2019/09/18 - 2019/10/03
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jijidarumaさん
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<2019年ドイツの初秋:メルヘン街道と木組み建築街道の旅>
期間:2019年9月18日(水)~10月03日 (木)
(14泊+機中1泊=15泊16日間の旅)
<メルヘン街道と木組み建築街道の旅>
10月03日 (木) メルヘン街道と木組み建築街道の旅・帰国の御挨拶
9月18日(水)①5年ぶりのブレーメンにクタクタで到着。
9月19日(木)②友人夫妻と行くブレーマーハーフェン観光。
9月19日(木)③ブレーメンの名物店“猫のカフェ”で夕食。
9月20日(金)④オルデンブルク大公家の夏の別荘ラシュテーデ城を訪ねる。
9月20日(金)⑤オルデンブルク大公家の居城は時代が変わって今は博物館
9月21日(土)⑥クロッペンブルク博物館村に見事な大農家がある。
9月21日(土)⑦ローマ軍団とゲルマンの古戦場”トイトブルクの森”
9月22日(日)⑧平和条約締結の町オスナブリュックは歴史が一杯。
9月22日(日)⑨オスナブリュックの石造建築や面白い立像のある泉。
9月22日(日)⑩オスナブリュック警察はナチス国家でどのような役割を果たしたのか?
9月23日(月)⑪美しい木組みの家並みが見られるミンデンとリンテルン旧市街
9月23日(月)⑫石造破風や木組みの家並み豊かなレムゴー、この旅初の古城ホテル ブロムベルク城に2泊。
9月24日(火)⑬実に壮麗なリッペ侯国のデトモルト宮殿を訪ねる。
9月24日(火)⑭画家たちが愛した美しい木組みの家並みと泊まりたかったシュヴァーレンベルク城
9月24日(火)⑮ブロムベルクには古城や伝説、美しい木組みの家並みがある。
9月25日(水)⑯英国王となったハノーファー王家ゆかりの町へ
9月25日(水)⑰ツェレに英国王ジョージ1世の王妃ドロテアが32年間幽閉された話が残る。
9月26日(木)⑱ツェレの旧市庁舎、市教会の侯爵家の霊廟、ボーマン博物館を見る。
9月26日(木)⑲ツェレの美しい木組み建築の家並みに満足満足!
9月27日(金)⑳女流詩人ロスヴィータ のガンデルスハイム、美しい木組みの家並みのアインベック。
9月27日(金)21ハン・ミュンデンは木組みのホテル「鉄ヒゲ博士」に泊まる。
9月28日(土)22ハン・ミュンデンのお気に入りはヴェーザー記念碑
9月28日(土)23メルヘン街道の代表はいばら姫とラプンツェル(髪長姫)の古城でしょう。
9月29日(日)24ヘッセン方伯妃エリザベートが余生を過ごしたささやかな別荘は美しい宮殿に変っていた。
9月29日(日)25カッセルの壮大な「水の芸術」大噴水ショーを鑑賞してみませんか!
9月30日(月)26グリム童話の町、古城ホテルのあるシュパンゲンベルクを20年ぶりに再訪した。
9月30日(月)27最後の古城ホテル ゲーデルン城は町の経営、初めての宿泊である。
10月1日(火)28ゲルンハウゼン・魔女の塔から醜い像があたりをにらんでいる。
10月1日(火)29ドイツ最後の町はデュッセルドルフの隣町ラーティンゲン。(旅の総括と土産)
写真はドイツのお土産:ニュルンベルクのレープクーヘン
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
10月01日(火) 308km 、曇り時々強い雨、12℃~16℃
Gelnhausenゲルンハウゼン11:10~13:20 =>L3202・A66・A45 143km Siegerland S/Aジーガーラントの休憩所 15:00~15:30 =>A45(Freudenbergフロイデンベルク)=>A45・A4・A3・A44・L239 123km Duesseldorfデュッセルドルフ・Ratingenラーティンゲン・Best Western Hotel Breitbachベスト ウエスタン ホテル ブライトバッハに17:20到着。
写真はゲルンハウゼン:魔女の塔に見られる伝説の小さな、醜い像(中央の円型塔の左) -
*ゲルンハウゼンを13:20に出発し、直ぐにアウトバーンA66に乗る。Hanauハーナウの手前でA45に変わり、北上して北西に向う。
Freudenberg (Siegerland)フロイデンベルクまで73kmの時点で、数珠つなぎになったトランクを7台も追い越す。この頃は晴れて気温も19℃に、反対車線をドイツ・クロネコヤマトが走っていたのに驚く。
