“鬼界”と“喜界”
- 3.5
- 旅行時期:2020/11(約4年前)
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by はまちゃんさん(男性)
喜界島 クチコミ:37件
正直、俊寛と言うお坊さんのことは全く知りませんでしたが、喜界空港でもらったパンフレットに『平家転覆の陰謀が暴露され、流罪になった僧俊寛の墓』とあったので訪れました。
大島地区消防組合喜界消防分署の北100mほどのところに、僧俊寛の墓と座像が建立されています。現地にある説明板(添付写真参照)によると、『墓の周辺は昔から“坊主の前”と呼ばれ、僧俊寛の墓と伝えられる墓石があったことから、発掘調査をした結果、俊寛の墓に間違いなさそうとして、発掘された人骨を元にして銅像を作った。』という意味のことが書かれています。
ホテルに帰って調べてみると俊寛が流されたという“鬼界ヶ島”には、ここ「喜界島」、鹿児島県鹿児島郡三島村の「硫黄島」、長崎県長崎市の「伊王島」三つの説があり、俊寛の墓といわれるものは九州各地に数多くあるとか。“鬼界”と“喜界”という発音だけで、ここが俊寛が没した地だと思いたい場所でした。
- 施設の満足度
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3.5
クチコミ投稿日:2021/01/22
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