2024/11/05 - 2024/11/05
2831位(同エリア2888件中)
kojikojiさん
- kojikojiさんTOP
- 旅行記1848冊
- クチコミ1217件
- Q&A回答73件
- 3,662,271アクセス
- フォロワー174人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
「ジェロニモス修道院/Mosteiro dos Jerónimos」と併設する「サンタ・マリア・デ・ベレン教会/Igreja de Santa Maria de Belém」の見学を終えて、「プラサ・ド・インペーリオ庭園/Jardim da Praça do Império」の巨大な噴水と水路を抜けて、地下道で大きな通りを渡ります。以前来た時はスプレーで落書きされて治安の悪さを感じましたが、現在はきれいに整備されている感じがします。海岸線に出て「ローズ・コンパス/Rose Compass」という地面に描かれた巨大な世界地図を眺めます。元々は東西南北の方位とその中間点の向きを示す極座標図や方位を表すコンパス、地図を表す言葉です。この「ローズ・コンパス」は黒と赤のリオズ石灰岩でできており、直径は50メートルあり、植物の要素で装飾された幅14メートルのプラニスフィア、5つの小さな羅針盤のバラ、風を擬人化した3つの風の顔、人魚、神話上の魚、そして三叉槍とトランペットを持つネプチューンが海獣に乗っています。キャラベル船は15世紀から16世紀にかけてのポルトガルの拡大の主な航路を示しています。建築家ルイス・クリスティーノ・ダ・シルバによって設計され、南アフリカ共和国から贈られたものです。アジア人としてはマラッカやマカオなどの文字を追ってしまいます。この地図をよく見るためには「発見のモニュメント/Padrão dos Descobrimentos」の上に上がる必要があるのでここでも20分ほど並ぶことになります。ここでの列は人数というよりも降りて来た人数分が昇れるという入れ替え制のようです。有料だと思っていましたが、リスボンカードで無料で入ることが出来ました。エレベーターで上がった後は階段をいくつか登りましたが、天気も良く眼下の地図だけではなく、「ジェロニモス修道院」「サンタ・マリア・デ・ベレン教会」、これから行く「ベレンの塔/Torre de Belém」が美しく見えました。エンリケ航海王子たちの群像と再会した後は海岸線を歩いて「ベレンの塔」の方面に向かいます。海岸線には気持ち良い風が吹き小腹も減ったので「ベレン灯台/Farol de Belém」の横にある真白なカフェレストラン「À Margem」で生ビールとタコのサラダ(Salada de Polvo)をつまみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
-
「サンタ・マリア・デ・ベレン教会」の見学の後は「プラサ・ド・インペーリオ庭園/Jardim da Praça do Império」を通過して「発見のモニュメント/Padrão dos Descobrimentos」に向かいます。
ジェロニモス修道院 寺院・教会
-
庭園の巨大な噴水越しに「ジェロニモス修道院」がきれいに見渡せます。なにか1つの達成感を感じます。
プラサ ド インペーリオ庭園 広場・公園
-
大きな通り越しに「発見のモニュメント」が見えてきました。側面から見える船の形はよく紹介されますが、このアングルはなかなか見る機会はありません。
発見のモニュメント モニュメント・記念碑
-
大きな通りを渡るための地下通路を見て感動しました。こんなにきれいに変わっているとは思いませんでした。
-
23年前は薄暗くて浮浪者がいたりあまりいい印象はありませんでした。ポルトガルが観光に力を入れていると感じます。
-
「パドラン広場/Praça do Padrão」から眺めた「発見のモニュメント」は風を受けた帆船のように見えます。建築デザインはコッティネッリ・テルモ、彫刻はレオポルド・デ・アルメイダによるものです。
-
入口の上には「アヴィス王家の剣」が掲げられています。アヴィス家はポルトガルの王朝であり、大航海時代においてヨーロッパおよび世界で最も重要かつ影響力のある王朝の1つであり、ポルトガル帝国の成立後に世界的な大国として確立しました。航海王子アンリケ、ポルトガル王マヌエル1世、神聖ローマ帝国皇帝イザベラなど、ヨーロッパおよび世界史において多くの著名な人物を輩出しています。
-
ここでも15分ほど並ぶことになりました。ここはリスボンカードで割引かと思っていましたが無料だということでちょっと得した気分になります。
-
テージョ川の最河口に近いのですぐ先は大西洋です。近い将来に大西洋に出るクルーズにも行ってみたいと思っています。コロナ前には30万円前後で行けたカナリア諸島のクルーズはかなり高くなってしまったので、早いうちに行っておけばよかったと後悔しています。
-
塔の中には展示物もありますが、ここでの目的は屋上に上がることなので、エレベーターを降りた後は階段を登ります。
-
リスボン望むと改めてリスボンは坂の町だということが実感できます。港町のアルアルですが、どこも海に向かって緩やかな傾斜をした土地ばかりです。それを考慮して計画を組まないと疲れる度合いが違います。バルセロナでは朝一番で高い場所を見学して下ってくる1週間でした。今回のリスボンでもホテルは高い場所にしていました。