写真はSiegerland S/Aジーガーラントの休憩所 -
20km程行くと、長い工事現場になった。それでも走行速度制限は時速100kmだ。その内に80km、次は時速50kmの制限になっていった。
アウトバーンの両脇は紅葉も進み綺麗だが、また雨が強く降り出してきた。
水しぶきで前が見えにくく、危険を感じてFreudenbergフロイデンベルクの手前22kmにあったSiegerland S/Aジーガーラントの休憩所に避難!した。
ついでにモーテルのレストランでトイレタイム、お茶と30分ほど休んだ。ここまで185kmと行程の半分を過ぎた。
写真はSiegerland S/Aジーガーラントの休憩所 -
<(お茶):Raststaette Siegerland Ostレストラン・ジーガーラント東>
15:00~15:30
A45のアウトバーンS/AにあったAutobahn Motel Siegerland Ostで休憩を取った。トイレ料金Euro 1.4(内Euro1がクーポンで戻り、お茶代に充当)、ココア代はEuro6.8。
写真はSiegerland S/Aジーガーラントの休憩所:ココア -
ジーガーラントの休憩所を15:30に出発、再びA45にのって走り出す。
残るは2時間小の走行距離だ。まだ雨もやまないので、フロイデンベルクに立寄る事は止めて、ホテルに直行することにした。
写真はラーティンゲンの紋章
紋章の上下は「銀(白)と赤」で分かれ、上部には青い冠を被った赤いライオン、下部は銀(白い)の車輪が描かれている。
青い冠を被った赤いライオンはデュッセルドルフの紋章にも使用されているが、これは Bergische Loewe ベルギッシェ・レーヴェ(ベルク公国のライオン)は、*旧ベルク公国の紋章に使用されていたライオンである。
現在もノルトライン・ヴェストファーレン州の州都デュッセルドルフ、衛星都市のラーティンゲンを始めとして、多くの自治体、町、郡、企業や協会がこの紋章を使用している。
*中世にはニーダーライン地方で最大の勢威を誇りベルク伯家が祖で、後にHerzogtum Bergベルク公国という国となった。
ベルク公国は神聖ローマ帝国の領邦国家で、首都はデュッセルドルフに置かれた。12世紀に成立し、17世紀まで独立国家としての地位を保った。
その領域はおおよそライン川、ルール川、ジーク川に囲まれた地域に広がっており、現在のドイツ、ノルトライン・ヴェストファーレン州の一部に相当する。
(Wiki) -
アウトバーンA45・A4・A3・A44と続き、Olpeオルペ、Koelnケルン、Duesseldorfデュッセルドルフを通過し、123kmを走行してRatingenラーティンゲン・Best Western Hotel Breitbachベスト ウエスタン ホテル ブライトバッハに17:20到着。
ホテルの駐車場は地下にあったが、地下駐車場は多くが狭い道なので敬遠し、ホテルの裏手にあった広めの駐車場を利用した。
チェックインした後、食事前に道路を隔ててスーパーマーケットのPennyペニー(18:30~19:00)に行き、最後のお土産(蜂蜜、チョコレート、バター菓子などEuro14.94)はここで買うことが出来た。
ともあれ土産用の数は確保できた。
写真はベスト ウエスタン ホテル ブライトバッハの正面 -
<Ratingenラーティンゲン>
ラーティンゲンはノルトライン・ヴェストファリア州に位置し、州都Duesseldorfデュッセルドルフのメットマン郡における最大の都市で、人口は約87.3千人です。
デュッセルドルフ国際空港に8km(15分)の距離にあり、今回起用したKLM・Ams経由便の為、この町を選んだ。
写真はベスト ウエスタン ホテル ブライトバッハ:2階のNo.116号室 -
*10月01日(火)~10月02日(水)(1泊2日)
<Best Western Hotel Breitbachベスト ウエスタン ホテル ブライトバッハ>
D-40878 Ratingen 、Stadionring 1
Tel:+49 (0) 2102-10020 、Fax:-100288
https://www.bestwestern.de/hotels/Ratingen/Best-Western-Hotel-Breitbach
ベスト ウエスタン ホテルチェーンのホテルで、3星S・全68室。
2階のNo.116号室はエアコン完備Komfort DZコンフォート・ツイン16 m?、少し狭いがモダンな部屋だった。
