ぶんちゃさんのクチコミ(25ページ)全653件

とにかく運賃が安いので選びました。往路は名古屋から上海経由ホーチミン。復路はシェムリアップから上海経由名古屋まで。燃油込みで４万３千円。事前にネットで評判を見ると、ＣＡの態度が悪いとか機内食が食えたもんじゃないとか散々でした。乗ってみるとたしかにＣＡの態度はつっけんどんだし、４回の内３回の機内食は乾きものばかり、足に水をかけてもあやまらない。１時間程度のディレイは毎回とか色々ありました。でも、事前情報のおかげで驚きはありませんでした。他の航空会社の半額程度の運賃ですから文句を言う気もありません。

明治になって本格的な西洋式の病院を全国に建てたのは陸軍です。名古屋鎮台に設けられたのが名古屋衛戍病院です。乃木希典も入院したことがあるそうです。白漆喰塗りの平屋建て。各棟を廊下で繋いだ形式で、窓も多く明るい室内です。余分な装飾もなく質実剛健な軍隊らしい施設です。

薬師如来のお告げにより湧き出したという温泉です。交通安全の御祈祷をお願いしたら、４人分の入泉券と団子の引換券をいただきました。御祈祷後に温泉に入って、一階の休憩コーナーで団子とお茶でのんびり。温泉だけの入浴はできないみたいです。それと温泉の受付でペットボトルを各自１本貰えるので、これに湯を入れて持ち帰ることもできます。もちろん飲用可能です。

細井平洲は尾張国知多郡平島村（現愛知県東海市）の出身で、各地に遊学した後いくつかの藩に招かれたそうです。中でも米沢藩の経済改革を行った上杉鷹山の師として有名です。その平洲の業績を偲ぶための記念館で、考古学・民俗学的な資料も合わせて展示されています。

織田信長が１９歳の時、この道を通って清洲城を攻めたそうです。当時、信長は那古野城（名古屋城）を拠点としていました。名古屋から蟹江経由で清洲というとかなりの大回りになります。清洲方からすれば思いもかけない方角から攻められるという、意表を衝いた作戦だったのでしょうか。今は住宅が立ち並んだ地方都市の裏道（失礼）といった感じです。若い日の信長が馬に乗って駆けすぎた天下取りの第一歩となった道と思えば感慨もわいてきます。

日本人の手によって明治時代に作られたカトリック教会堂です。白亜のシンプルな外観ですが中に入ると一転して木材をふんだんに使った重厚な造作で、ステンドグラスからもれる光を浴びるとキリスト教徒でなくても敬虔な気持ちになってしまいます。

桶狭間合戦の時、今川義元がおけはざま山に本陣を置いたといわれています。豊明市と名古屋市緑区にまたがる丘陵地が多分それではないかということです。山といっても標高は多分５～６０ｍくらいしかありません。現在は殆どが宅地化されています。この山を挟んで豊明市側と名古屋市側それぞれに古戦場伝説地と古戦場公園があります。個人的な感想としては名古屋市側はできたばっかりといった感じで豊明市のそれのほうが由緒ありげに見えます。

自家用車を買い替えたので交通安全祈願に行ってきました。ちょっと前に自転車で交通事故にあったので、新しい自転車も車に積んで。国道１号線から山道を登っていくと途中に大きな山門があり、しばらくして広大な駐車場に着きます。御祈祷後は明王殿で財布や鞄のお祓いもしてもらえます。御祈祷を受けた人は薬師如来ゆかりの温泉に入れます。４か４人まで無料です。

知多四国八十八番札所曹洞宗瑞木山円通寺です。小高い丘の上へ細い道を登ります。近くには伊勢湾岸自動車道が通っていますが全く騒音は聞こえません。寺伝によれば天平年間に創建され七堂伽藍を備えた大寺院だったということです。今は訪れる人も少ない静かなお寺なのでゆっくり参拝できます。

大正時代にノリタケカンパニーの初代社長、大倉和親が別邸として建設したものです。変遷を経て大府市が購入し、公園として市民に開放しています。入口の茅葺きの門が特徴的です。数年前に岩手県遠野から職人を呼んで茅の葺き替えをしたそうです。４月末のつつじ祭りの頃にはみごとなツツジを見ることができます。

尾張三十三観音の内、二十九番天長山久国寺。曹洞宗のお寺です。開創は慶長年間なので凡そ４００年になります。嘗ては多くの雲水が修業をしていたということですが、今は訪れる人もなく静かな雰囲気です。このお寺の見どころは岡本太郎制作の梵鐘です。角（つの）の様な突起が何本も飛び出して、とても変わった形状です。テレビでも紹介されたことがあるみたいです。普通の梵鐘より余韻が長いそうです。残念ながら音を聞くことはできませんでしたが。

