ミナミ(難波・天王寺)旅行記(ブログ) 一覧に戻る
朝から中之島の明治期の建築を訪ね歩き、東洋陶磁美術館も見学して、堺筋から湯木美術館まで歩いたら疲れ果ててしまったので地下鉄でホテルに戻りました。ちょっと寄り道して新梅田食堂街の「はなどこ」でタコ焼きを買ってしまいました。部屋に戻って2時間ほど休めたので元気が回復したところで晩御飯に出かけました。この日は東京で一緒に仕事をしていて、今年の夏に大阪へ転勤になった友人と会う約束をしていました。こちらはリタイア組で友人は現役の上に会社も違うのですが良い友人を持ったと思います。さて、約束して予約したのは飛田新地にある「鯛よし百番」という居酒屋です。ここへは心斎橋そごうをオープンさせた打ち上げで来たことがありました。特に食事がすごいわけではないのですが、何しろ建築が日本のバロック建築と呼んでもおかしくないほど面白いのです。いつか妻を連れてきたいと思っていたのと、建築や内装のデザインを仕事としている友人たちも大阪に来て間もないので紹介しようと思いました。ホテルを出て御堂筋線で動物園前駅で下車して、「動物園前一番街」をぶらぶらと南に向かいます。妻を驚かせようと思ったのですが、十数年前とは様子が変わってしまって普通の商店街になってしまってちょっとがっかりです。後に友人に聞いた話ではインバウンドで外国人観光客が増えた頃から行政もイメージアップに努めたようで、2025年の万博に向けてインフラも整備しているとのことでした。なるほど動物園前の地下鉄駅も改修中でした。商店街を超えると町は薄暗くなり、提灯が延々と灯り、両側の料亭からピンクや紫の照明が漏れています。お店はこの先にあるので通り抜けなければならないのですが、妻は初めての経験なのでキョロキョロ見ていて「すごい巫女さんがいる。」なんて言っているうちに「女は来るな!」なんて怒られてしまいます。「鯛よし百番」にはちょうど予約した午後7時に着いて、友人たちもすぐに後ろからやってきました。すぐに2階の座敷に案内され、建物の見学は後にします。寄せ鍋コースで予約していたのですが、お酒も進んで楽しい時間が過ごせました。気が付いたら最後のお客になっていたので、慌てて店内を見学させてもらい、同じルートで梅田まで戻りました。また近いうちに友人と会えればと願いばかりです。

大阪駅の新梅田食道街の立ち食いたこ焼きから嵐山の吉兆まで大阪と京都12日間の旅(5)動物園前一番街から飛田新地を抜けて「鯛よし百番」へ行く。

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2021/11/02 - 2021/11/02

1911位(同エリア3837件中)

