景色が見え、水道橋のすばらしさも実感出来る。高さはビルの８階ほどだそう。来る事が出来た幸せを感じた。
ここからマヨール広場まで歩いたが、道は平坦だし道標もあるし観光客にはありがたい街だ。

水道橋を堪能してから、道標に従って歩くと数分でマヨール広場に。その前に建つのが大聖堂。「大聖堂の貴婦人」と呼ばれているそうで、確かに優雅な感じがする。入場料は無料。スペインでは多くが有料なのでこれは有難い。ここはあまり華美過ぎず落ち着いた感じがする。もちろん素晴らしいステンドグラスなどもあるが。見学のあと、多少疲れていたので椅子に座ってしばし休憩させてもらった。こうした静かな時間も旅には必要。