アリヤンさんのクチコミ(32ページ)全1,972件

オシュからビシケクへ行く道中でトクトグル湖からカラ・バルタまでの間の草原には今でも多くの遊牧民（ノマッズ）がユルタ（テント）で生活をしている。
高度が高いところに多く住んでいるので夏でも肌寒い。
運転手によっては遊牧民の作る馬乳酒やバターやチーズを買い求める人が居る。
その場合、遊牧民のユルタを一緒に訪問する機会に恵まれる。
車の外は結構肌寒い。

オシュ⇒ビシケク間の移動は車しかない。
大阪⇒東京への距離に匹敵する距離だが、道の状態が全く違います。
ほとんど舗装された道路であるが、高低差が１０００ｍ近くありカーブも多い。
時々道路に穴が空いていたりして危険である。
それに高速で走る。
できればドイツ車の中でもベンツあたりがより安全だろう。

手配する宿には車種の希望を主張しておくこと。
ちょっとしたことが危険回避に繋がる。

オシュのバザールのミニバスがタムロしているところで、ビシケク行きミニバスを探していたら、声を掛けてきた男が「特別良いバスがコッチにある」と言って人気の少ない方へ連れて行こうとした。
こうした異郷の地では人気のない場所は危険であるので、絶対に付いて行ってはいけません。
人出の多いところで、要らない、と言ってその男から離れた。

ゲスト・ハウスで良いシェア・タクシー（４人まででシェア）を頼めば１２００ソム（約２２００円）、バザールの8、9人乗りステップワゴンで１１００ソム（約２０００円）。

宿まで迎えにも来てくれない、何人乗るか分からない、利便性は悪い。

いろんな車がタムロしているので選択余地はあるだろう。

＊関連旅行記：http://4travel.jp/travelogue/10723905

カラカラの砂漠・土漠地域と思われがちなシルクロードにあってキルギスタンは緑豊かな国で、雪山、湖、森、草原が溢れている。
ールスランボブ（Arlslanbab)というところには世界一のカシュナッツの森があり、イシククル湖やトクトグル湖やソンコルといった雪解け湖があるところである。

６月にオシュに滞在したが、ある日の夕方にバケツをひっくり返したようなスコールが降った。
町は大小の運河がはしっており大きな木々の並木道が沢山ある。

気温は夏である。

オシュＧＨのあるアブサマット・マサリエフ通りは旧名キルギスターナ通りのほうが通じやすい。
アパートの一室の部屋（ツイン）、トイレ・シャワー共同で約1300円だが、シャワーは湯が出ずヘッドが壊れている。安宿の他にオプションないので、仕方がない？

観光、交通、旅の情報と手配のサービスは充実している。宿泊に関するサービスは良くない。

アメリカドルやユーロならば市中の銀行や市場にある両替商で簡単に両替できる。
日本円はまだポピュラーでないのでほぼ不可能だ。
両替商によってはしてくれるところもあるが、彼らもその両替レートにまだ精通していないので要注意が必要だ。

荒涼とした岩山の向こうに雪山が見える。縦横無尽に流れる河もある。時々野生のラクダがみられる。残念ながらサリタシュ峠は夜中通過なので見えない。
一般常識から言えば利便性はマイナスだが、世にも珍しい景観が楽しめる点では利便性は最高だ。

＊関連旅行記：http://4travel.jp/travelogue/10723436

旧ソ連の国々では国境警察が腐敗しており金品の賄賂を要求されたり徴収される、とのウワサがある。
中国との国境：イルケシュタム国境のキルギス側イミグレーションはそういったトラブルは全くなかった。
中国からの密輸には厳しく目を光らせているので、中国人の荷物は厳しくチェックしている様子である。

＊関連旅行記：http://4travel.jp/travelogue/10723372

カシュガル⇒オシュの国際バスで陸路キルギスタンに入国の際、国境で入国スタンプをもらうとその日から６０日以内なら滞在登録（レギストツアール＝レジストレーション＝滞在登録）が不要。日本人にあてはまる滞在許可である。

＊関連旅行記：http://4travel.jp/travelogue/10723372

イルケシュタム峠の国境では中国側の大きな「イルケシュタム口岸」ビルを通過すると、すぐにキルギス側入国イミグレーションがある。
ビルはなくどれも掘ったて小屋のような小さな小屋ばかり。
バスを降りてパスポートを持ってアチコッチと行かされる。
言葉が全く通じないし、字も読めないので面食らうが、カシュガルからのバス内で一緒に乗った連中と仲良くしておけば、だれかれなしに助けてくれる。