旅行記グループ 2021大阪京都の旅

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kojikoji

kojikojiさん

朝から中之島の明治期の建築を訪ね歩き、東洋陶磁美術館も見学して、堺筋から湯木美術館まで歩いたら疲れ果ててしまったので地下鉄でホテルに戻りました。ちょっと寄り道して新梅田食堂街の「はなどこ」でタコ焼きを買ってしまいました。部屋に戻って2時間ほど休めたので元気が回復したところで晩御飯に出かけました。この日は東京で一緒に仕事をしていて、今年の夏に大阪へ転勤になった友人と会う約束をしていました。こちらはリタイア組で友人は現役の上に会社も違うのですが良い友人を持ったと思います。さて、約束して予約したのは飛田新地にある「鯛よし百番」という居酒屋です。ここへは心斎橋そごうをオープンさせた打ち上げで来たことがありました。特に食事がすごいわけではないのですが、何しろ建築が日本のバロック建築と呼んでもおかしくないほど面白いのです。いつか妻を連れてきたいと思っていたのと、建築や内装のデザインを仕事としている友人たちも大阪に来て間もないので紹介しようと思いました。ホテルを出て御堂筋線で動物園前駅で下車して、「動物園前一番街」をぶらぶらと南に向かいます。妻を驚かせようと思ったのですが、十数年前とは様子が変わってしまって普通の商店街になってしまってちょっとがっかりです。後に友人に聞いた話ではインバウンドで外国人観光客が増えた頃から行政もイメージアップに努めたようで、2025年の万博に向けてインフラも整備しているとのことでした。なるほど動物園前の地下鉄駅も改修中でした。商店街を超えると町は薄暗くなり、提灯が延々と灯り、両側の料亭からピンクや紫の照明が漏れています。お店はこの先にあるので通り抜けなければならないのですが、妻は初めての経験なのでキョロキョロ見ていて「すごい巫女さんがいる。」なんて言っているうちに「女は来るな!」なんて怒られてしまいます。「鯛よし百番」にはちょうど予約した午後7時に着いて、友人たちもすぐに後ろからやってきました。すぐに2階の座敷に案内され、建物の見学は後にします。寄せ鍋コースで予約していたのですが、お酒も進んで楽しい時間が過ごせました。気が付いたら最後のお客になっていたので、慌てて店内を見学させてもらい、同じルートで梅田まで戻りました。また近いうちに友人と会えればと願いばかりです。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
タクシー ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 午後4時くらいにホテルに戻り、「はなだこ」のネギたこ焼きに感動した後は部屋でしばらく休みました。今回の旅では何度か日中にホテルに戻って休憩できたのはありがたかったです。改めてホテルの立地は重要だと思います。

    午後4時くらいにホテルに戻り、「はなだこ」のネギたこ焼きに感動した後は部屋でしばらく休みました。今回の旅では何度か日中にホテルに戻って休憩できたのはありがたかったです。改めてホテルの立地は重要だと思います。

  • 午後6時にホテルを出ると辺りはもう真っ暗でした。阪急や大丸や梅田駅の周辺の百貨店はにぎわっていました。

    午後6時にホテルを出ると辺りはもう真っ暗でした。阪急や大丸や梅田駅の周辺の百貨店はにぎわっていました。

  • 今回大阪の5日間では御堂筋線だけ何度乗ったことでしょうか。東京だと午後6時過ぎはとても混雑する時間帯ですが、大阪の地下鉄は必ず座れるほどの混雑でした。

    今回大阪の5日間では御堂筋線だけ何度乗ったことでしょうか。東京だと午後6時過ぎはとても混雑する時間帯ですが、大阪の地下鉄は必ず座れるほどの混雑でした。

  • 動物園前で地上に出ると懐かしい風景が残っていました。「大阪救霊教会」は日本ペンテコステ教団というプロテスタント系の団体に属しているキリスト教系の教会です。十数年前に通りがかった時は炊き出しと道路に山のように積み上げられた古着を見て、「さすが西成だな。」と思ったことがありました。

    動物園前で地上に出ると懐かしい風景が残っていました。「大阪救霊教会」は日本ペンテコステ教団というプロテスタント系の団体に属しているキリスト教系の教会です。十数年前に通りがかった時は炊き出しと道路に山のように積み上げられた古着を見て、「さすが西成だな。」と思ったことがありました。

  • 並びには昔は日雇い労働者が宿泊していた安いホテルはインバウンドで外国人が宿泊するようになり、きれいに改装されていました。外国人観光客は現在は皆無なので土木作業員風の方が入っていくのが見えました。通りを渡って「動物園前一番街」に向かいます。

    並びには昔は日雇い労働者が宿泊していた安いホテルはインバウンドで外国人が宿泊するようになり、きれいに改装されていました。外国人観光客は現在は皆無なので土木作業員風の方が入っていくのが見えました。通りを渡って「動物園前一番街」に向かいます。

  • 「動物園前一番街」の雰囲気もきれいに変わっていました。通りを行きかう人も変わりましたが、店先にたむろしているような人の姿もありませんでした。昔見た不思議なおばあさんとかはどこへ行ってしまったのでしょう。

    「動物園前一番街」の雰囲気もきれいに変わっていました。通りを行きかう人も変わりましたが、店先にたむろしているような人の姿もありませんでした。昔見た不思議なおばあさんとかはどこへ行ってしまったのでしょう。