Euro67+26(朝食込み)=Euro 93(11,215円)は地域的に安いと思う。
敷地内屋外駐車場、地下駐車場とも無料である。Booking.Comで予約した。
美味しいレストランFritzフリッツ(イタリア料理が主)がホテル内1階にある。
チェックイン 14時、チェックアウト 12時。
ラーティンゲンの旧市街中心部から徒歩5分、スーパーマーケットPennyペニーには0.1 km、マルクト広場に1 kmの距離にある。
Wasserburg Haus zum Hausには凡そ800m。
デュッセルドルフ国際空港には5.6 kmで、車で10分の距離と便が良い。
写真はベスト ウエスタン ホテル ブライトバッハ:2階のNo.116号室 -
<Booking.Comへの評価:7.5 、良い>
使い勝手が良いホテルで、次回も利用したい。
1)デュッセルドルフ空港に近く、午前便に搭乗するという事で、このホテルに宿泊したが、このホテルから渋滞もなく7分、7kmで空港に着いた。
ホテル近くに給油所もあり、レンタカーを返却する前の給油に便利であった。
また、ホテルの道路を隔てた反対側にPennyペニーというスーパーマーケットがあり、最後のお土産の購入にも便利だった。
このビジネスホテルは機能的でビジネス客も多いと思った。 レストランなど、こちらの希望によく対応し、総じてスタッフは親切でした。
2)駐車場がドイツ人は運転が上手いから気にならないだろうが、私にはやや駐車しにくいものでした。
・・・・・
写真はベスト ウエスタン ホテル ブライトバッハ:No.116号室は浴室・トイレも狭い。 -
<(夕食):ホテル ブライトバッハのレストランFritzフリッツ>
19:10~20:30
夕食代はチップ込みでEuro45.5=5,487円。
イタリア料理が主で、今日もイタリアと思ったが、美味しかったし、スタッフの気配りも良く、正解だった。
飲み物はBitburgerビットブルガー0.3LX2XEuro2.5=5、
写真はベスト ウエスタン ホテル ブライトバッハ:レストランFritzフリッツ・・ビットブルガーで乾杯(ジュースではなくビールです) -
料理は家内と私がトマトのクリームスープEuro5X2=10、
写真はベスト ウエスタン ホテル ブライトバッハ:レストランFritzフリッツ・・トマトのクリームスープ -
メインは2人で一つを注文、ローマの伝統的郷土料理Saltimbocca alla Romanaサルティンボッカ(口に飛び込んでくるの原意)・アッラ・ロマーナ(子牛肉料理にハム、ブロッコリー、インゲン豆やジャガイモ添え)Euro18.5、
写真はベスト ウエスタン ホテル ブライトバッハ:レストランFritzフリッツ・・ローマの伝統的郷土料理 -
デザートはバニラアイス(2個玉)2XEuro3.5=7、
料理合計Euro40.5でした。
丁度良い量に納まり、女性スタッフの対応が有りがたかった。
明日は帰国だ。それに備えて、午後10時半には就寝した。
写真はベスト ウエスタン ホテル ブライトバッハ:レストランFritzフリッツ・・デザートはバニラアイス -
参考:Wasserburg Haus zum Haus水城ハウス ツーム ハウス
すでに9世紀には今日のWasserburg Haus zum Haus水城ハウス ツーム ハウスの場所に柵で守られた城壁が築かれた城がありました。これはラーティンゲンの町の起源を形成する上で大きな役割を果たした。
水城は現在、文化センター、レストラン、住宅、建築事務所などがある。
Seitenblick im Haus zum Haus
D-40878 Ratingen 、Haus zum Haus 8
+49 40 210222586
https://www.restaurant-seitenblick.de/
営業時間:月、水~日、祭日の11時半~22時半
写真はRatingenのWasserburg Haus zum Haus水城ハウス ツーム ハウス -
写真はRatingenのWasserburg Haus zum Haus水城ハウス ツーム ハウスにあるレストラン
実は最初の予定はホテルから数分にある、ここに行こうと思っていたが、走行距離は本日が最長の300kmを越えたこともあって、疲れた。
それでホテル内のレストランにしたのだ。 -
10月02日(水)9km (後半計907km、総走行距離1,516km)、晴れ、15℃
