田んぼアート・奥塩原「寺の湯」★塩原温泉ホテルおおるり2泊3日①2023年9月

2023/09/10 - 2023/09/12

栃木県の塩原温泉ホテルおおるりに2泊して、奥塩原温泉の濁り湯に浸かりに行きました。
日付ごとに旅行記を3冊に分けました。

本編①は、1日目『田んぼアート・奥塩原「寺の湯」』
道の駅湯の香しおばらの隣の『田んぼアート』、奥塩原温泉新湯に寄ってから、塩原温泉ホテルおおるりにチェックインしました。
【表紙】道の駅湯の香しおばらの隣の『田んぼアート』

②は、2日目『乙女の滝・南ヶ丘牧場・アジアンオールドバザール』
ホテルの天空の露天風呂に浸かった後、那須の「乙女の滝」、南ヶ丘牧場、アジアンオールドバザール、フィンランドの森、道の駅友愛の森へ行って、ホテルへ戻りました。
　⇒ https://4travel.jp/travelogue/11858530

③は、3日目『奥塩原「寺の湯」･道の駅湯の香しおばら・鬼怒グリーンパーク』
奥塩原温泉新湯「寺の湯」に浸かってから、塩原もの語り館、道の駅湯の香しおばら、鬼怒グリーンパーク、道の駅しもつけに寄って帰宅しました。
　⇒ https://4travel.jp/travelogue/11858599

【参考】植物と野鳥については、Google画像検索とWikipediaを参照。

エリア 塩原温泉郷(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

【1日目】9月10日（日）自宅出発時は晴れ・26℃

9:50　道の駅 湯の香しおばら（アグリパル塩原）（栃木県那須塩原市関谷）小雨のち曇り・26℃

道の駅 湯の香しおばら 道の駅

あぐりのかふぇ

店内手作りの本日のジェラートは、牛乳＆チョコ、りんご＆かぼちゃ、塩キャラメル、シャインマスカット

アグリのパン屋 あ・グット（栃木県那須塩原市関谷）
道の駅内で焼いた自家製パンもここで販売しています。
大好きな『北海道メロンパン』もあります。

アグリのパン屋 あ・グット グルメ・レストラン

片隅の観光情報コーナー
観光案内資料、マップ、割引クーポンなどが置いてあって、以前あった「猿岩トンネル」カードが見当たりません。職員に聞くと、「それは県の事業で、もう終了しました。再開する予定はありません」と。

農産物直売所
ここはお客さんで一番混んでいます。

ここでもアグリのパン屋 あ・グットの焼き立てパンがあります。
『北海道メロンパン』(160円)と

アグリのパン屋 あ・グット グルメ・レストラン

『ふわり3種のチーズブレッド』(190円)を購入。

去年あった『飛ぶメロンパン』は時期的に終わったそうで、代わりにポスターで見たこれに引き寄せられて…

外の売店で販売しているらしい。

『メロンパンソフト』(400円)
メロンパンをくりぬいて、ソフトクリームが入っています。その下にメロンクリームも入っています。外側のメロンパンはサクッ、パリッとしています。
どれも甘いです。美味しいです！

田んぼアート 那須塩原 第二会場（栃木県那須塩原市関谷）
道の駅の隣で、今年もやっていますね。
協力金100円を払って階段を上ります。

U字工事も来たらしい。

過去の田んぼアート（2011‐2014年）

過去の田んぼアート（2015‐2018年）

過去の田んぼアート（2019‐2022年）
去年初めて見て、今年もやっていました。

今年の田んぼアート
左から、神奈川県PRキャラクター「かながわ金太郎」
塩原温泉の温泉むすめ「塩原八弥ちゃん」
千葉県マスコットキャラクター 「チーバくん」
温泉マーク

デザインに感動はあまりないんだけど（ゴメンなさい）、この角度から見てきちんとデザイン通りに見えるのがすごい技術ですね。ちょっとでも横から見るとぐちゃぐちゃに歪んで見えますから。

制作者は那須塩原市の中野登喜男さん。
都道府県魅力度ランキングで北関東の順位が低いのでなんとかしたいと、昨年はぐんまちゃん（群馬県）、とちまるくん（栃木県）、ねば～る君（茨城県）、そして東京の上野動物園の双子のジャイアントパンダでした。
それで今年は、神奈川、栃木、千葉なんですね。埼玉はないのかな?