  • この店先も人であふれていた記憶がありますが、すっかり静かになっていました。

    この店先も人であふれていた記憶がありますが、すっかり静かになっていました。

  • 昔の店が何だったか分かりませんが、通りの店はカラオケ居酒屋に変わっていました。どこも店先の扉を開けているので、アーケードに音が反射した通りは結構な大音量です。

    昔の店が何だったか分かりませんが、通りの店はカラオケ居酒屋に変わっていました。どこも店先の扉を開けているので、アーケードに音が反射した通りは結構な大音量です。

  • ほどほど進んだところでアーケードを左に曲がるとこのような通りに変わります。1958年の売春防止法以後は料亭に転じたことで、現在もな伝統的雰囲気を色濃く残す街並みとその営みが保たれています。

    ほどほど進んだところでアーケードを左に曲がるとこのような通りに変わります。1958年の売春防止法以後は料亭に転じたことで、現在もな伝統的雰囲気を色濃く残す街並みとその営みが保たれています。

  • もう11月なのに花まつりというのは桜の事ではないのでしょうね。妻とはアムステルダムで飾り窓巡りの「夜の社会科見学」をしましたが、今晩は飛田新地の「夜の社会科見学」です。<br />アムステルダムの夜:https://4travel.jp/travelogue/11025537

    もう11月なのに花まつりというのは桜の事ではないのでしょうね。妻とはアムステルダムで飾り窓巡りの「夜の社会科見学」をしましたが、今晩は飛田新地の「夜の社会科見学」です。
    アムステルダムの夜:https://4travel.jp/travelogue/11025537

  • 正直アムステルダムより飛田新地の方がディープな雰囲気です。間口3間ほどの料亭が延々と続いていて、土間に叔母さんが座っています。店の外でお客には声をかけてはいけないようです。片側に座っていると反対側から歩いてくるお客が見えないので、必ず反対の壁には鏡が貼られています。女の子は小上がりに座って、ピンクや紫のライトが当たっています。きれいな方が多いのにはびっくりで、巫女さんの衣装が流行っているようでした。

    正直アムステルダムより飛田新地の方がディープな雰囲気です。間口3間ほどの料亭が延々と続いていて、土間に叔母さんが座っています。店の外でお客には声をかけてはいけないようです。片側に座っていると反対側から歩いてくるお客が見えないので、必ず反対の壁には鏡が貼られています。女の子は小上がりに座って、ピンクや紫のライトが当たっています。きれいな方が多いのにはびっくりで、巫女さんの衣装が流行っているようでした。

  • そんな料亭が150件ほど並んだと一角の奥に目的の店があります。「鯛より百番」というチェーン店の居酒屋ですが、ここの店だけが昔の遊郭の建物を使っています。その建物が歴史的建築物として国の登録有形文化財に登録されています。

    そんな料亭が150件ほど並んだと一角の奥に目的の店があります。「鯛より百番」というチェーン店の居酒屋ですが、ここの店だけが昔の遊郭の建物を使っています。その建物が歴史的建築物として国の登録有形文化財に登録されています。

  • かつては遊廓として使用された「百番」という屋号は遊廓でも最上級の格を表すそうです。戦後期のオーナーの意向から京都の絵師や大工棟梁を動員して改装が行われたそうです。表で写真を撮っていると仕事が終わった友人がやってきました。この日は大阪に転勤してしまった友人2人と4人での会食です。

    かつては遊廓として使用された「百番」という屋号は遊廓でも最上級の格を表すそうです。戦後期のオーナーの意向から京都の絵師や大工棟梁を動員して改装が行われたそうです。表で写真を撮っていると仕事が終わった友人がやってきました。この日は大阪に転勤してしまった友人2人と4人での会食です。

  • 外観はジブリのアニメの「千と千尋の神隠し」の世界ですが、内装も絢爛豪華な不思議な世界が広がっています。この店を知ったのは2003年に発売された芸術新潮の「バロック王国ニッポン」だったと思います。