起床5:30、朝食7:45~8:15、ラーティンゲン・ホテル ブライトバッハを8:30に出て、最後の給油 =>L239・K3・K2・L49 9kmデュッセルドルフ空港・Avisレンタカー返却所には9:10到着・返却した。デュッセルドルフ空港・KLMカウンターでチェックイン手続き9:45、出国10:00、 => Duesseldorf-Flughafenデュッセルドルフ空港B53にて搭乗開始12:20(予定12:00)、 KLM 1856シティホッパー LV 13:02(12:25)=>AR 13:39(13:25)(経由)Amsterdam Schiphol Airport KLM 0861 LV 15:00(14:40)=>Narita Airport成田空港ターミナル1 AR 8:20(8:40)
*早い起床、下準備も済ませて朝食に行った。
ほんとはデュッセルドルフ空港の夕方便で成田に直行したいものだが、今回はブレーメンを第一目的地にした為、アムステルダム経由の便を起用せざるを得なかった。
写真はラーティンゲン:ベスト ウエスタン ホテル ブライトバッハ:朝食 -
ホテル近くのTankPoint給油所Stadionring11番地(この旅3回目の給油、32.11L、@1.409 Euro45.24)でまず給油を済ませた。
レンタカーを返却する前の最後の給油にたいへん便利で、今年は満タンでの返却となった。
8:45に空港に向かう。
このホテルから渋滞もなく7分、7kmで空港に着いてしまったが、レンタカー返却場所の入口を見過ごし、もう一度周ってから入る事になった。
写真はRatingenラーティンゲン=>Duesseldorf Airportデュッセルドルフ空港 -
<Avis Autovermietungエイビスレンタカー・デュッセルドルフ国際空港>
D-40474 Duesseldorf 、Flughafenstrasse 、Mietwagenzentrum auf Ebene 4.
+49 211 4216747(48) http://www.dus.com/dus/
レンタカーの返却予定は10:30でしたが、Avisにレンタカーを返却したのは9:10です。特に車の傷も無し、スムーズに返却手続きが終わった。13日間(実際は12日)の総走行距離1,516km(平均一日117km)でした。予想は1,600kmでしたので、84kmの減となる。費用は円建ての71,500円、フォード・フォーカス(2000cc)で予約以上の良い車でした。
写真はDuesseldorf Airportデュッセルドルフ空港: Car Rentalレンタカー返却デュッセルドルフ空港 (DUS) 空港
-
2006年5月05日以来、デュッセルドルフ国際空港には長くご無沙汰だったが、旅の行程上もあって、2013年、14、15,16、19年と、5度もデュッセルドルフ国際空港を利用した。
かつて、大火災(1996年4月12日、工事中の溶接の火花が建物の建材に引火し有毒ガスが発生、17名が死亡し、88人が重軽傷となる大惨事)がおきた空港だが、もうそんな様子は少しもない進化した空港になっている。
また、2015年春からANAが成田・デュッセルドルフ間に就航した事もこの空港を利用する理由だ。
尚、KLMカウンターでチェックしたトランクの重量合計37.9kg(私20.2kg+家内17.7kg)。
空港のDuty Freeでチョコレート(マルチパン)のお土産を購入Euro35.95(4,525円)。今年は5人の孫も大きくなり、子供用びっくりチョコレートを購入しなかった。
デュッセルドルフ空港・KLMカウンターでチェックイン手続き9:45、出国は10:00と早々と済ませた。Duesseldorf-Flughafenデュッセルドルフ空港B53ゲートにて搭乗開始12:20(予定12:00)、シティホッパー・エンブラエル190型(108席)の席は5A・5C、スキポール空港からのKLMが20分遅れでこちらに到着したので、その分順次KLM1856便も遅れた。しかもこの空港の端から離陸するのでどうしても時間短縮は難しいようだ。
離陸は13:02(12:25)、飛行は順調でスキポール空港には13:39(13:25)に到着した。ここは経由地であるからAmsterdam Schiphol Airport発 KLM 0861便に乗るために、また出国の手続きがある。優先処理もそれほど短縮できず、スキポール空港の広さと分かりにくさに困惑しつつ、重い手荷物を持ちながら走った。ゲートはF3だったが、勘違いしたF16(こんな番号のゲートはない)めがけて急いだ。オタオタして、丁度目の前に来たCAに聞く、「貴方の便はF3だから戻りなさい」と言われた。F3を通り過ぎていたらしい。
