K.Tomyさんのクチコミ(38ページ)全1,014件

七里ヶ浜の景色を眺めながら本格イタリアン料理を楽しめるリストランテ アマルフィイを経営する企業は、鎌倉でとんかつ店から創業したようで、八景島シーパラダイスではポリネシア料理店も手掛けている。
イオン金沢八景店にある店舗もとんかつ専門と言うわけではなく、蕎麦などメニューは豊富で、店舗内にある割に意外に広く、ゆったりできる。
神奈川県産のやまゆりポークの高級品を使った料理は、鎌倉市内の本店で無くても値が張るが、やはり美味である。

金沢八景駅近くのイオンの家電ノジマや百円均一ダイソーなどと同じ3階専門店街にある。店名の「みさきまぐろ」からするとマグロを中心にした海鮮丼や定食のイメージが強いが、店では信州そばと自然薯を推していて違う店かと思うほど。もちろん海鮮のメニューは豊富で、迷ったらセットメニューがベストだ。イオンの店舗の中にある割には意外と広いので、混雑する週末の昼食時間を外せばゆっくりできて良い。イオンの駐車場を利用できるのも良い。

小田原から箱根につながる国道1号線沿いに、国道を挟んで両側にある「かまぼこの里」と称するかまぼこなどの食品店やレストランの集まった施設がある。中でも鈴廣蒲鉾本店は老舗の高級感のある店構えであり、となりの鈴廣かまぼこ鈴なり市場で同じ商品を同価格で購入するより高級な印象を受ける。
鈴廣の手作り特選かまぼこは高価だが、味は良く、魚を食するよりも栄養価が高く、日持ちもする。会員になるとラウンジで足柄茶で一休みできる。

箱根新道から小田原厚木道路と西湘バイパスへ分かれる分岐の手前にあり、箱根口ICに近く、東側から車で箱根を訪問する際に便利である。また、箱根登山鉄道の風祭駅が直結していて、電車利用でも便利。但し、広い施設内を国道1号を横断して移動するのに横断歩道が限られ、足の不自由な方にはたいへんであろう。エレベーター付きの歩道橋や地下道があれば便利だろう。

蒲鉾作りの国家資格所有者が博物館のエッセンスを短時間で効率良く案内するガイドツアーがあり、質問にも何でも答えてもらえて、研鑽の参考になる。蒲鉾バーで食べ比べもお薦めである。ガイドツアーは平日、人数限定なので、万難を排して臨みたい。

かまぼこの里にある千世倭楼というレストランの複合施設にあるそば店美蔵は、蔵を移築して改装した建物で、蒲鉾作りに利用される名水仕込みの蕎麦と、蕎麦に合うようコーディネートされた天ぷらなどの料理を楽しむことができる。平日が比較的すいていてお薦めである。

昨年度新造された海賊船「クイーン芦ノ湖」の意匠をデザインしたのは豪華で斬新な鉄道車輛の内外装で数多くの話題となってきたドーンデザイン研究所の水戸岡 鋭治氏であり、これまでの海賊船以上に凝った作りになっていて、短時間の利用だけでは味わい尽くせない印象である。海賊船とロープウェイとのセット1日券がお得だが、往復用であり、何度も利用できるわけではない。

神奈川県箱根町の芦ノ湖でOdakyuグループが「箱根海賊船」を運航している、箱根駅伝の往路のゴール、復路のスタート地点近くの港である。隣にはSEIBUグループの箱根芦ノ湖遊覧船の港の桟橋があるが箱根関所跡港と名称を変えてある。
２社の航路はプリンスホテルの立地する箱根園港を経由するかや、北側の行き先の名称(桃源台港／湖尻港)が異なる。

芦ノ湖にはカヌークラブやカヌー教室があり、初心者から経験を積んだ愛好家まで受け入れているものの、漁協の管理する漁場であり、勝手に桟橋を使ったり、護岸から出艇してはならない。波の無い穏やかな湖面をカヌーで過ごすのは気分が良いのだか、高速の遊覧船からの波はかなりの威力なので、転覆しないよう注意しなければならない。

1920年に開始されお正月の風物詩としてすっかり定着している関東陸連の箱根駅伝のミュージアムが、往路ゴールの芦ノ湖の湖畔にある。箱根町から委託された富士屋ホテルが運営している。記念品などが展示されるほか、映像資料も豊富にある。

箱根町港にある比較的新しい土産物店とレストランなどの複合施設で、バスターミナル的な役割もあり便利である。2階カフェレストランは展望良く、内装、メニューも凝っていて人気が高く混んでいる。1530ラストオーダーで夕刻は営業していない。1階の内装、レイアウトも趣向を凝らしていて、商品配列も上手い。