    外観はジブリのアニメの「千と千尋の神隠し」の世界ですが、内装も絢爛豪華な不思議な世界が広がっています。この店を知ったのは2003年に発売された芸術新潮の「バロック王国ニッポン」だったと思います。

  • この橋は住吉大社にある「反橋」を模したもので、親柱に文字が刻まれています。住吉大社の橋は一本橋ですが、こちらはT字形の太鼓橋になっています。

    この橋は住吉大社にある「反橋」を模したもので、親柱に文字が刻まれています。住吉大社の橋は一本橋ですが、こちらはT字形の太鼓橋になっています。

  • 顔見世の間の襖には松と白鷹が描かれています。経年劣化により襖はかなり傷んでしまっていますが、まさに舞台のようになっているこのスペースを見ただけでも一気に大正時代にタイムスリップするような感覚に襲われます。

    顔見世の間の襖には松と白鷹が描かれています。経年劣化により襖はかなり傷んでしまっていますが、まさに舞台のようになっているこのスペースを見ただけでも一気に大正時代にタイムスリップするような感覚に襲われます。

  • 名前の通り娼妓さんたちがずらりと座って並んでいたのではないかと思われますが、大正5年に顔見世は廃止となったそうです。昔はこの下は池のように水が張られていたようです。

    名前の通り娼妓さんたちがずらりと座って並んでいたのではないかと思われますが、大正5年に顔見世は廃止となったそうです。昔はこの下は池のように水が張られていたようです。

  • 「百番」が建てられたのはその後の大正7年なので女性はここには並びませんでした。代わりに娼妓さんたちの写真パネルを並べていたそうです。

    「百番」が建てられたのはその後の大正7年なので女性はここには並びませんでした。代わりに娼妓さんたちの写真パネルを並べていたそうです。

  • 予約した午後7時を過ぎていたので2階の座敷に案内され、建物の見学は食事の後にします。廊下にスリッパの並んでいない座敷は空いていることになりますが、祭日の前日でもほかに2組くらいのお客さんがいたくらいです。

    予約した午後7時を過ぎていたので2階の座敷に案内され、建物の見学は食事の後にします。廊下にスリッパの並んでいない座敷は空いていることになりますが、祭日の前日でもほかに2組くらいのお客さんがいたくらいです。

  • 予約していたのは寄せ鍋コースでした。それ以外の追加は当日お店でと電話で窺っていました。一応コロナ禍なので鍋は妻と2人と同じ会社の友人たちの2つで分けました。

    予約していたのは寄せ鍋コースでした。それ以外の追加は当日お店でと電話で窺っていました。一応コロナ禍なので鍋は妻と2人と同じ会社の友人たちの2つで分けました。

  • 十数年前に心斎橋そごうの仕事で来ていた時の打ち上げはこの店にしました。3か月の長期出張でしたが、大阪城に行かなくてもこの店には来たかったのです。

    十数年前に心斎橋そごうの仕事で来ていた時の打ち上げはこの店にしました。3か月の長期出張でしたが、大阪城に行かなくてもこの店には来たかったのです。

  • 突き出しのサラダもおいしかったですし、寄せ鍋もこんなに美味しかったかなと思うほどでした。追加で枝豆とつくねなども注文しました。

    突き出しのサラダもおいしかったですし、寄せ鍋もこんなに美味しかったかなと思うほどでした。追加で枝豆とつくねなども注文しました。

  • 追加で注文した鯛と鮪の刺身もおいしかったです。何しろ店の名前が鯛よしですからね。

    追加で注文した鯛と鮪の刺身もおいしかったです。何しろ店の名前が鯛よしですからね。

  • 妻と友人たちはこの日初めて会いましたが、共通の仕事をしていたり知り合いも多いので話がはずみました。生ビールから冷酒に変わってお酒も進みました。この日の部屋は「由良の間」で2階では一番豪華な部屋でした。仮名手本忠臣蔵では内蔵之助は大星由良助と名前を変えて演じられています。格天井には二巴紋と大石内蔵之助良雄の名前が書いてあるはずですが暗くて分かりませんでした。

