特攻機を格納していた
- 3.5
- 旅行時期:2020/11(約3年前)
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by はまちゃんさん(男性)
喜界島 クチコミ:37件
喜界空港でもらったパンフレットに『太平洋戦争時に特攻機を格納していた』とあったので訪れました。
ちょっとした原っぱの奥に分厚いコンクリートでできた深めのお皿の様な掩体壕がありました。掩体壕の前面には柵が張られているので内部には入れません。上に草木が覆い茂っていてコンクリートで頑丈に作られているが天井部分にはいくつも亀裂が入っていて年月の経過を感じさせるものでした。
現地にある説明板(添付写真参照)には『戦闘機を米軍の爆撃から守るため、島内の50数箇所に掩体壕が建設されたが、有蓋コンクリート製はこの一箇所だけで、コンクリート製の掩体壕は主に戦闘機の整備場として使用されていた。』とありました。
現在の喜界空港は沖縄方面の敵艦隊へと向かう襲撃機・特攻機が整備・給油を行うための中継飛行場でした。島内には、この掩体壕の他に特効艇「震洋」の格納壕跡(喜界町大字早町)、戦闘指揮所跡(喜界町中里)、海軍航空基地戦没者慰霊之碑(空港臨海公園)など戦争に関する遺構や碑がありますので、興味のある方は観て回られることをおススメします。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2021/01/22
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