-
「ベレンの塔/Torre de Belém」へは美しい海岸線のプロムナードを歩くことが出来ます。11月とは思えないポカポカ陽気というか少し汗ばむほどです。
-
灯台の先はまっすぐ進むことが出来ないので大きく迂回しなければなりません。
-
司馬遼太郎は「街道を行く/南蛮のみち」でこの「ベレンの塔」を「テージョ川の公女」と呼びました。街道を行くを全て読破したわけではありませんがNHKで放送されていた番組では 田村高廣の語りと冨田勲の音楽が今でも思い出されます。モンゴルへ行く前には「モンゴル紀行」オランダへ行く前には「オランダ紀行 」を読んでから旅をしました。モンゴルではロシアからの入国に苦労し、通訳の女性の人生を掘り下げていました。オランダ紀行の「まことに世界は神がつくり給うたが、オランダだけはオランダ人がつくった」というフレーズは忘れられません。
-
コロナ禍の最中は毎月2回ほど日本国内を旅したことがあって、ネットで「街道を行く」を読んでから旅したことも今となっては懐かしい思い出です。もちろん今回の旅でも「南蛮のみち」は読んでから来ました。
-
「発見のモニュメント」の目の前には巨大な「ローズ・コンパス/Rose Compass」が見えます。太陽がほぼ真南にあるので我々のいる塔の影も一番細くなっています。
-
黒と赤のリオズ石灰岩で出来ていて直径50メートル幅14メートルの平面球が植物の要素で飾られています。到達年の日付やカラベル船は15世紀から16世紀にかけてのポルトガルの主な航路を示しています。
-
大航海時代以後ポルトガルは積極的な海外進出とブラジル経営を中心として国力を伸長させ、16世紀初めには東南アジアへ進出し日本近海へも活動域を広げ始めていました。1541年7月27日にポルトガル船が豊後国神宮寺浦に漂着したのが日本へのポルトガル人の最初の上陸であったとされています。そして1543年には種子島へポルトガル商人が漂着して鉄砲伝来が起こります。
-
あまり長居をすると妻が干からびてしまいそうです。そろそろどこかで休憩を入れないとならない気がします。
-
ようやくよく見掛ける「発見のモニュメント」の姿になりました。
-
先頭に立つエンリケ航海王子とポルトガル王アフォンソ5世の姿は凛々しく立派な印象を受けます。現在はヨーロッパの中でもあまり目立たない国の1つになっていますが、大航海時代はスペインと世界を2分していたわけです。
-
テージョ川右岸の目立つ場所に1940年のポルトガル世界博覧会に合わせて元々は朽ちやすい素材で作られた記念碑はポルトガル大航海時代に活躍した歴史上の人物を称えるため建設されました。1960年に完成した現在のモニュメントはコンクリートと石で出来ていています。
-
先頭にはカラベル船を持つエンリケ航海王子、両手で剣を持つポルトガル王アフォンソ5世、インドへの海路の発見者ヴァスコ・ダ・ガマ、航海士のアフォンソ・ゴンサルヴェス・バルダイア、ブラジルの発見者ペドロ・アルバレス・カブラル、地球一周を始めて成し遂げたフェルディナンド・マゼラン、航海士ニコラウ・コエーリョ、航海士ガスパール・コルテ・レアル、航海士マルティン・アフォンソ・デ・ソウザ、年代記作家ジョアン・デ・バロス、キャプテンのエステヴァン・ダ・ガマ
、喜望峰の発見者バルトロメウ・ディアス、喜望峰の発見者ディオゴ・カオン、航海士アントニオ・デ・アブレウ、インド第2代副王アフォンソ・デ・アルブケル、宣教師の聖人聖フランシスコ・ザビエル、キャプテンのクリストヴァン・ダ・ガマが並びます。 -
エステヴァン・ダ・ガマ(左端)とアントニオ・デ・アブレウ(右端)、バルトロメウ・ディアス(左中)、ディオゴ・カン(右中)が石の標識「パドラン」を持ち上げる様子が描かれています。
-
インド第2代副王のアフォンソ・デ・アルブケルケの手前では聖フランシスコ・ザビエルが祈りを捧げ、クリストヴァン・ダ・ガマが前方を見上げています。
-
西側に移動しました。こちらはインファンテ・ペドロ、ポルトガル王ジョアン1世の息子のコインブラ公、ポルトガル王妃、航海王子アンリヒの母ランカスターのフィリッパ、探検家で作家のフェルナン・メンデス・ピント、ドミニコ会宣教師ゴンサロ・デ・カルヴァーリョ、フランシスコ会宣教師エンリケ・デ・コインブラ、詩人のルイス・デ・カモンイス、画家のヌーノ・ゴンサルヴェス、年代記作者ゴメス・エアネス・デ・ズララ、旅人のペロ・ダ・コヴィリャ、地図製作者ヤコメ・デ・マヨルカ、パイロットのペロ・エスコバル、数学者ペドロ・ヌネス、パイロットのペロ・デ・アレンクエル、航法士ギル・イーンズ、航海士ジョアン・ゴンサルヴェス・ザルコ、ポルトガル王ジョアン1世の息子フェルナンド、聖インファンテが続きます。
-
時間的には西側に太陽光線が当たってきれいですが、日本人になじみのある人物が多いのは東側ですね。
-
スリランカを車をチャーターして2週間かけてジェフリー・バワの設計したホテルを全てと別荘のルヌガンガ、自宅兼事務所のNo,11に宿泊する旅で行った「ジェットウイング・ライトハウス」のことが思い出されました。コロンボにあるこのホテルの螺旋階段にはラキ・セナナヤケの彫刻「ランデニヤの戦い」があります。これはポルトガル軍の指揮官ロレンツィオ・デ・アルメイダとシンハラ人の戦いの場面でした。
