はまちゃんさんのクチコミ(48ページ)全8,702件

現地にあった説明板（添付写真参照）に、『フーチャは、隆起珊瑚礁が荒波で浸食されてできた“潮吹き上げ洞窟”のこと。季節風や台風時には20～70ｍも吹き上げ、そのしぶきが農作物に被害を与えるため、昭和38年に４か所あったフーチャを３か所破壊して被害が少なかったこのフーチャだけ観光資源として残した。』とありました。
訪れた時はそれほど風はきつくなかったですが、フーチャを恐々覗くと潮が寄せるたび足元がドドーンと響く感じがして怖かった。
沖永良部に来たら是非訪れるべき観光スポットだと思います。洞窟周りは岩がゴツゴツして足元が悪いし、柵も無いのでのぞき込む場合は充分注意が必要です。

鹿児島空港から利用しました。鹿児島・奄美・徳之島の各空港から１日８便ほどの小さな空港です。
奄美大島からJACのプロペラ機でわずか90分ほどで到着、飛行機を降りたら歩いてターミナルへ、ターミナルと言っても平屋建ての簡単なビルで屋上が展望デッキになっています。ロビーにはカフェ・おみやげ屋併設のシーワールドカフェショップがあります。
私たちは空港から島の中心の町、和泊までホテルの送迎車を利用しました。バスで行くことができますが、運行は１時間に１本程度で不便です。レンタカーを利用する人は空港前にトヨタレンタリースがあります。

奄美空港一階にある売店です。黒糖焼酎や鶏飯の素、豆菓子、島味噌、醤油、紬の民芸品など奄美の特産品全般が揃うお店です。黒糖焼酎の品ぞろえが良いので店員さんに伺うと
黒糖焼酎などのお酒を扱う会社が運営する土産店とのことでしたので、“黒糖焼酎島有泉”を購入しました。“Go TO Travel”で入手した地域共通クーポンが使えたので良かったです。空港売店で一階にあるのはこのお店だけで、チェックインカウンターが目の前のため、かさばるお土産を持ってうろうろすることも無く便利なお店でした。

空港からすぐ、喜界島の中心街にあるお店ですが、メインの通り（県道628号線）から少し奥まったところにあるのでわかりずらいです。
外観は外階段が付いたアパートの様な建物で階段を上った２階が入り口になっていて、店内は思ったより広くカウンターと個室がありました。
居酒屋ですがランチもやっていて、５日間滞在した喜界島で夜１回、昼１回利用しました。
夜に頂いたのは、“茶わん蒸し付き島御膳 2000円”で、刺身と茶わん蒸し、豚の角煮、天ぷら、ジーマミー豆腐、もずく等で丁寧に造られていて美味しかった。昼に頂いたのは“豚骨定食 1000円”で大きな塊の豚骨が柔らかくてとても美味しかった。
二回とも個室で頂いたのでゆっくり食事できてよかったです。喜界島に行くことがあったら、また、利用したいお店です。

喜界空港から車で５分ほど、中央公民館に「歴史民俗資料館」があります。
入館料は無料で、新館入り口で受付をしてもらって入ります。第一展示室と第二展示室に分かれていて第二展示室は新館から渡り廊下を通って旧館の二階になります。
第一展示室には喜界馬の剥製や喜界島の人々の暮らしにまつわる道具を展示しています。第二展示室には、喜界島の出土品や昔の農具・漁具など町の重要な資料を展示しています。
展示内容はよくある町の歴史民俗資料館と同じようなものですが、無料で入館できるし、島の歴史・文化に興味のある方にお勧めです。駐車場があります。

喜界島空港から車で約20分、島の中央部にある鍾乳洞です。
現地にある説明板（添付写真参照）に『戦前は鍾乳石や石筍が発達していたが、戦時中、防空陣地となり一部鍾乳石などは破壊された。テレビロケ地にもなったことがある。』とありました。
長さ30メートル位の短い鍾乳洞でツララ石や石筍はあまりありませんが、中はドーム状の大きな空間があり神秘的です。無料で観れるし鍾乳洞内部は通路が整備されていて入りやすいです。入り口付近に駐車場があります。

喜界島の中央部の高台にある公園です。現地にある説明板（添付写真参照）には『標高203ｍ、約700ヘクタール、広大な隆起珊瑚礁高台地で奄美十景の一つ。』とありました。
公園と言っても遊具などはありませんが、よく手入れされた芝生広場には展望台がありそこから太平洋と東シナ海、サンゴ礁や集落と畑が見渡せました。
喜界島は比較的平らな島なので自転車で観て回りましたが、流石に最高標高（214ｍ）に近いだけあって登りはしんどかったです。
施設としてあるのは展望台とベンチ、トイレのみで売店や自販機はありません。