箱根小涌園に2017年に新設された天悠は、趣向の違う露天風呂付きの温泉大浴場が２つあり、男女が深夜を境に時間帯で入れ替わって両方利用できるが、客室にも露天風呂があり温泉三昧を楽しめる。5階フロント階には渓谷を望むテラス、オープンキッチンの唯一のダイニング、渓谷には散策路、1階には専用庭園付きの特別室と渓谷に面したバーがあり、旧小涌園ホテルに比べるとシンプルな構成で印象よりコンパクトながら華美過ぎず合理的なデザインである理想的な姿を体現している。宮ノ下方面や外輪山の遠望、夏の霧や遠くの電灯夜景も趣がある。混んで無い平日にゆっくり利用してしまうと、込み合う週末や連休の利用する際は少し忍耐我慢が必要になるだろうが、活気があるのもよいことである。

藤田観光の箱根小涌園旅館部だった地に2001/1/1にオープンしたユネッサンは、数多くの改装リニューアルを繰り返して継続している。水着着用ゾーンと裸で利用する森の湯の双方に屋内・外の多種多様な施設があり、短時間では周り切れない。現在コロナ禍のため予約制となっている。できればあまり混まない時期、騒ぐ子供等がいない時が良いのだが、高望みし過ぎてはならない。係員などの対応なども料金を低めに設定している影響なのか、いまひとつの印象だろう。

国道50号線の下館バイパスにある北関東最大級の昨年度オープンしたばかりの新しい道の駅である。馴染みが薄く良く知らなかったが、筑西市は、2005(平成17)年3月に下館市と真壁郡関城町・明野町・協和町が合併して誕生した新しい市である。芝生広場の運用されかたが不明だが、青々として美しく育てられている。

塚田歴史伝説館は江戸末期創業の木材回漕問屋跡で、江戸深川の木場まで木材を運んで財を成した豪商である。８つの白壁土蔵群は栃木市を代表する景観になっいて、近年国の有形文化財に登録され保存されている。
木材を筏に組んで巴波川(うずまがわ)から利根川を経由し、行きは一昼夜、帰りは三日三晩をかけて運んでいたそうである。
館内にはハイテク人形ロボットによる全自動の蔵芝居などを鑑賞できる。専用駐車場は無い。
　　　　　　　　

栃木市のＪＲ東日本と東武の栃木駅、新栃木駅の双方から徒歩15分と駅からは離れているが、戦災を免れ幕末、明治期から続く蔵の街の伝統的建造物を鑑賞するには都合が良い。レストラン、大浴場、ウェディングや宴会施設を有する地域の独立したシティホテルである。

栃木市の街中を流れる巴波川(うずまがわ)を船に乗って遊覧観光できる。遊覧時間は約20分間と短いが、船頭から栃木市や巴波川の歴史や地域にまつわる工夫された簡潔な解説を受けられる。情緒豊かな小江戸・栃木の象徴的景観の一端を効率良く堪能できる。乗り場の駐車台数は少なく共用駐車場を利用し、酷暑の時期を避けて歩いて巡るのが良さそうである。

明治７年(1874)から続く栃木県指定有形民俗文化財の山車6台と他に3台の山車、獅子頭を合わせ10台が2年に一度大通りを練り歩く「とちぎ秋まつり」の3台の山車が常時展示され、まつりの期間外にもゆっくり鑑賞することができ便利である。平成7年に開館した施設だが、平成30年にまつりの映像などが最新式へ更新され、きちんと維持されている。

とちぎ蔵の街美術館は約200年前に建てられた土蔵3棟を改修して平成15年に設置された栃木市営美術館である。通称「おたすけ蔵」と称され、栃木市に現存する多数の蔵の中でも最古の土蔵群に属する大規模な蔵である。
栃木市にゆかりの深い美術工芸家の作品などが収蔵、展覧されているほか、「蔵の展示室」にこの蔵に関する歴史的資料も展示されていて参考になる。

江戸時代末期より呉服類を手広く商う卸問屋に生まれた初代安達幸七が主に蒐集した浮世絵類、書画、彫刻、古美術品、仏像等を中心とし、なつかしい古民具類等、蔵に眠っていたものがところ狭しという感じで多数展示公開されている。
百年以上前の土蔵で静かに鑑賞できる。
とちぎ山車会館、塚田歴史伝説館、岡田記念館を巡るならば４記念館共通券がありお得である。