    妻と友人たちはこの日初めて会いましたが、共通の仕事をしていたり知り合いも多いので話がはずみました。生ビールから冷酒に変わってお酒も進みました。この日の部屋は「由良の間」で2階では一番豪華な部屋でした。仮名手本忠臣蔵では内蔵之助は大星由良助と名前を変えて演じられています。格天井には二巴紋と大石内蔵之助良雄の名前が書いてあるはずですが暗くて分かりませんでした。

  • 部屋の多くはあまり使われていないのか締め切ったところもありました。この板戸の引手は大きくて見事です。引手の中に紫苑殿の文字が読み取れます。

    部屋の多くはあまり使われていないのか締め切ったところもありました。この板戸の引手は大きくて見事です。引手の中に紫苑殿の文字が読み取れます。

  • 以前来た時に見せてもらった「桃山殿」の部屋です。部屋は3間続きでになっており、「紫苑殿」と「鳳凰の間」と「牡丹の間」に分かれています。

    以前来た時に見せてもらった「桃山殿」の部屋です。部屋は3間続きでになっており、「紫苑殿」と「鳳凰の間」と「牡丹の間」に分かれています。

  • 「牡丹の間」は格天井に植物の絵が描かれて、杉戸には遊女の姿があります。

    「牡丹の間」は格天井に植物の絵が描かれて、杉戸には遊女の姿があります。

  • 杉戸絵はその当時でもかなり傷んでいました。

    杉戸絵はその当時でもかなり傷んでいました。

  • 大正時代の竣工時の姿が良く残っています。

    大正時代の竣工時の姿が良く残っています。

  • この部屋からは中庭が良く見渡せます。

    この部屋からは中庭が良く見渡せます。

  • 由緒ある自社や御殿でもこれほどの格天井と絵画は無いと思います。贅を尽くした天井は人の手に触れないので状態よく保存されています。

    由緒ある自社や御殿でもこれほどの格天井と絵画は無いと思います。贅を尽くした天井は人の手に触れないので状態よく保存されています。

  • 欄間には部屋の名前の通りに牡丹が透かし彫りになっています。

    欄間には部屋の名前の通りに牡丹が透かし彫りになっています。

  • 良いものは時代が経っても残されていくのだと思います。それが寺社や住宅ではない遊郭であっても同じだと思います。

    良いものは時代が経っても残されていくのだと思います。それが寺社や住宅ではない遊郭であっても同じだと思います。

  • いくら見ていても飽きない意匠です。

    いくら見ていても飽きない意匠です。

  • 黒地の扁額に朱色の文字で牡丹とは艶めかしいものです。

    黒地の扁額に朱色の文字で牡丹とは艶めかしいものです。

  • こちらは反対側の「桃山殿」を見たところです。

    こちらは反対側の「桃山殿」を見たところです。

  • 襖には桃山風の御所車が描かれていますが、だいぶ傷んでいます。

    襖には桃山風の御所車が描かれていますが、だいぶ傷んでいます。

  • 鳳凰の透かし彫りの向こうに中庭が見えます。

    鳳凰の透かし彫りの向こうに中庭が見えます。

  • 紫苑殿の襖絵も見事なものが多いです。

    紫苑殿の襖絵も見事なものが多いです。

  • 2階は迷路のようになっていてトイレに行った後は必ず迷子になってしまいます。以前は1階のトイレを使っていたのですが、今回は2階のトイレを案内されました。

    2階は迷路のようになっていてトイレに行った後は必ず迷子になってしまいます。以前は1階のトイレを使っていたのですが、今回は2階のトイレを案内されました。

  • 東海道五十三次の宿場にちなんだ部屋も多いです。こちらは「喜多八の間」です。入り口には島田の宿の風情が再現されています。

    東海道五十三次の宿場にちなんだ部屋も多いです。こちらは「喜多八の間」です。入り口には島田の宿の風情が再現されています。

  • その部屋の前には東海道の情景が描かれています。こちらは茶店で休む旅人の姿。

    その部屋の前には東海道の情景が描かれています。こちらは茶店で休む旅人の姿。