田んぼアートに使われた９品種が並んでいます。これらの色の違いを使い分けているんですね。

9品種の銘柄についての説明

もうひとつの田んぼアート見晴台にも上ります。

昨年見たのはジャイアントパンダでした。

「飛脚うさぎ」と、とちぎカーボンニュートラル実現リーダー「ニュートラくん」

飛脚うさぎは鳥獣戯画のイメージで、ニュートラくんは、カーボンニュートラルを達成した2050年からやってきたと言う設定らしい。

えっ、玄米30㎏7,000円ですって!?
確認したら「今年のではないからですよ」と。それにしても安いし、玄米は精米したては美味しいから大丈夫！
2日後の帰りに買うことにしました。

福渡橋（栃木県那須塩原市塩原）
国道400号線を走っていて、いつものようにここで山の木々の色や、箒川の様子を確認します。
下流側を見ても、まだ色づいていませんね。

天狗岩（栃木県那須塩原市塩原）
福渡橋から上流を見ると、天狗岩がちょうど正面に見えるので、お薦めです。
天狗岩の下の川の中に大きな岩が見えます。

天狗岩 自然・景勝地

野立岩（栃木県那須塩原市塩原）
箒川渓谷の中で、人が100人立てると言われる大きな岩で、歩道から岩に上ることができますが、ここからだと全景が見えます。
約380年前に徳川家康の先陣として出兵した一行が、この岩の上で野宿したのが名前の由来らしい。

箒川の様子を見ると、人影があります。
9月いっぱいまで釣りができるのかな。

箒川渓谷 自然・景勝地

日塩もみじライン
まだ青々としていて、紅葉していません。

日塩もみじライン 名所・史跡

大曲のもみじ（栃木県那須塩原市中塩原）標高690ｍ
国道400号から日塩もみじラインに入って、2つ目のヘアピンカーブにあります。

有名な紅葉スポットですが、紅葉はまだまだです。

奥塩原温泉　湯荘 白樺（栃木県那須塩原市湯本塩原）
強酸性の硫黄泉で濁り湯、「中の湯」の源泉掛け流しです。
内風呂にある『湯泥』は、皮膚病や切り傷などによく効きます。

カーナビをここにセットして、その手前にあるのが目的地です。

奥塩原温泉　湯荘　白樺 宿・ホテル

11:20　奥塩原新湯共同浴場「寺の湯」（栃木県那須塩原市湯本塩原）
昔ここに寺があったから「寺の湯」の名前がついています。源泉も「寺の湯」です。
奥塩原温泉新湯には、3つの源泉があって、湯荘 白樺の「中の湯」、ここの「寺の湯」、そして階段を下りた共同浴場「むじなの湯」です。

無人なので、ドアの横にある金属の筒に300円入れて入ります。

「寺の湯」源泉温度：74.3℃　pH：2.2
泉質：酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩温泉（硫化水素型）
効能：糖尿病、高血圧、動脈硬化症、皮膚病、慢性消化器病、神経痛、慢性婦人病など
浴槽：高温と適温の２つ。混浴。

この泉質は、アトピー性皮膚炎の私には肌の痒みが治って、とても相性が良いです。

新湯爆裂噴火口跡（栃木県那須塩原市湯本塩原）
共同浴場の背後の山で湯けむりが出ているのが「新湯爆裂噴火口跡」です。

新湯爆裂噴火口跡 名所・史跡

奥塩原新湯（栃木県那須塩原市湯本塩原）
ここで爆裂したことで、下の方の「奥塩原温泉元湯」よりも新湯の方が賑わうようになったんですね。

奥塩原新湯 温泉

奥塩原新湯温泉 中の湯（栃木県那須塩原市湯本塩原）
ここは湯荘 白樺と同じ源泉「中の湯」の共同浴場です。

入り口、脱衣所、浴室、全て男女別なので、女性も安心して入れます。

浴室と湯舟は細長くて狭い感じがします。
また、寺の湯と比べて湯温が低めで、いわゆる硫黄臭がほとんどしないので、温泉好きな人はほとんどここに入りません。

裏の斜面では「中の湯」源泉の吹き出す蒸気が上がっています。
「硫黄臭」と書きましたが、本当は硫黄は無臭で、「硫化水素」の臭いらしいです。硫化水素は有毒ガスなので、柵から入ることはできません。