写真はKLM・Ams経由シティホッパー便 -
イチオシ
遅れた搭乗者を待っていたわけではないが、まだ搭乗者の長い列がF3のゲート前にあった。ホッとして汗をぬぐうが、吹き出す汗に参った。
14:30に0861便ボーイング777-300型(500席)の20G・20Fに着席した。機内は9割方うまっているように見えた。
0861便は15:00(14:40)に離陸し、Narita Airport成田空港ターミナル1に向かった。
旅の往路・第一日9月18日、スキポール空港の地上要員ストで生じたトラブル遭遇は疲れたものだ。
復路・10月2日もスキポール空港経由で帰国したが、この日は前述のようにKLM機の延着で乗り継ぎが出来るのかと、広い空港内を土産などで膨らんだ重い手荷物を持って走る事になった。
はた目には滑稽だが参った。初体験ながら、もうこんな体験はしたくない。
写真はドイツのお土産:ニュルンベルクのレープクーヘン -
イチオシ
10月03日(木) 成田は晴れ、21℃
スキポール空港発のKNM便で機中泊し、10月03日(木)の8:20(予定8:40)にNarita Airport 成田空港ターミナル1には少し早く到着した。
ありがたいことに日本ではとんとん拍子で帰宅できた。
娘たちに無事の帰国を連絡、隣家のNさんにも電話してから、家の窓を開け放し、空気の入れ替えをする。
お茶を飲んで気分が落ち着いた所で、いつものように土産品の整理、土産の写真撮影、旅の資料、領収書の整理を行う。
そして大量の洗濯の開始だ。
・・・・・・・・・・・・・
写真はドイツのお土産:シュトレン、ブレーマー・クラーベンシャイベ -
≪旅の総括≫
定年後から続けてきたドイツ感傷旅行、私共も歳を重ね76歳となり、今年は17回目だ。私の体力がレンタカーの旅に堪えられるのか?今年の旅では全く問題がない事が分かった。
ともかくも、その17回目は2010年、2013年、2016年に続く4度目の“秋のドイツ”を走ることにした。
9月の半ば過ぎのスタート、まだまだ初秋の段階だったが、徐々に秋が深まりつつあるのを感じた旅でもあった。それもメルヘン街道や木組み建築街道という、もっともドイツ的な町や村を走る旅でもあり、満足のいく旅になった
5年ぶりに懐かしいSさん夫妻にブレーメンで会う事が、この旅の第一の目的でした。
第二にはグリム童話の故郷を繋ぐメルヘン街道を走り、ブレーメンを皮切りにWeserヴェーザー川にそった町や村、童話に登場する古城を訪ねる事です。
第三はたいへん魅力的な木組み建築の家並み街道の町々(Celleツェレ、Einbeckアインベック、H・Muendenハン・ミュンデンなど)を見る事でもあった。
第四にハンザ都市、三十年戦争の平和条約の締結の町、Muensterミュンスターには以前訪れているので、今回はOsnabrueckオスナブリュックに行くと決めていた。
第五にはローマ軍団とゲルマン民族との戦いの場、つまりトイトブルク森の戦いの新しい発見の場Bramsche‐Kalkrieseブラームシェ・カルクリーゼ遺跡を巡ることでした。
この5つの目的は全てが予定通りに達成され、満足したのです。
写真はドイツのお土産:リッタースポーツチョコレート -
それ以外にもきっと懐かしい思い出として残るだろう場面があり、魅力いっぱいの場所を訪れたが、それを順次書き上げると、こんなものになる。
A)ブレーマーハーフェン観光ではヴェーザー川の堤を散策し、はるかに高いアトランティック・ホテル・セイル・シティーの展望台から望んだ景観が素晴らしいものでした。
B)Sさん夫妻宅の夕食ご招待はもちろん、ブレーメンの名物店“猫のカフェ”でのSさん夫妻との会食も楽しかった。
C)フォード・フォーカス・2000ccの乗り心地の良さ、この車で最初に訪れたラシュテーデ城のパレスと庭園の大きな木々、それにレンタカーに乗るものとしては矛盾するのだが、付け加えるとオルデンブルクで見かけたの地球環境・エコ運動「Fridays for Future未来のための金曜日」の様子、ドイツ各地のエコ運動も記憶に残る。
D)クロッペンブルクで見物したニーダーザクセン地方の野外博物館、ローマ軍団のカルクリーゼ博物館・公園、いずれも広大な場所に作られていて、全部は見られなかった。
E)オスナブリュックの秘密警察ゲシュタポの活動やユダヤ人迫害の歴史は、市庁舎に残る平和の間、美しい木組みの家や石造り建築の景観とは真逆なものだった。
