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明日香村立部にある寺院跡。別名「立部寺」「常林寺」などあり、寺伝では聖徳太子建立七ヵ寺の一つされるが定かではないようです。発掘調査で飛鳥時代（592～710）の創建とされ、現在の定林寺の奥に塔跡や土檀、礎石などの遺構があります。林の中に寂しく遺構が残っています。国の史跡に指定されています。

壁画古墳として人気の高松塚古墳の下に建つ小さな壁画館。高松塚古墳の石室内部が公開できないので実物同様の石室が見られます。また発見当時の現状極彩色の壁画の模写がガラスケースに並んで展示されています。キトラと同様に壁画観覧も古代浪漫に夢はせるために大事です。

極彩色壁画の高松塚古墳の北200mの小高い丘に位置する八角形の古墳。別名「中尾石墓」と呼ばれる古墳時代終末期の築造で、直径30m、一辺10mの三段墳墓で国の史跡に指定されています。天皇陵独特の八角形墳で江戸時代は文武天皇陵とされたが、現在は200m南東の陵墓を宮内庁が文武天皇陵と指定しているがここが文武天皇陵とする説が有力です。当日は改修中でシートが被さりよく見られませんでした。

明日香村の飛鳥歴史公園高松塚周辺地区にある注目を集めた円墳。直径18m・高さ5mの小さな円墳。昭和47年（1972）に石室内の彩色壁画が発見され、戦後最大の発見として注目を浴びた壁画古墳です。藤原京期（694～710）に築造された古墳時代終末期の二段式古墳で美しい形で魅了されます。極彩色壁画は国宝に古墳は特別史跡に指定されています。

壁画古墳の高松塚古墳の飛鳥歴史公園の南東隣に位置する第42代文武天皇の檜隈安古岡上陵です。天武天皇と持統天皇の孫で草壁皇子の長男、14歳の若さで藤原京で即位して大宝律令を制定し、日本国号が定められたとされる時代の天皇です。宮内庁管理の直径28ｍ、高さ2mの円墳御陵ですが北方に位置する中尾山古墳が文武天皇陵とする説が有力です。高槻の継体天皇陵もそうですが。

キトラ古墳を中心とした飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区の北方に鎮座する於美阿志神社の境内にある寺跡。飛鳥時代の渡来系氏族・東漢氏の氏寺とされる古代寺です。7世紀後半の創建で、中世には道興寺とも称したそうです。この周辺檜前の地が渡来人東漢氏が居住していたようで、かつての境内には渡来人東漢氏の祖・阿智使主と妻を祭神とする於美阿志神社の境内裏手の塔跡に国の重文の十三塔石塔婆がひっそりと建っています。寺跡は国の史跡に指定されています。

我が国で高松塚古墳に次いで二例目の壁画古墳「キトラ古墳」の壁画や石室を保存管理する施設でキトラ古墳の北隣に綺麗な外観で建っています。壁画を公開している時としていない時があります。入館は無料で1Fと地下1Fに展示されています。原寸大の石室模型が間近で
見学できます。駐車場も完備されて便利です。

古代史の里｛飛鳥」の南端に位置する我が国で高松塚古墳に次ぎ2例目となる壁画古墳。1983年の調査で石室内の極彩色壁画が発見された事はニュースで知っていた事でした。キトラ古墳は古代の皇族・豪族などの墓域に所在する小さな円墳で7世紀末～8世紀初頭に築造されたと考えられています。周辺は古墳を中心とした国営飛鳥歴史公園となって広々としています。想像していたより小さめ円墳で2段墳丘は下段の直径が13.8ｍ、上段直径が9.4ｍです。

一昨年秋に西武から阪急にリブランドした高槻阪急店のB1F西側のチョコラコーナーにある神戸北野町発祥の老舗名店。大正12年（1923）ロシア人によって創業され、日本で最初にウイスキーボンボンを作ったことでも有名です。ファンシーなチョコラが人気です。阪急になってデパ地下が面白くなりました。