松平氏、後の徳川氏の発祥の地です。行ってみると判りますが、周囲を山に取り囲まれた谷あいです。室町時代にこの地の開拓領主のもとに流れてきて、婿入りしたのが初代親氏です。その子孫は矢作川に沿うように勢力を拡大し、九代目にあたるのが徳川家康です。高月院と東照宮そしてほんのわずかの民家が点在するだけののどかな風景です。

岡崎の大樹寺、正式には成道山松安院大樹寺（じょうどうさん しょうあんいん だいじゅじ）の境内奥にあります。松平氏初代の親氏（ちかうじ）から徳川家康のお父さんまでで八代の墓が並んでいます。家康の墓もあるので正確には九代の墓ということになりますが家康からは徳川を名乗っているので八代でいいのかも。本堂横の墓地の奥まったところにあります。

徳川家康の兵糧入れで有名な城です。桶狭間合戦の頃、この城は今川方でした。織田信長は周りに砦を築いて圧迫します。窮した城将の鵜殿長照は今川義元に救援を要請します。家康は義元に命ぜられ、敵前で兵糧を大高城に運び入れます。これが桶狭間合戦の前哨戦ともいうべき戦いです。信長と家康が同盟を結んでからは価値がなくなり、江戸時代は尾張徳川家の家老志水氏が館を構えていたとのことです。現在、いくつかの郭や空堀等の遺構が残っています。城跡からは信長が築いた丸根・鷲津砦があった丘が割と近くに見えます。

戦国時代に織田信長の父親、信秀が築いた城の跡です。信長はこの城で元服式をおこなったようです。城跡は江戸時代になって東本願寺の別院が建立され、この地方屈指の大寺院となっています。私が幼い頃、今からン十年前は濠の遺構なども残って城跡らしさがありましたが、今では周囲が整備され偲ぶ縁もありません。

佐屋川の支流天王川が河川改修でせき止められ、入江だったところを池としたということです。江戸時代の初めころまでは川湊として栄えたようですが、今は面影もありません。見どころは日本一の藤棚です。毎年４月末から５月の初めにかけて藤まつりが行われます。まつりには各町内の山車もでて大層にぎやかです。それとまだ見たことはありませんが７月の天王祭り。この祭りは織田信長も見物したことがあるようです。

昭和4年に銀行の本店として建築された鉄筋コンクリート２階建です。外観は現代の銀行建築と違って大理石を使った重厚な趣です。周囲の旧家や神社建築と相まって、ノスタルジーを感じさせてくれます。内部は天王祭りのオブジェが飾られ、簡単な観光案内所になっています。

歴史のある神社です。社伝では西暦５４０年の創建といいますから１４００年以上前になります。祭神は素戔嗚尊。疫病除けの神様として古くから信仰を集めていたようです。本殿・拝殿は尾張造りの建築様式で、東にある楼門は豊臣秀吉の寄進だそうです。境内には多くの摂社・末社があり一つ一つ見ていくと日本中の有名な神様がいらっしゃいます。普段は、南門前が駐車場になっているので参拝に便利です。

沓掛城は今川義元が桶狭間合戦前夜に泊まった城といわれています。規模は東西288m、南北234mで、本丸、二の丸、諏訪曲輪とそれらを取り巻く空堀が綺麗に残っています。空堀には菖蒲が植えられ、桜の名所としても知られています。

名古屋にも大仏さまがいらっしゃるってんで見に行ってきました。地下鉄本山駅から南へ数分。街道に面した入口はいたって普通。参道を入り、左に曲がると中国風の山門。山門をくぐると右手に大仏さまの顔が突然見えてびっくり。なんてったって緑色ですもんね。銅が錆びた緑青（ろくしょう）色じゃなく、絵の具でいえば深緑色。聚楽園の大仏さんのカッパー色より衝撃的です。この大仏さまは丘の上じゃなく谷間のような地形のところに安置されています。街道から見えるところにあればもっと参拝客を呼べるのになんて考えてしまいました。座高は１０ｍ。奈良の大仏さまは１５ｍなので三分の二の大きさ。
　ところで、こちらのお寺には眠り弁天という色っぽい仏様がいらっしゃるそうですが拝観料が１０００円だっていうんで失礼して外からの参拝にとどめました。