温泉神社が突き当りにありました。

社殿まで急な階段だし、苔がむしていますね。6月の草津温泉で転んで手首を骨折して、リハビリ中なので、やめときます。
苔の具合から私だけでなく、あまり上る人が少ないんだろうな。

ありがたい！　階段下に賽銭箱があるじゃないですか！

階段上の鳥居を見上げて、二礼、二拍手、一礼！
（今回はどうか転んで骨折しませんように！　温泉で早く治りますように！）

むじなの湯
「神経痛に特効」と言われていて、湯舟の下から高温のお湯が出て、その熱いのが効くとか。だから、ぬるくすると、常連さんに怒られるらしい。
それよりも、帰りに急な階段をたくさん登って、筋肉痛と腰痛になりそうなのでパスします。

13:40　塩原温泉ホテルおおるり（栃木県那須塩原市塩原）
2022年11月以来で10か月ぶりです。

塩原温泉ホテルおおるり 宿・ホテル

じゃらんの宿泊プラン：『お得！ 湯治連泊プラン自噴源泉100％掛け流し・貸切風呂無料の温泉天国(浴槽男女計13か所)』
6,600円×2泊　計 13,200円
じゃらんポイント -100
入湯税 150円×2泊 計 300円
チェックアウト時に、PayPayで支払い。

浴衣と帯は、各自でサイズと色を選びます。

ロービーは広くて、奥にポットや電子レンジもある休憩コーナーや、お土産の売店があります。

窓際にデスクと椅子が2組あって、ロビーしかないWifiを使って作業ができます。電源もあります。

別館608号室
入ると洗面所と洗浄トイレがあります。
ユニットバスはありますがお湯は止めてあるので、バス無しの部屋の扱いになっています。

和室10畳にツインベッドがあります。

空の冷蔵庫もあります。

窓から箒川と古町温泉街が見晴らせます。

古町温泉 温泉

まずは1回目の入浴です。

開放的な大岩露天風呂は、眺めが良くて、気分は最高です！

泉質：ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉（中性低張性高温泉）
pH ：6.9
湧出量：50リットル/分（１時間にドラム缶16本分）
効能：アルカリ性のお湯は、古い角質を取ることで美肌効果があり、美人の湯と呼ばれる。
神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、痔疾のほか、慢性皮膚病（アトピー性皮膚炎など）など。

15:00-15:50　無料貸切露天風呂「七福神の湯」
チェックインの時に予約をしておきました。「お好みはありますか?」と聞かれて、『布袋の湯』は高温の42℃ということで選びました。

布袋様が微笑んでいます。
42℃よりも熱めでした。

持ってきた『氷結ロゼスパークリング』を味わいながらの露天風呂は、極楽気分です。

ミズヒキ（水引） タデ科 イヌタデ属

17:30-19:00　夕食
約30種類のバイキング料理には、刺身6種類、ビーフシチュー、麻婆豆腐、冷たいうどんもあって満足です。

1杯目無料のアルコールは『ハイボール（ブラックニッカ）』にしました。

最後はいつものように、小皿にカレーライスをよそって、ソフトクリームです。

20:10　3回目のお風呂は大浴場「檜風呂」
昼間の奥塩原温泉新湯から数えると4回以上になります。
6月末に草津温泉で転んで骨折した手首の痛みが和らいで、ずいぶん楽になってきました。良く曲がるようにもなってきました。温泉によるリハビリ効果がこんなにあるとは思っていませんでした。

22:00-22:50　無料貸切露天風呂「恵比寿の湯」
4回目のお風呂になります。

ぬるめの湯ということで、確かに先ほどの「布袋の湯」よりもぬるかったです。
昼間の「寺の湯」とホテルの4回の入浴で今日一日『温泉三昧』になりました。

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続きは、②の2日目『乙女の滝・南ヶ丘牧場・アジアンオールドバザール』
那須の「乙女の滝」、南ヶ丘牧場、アジアンオールドバザール、フィンランドの森、道の駅友愛の森へ行きました。
　⇒ https://4travel.jp/travelogue/11858530