ジェットウイング・ライトハウス:https://4travel.jp/travelogue/11250743 -
そして、ジャワ島からマラッカ、マカオとこれまで旅してきてポルトガルの足跡を知る旅も重ねてきました。こうやってリスボンのテージョ川のほとりに立つと、ここから日本へは海が続いているのだと実感します。
Rosa dos Ventos 散歩・街歩き
-
ウラジオストック辺りに立っていただいて記念写真。結婚前に妻からプレゼントされた最大のものは18世紀(1747年)にイギリスの地図製作者エマニュエル・ボーエンの作った「日本帝国新正確地図」です。そこにはまだ北海道はありませんが、ポルトガルやスペインの宣教師の記録に基づき、石見銀山などの情報も細かく描かれています。
-
1940年に開催されたポルトガル万国博覧会のために建てられたものですが一度も灯台として機能する事はなかったようです。エストニアのタリンで買い求めた灯台の置物を思い出します。スウェーデンやフィンランドのフェリー航路にはおびただしい数の大小の灯台があり、それを見ていると欲しくなってしまうのが不思議です。
Belem light house 建造物
-
灯台の先にあった「À Margem」というレストランで一休みすることにします。お昼時間を過ぎたところなのでお店は空いています。
-
まずは冷たい生ビールで乾杯します。トータルで2時間並んで2時間歩きっぱなしだったと思います。
-
おつまみにタコサラダ(Salada de Polvo)をいただきました。今回初のタコ料理です。妻をポルトガルに連れてきたかった理由がタコとイワシが美味しいということでした。
-
最高の景色と最高の天気で生ビールを飲むのはささやかな贅沢です。
-
これでトータル20ユーロでした。他のヨーロッパの国に比べたら割安感があります。
-
「4月25日橋/Ponte 25 de Abril」はリスボンとテージョ川対岸のアルマダとを結ぶ、長さ2,277メートルのの吊橋です。建設したのはサンフランシスコのサンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジと同じアメリカン・ブリッジです。開通した当初は当時のポルトガルの独裁者アントニオ・サラザールにちなみ「サラザール橋」と呼ばれていましたが、1974年4月25日のカーネーション革命のすぐ後に改称されました。
-
「クリスト=レイ像/Santuário de Cristo Rei」は昨日も「サン・ジョルジェ城」から眺めましたが、いくらかこちらの方が近いようです。
-
今回もここまで行く予定はありません。ブラジルにある「コルコバードのキリスト像」は見てみたい気もします。
-
ベレンと対岸のブランダン港を結ぶフェリーがやってきました。「異邦人」で有名な久保田早紀のアルバムに「サウダーデ」があり、その中には「アルファマの娘」や「4月25日橋」が収録されていたことを思い出します。
-
このドックにはポルトガル海軍初の航空基地があり、水上機を修理する際にはこのクレーンを使って陸上にあげたそうです。第2次世界大戦中はここからポルトガル沿岸の哨戒任務にあたりました。寄り道してばかりですが公園を抜けて「ベレンの塔」に着きます。
ベレンの塔 建造物
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2024ポルトガルの旅(1)
-
長年の夢だった妻を伴ってのポルトガル4週間の旅(1)マイレージ特典航空券を使ってルフトハンザ航空でフランクフ...
2024/11/03~
リスボン
-
長年の夢だった妻を伴ってのポルトガル4週間の旅(2)サンペドロ・デ・アルカンタラ展望台で「消臭力!」を叫び、...
2024/11/04~
リスボン
-
長年の夢だった妻を伴ってのポルトガル4週間の旅(3)最初の災難はサン・ジョルジェ城で始まり、装飾芸術美術館と...
2024/11/04~
リスボン
-
長年の夢だった妻を伴ってのポルトガル4週間の旅(4)カテドラルで旅の無事を祈り、サンタ・ジュスタのリフトでカ...
2024/11/04~
リスボン
-
長年の夢だった妻を伴ってのポルトガル4週間の旅(5)マヌエル様式の最高傑作のジェロニモス修道院にヴァスコ・ダ...
2024/11/05~
リスボン
-
長年の夢だった妻を伴ってのポルトガル4週間の旅(6)発見のモニュメントの屋上から大航海時代のポルトガルを想う...
2024/11/05~
リスボン
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
リスボン(ポルトガル) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
リスボン(ポルトガル) の人気ホテル
ポルトガルで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポルトガル最安
488円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 2024ポルトガルの旅(1)
0
41