写真はドイツのお土産:クッキー、蜂蜜の瓶、レープクーヘン、 -
イチオシ
F)ミンデン、レムゴー、ブロムベルク、デトモルト、シュヴァーレンベルク、ハノーファー、ツェレ、アインベック、ハン・ミュンデン、ザバブルク、トレンデンブルグ、ホーフガイスマル、ヴィルヘルムシュタール、シュパンゲンベルク、ゲルンハウゼンなどの町は大変魅力的な木組み建築あるいは石造破風建築、宮殿博物館、古城、面白い伝説・民話の数々があった。
G)バート・ガンデルスハイム強制収容所(外部)の話に驚いたことも挙げねばならない。
H)カッセルのベルクパルク・ヴィルヘルムスヘーエで見た大噴水、いわゆる「水の芸術」のクライマックスには感激した。
I)今回の旅ではいろいろな町で伝説や歴史に出会った。
この為、番外編として纏めたA)伝説・民話、B)歴史関係もそれぞれ25編を越えている。ある意味、実りの多い旅になった。
J)旅では様々な人に親切にしてもらった。最初の日にブレーメン空港でお世話になった女性、また、帰国前日のゲルンハウゼンではお爺さんのご親切が特に記憶に残っている。
・・・・・
写真はドイツのお土産:リューベック製のマルチパンチョコレート、
クリスマス用のキンダー ミニチョコ -
<古城巡り>
2012年の春に走った地域は古城群が実に多く、訪れる事が出来たのは52の古城でした。
2013年の秋の旅は30の古城を訪れ、2014年の春の旅では29の古城を訪れた。
2015年の夏、2016年の秋は其々同じ21の古城めぐりが出来た。5年で合計153の古城数になっている。
2018年の春は再訪を含めて、44の古城・城址となった。
2019年の秋は21の数でした。7年総計は218である。
古城・古城ホテル好きとしてはたいへん満足でした。
それにしてもドイツの古城群はまだまだ桁が違う数があります。
写真はドイツのお土産:リンツのチョコレート、モンチェリーのチョコレート -
<宿泊>
16日間に機中1泊とホテルに14泊で、その内訳は古城ホテルに5泊、ロマンチックホテル加盟ホテル(木組みのホテル)に1泊、木組み建築のホテルに4泊、City-Hotelに4泊、普段だと好きな古城ホテルの数が多いのだが、地域性もあったようで木組み建築のホテルが同数になった。
2連泊は前半・中間に4回、2泊する事で余裕の観光ができたから、行程上は上手くいったと思う。
14泊中、5星ホテルが0泊、4星は5泊、3星が8泊、星無しが1泊でした。
今回は3星が多く、総じて費用的にも安く上がった。
其々のホテルの内容には満足したが、特に古城ホテル ガルフェンスブルク城と古城ホテル ゲーデルン城の雰囲気や印象が良かった。
写真はドイツのお土産:ハリボのグミ、トフィー(キャラメルチョコレート) -
イチオシ
<食事>
ミシュラン星付きレストランの食事は0回になったのは珍しいが、今回はわざわざそのためにホテルやレストランも選んでいない。
14回の夕食は疲れて1回パス、13回の内ドイツ料理は8回、イタリア料理が5回でした。
長い旅では2回ぐらいは中華料理にしたくなるものだが、珍しく訪れた街中に中華料理店が無く、目に付かなかった。ただ、お昼に1回簡単な中華を食べている。
記憶に残るのはロマンチック ホテル ヴァルハラ、古城ホテル ガルフェンスブルク城のレストランでしょう。
其々の料理内容は旅行記の写真・記述をご参考にして下さい。
・・・・・・・・・・
写真はドイツのお土産:様々な紙ナプキン -
旅の往路・第一日のスキポール空港の地上要員のストによるトラブル遭遇は疲れたものだ。復路・10月2日もスキポール空港経由で帰国したが、この日は前述のようにKLM機の延着で、乗り継ぎ時間をオーバーし、広い空港内を土産などで膨らんだ重い手荷物を持って走る事になったから往生した。
初めての体験だが、こんな体験はしたくない。
写真はドイツのお土産:カレンダー、スペインのブランデー・カルロス1世、誕生日祝いカード -
前半は、日程も2連泊を入れ、走る距離も短めだった所為で、楽であったが。
後半は、逆に距離も長くなり、疲れてしまい結果的に見たい希望地も省略してしまった。
2019年の秋はレンタカー フォード・フォーカス・2000ccで走った。
予約車以上の提供を受けたわけだが、Avisの担当者が「お勧めだよ」というだけあって、良い車だった。
ドイツ車以外に乗ったのはフランスのRenaultルノー、スペインのSeatoセアトだけであったから、アメリカ車のフォードは初めてでした。
ドイツ感傷旅行も次は18回目になる。
次は南ドイツからオーストリアの西部も良さそうだが?