喜界空港から車で５分ほど、喜界町体育館の南側あたりにある自然の小高い丘を利用した公園です。子供が利用するような遊具はありませんが、広い芝生広場には東屋やベンチが設けられ、広場の周辺にはハイビスカスや、トックリヤシ、リュウゼツラン、桜などの花や樹に彩られ、南国の鳥や喜界島の代表的なオオゴマダラ蝶も観ることができました。
管理事務所の横にはさとうきびの碑もあり、公園の小高い部分からは海の向こうに奄美大島を見渡すことができました。
私たちは利用しませんでしたが自然休養村もあり、キャンプもできる様でした。
11月の平日に訪れましたが観光客は人っ子一人いなくて、どちらかと言えば地元の人たちが利用するような公園と思いました。駐車場、トイレが整備されています。

国内線ターミナル２階の出発ロビー６番ゲート横にあるショップです。事前に鹿児島や南西諸島のお土産がたくさん売られていたのを見て知っていたので、鹿児島観光の帰り飛行機待ちの間に立ち寄ってお土産を買いました。鹿児島銘菓のかるかんや芋菓子、焼酎、さつまあげ、畜産品、鹿児島雑貨、お茶など品ぞろえは豊富で雑誌や書籍なども売っています。安納芋の饅頭や黒豚カレー、薩摩六菓撰などたくさんお土産に買いましたが後は飛行機に乗って帰るだけで、旅行中にかさばるお土産を持ち歩くことが無くて便利で良かった。

国内線ターミナル２階の出発ロビー９番ゲート横にあるショップです。鹿児島をはじめ南西諸島のお土産の他、雑誌や書籍なども販売されています。沖永良部から大阪への帰り、乗り継ぎで鹿児島空港に下りた時、飛行機の遅れで乗り継ぎ時間が５分ほどしか無かったのですが大阪への出発ロビーのすぐ近くなのでお土産を買うのにとても便利でした。

国内線17路線、国際線4路線に航空会社が就航している地方にあって大きな空港です。
2020年9月～11月にかけて、鹿児島市内観光と種子島、沖永良部への乗り継ぎで利用しました。鹿児島市内から30ｋｍも離れていて、市内へは空港リムジンバスが10分～30分おきに運行されていますが天文館まで約40分もかかりちょっと不便。この空港を利用するとき、何故、こんな山の中に造ったのかいつも疑問に思います。とはいえ、綺麗な空港で、出発ロビーに結構大きな土産物屋さんがあるので、南西諸島からの帰り乗り継ぎ時間待ちの間にお土産を買うのに便利で重宝しています。

正直、俊寛と言うお坊さんのことは全く知りませんでしたが、喜界空港でもらったパンフレットに『平家転覆の陰謀が暴露され、流罪になった僧俊寛の墓』とあったので訪れました。
大島地区消防組合喜界消防分署の北100ｍほどのところに、僧俊寛の墓と座像が建立されています。現地にある説明板（添付写真参照）によると、『墓の周辺は昔から“坊主の前”と呼ばれ、僧俊寛の墓と伝えられる墓石があったことから、発掘調査をした結果、俊寛の墓に間違いなさそうとして、発掘された人骨を元にして銅像を作った。』という意味のことが書かれています。
ホテルに帰って調べてみると俊寛が流されたという“鬼界ヶ島”には、ここ「喜界島」、鹿児島県鹿児島郡三島村の「硫黄島」、長崎県長崎市の「伊王島」三つの説があり、俊寛の墓といわれるものは九州各地に数多くあるとか。“鬼界”と“喜界”という発音だけで、ここが俊寛が没した地だと思いたい場所でした。

喜界空港でもらったパンフレットに『太平洋戦争時に特攻機を格納していた』とあったので訪れました。
ちょっとした原っぱの奥に分厚いコンクリートでできた深めのお皿の様な掩体壕がありました。掩体壕の前面には柵が張られているので内部には入れません。上に草木が覆い茂っていてコンクリートで頑丈に作られているが天井部分にはいくつも亀裂が入っていて年月の経過を感じさせるものでした。
現地にある説明板（添付写真参照）には『戦闘機を米軍の爆撃から守るため、島内の50数箇所に掩体壕が建設されたが、有蓋コンクリート製はこの一箇所だけで、コンクリート製の掩体壕は主に戦闘機の整備場として使用されていた。』とありました。
現在の喜界空港は沖縄方面の敵艦隊へと向かう襲撃機・特攻機が整備・給油を行うための中継飛行場でした。島内には、この掩体壕の他に特効艇「震洋」の格納壕跡（喜界町大字早町）、戦闘指揮所跡（喜界町中里）、海軍航空基地戦没者慰霊之碑（空港臨海公園）など戦争に関する遺構や碑がありますので、興味のある方は観て回られることをおススメします。