  • 駕籠かきの姿もあります。

    駕籠かきの姿もあります。

  • そして画面の上には大きく富士山が描かれてあります。廊下が狭いので全体を写せないのが残念です。

    そして画面の上には大きく富士山が描かれてあります。廊下が狭いので全体を写せないのが残念です。

  • 1階の「清浄殿」はトイレの琴です。普通は御不浄と呼ばれますが、ここでは清浄な場所に見立てています。

    1階の「清浄殿」はトイレの琴です。普通は御不浄と呼ばれますが、ここでは清浄な場所に見立てています。

  • 周囲には4羽の孔雀がトイレを守るように配されています。

    周囲には4羽の孔雀がトイレを守るように配されています。

  • これも手の届かない位置にあるので状態が良く残されています。

    これも手の届かない位置にあるので状態が良く残されています。

  • トイレなのに扁額まで掲げられています。

    トイレなのに扁額まで掲げられています。

  • 手をつく位置の扉の柱にさえこのような精巧な金工細工が施されています。

    手をつく位置の扉の柱にさえこのような精巧な金工細工が施されています。

  • そして天井は格天井になって牡丹の絵が描かれています。

    そして天井は格天井になって牡丹の絵が描かれています。

  • 今回このトイレは使わなかったので、今もこの姿かは分かりません。

    今回このトイレは使わなかったので、今もこの姿かは分かりません。

  • 廊下を歩いていると各所の欄間や扉の引手などに目が留まってしまいます。

    廊下を歩いていると各所の欄間や扉の引手などに目が留まってしまいます。

  • 南東の階段の壁面は大阪の天神祭りの情景が描かれています。

    南東の階段の壁面は大阪の天神祭りの情景が描かれています。

  • これは船渡御(ふなとぎょ)の場面で、神体や神霊を船に乗せて川を渡ります。船渡御で航行する船は100隻を数えるそうです。

    これは船渡御(ふなとぎょ)の場面で、神体や神霊を船に乗せて川を渡ります。船渡御で航行する船は100隻を数えるそうです。

  • 心斎橋そごうの仕事で大阪に来ていた時に松屋町のウィークリーマンションに住んでいましたが、その裏側には高速環状1号線の高架道路と下に流れる運河が見えました。お祭りの火にはその運河を船が行きかっていて、テレビでは祭りを生中継していました。

    心斎橋そごうの仕事で大阪に来ていた時に松屋町のウィークリーマンションに住んでいましたが、その裏側には高速環状1号線の高架道路と下に流れる運河が見えました。お祭りの火にはその運河を船が行きかっていて、テレビでは祭りを生中継していました。

  • 天神祭りの反対側は祭りに参加した桃太郎と雉と犬と猿の姿もあります。

    天神祭りの反対側は祭りに参加した桃太郎と雉と犬と猿の姿もあります。

  • 桃太郎は鬼退治に行かないで大阪で遊んでいたわけです。

    桃太郎は鬼退治に行かないで大阪で遊んでいたわけです。

  • 階段なので人が擦って壁画が傷みそうに思えますが、100年ほどこのままなのだと思います。

    階段なので人が擦って壁画が傷みそうに思えますが、100年ほどこのままなのだと思います。

  • 十数年前の写真と比べてもあまり変わりがありませんでした。

    十数年前の写真と比べてもあまり変わりがありませんでした。

  • こちらは同じ天神祭りの陸路で氏地を巡る陸渡御の情景です。大阪天満宮の氏子や崇敬者たちで結成された「講」と呼ばれる多くの団体が、渡御の御供を行う行列を仕立てます。

    こちらは同じ天神祭りの陸路で氏地を巡る陸渡御の情景です。大阪天満宮の氏子や崇敬者たちで結成された「講」と呼ばれる多くの団体が、渡御の御供を行う行列を仕立てます。

  • 賑やかな祭りの情景が想像されます。機会があったのでウィークリーでテレビなど見ないで祭りを見に行けばよかったと思います。今となってはそう考えますが、そのころは暇さえあれば海外に旅行に行っていたので興味の方向が違っていました。