一昨年の西武から阪急にリブランドしても残った高槻の名物コロッケ店。高槻阪急のB1F中央付近にあります。ちょっと大きめのサイズでビーフからカボチャ、カレーと中身の違うコロッケが並んでいます。メンチカツも美味しそう。アツアツが美味しいです。

高槻市三島の赤大路町に鎮座する神社で国道171号線から西側直ぐです。創建は不詳ですが、先住の三島一族が創基し、のち渡来系の三島一族が勢力を伸ばしたことから三島鴨神社とも称されるようになっています。三島江地区に鎮座する三島鴨神社とともに式内社三嶋鴨神社の論社となっています。この周辺には継体天皇陵とされる今城塚古墳があり古代史の里でもあります。

京都府乙訓郡大山崎町の天王山の東南麓に鎮座する乙訓で最も古い神社です。社伝では養老2年（718）の創建とされ、794年の平安遷都の際には、御所の鬼門除けとして祈願された由緒ある神社です。山崎の合戦では豊臣秀吉が家臣の片桐且元、脇坂安治を使わして戦勝を祈願したことでも知られています。山の鬱蒼とした木々に囲まれ厳かな雰囲気が漂います。

長岡京市の西方西山の麓にある自然あふれる西山公園内の体育館。京都国体ではバドミントン会場として使われたほどの本格的体育館でバドミントン設備が充実しています。トレーニングルームも充実してスポーツジムの様でマシンが揃っています。

長岡京市の西方の西山の麓に建つ天台宗延暦寺の末寺。延喜10年（910）三井寺の開祖「智證大師の弟子、千観上人が開基した寺で、古い歴史を有する古刹です。千観供養塔と伝わる鎌倉時代の三重塔も残り、京都洛西観音霊場第九番札所となっています。季節季節の花が咲き乱れる寺としても人気があります。

長岡京市の西方の粟生の山の中腹に鎮座する神社。粟生村の産土神として祀られて隣には観音寺が建っています。西山公園の奥に鎮座して歩いて行くのは大変しんどいです。祭神は子守は農業の用水を司る水分神を、勝手神社は国を守る天忍穂耳尊、大山祇を祀っています。名称の通り安産・子孫繁栄の守護神の様です。

光明寺と長法寺前の丹波街道と文化センター通りの間の住宅地にある古墳群。それぞれ一つ一つは小さな方墳で古墳時代後期の家族墓と見られています。１基の帆立式古墳と６基の方墳からなる古墳群です。6号墳は住宅地の駐車場の中にあります。長岡京市も古くからの遺跡が多く埋蔵されています。

阪急西向日駅の東側にある長岡宮の役所を囲む土塁塀の跡。国の史跡に指定されています。付近には長岡宮大極殿跡や朝堂院跡、内裏内郭回廊跡などが全て史跡公園となっています。長岡宮内裏内郭回廊の真南・一直線上にあたり、長岡京の建物が規則正しく建てられていたことが窺えます。10年で平安京に遷都したのがもったいないです。

向日神社本殿の北側の勝山公園内にある古墳。古墳時代前期（3世紀末）の前方後円墳で全長約94m、後方部は長さ50m、高さ7ｍ、前方部は長さ43m、高さ4mの立派な古墳で竪穴式石室が設けられています。名称は墳丘頂上にかつて向日神社の稲荷社があったことに由来するそうです。国の史跡に指定され今は公園として遊具が並んでいます。

京都府向日市鶏冠井町の長岡宮内裏内郭回廊跡公園の前に建つ日蓮宗寺院で山号は鶏冠井山です。元は真言時と称する真言宗寺院であったが実賢律師が日像上人との法論の後、日蓮宗に改宗し、真経寺と改称したそうです。承応3年（1654）に真経寺を南北の2寺に分割し北真経寺には学問所（鶏冠井檀林）が設置され、明治5年（1872）学制発布により学問所は廃壇となったそうです。歴史ある古刹です。

京都府向日市寺戸町大牧にある宮内庁管理の御陵。長岡京を築いた桓武天皇の皇后乙牟漏（おとむろ）の墓とされる直径65ｍ、高さ7mの円墳で宮内庁陵墓で「高畠陵」となっています。近くを竹の路が通る竹林の多い静かで綺麗な区域です。