クッキーさんのクチコミ(7ページ)全681件

作家モーリス・ルブランが20年以上住んでいたという屋敷です。彼はこの19世紀の美しいヴィラで怪盗紳士・アルセーヌ・ルパンを主人公とする小説のほとんどを執筆し、現在、建物は博物館になっています。
いくつもの段階を経るコースの中で、ルブランや彼の創造したルパンとの一体感を高めながら、奇巌城の秘密を解明していくという展開です。
フランス語が堪能で、よほどルパンに思い入れがなければ、庭に入り、そこから見える建物の外観を拝見するだけで十分かもしれません。

文豪モーパッサンが「象の鼻」と呼んだアヴァルの断崖。海岸から見ると、エトルタの針と呼ばれる高さ51mのとがった岩が海面からそびえたつ姿は圧巻です。
遊歩道を左に進むと木の階段があり、さらに続く山道を上り切ると長い散歩道が続きます。山道は時々急こう配になっているところもありますから、歩きやすい履物の方が安心です。断崖の上にある散歩道からは、左側にマンヌポルトの巨大なアーチ、中央にエトルタの針、右側にアモンの断崖を見渡すパノラマが楽しめます。
散歩道を進むごとにエトルタの針は姿を変え、眼下に広がる白い断崖の様子も圧巻です。

エトルタの町の右側にある　石灰岩の白い断崖が際立つ断崖です。階段を上り　さらに続く山道を上らなければいけないのですが、上るにつれ対岸のエトルタの針が姿を変えていく様子が見えます。
断崖上部へは、プチトランでも行けるようになっています。
断崖の端に沿って散歩できるよう道も整備されていますが、フェンスなどはなく　風が強いですから、注意が必要です。

じっくり見学すると２，３時間はかかると思いますが、１時間余りの駆け足の見学になりました。たくさんのシスレーに出会えて満足しました。
二部屋の両端の壁に架けられたモネの二枚の絵画が圧巻でした。
ルーアンの街や大聖堂を描いた絵画と同じ光景が　街歩きの時に見られます。

モネの有名な連作のモデルとなったことでも知られる大聖堂です。
西正面のフランボワイヤン・ゴシック（フランス式）様式の装飾がとても華麗で、石でできた建築物とはとても思えないほどの　レース編みを思わせる繊細な姿に圧倒されます。
6月下旬から9月上旬の日没後には、大聖堂正面を巨大なキャンバスに見立て、独創的な音と光のショーが開催されます。音と映像のスペクタクルが巨大な壁面の上に繰り広げられます。
ルーアンに宿泊しないと難しいですが、宿泊するのならぜひとも行ってみてくださいね。

大時計台の前には、いつも写真を撮るため人だかりが出来ています。
14世紀末に時計仕掛けが設置され、それから15世紀初頭に文字盤と連動するようになったという歴史ある時計です。
内部は「時」をテーマにした博物館になっていますが、なにより　階段を上りつめた所からは旧市街を見渡せますし、ノートルダム大聖堂が眼前に屹立しているかのような様子は絶景です。

外観はとても教会とは思えないような造り。建物自体に歴史があるわけではありませんが、
中に入ると　壁一面を埋め尽くすステンドグラスが衝撃的です。船底をひっくり返したような木造の天井もインパクトがあります。昼休憩中には教会は閉められるそうですから注意が必要です。

サン・カトリーヌ広場に面した聖カトリーヌ教会のすぐ近く、背の高い建物の奥にひっそりと佇む塔は、さほど黒くはありません。意識して探さないと見逃してしまいそうです。
表側からは塔、という名前通りに見えますが、裏側を見ると、１２世紀、ブリュッセルに最初に造られた城塞の名残だ　ということがよく分かります。

グラン・プラスの側に、北東に伸びるギャルリー・サンチュベールは　ただのショップ街ではなく、ヨーロッパ最古のアーケードの一つ。当時の王妃の命により作られ、その歴史は160年にも及びます。
アーチ状のガラス天井からは自然光が降り注ぎアーケード内はとても明るく、各ブティックが青緑色の美しい装飾で統一されており　お店ごとのウィンドーディスプレイも魅力的です。
ノイハウスやピエール・マルコリーニ、ゴディバなどベルギーを代表するチョコレート店が勢ぞろいしており、お土産にチョコレートを、という方にとっては　ここで全て買い揃えられそうです。
おしゃれなオープンカフェで一息つくこともできます。
早朝８時前から開いているカフェがあり、優雅な気分で朝食を楽しめそうでした。

