amstrobryさんのクチコミ(255ページ)全6,568件

忠別ダムは旭岳温泉や天人峡温泉の手前にあるダム湖。広大な水だまりが広がっていてかつ巨大な設備は迫力があった。雪解けの進む時期の訪問だったためか水が土交じりのためか全体的に茶色だったが奥にそびえる山が水面に映りこみきれいだった。観光客は皆無で非常に静かな時を過ごした。

十勝岳望岳台は白金温泉から十勝岳温泉へと続く道を進んだ先にある展望台。十勝岳への登山口の一つで遠く十勝岳山頂を望むことができる。登山口ではあるものの付近は火山地帯で荒涼とした景色であり木々もあまり生えていないため見晴らしが良い。また、望岳台とは反対方向の景色も見ごたえがある。

白金温泉街からすぐのところにある自然景勝地。橋の上から眺める滝だが、岩の割れ目からいく筋も流れ落ちるさまは文字通り白ひげのようでなかなか見ごたえがある。滝が流れ落ちる川は美瑛川で、近くにある青い池同様に青く輝いていた。

天人峡のホテルから遊歩道を１５分ほど山道を歩いた先にある滝。４月の下旬、残雪がまだ残る中、ほかに観光客もおらず、クマ出没情報の看板に少し恐怖を感じながら滝に到着。落差２７０ｍを誇る滝だけに迫力があり、左右に段になって落下するその形状が美しい滝だった。

阿寒湖温泉側から来る場合はオンネトーの先に湯の滝入口の駐車場がある。駐車場からは林道を歩く。この林道、木々におおわれていていつクマが出てきてもおかしくないような雰囲気で人気の少ないときは注意が必要かと思う。２０分程度歩くと滝にたどり着き、苔むした斜面をチョロチョロと流れる滝の景色が美しい。また、滝壺の色も独特の色をしていた。

オンネトーは道道６６４号沿いにある展望台からも間近で見られるが、道路を挟んだ展望台登山口を登り高い位置からも眺められる展望台がある。登山口からだいたい１５分位で展望台に着く。展望台からはオンネトーが見られるが、木々に阻まれ一部分のみだった。また、晴れていれば正面に雌阿寒岳と阿寒富士が見られそうだが訪問時はガスがかかっていた。

帯広で食事をするときにいつも豚丼だったのでたまには違うものをということで来店。駅前長崎屋の中にある店舗。かきあげ天丼を注文。できたての天ぷらは大変美味でたれの味付けもご飯によく合っていておいしかった。なお、この店では豚丼も天ぷらと並んで看板メニューとなっている。

帯広の名物に豚丼があり、駅周辺にもいくつか飲食店があるが駅前のこの店舗はいつも行列ができていてなかなか来店機会がなかった。たまたま列が途切れていたときがあったのでタイミング良く来店。相席だったが人気店の豚丼を味わえた。濃い味のたれに絡めたジューシーな豚が絶品。焼き加減もちょうど良く、大変おいしかった。

旅行中の食事として、移動時間などで行程上ゆっくりできないときは駅弁を購入し、車内で食事を済ませるようにしている。帯広は豚丼が有名でいくつも飲食店があるが、その一つの店が弁当を販売していて駅で購入できる。加熱式容器に入っているので暖かい状態で食べられる。さすがに店の味と同等とまではいかないが、肉の香ばしさと独特のタレの旨みは十分に味わえる。

釧路駅から幣舞橋を渡り、海岸のほうに向かってすぐのところにある資料館。旧釧路新聞社の社屋を復元したもので、石川啄木が一時新聞記者として勤めていたことから、資料館の２階には石川啄木に関する資料が展示されている。それほど大きな施設ではなく、無料なので気軽に立ち寄ることができた。

ＪＲ根室線、大楽毛駅前に立つ馬像。特急停車駅ではないので鉄道でのアクセスはやや難しい印象。日本釧路種は釧路畜産組合が、昭和７年に発表した小格重ばん馬で戦前に軍用や産業用として活躍したとのこと。現在は像のみが残り、かつての馬生産の地である面影を今に伝えている。

釧路駅の駅弁屋さん。釧路には駅前に市場がありそちらで食事をとることが多いので、個人的にはあまり利用機会は少なかった。改札入り特急発着のホームでは弁当の立ち売りが行われており、今では珍しい風景。北海道らしく海鮮系の駅弁が多いようで、購入したものは弁当としては十分味がよかった。

郷土館見学の際に発祥の地碑を見つけたので写真に収めていた。明治十八年に戸長役場がこの地におかれたとのこと。現在の標茶町の中心地は標茶駅周辺だと個人的には思っているが、当時は塘路周辺のこのあたりだったのだろうか。すぐ奥にある郷土館の展示内容が充実していて標茶町のことについて学べるのであわせて訪問した。

塘路駅で自転車を借り湿原など周辺観光をした際に立ち寄る。塘路湖のほとりにある施設で、湖の見学を兼ねることができて立地がよかった。内部の展示内容として、湿原に関するものが充実していて、ちょうど湿原見学をしてきたところだったのでその仕組みについて理解を深めることができた。

塘路湖は釧網本線塘路駅から約１０分、釧路湿原国立公園内にある湖。湿原内の湖としては比較的大きめ。周囲の環境にあわせてこちらの湖も大変静かな雰囲気だった。カヌーの発着地点になっているほか、冬はワカサギ釣りなどのアクティビティが楽しめるポイントのようです。

釧網本線塘路駅からアクセス。塘路湖のほとりにある博物館。展示内容は標茶町の先史時代の遺跡発掘内容から開拓時代までの歴史。アイヌ文化に関する展示。動物や昆虫の標本の展示など。どれも見ごたえのある展示内容だったが、昆虫標本はその数の多さに圧倒。大昔の幼少期に流行っていた虫捕りを思い出した。屋外では駅逓制度に関する展示もありなかなか勉強になる博物館だった。

札幌からの特急スーパーおおぞらの終着駅釧路からさらに２時間以上の時間をかけ、ようやく根室本線の終着駅の根室駅に着く。北海道の広さを感じさせる場所の一つ。駅前にはカニ市場があり花咲がにが手に入る。納沙布岬観光の拠点。東根室駅と根室駅の駅スタンプを設置。全便釧路行きで普通列車と快速列車が２～３時間おきに１日８本運行。

国道４４号線沿い、道の駅から根室市街地方面に進むと見えてくる湖沼。広大な風景と半湿地帯のような沼地が絶景で、この沼に架けられている橋の手前に駐車スペースがあったのでしばし風景を眺めていた。根室十景にも指定されていて根室を代表する景観になっている。

この年、春国岱の遊歩道が工事で通行止めとなっていて時間に余裕ができたことから立ち寄った施設。春国岱周辺の自然についてパネル展示。生息する生き物や植物について知ることができた。無料ながら博物館のような展示資料が充実していてその地域を知るうえでは良い施設だと感じた。

根室の市街地から車石のある花咲港付近まで車でおよそ１５分。車石までは灯台のある遊歩道を進むこと約１０分。円形が珍しい柱状節理の玄武岩を見ることができる。その形状はまさに車の車輪のようだった。あまり観光客の姿もなく、のんびりと鑑賞することができた。