＊関連旅行記：http://4travel.jp/travelogue/10723372

カシュガルからイルケシュタム峠の国境を越えてキルギスタンに行くのだが、キルギスタン到着は次の日の早朝である。
キルギスタンの通貨を一銭も持っていないと不安だと思う人はここでヤミ両替商で少しだけでもキルギスタン・ソムを入手しておくのも良いかも知れません。
ただ、事前にキルギスタン・ソムのレートをチェックして知っておく必要があります。
しかもソム紙幣のこともチェックしておく必要がある。

見事なポプラ並木も価値あるが、見事に一木一草も見えぬガレキの土漠が続く景色も一見の価値ありです。緑のシルクロードとその逆も同時に見られる。
時間もかかり快適なサービスエリアもないので決して利便性があるとは言えない。

＊関連旅行記：http://4travel.jp/travelogue/10723170

カシュガル⇒キルギスタンの国境越えには２ルートある。
１、カシュガル⇒イルケシュタム峠⇒キルギスタン・オシュと
２、カシュガル⇒トルガルトル峠⇒キルギスタン・ビシケク
の２ルートである。

１のルートは日本人にはノービザ２ヶ月滞在ＯＫで大変ポピュラーなルートだがオシュ経由でビシケクに行かねばならない。
２のルートは直接首都のビシケクにいけるのだが、外人にとっては非常に難しいルートである。なぜならばキルギスタン領内で領域滞在許可が必要な地域を通るからである。
その領域滞在許可証を取得するのが不可能に近い困難だからだ。

よって、現在では１のルートが外人バックパッカーに開かれたキルギスタン入国の道である。

最近インターネット規制が強いのか？ネット屋の多くが閉鎖されている。

グーグル、フェースブックなどが見られないので、このＩＰ電話屋は重宝である。

チニワク賓館出てすぐ右の小さなお店にＩＰ電話がある。
（２軒あり、右側の店に「ＩＰ電話あり」と書いてあるが、実際はない。ＩＰ電話は、実は左側の店にあるのです。コレは当局の目をクラマスための偽装なのか？）

ＩＰ電話６分で１９元（１分４１円強）だった。

カシュガルではチニワク・ホテルに宿泊したが、旧館のネットカフェは閉鎖されていた。
トルファン滞在時から感じていたが、どうもカシュガルではもっと厳しい通信規制がなされているようだ。
町のネットカフェは見つけるたびに閉鎖されていた。

カシュガル老城国際青年旅舎ではフリーワイファイあり、となっていたがすぐ近くに公安局があるので、恐らく使えない状態だと思う。

もともと非外人用宿でもネット設備はないが、あるところもある。
天和賓館に泊まった時、部屋にＡＤＳＬのジャックがあってインターネットが使えた。
しかし公安にビザ申請したときこのホテルの宿泊証明書を見せたところ、すぐにホテルに公安がやって来て、宿泊不能となった。

外人観光客が宿泊できるホテル（交通賓館）はインターネットワイファイどころか有線ネットもなかった。

恐らく当局の規制が入っていると思われる。

エイティガール寺院のすぐそば。
地元の買い物客や物見遊山の地方からの観光客が通りを多く歩いているが外人観光客はチラホラ。
ここに来ればこれぞ、イスラーム世界に浸れる。イスラーム世界での生活道具に溢れている。

カシュガルのようなウイグル族の多いエリアの治安情勢は、地元のウイグル人や漢人と仲良く接することが早い危険情報入手に繋がるだろう。
でも旅行中は簡単にはお友達はできないので、極力ホテルのスタッフとは仲良くしておいて、毎日のように会話をしておこう。
特にウイグル人スタッフはフレンドリーなので、お友達になりやすい。

カシュガルの北、吐曼河を渡ったところにありチニワクホテルから徒歩１５分くらい。タクシーでも５０元くらい。
キルギスタン、パキスタン、タジキスタンへの国際バス、カラクリ湖やクンジュラフ峠方面へのチケットも販売している。

＊関連旅行記：http://4travel.jp/travelogue/10722318