グランプラスの広場に面した王の家の並びの右端の一角にありますし、夜遅くまで営業していますから（～２３：００）　市内をあちこち歩き回る時間がない方にとっては買い物に便利な場所です。
間口は狭く、団体客が入るとすぐにいっぱいになります。

グランプラスの王の家の並びを左へ歩いてすぐ　通りの右手にあります。レオニダスのまだ手前です。場所をチェックした時には　通りをさらに進み、右折した所だったのですが、場所が変わったのかもしれません。
日本人スタッフも何人かいらっしゃって　いろいろ質問に答えてもらえます。日本ではあまり見かけない色合いやフレーバーのチョコレートを取り揃えており、選ぶのに目移りしてしまいました。

市庁舎の左側にある通りを歩いた先、小便小僧を見に行く途中にあります。
朝早い時間でしたのでカフェにはほとんど客はいませんでしたが、小便小僧を見た後で立ち寄った時にはお土産を買い求める客でにぎわっていました。
シナモンやクローブ、ブラウンシュガーが入ったスペキュロスの小箱を買いましたが、それぞれ独特の風味と食感があり、おいしくいただきました。

市庁舎の左側にある通りを歩いた先にあります。像は本当に小さいのですが、立派な囲いの中にあり　いつも観光客であふれているので見落とす心配はないはずです。
その前で記念写真を撮る人が多いので、しっかりと写真を撮りたいのなら、なるべく早い時間に行くことをお勧めします。

ブリュッセルを代表する美しい広場は　終日観光客で賑わっています。
広場から　立ち並んだギルドハウスをさらっと見るだけだとすぐですが、それぞれのギルドハウスの壁面の彫刻や　建物のてっぺんに置かれた像などをじっくり眺めていくと時間があっという間に過ぎていきます。
広場のライトアップを楽しみにしていたのですが、６月中旬からという記載にも関わらず６月１７日にはされていませんでした。ライトアップを見られる時期はかなり限られるようです。

1180年に造られたこの城はフランダース地方に残る唯一の中世の城塞です。堅固な城の展示物は、兵器類や拷問のための用具ばかりですが、ほとんど戦闘を交えることがなかったため、ほぼ初期のままの状態で残されている城塞は　中世の趣があります。
コーンレイからすぐの聖ヴェーレ広場にありますから、広場から外観を見るだけでも素敵ですが、レイエ川から分岐したリーヴェ川に面している城の裏側を是非。
城塞の屋上からは、ゲントの街並みが見渡せます。

レイエ川沿いからは見えませんが、コーンレイからすぐの聖ヴェーレ広場にあります。聖ヴェーレ広場に面した建物はどれも見応えがあるのですが、なかでも　ファサードに特徴がある建物です。広場の角にあり、小さめの建物ですから見逃しやすいかもしれません。
私は　実は見逃してしまい、フランドル伯居城の屋上からの写真の片隅に確認できました。

15世紀に建てられた中世の建物が今もなお残り、現在は内部にカフェがあり、自由に中に入ることができます。内装も当時のままであり非常に雰囲気が良く、梁に吊るされている生ハム（のレプリカ？）がぶら下がっている様子が、中世の雰囲気が味わえます。

トラムの１番に乗り、コーレンマルクトの停留所で下ります。聖ニコラス聖堂前の停留所の次になります。
レイエ川の両岸、グラスレイとコーレンレイと呼ばれるエリアは、ゲントを代表する美しい風景です。ここはゲントで最初の貿易港となった所で、当時の商人たちの富と権力を象徴するような壮麗なギルドハウスが立ち並んでいます。
両沿岸に立ち並ぶ当時のギルドハウス、倉庫、館などのファサードの壮麗さ、繊細さに目が釘付けになります。

中世の貴族の要塞です。
外観しか見られないのですが、バーフ大聖堂のすぐ裏手にありますからちょっとのぞいてみるのも一興です。運河に面した建物は、中世の趣が感じられ、なかなか風情があります。
ネット検索では「当時の城主ゲラルドは５回結婚したが、新しい結婚をするために現在の妻を殺害したという伝説によって「魔王ゲラルド」と呼ばれている。」とありましたが・・・真偽のほどは不明です。

トラムの１番に乗り、聖ニコラス教会前で降りました。トラムの路線図がわからなくても、窓の外に一段と際立つ鐘楼を目印に降りたら　すぐそこです。
聖バーフ大聖堂は内部も荘厳な雰囲気で豪華な装飾が施されています。多数の優れた芸術品が収蔵されているだけではなく、15世紀ブランドル絵画の最高傑作であるファン･アイク兄弟の祭壇画「神秘の子羊」が収蔵されています。バロック様式のオルガンはベネルクス最大です。