2019/09/18 - 2019/10/03
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jijidarumaさん
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<2019年ドイツの初秋:メルヘン街道と木組み建築街道の旅>
期間:2019年9月18日(水)~10月03日 (木)
(14泊+機中1泊=15泊16日間の旅)
<メルヘン街道と木組み建築街道の旅>
10月03日 (木) メルヘン街道と木組み建築街道の旅・帰国の御挨拶
9月18日(水)①5年ぶりのブレーメンにクタクタで到着。
9月19日(木)②友人夫妻と行くブレーマーハーフェン観光。
9月19日(木)③ブレーメンの名物店“猫のカフェ”で夕食。
9月20日(金)④オルデンブルク大公家の夏の別荘ラシュテーデ城を訪ねる。
9月20日(金)⑤オルデンブルク大公家の居城は時代が変わって今は博物館
9月21日(土)⑥クロッペンブルク博物館村に見事な大農家がある。
9月21日(土)⑦ローマ軍団とゲルマンの古戦場”トイトブルクの森”
9月22日(日)⑧平和条約締結の町オスナブリュックは歴史が一杯。
9月22日(日)⑨オスナブリュックの石造建築や面白い立像のある泉。
9月22日(日)⑩オスナブリュック警察はナチス国家でどのような役割を果たしたのか?
9月23日(月)⑪美しい木組みの家並みが見られるミンデンとリンテルン旧市街
9月23日(月)⑫石造破風や木組みの家並み豊かなレムゴー、この旅初の古城ホテル ブロムベルク城に2泊。
9月24日(火)⑬実に壮麗なリッペ侯国のデトモルト宮殿を訪ねる。
9月24日(火)⑭画家たちが愛した美しい木組みの家並みと泊まりたかったシュヴァーレンベルク城
9月24日(火)⑮ブロムベルクには古城や伝説、美しい木組みの家並みがある。
9月25日(水)⑯英国王となったハノーファー王家ゆかりの町へ
9月25日(水)⑰ツェレに英国王ジョージ1世の王妃ドロテアが32年間幽閉された話が残る。
9月26日(木)⑱ツェレの旧市庁舎、市教会の侯爵家の霊廟、ボーマン博物館を見る。
9月26日(木)⑲ツェレの美しい木組み建築の家並みに満足満足!
写真は町一番の木組みの家Hoppener Hausホッペナーハウス
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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9月26日(木) 0km、(前半609km)、晴れのち曇り、13℃~18℃
起床7:00、朝食(8:15~8:45)昨日と同じ朝食の間、ホテル ボルシャースの2階の中庭、ホテルを9:30に出発=>ツェレ市内観光:木組みの家並み、市教会、Bomann-Museumボーマン博物館、Schlossparkシュロスパーク(城の庭園)、古城ホテル フュルステンホフ =>Hotel Borchersホテル ボルシャースに到着15:20。
写真はCelleツェレ市内観光:ツェレ城と城塞都市の様子1762年 -
前日はハノーファーからやってくると、当然ハノーファー通りに入り、劇場広場を右折し、西門通りをかつてのSuedwall南市城壁通りに向かう。その左手にパークハウスがあった。
ホテルの駐車場ではなく、とりあえずデパートのKarstadtのパークハウス(14:34~16:38駐車料金はEuro4)の2階に駐車し、旧市街、ツェレ城に向かった。
写真は観光案内所で頂いたツェレMap・・・Bの右にあるPがパークハウス、住所はBergstrasse ベルク通り1番地観光案内所 (ツェレ) 散歩・街歩き
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ツェレ城の宮殿博物館を主に見て、駐車場に戻りながら、旧市庁舎や旧市街の木組みの家並みを見る。
マー、明日26日もこの旧市街を見る予定だから、ざっと見た感じだ。
写真はツェレMapの説明 -
定年後の旅で、2005年4月以来のツェレ再訪になる。
ツェレには絵のように美しい旧市街に400もの木組みの家並みが残り、その景観は素晴らしい。パークハウスから徒歩で歩いて街巡りを始めた。
ベルク通りに出て、ポスト通りを進む。
写真はツェレ旧市街の木組み建築の家・・・この旅、ツェレで最初に写真を撮ったポスト通りの家。 -
イチオシ
①木組みの家並み見学:Hoppener Hausホッペナーハウス
9:40~45
Rundestrasseルンデ通り14番地
Hoppener Hausホッペナーハウスは Postポスト通りとRundeルンデ通りの角にある。
色とりどりの華やかな木組みの家々が残るツェレの旧市街のなかでも、切妻壁をもつ威風堂々とした最も美しいといわれる家、町一番の木組みの家、Hoppener Hausホッペナー・ハウス(1532年)は深い緑色の木枠とレンガ色の色調が実に素晴らしい。その木枠部分には神話上の生き物や人物をモチーフにした色鮮やかで細やかな彫刻が施されている。
美しい木組みの家は年月と共に色合いのも変わってしまうが、何度見ても印象的だ。
旧市街で最も有名であるから、今回も昨日の到着早々に見ている。
写真は町一番の木組みの家Hoppener Hausホッペナーハウス -
上部の壁にホッペナーハウスでの*告白公エルンスト1世の画像と建築年が表示されている。
*Herzog Ernst I. zu Braunschweig-Lueneburgブラウンシュヴァイク・リューネブルク公エルンスト1世(1497年~1546年、 der Bekenner告白公と呼ばれた)は初期宗教改革におけるプロテスタント派の指導的諸侯で、宗教改革に大いなる功績をあげた。