さて・・・。
<2019年12月18日完>
写真はドイツのお土産:ハライコの缶入りロングソーセージ(缶詰類は重いので、日本に帰国後、Webショッピングで購入するのが恒例になった) -
<費用明細表(確定)>
第17回ドイツ旅行2019.09.18.~10.03.
≪2019年ドイツの初秋:メルヘン街道と木組みの家街道を行く≫
2019年9月 18日 (水) ~10月 03日 (木) :14泊+機中1泊=15泊16日間
*携行Euro現金決済はEuro 1=125.89円、
カード決済は平均Euro 1=121円である。
1)航空機運賃:KLM 93,300+43,590+6,080(142,970円x2) 285,940円
2)レンタカー:Avis 13日間1,516km 円建てウルトラ 78,573円
3)給油代;108L Euro153.33 @120.55 @1.42/ L 18,484円
4)宿泊代:14泊 Euro 1,501.1 @121.23・1泊12,999円 181,984円
5)食事代:昼食3 、お茶9 、夕食12 ;Euro920.6 @123 113,172円
6)お土産代:Euro153.26 (18,876円)+16,200円 35,076円
7)損保ジャパン:新・海外旅行保険(カップル) 17,080円
8)その他:
a;お水1.5L、b;博物館等入館料c;駐車料金d;タクシー代
e;トイレ使用料f;チップ・枕銭 合計 Euro282.81 35,603円
総計 765,912円
(注)上記は2人分の合計額。一名あたりは383千円、一日あたり・一人 23,900円。お土産代をぬかした一人分 は22,800円。
2013年以降の円安・ユーロ高の状況が続き、旅行には好ましくないシーズンであった。
1Euroは2010年が118円、2013年は136円、2014年は142円台で大幅な円安が進んだ。
2015年は少し戻して138.79円、2016年は116.2円、2018年は133.7円が平均レートである。
今年は一応、円高の125円で予想し、実績は121円だった。
(2019年10月12日)
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写真はドイツのお土産:絵葉書 -
<Avis:‘19.9レンタカー確定内容>
確定:2019.10.02.
<予約内容>
(車種:クラス)グループK(車種別 CDAR Automatik
(コンパクト:VWゴルフ クラス オートマチック車)
Air-Con装備、若しくは同等クラス希望
但し、特定は不可)5人乗り、ABCトランク中2個(90L)小1個(55L)、4ドア。
(期間)9月20日 (金) 09:30 、Bremen Airportブレーメン国際空港
TEL:0421-558055
(9月18日 KLM1757 17:40・到着)
(Walk in)
10月2日 (水) 10:30 、Duesseldorf Airportデュッセルドルフ国際空港
D-40474 Duesseldorf 、Flughafenstrasse 、
Mietwagenzentrum auf Ebene 4.