喜界空港でもらったパンフレットに『太平洋戦争時に建設された特攻隊の指令基地跡』とあったので訪れました。
厚さ１ｍほどもあるコンクリートで造られた外形も奇怪な建物で、フェンスで囲まれている部分から中を覗いても鉄骨がむき出しになった部分や壊れかけた部分もありました。
現存する戦闘指揮所の建物としては国内ではここに残っているだけだそうで、造られた年代や目的、内部構造や何故こんな変わった外形なのかなど詳しい説明板が現地にあればと思いました。
なお、空港から近いですが、現地は住宅地の庭先の様なところなので、車で行かずに自転車か徒歩で行かれることをおススメします。

喜界空港でもらったパンフレットに『枝幅42ｍ、幹回り16ｍ、島一番のパワースポット』とあったので訪れました。
手久津久集落の島一周道路（県道619号線）を走ると案内板が出ており、集落の中に入り、陸側に進んだ先にあります。名前の通り巨大なガジュマルで、幹部分はキレイに空に向かって伸び、放射状に広がる枝からは無数の気根が垂れ下がり見ごたえがあります。
これまで沖縄や南西諸島でたくさんの大きなガジュマルを観てきたのと、森の奥でなく比較的開けた場所にあったので“パワースポット”と言う感じはしませんでした。
すぐそばには東屋とベンチ、駐車スペースがありました。

ランチで利用しました。店内はカウンターとテーブル席、小上がり席がありカウンターの周りには回転寿司のレーンがありましたが、レーンは停止していました。メニューはお寿司から定食物、アラカルトまで何でもありの様な居酒屋スタイル。
折角、喜界島に来たから名物料理の一つである山羊料理を食べるべきと思って、“山羊定食 1700円”と“豚角煮 700円”を頂きました。“山羊定食”には、山羊汁と“からじゅう”と言う山羊肉と野菜を炒めたものがついていましたが、“からじゅう”はボリュームは小さいし、山羊汁が付いているとは言え、『これで1700円？』と思いました。恐らく、山羊肉が高価なのでしょう？
なお、山羊肉はクセがあることは事前に理解していたので味については評価しません。

喜界空港から車で５分ほど、島の西側、中里地区の海岸から荒木漁港近くまで続く３ｋｍほどの遊歩道です。遊歩道ですが一部は木が生い茂っていたり、台風の荒波によって壊れたのでしょうかコンクリート部分が剥がれたところもありました。遊歩道の真ん中あたりでは綺麗な海岸風景を望むこともできました。
１１月に訪れたのですが、人っ子一人いなくて、途中、薄暗くて気味が悪いところもあったりするので女性一人で行くのはやめた方が良いと思います。
なお、私たちは自転車で行きましたが、途中何か所か階段があったり、コンクリート部分が剥がれて壊れている部分があったりして、そのたびに自転車を持ち上げなくてはならずしんどい目をしました。自転車で行くにはそれなりの覚悟が必要です。

喜界空港の海側に広がる“空港臨海公園”の西南の端にあるビーチです。長さは300ｍほどで天然の入江を利用した真っ白な砂浜と透き通った海はサンゴのリーフで囲まれているため波が静かで泳いだり、シュノーケルや磯遊びにも適しています。訪れたのが１１月だったので泳ぎはしませんでしたが、貝殻を拾ったり岩場に行って海を覗いたりしてゆっくり散策することができました。
シャワーやトイレ、駐車場なども整備されていて、空港からも歩いて１５分ほどの位置にあり、海浜風景を観ながら散歩するだけで楽しいところだと思うので、空港近くに宿泊する人たちにおすすめします。

喜界空港の海側に広がる大きな公園です。空港の海側を一体的に整備した公園で多目的広場やゴルフ場があり、公園の西南の端にとても綺麗なスギラビーチがあります。
芝生が敷き詰められた広大な多目的広場には東屋やベンチ、子供用の遊具なども備えられていて、2009年に皆既日食を観測した記念碑やフェンス越しに空港を離発着する飛行機を観たりバードウオッチングしたりしながらゆっくりと散策することができました。
また、公園内には海軍航空基地戦没者慰霊之碑があり、ここが太平洋戦争中は旧海軍前線基地として利用されていたことを知り手を合わせました。

空港から車で２０分ほど、島の東北部の真ん中あたりを南北に走っている道です。サトウキビ畑の中をまっすぐ3.5㎞も伸びる道で、信号もなく、真っ直ぐな道が南北方向に伸びていて、南北方向どちらも端が坂道になっていて奥行きを感じさせてくれます。
何処までもまっすぐに伸びる道と碧い空とサトウキビ畑のコントラストはとても絵になる風景で、喜界島に来て、天気が良かったら是非絶訪れるべきポイントのひとつだと思います。
なお、この道（シュガーロード）の東側にも同じような一本道があるので間違わないように。この道はセンターラインがあるが、東側の一本道はセンターラインがありません。