写真は町一番の木組みの家Hoppener Hausホッペナーハウス(拡大) -
市教会、ボーマン博物館前のStechbahnシュテッヒバーン(通り)は木組み建築の家並みがある。
かつてはこの場所は馬上槍試合をした場所であった。
それだけに他の通りに比べて倍以上もある幅広い通りになっている。
写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み:シュテッヒバーン通りシュテッヒバーン 散歩・街歩き
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・・・Celler Glockenspielツェラー・グロッケンシュピール(仕掛け時計)がある建物は左。
人形は旧市街の目抜き通り、Poststrasseポスト通り(Ecke Zoellnerstrツェルナー通りの角)の建物の壁から出現する -
写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・Neuen Strasse新通り
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・Neuen Strasse新通り
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・Neuen Strasse新通り
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<Hotel Borchersホテル ボルシャース>
D-29221 Celle 、Schuhstrasse 52
ホテル ボルシャースはドイツでも有数の最も美しい中世の町、ツェレの歴史のある中心部にある居心地の良い、美しい木組建築のホテルである。
ツェレ独特の木組建築が軒を連ね、カラフルな歩行者地区に囲まれ、中心地から150mの距離にある。
写真はツェレ旧市街:2泊したホテル ボルシャースの正面写真、Neuen Strasse新通りに面している。ホテル ボルシャース ホテル
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・ホテル ボルシャース前の道はNeuen Strasse新通り
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・Neuen Strasse新通り・・・多くの家が塗り直された感じがある。
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・Neuen Strasse新通り
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イチオシ
写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・宿泊ホテルのガレージから出ると、裏手の通りSchuhstrasse靴通りになる。
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・聖十字架通り・・・この先に町で最も古い木組みの家がある。
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イチオシ
聖十字架26番地の古い木組みの家(中央)は「1526年建築のDas aelteste datierte Haus Cellesツェレの町で最も古い木組みの家」を写真に撮った。
「Gotische Ornamente! ゴシックの装飾品!」と呼ばれる。
1526年以来、何度も居住者、店舗も変わり、2013年に靴屋となっていたが、現在は借主の募集中だった。
ここでは駄々をこねていた男の子が持っていたミニカーを投げたのが家内の左唇と歯に当たり、少し腫れるハプニングあり、若いお母さんが平謝りだった。
(親子が左手に見える)
写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・古い木組みの家(中央)
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・最初の夜に食べたイタリアレストランSan. Marinoサン・マリノはAm heiligen Kreuz聖十字架通りにある。
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⑦木組みの家並みの町めぐり: 14:35~14:55
昨日はまずSuedwall南の壁通りに入り、Bergstrasse ベルク通り1番地のパークハウス・カールシュタットに駐車(14:34~16:38、料金はEuro4)し、直ぐPostポスト通りとRundeルンデ通りの角にあるHoppener Hausホッペナーハウス(先に述べた)を見た。
今日の朝、そして午後と町の主要な場所の見物をからめて、様々な通りを巡った。
旧市街にはどの通りに入っても、様々な木組みの家が並んでいる。上階にいくほど、前にせり出す独特の建築様式は面白く、1階の広さで税金が決められた当時の苦肉の策・工夫というのだが、ともかく見飽きるほどに多いのだ。
ホテルから出て、一番北の道から順次南の道に歩く。Schuhstrasse靴通り、Neuen Strasse新通り、Am Heiligen Kreuz聖十字架、Zoellnerstrasseツェルナー通り、Stechbahnシュテッヒバーン通り、Poststrasseポスト通り、Rundestrasseルンデ通り、Mauernstrasseマウエルン通りといったところだ。