    賑やかな祭りの情景が想像されます。機会があったのでウィークリーでテレビなど見ないで祭りを見に行けばよかったと思います。今となってはそう考えますが、そのころは暇さえあれば海外に旅行に行っていたので興味の方向が違っていました。

  • かなり傷んで顔などは判別できませんが、想像すると豊臣秀吉と北政所の醍醐の花見が描かれているのだと思います。

    かなり傷んで顔などは判別できませんが、想像すると豊臣秀吉と北政所の醍醐の花見が描かれているのだと思います。

  • 南蛮貿易図も外国人の姿がユーモラスに描かれています。

    南蛮貿易図も外国人の姿がユーモラスに描かれています。

  • 住吉大社の反橋の向こうは現在は使われていない西玄関のようです。この扉の表には豊臣の家紋があります。

    住吉大社の反橋の向こうは現在は使われていない西玄関のようです。この扉の表には豊臣の家紋があります。

  • 壁にはめ込まれたのは中国の豪邸で見かける欄間飾りのようです。

    壁にはめ込まれたのは中国の豪邸で見かける欄間飾りのようです。

  • トイレに行った帰りに見かけた休憩所は昭和の香りがたっぷりしました。50年くらい時間が止まっているようですが、この時代を知っているだけによりリアルに感じました。

    トイレに行った帰りに見かけた休憩所は昭和の香りがたっぷりしました。50年くらい時間が止まっているようですが、この時代を知っているだけによりリアルに感じました。

  • 帰る前になってようやく一番の見どころの「陽明門」を見ることが出来ました。

    帰る前になってようやく一番の見どころの「陽明門」を見ることが出来ました。

  • 日光には何度も行っていますが、よくも「陽明門」を遊郭の中に再現しようと思ったものです。この建物を建てたのは宮大工と聞いていますが、腕の見せ所だったことでしょう。

    日光には何度も行っていますが、よくも「陽明門」を遊郭の中に再現しようと思ったものです。この建物を建てたのは宮大工と聞いていますが、腕の見せ所だったことでしょう。

  • 屋根を支える組木も見事に再現され、唐獅子の彫刻も生きているようです。

    屋根を支える組木も見事に再現され、唐獅子の彫刻も生きているようです。

  • 友人も妻もここへ来るのは初めてなので、これを見てびっくりです。

    友人も妻もここへ来るのは初めてなので、これを見てびっくりです。

  • 「陽明門」なので門の裏側には本物と同じように眠り猫が鎮座しています。

    「陽明門」なので門の裏側には本物と同じように眠り猫が鎮座しています。

  • その内側は「日光の間」です。正面には天女飛翔図が描かれ、天井には墨絵で雲竜図が描かれています。

    その内側は「日光の間」です。正面には天女飛翔図が描かれ、天井には墨絵で雲竜図が描かれています。

  • ここでも置く役の手に触れられていない天井画の状態は非常に良いです。

    ここでも置く役の手に触れられていない天井画の状態は非常に良いです。

  • 1週間後くらいには宇治の平等院へ行き、46年振りに鳳凰堂の飛天たちと再会する予定なのを思い出しました。

    1週間後くらいには宇治の平等院へ行き、46年振りに鳳凰堂の飛天たちと再会する予定なのを思い出しました。

  • この壁画も非常に状態が良いです。

    この壁画も非常に状態が良いです。

  • そして優雅な姿なので、遊びに来た男たちもワクワクしながら女性を待っていたのでしょうね。

    そして優雅な姿なので、遊びに来た男たちもワクワクしながら女性を待っていたのでしょうね。

  • 金地の空を舞う天女の姿は艶めかしく感じます。

    金地の空を舞う天女の姿は艶めかしく感じます。

  • 楽器の音が聞こえてきそうです。

    楽器の音が聞こえてきそうです。

  • 陽明門の入り口の左右には鳳凰が描かれています。

    陽明門の入り口の左右には鳳凰が描かれています。

  • 「鳳」は雄鳥で「凰」は雌鳥を表し、古くは「朋」と呼ばれました。<br />360種の羽を持つ動物の長であり、聖天子の治める平和な世にのみ姿を現すとされます。鳳凰が飛ぶ時にはその徳によって雷も嵐も起こらず、河川も溢れずに草木も揺れないといわれます。そして鳳凰が空を飛べば他の鳥もその後をついて飛び、鳳凰が死ねば多くの鳥が嘆き悲しんだといいます。