TEL:+49 211 4216747(48)
(KLM 1856 12:25・出発)
13日間
(金額) 71,500円(6日以上@1日5,500円x13=71,500円)
+乗り捨て料金(現地払いEuro58.83=@120 7,060円)あり。
(燃料) 自己にて給油。
(支払) 日本にてクレジットカードにて、円建て71,500円は支払い処理(9月10日)
9月10日にE-Ticketがメールで発行された。
(保険) LI対人・対物、CDW車両、TP盗難はレンタル契約に含む。尚、免責あり。
搭乗者保険はないが、クレジットカード等の海外旅行傷害保険で、カバーする。
免許証はドイツ免許証を利用することにしている。
<確定> Mietvertrag Nr. 741003885
A)車種 : Ford Focusフォード・フォーカス・2000cc 灰色 5T
オートマチック・エアコン・ナビ付き(常備車であったので無料)。
給油はSuper。 DE EUAI 3128がその番号でした。
以前はHertzハーツでした(詳細省略)が、
2010年秋、2011年春はAvis・グループKコンパクトサイズのメルセデス A-180 CDI・1800ccディーゼル車を借りた。
2012年春はRenault Scenicルノー・セニック・2000cc・ ガソリン車・黒 5Tだった(代換車は上級車を提供された)。
2013年秋は手続きミスでマニュアル車の提供があり、お詫びに上級車を提供された。
メルセデス C-180 ・1800cc 黒色 5T(G FXAR・フルサイズ )ガソリン車。
2014年春はVW Golf 5 GTD 2000ccディーゼル車の上級車を提供された。
2015年夏もVW Skoda Rapid 1600ccディーゼル車と2年続きでVWだった。
2016年秋もVW Skoda Fabia Combi 1200ccガソリン車(Super95)だった。
2018年春は初めてのスペイン車Seatoセアトで、Leonレオン2000ccディーゼル車でした。
2019年秋はFord Focusフォード・フォーカス・2000ccで予約以上の良い車でした。
尚、Avis・Kコンパクトサイズは現在VWが主体で、ゴルフ クラスとなっている。
B)期間 :9月20日 (金) 09:36賃借 、 スタート時 8,720km
:10月2日 (水) 09:10 返却 、 返却時 10,236km
13日間(実際は12日間に納まった)
C)距離 : 1,516km(予想は1,600kmで行程を省略した結果が出た)
D)燃料 : 108L Euro153.33 (18,484円)@120.55
1L あたり Euro1.420( 171円)
1L あたり 14.04km (注)ガソリン
E)金額 : 71,500円(6日以上@1日5,500円x13=71,500円)
尚、乗り捨て料金(Euro58.83=@120.237 7,073円)は別途現地払い。
以上
写真はドイツのお土産:絵葉書
*お土産代:Euro153.26(18,876円)+16,200円=35,076円 -
(おまけ)
写真はメルヘン街道のロゴ -
写真はメルヘン街道の地図
-
写真はドイツ木組み建築街道の看板( Bad Essenバート・エッセンにて)
-
写真はドイツ木組み建築街道・ドイツ国内各地のルート・・・実際はこのルートに入っていない町や村がたくさんある。
以上にて
<2019年ドイツの初秋:メルヘン街道と木組み建築街道の旅>は完了です。
長らく、ご興味をもってお立ち寄り頂きありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- M-koku1さん 2020/07/27 03:00:12
- 218もの古城訪問 おめでとうございます
- ここしばらく WiFi接続に不便なところにおり なかなか読めていないうちに 終了編を迎えてしまいましたが 力作のシリーズに 感服です。
全編読破していないので まだまだ私の楽しみが続くことは 確かです。(^_^)v
18回目のドイツ旅行に 早く行けるようになるといいですね!
一体全体 いつこの恐ろしいウイルスを抑え込めるようになるのでしょうか。
実に 人生でこんなどんでん返しを受けるとは 予想外でした。
父と一緒に旅をして回る 楽しい老後にしたかったのに...
残念に思う今日この頃です。
Mより
- jijidarumaさん からの返信 2020/07/27 14:55:58
- RE: 218もの古城訪問 おめでとうございます
- M-koku1さん、
今日は。いつもありがとうございます。
徹夜ですか?あまりに早い時間のコメントにびっくりです。
もっとも、私も興に乗ると夜分遅くに旅行記を仕上げる事もありますが。
ドイツの古城好きには何時までも終わらない目標になっていて、
手元の地図で古城印が出てくると、気になる性質、要は行程に
古城と古城ホテルがあれば、良し なのです。
今回は思っていた以上に面白い伝説話、歴史に出会い、とても満足しました。
マー、ドイツは古城+αという事なのです。
18回目、2年位はもう無理と考えていますが、傘寿になってしまうと、
レンタカーの旅もどうなる事やら、滞在型に変更になるのでしょうね。
全編読破!嬉しいお言葉です。
当分は「セピア色の思い出」やドイツ感傷旅行の古いものを引っ張り出して
書こうかなと・・・。
そうそう「楽しい老後」は考え一つ、大丈夫ですよ!
ではまた、お暇な時に。ありがとうございました。
jijidaruma
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