    「鳳」は雄鳥で「凰」は雌鳥を表し、古くは「朋」と呼ばれました。
    360種の羽を持つ動物の長であり、聖天子の治める平和な世にのみ姿を現すとされます。鳳凰が飛ぶ時にはその徳によって雷も嵐も起こらず、河川も溢れずに草木も揺れないといわれます。そして鳳凰が空を飛べば他の鳥もその後をついて飛び、鳳凰が死ねば多くの鳥が嘆き悲しんだといいます。

  • ここには門の左右に同じ姿の2羽が描かれています。その姿からどちらが鳳で、どちらが凰か分かりません。

    ここには門の左右に同じ姿の2羽が描かれています。その姿からどちらが鳳で、どちらが凰か分かりません。

  • 「百番」の中ではこの「日光の間」が一番状態が良いです。

    「百番」の中ではこの「日光の間」が一番状態が良いです。

  • 表には獅子がたくさんいるので「日光の間」の中は牡丹の花で埋め尽くされています。

    表には獅子がたくさんいるので「日光の間」の中は牡丹の花で埋め尽くされています。

  • ここだけ見ていても見事な作品です。どなたか有名な画家が描いたのではないかと思いますが情報はありません。

    ここだけ見ていても見事な作品です。どなたか有名な画家が描いたのではないかと思いますが情報はありません。

  • 東照宮は徳川家の菩提寺なので徳川の家紋もしっかり入っています。

    東照宮は徳川家の菩提寺なので徳川の家紋もしっかり入っています。

  • 引き戸も見事なのですが、現在は締められていました。

    引き戸も見事なのですが、現在は締められていました。

  • 次はいつ来れるか分からないので写真をたくさん撮っておきます。

    次はいつ来れるか分からないので写真をたくさん撮っておきます。

  • 一部障壁画が失われているところもあるようです。

    一部障壁画が失われているところもあるようです。

  • 現在クラウトファンディングでこの建物を修復する話が立ち上がっているようです。

    現在クラウトファンディングでこの建物を修復する話が立ち上がっているようです。

  • お勘定場の脇の階段の親柱には擬宝珠が乗り、朱塗りの柱には金で三条大橋と書かれてあります。先ほどの「弥次喜多の間」から続く風景の終点はここにたどり着くのだと分かります。

    お勘定場の脇の階段の親柱には擬宝珠が乗り、朱塗りの柱には金で三条大橋と書かれてあります。先ほどの「弥次喜多の間」から続く風景の終点はここにたどり着くのだと分かります。

  • 反橋から中庭を望むと手前に夫婦岩があります。つい最近二見が浦の夫婦岩を見てきたばかりです。槇や棕櫚竹や山茶花も植えられています。

    反橋から中庭を望むと手前に夫婦岩があります。つい最近二見が浦の夫婦岩を見てきたばかりです。槇や棕櫚竹や山茶花も植えられています。

  • 最後に妻と記念写真を撮ってもらいました。もちろん友人との写真も撮りました。

    最後に妻と記念写真を撮ってもらいました。もちろん友人との写真も撮りました。

  • ほろ酔い気分で4人で飛田新地を歩きます。そういえば前に来たときは1人が「電話がかかってきたから先に行ってください。」と言い残して闇夜に消えていきました。

    ほろ酔い気分で4人で飛田新地を歩きます。そういえば前に来たときは1人が「電話がかかってきたから先に行ってください。」と言い残して闇夜に消えていきました。

  • この日は健全に4人揃って動物園前から地下鉄に乗って帰りました。大阪の夜の社会科見学はこれで終わりです。

    この日は健全に4人揃って動物園前から地下鉄に乗って帰りました。大阪の夜の社会科見学はこれで終わりです。

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2021大阪京都の旅

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