写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・一番北のSchuhstrasse靴通り -
写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・Schuhstrasse靴通り
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・Schuhstrasse靴通り
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<Brandplatzブランドプラッツ大火事広場>
ホテル ボルシャースから市庁舎方向にSchuhstrasse靴通りを行くと、途中に大きな広場がある。
Schuhstrasse靴通りとNeuen Strasse新通りの間にある広場はかつて大火事が起こった後にこの広場が出来たそうだ。
大火事は1857年7月27日に起こった。
恐ろしい火災(昼火事)が靴通りと新通りの間の北部ブロックを瞬く間に焼き尽くしたと云う。その時から160年ちょっとが過ぎた。
写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・・・大火事広場には紋章を持つライオン像が守護人のように立っている。 -
写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・大火事広場から、Neuen Strasse新通りに向かう。
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・新通り
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・新通り
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<レストランSchweine-Schulzeシュバイネ・シュルツェ>
D-29221 Celle 、Neue Strsse 新通り36番地
1963年以来、素朴な家庭料理と郷土料理を提供するレストラン
このレストランは「1842年の秘密の市庁舎」という異称がある。
それはドイツで知られた名士がしばしば来訪した事に由縁があるようだ。
Uwe Seelerウーヴェ・ゼーラー(元サッカードイツ代表)、Horst Jansenホルスト・ヤンセン(「デューラーの再来」と言われた天才線描家)、Gerhard Schroederゲルハルト・シュレーダー(元首相)、Helmut Kohlヘルムート・コール(元首相、東西ドイツの統一に功があった)、Roy Blackロイ・ブラック(歌手 役者・俳優 )、Richard Karl Freiherr von Weizsaeckerリヒャルト・カール・フライヘア・フォン・ヴァイツゼッカー(元大統領)、Louis Ferdinand von Preussenルイ・フェルディナント・フォン・プロイセン(ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の孫) 、Hermann Loensヘルマン・レンス(ボーマン博物館内展示で知った19世紀のジャーナリスト・詩人)などの客を迎えたらしい。
写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・Neue Strsse 新通りのレストランの看板・・・レストランでは食べていない。ここについては後で知ったが、この時は看板が面白くて撮った。シュヴァイネ シュルツェ 地元の料理
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・市庁舎前のマルクト広場にあったチョコレート屋さん、後でまたのぞこうと思っていて忘れてしまった。
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み:メイン通りのツェルナー通り
ツェルナー通り 散歩・街歩き
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イチオシ
市教会、ボーマン博物館前のStechbahnシュテッヒバーン(通り)は木組み建築の家並みがある。
かつてはこの場所は馬上槍試合をした場所であった。
それだけに他の通りに比べて倍以上もある幅広い通りになっている。
写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み:メイン通りのツェルナー通り=>シュテッヒバーン通り -
⑤Schlossparkシュロスパーク(城の庭園):
13:35~13:45
ツェレ宮殿は軍事的な意味はない城郭であったため、外側の稜堡は1785年から1802年の間に取り壊され、より深く、より広い水堀にするための建設用材になってしまった。
さらに1826年から、防御壁が取り壊され、城の周辺環境の美化に美しい庭園が造成された。
写真はシュロスパーク(城の庭園) -
庭園は約7haの広さとなっている。
写真はシュロスパーク(城の庭園): -
イチオシ
現在のツェレ宮殿は堀に囲まれた島に立っている形状になった。広い芝生、水堀、見事な大木群、リスが走る・・・実に恵まれた景観が羨ましい。
写真はツェレ宮殿の裏手・シュロスパーク(城の庭園):ツェレ宮殿と乗馬訓練像、 1984年に創立150周年を迎えたStadtsparkasse Celle ツェレ貯蓄銀行から寄付を受けて建てられた。 -
写真はシュロスパーク(城の庭園):ツェレ宮殿の裏手
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写真はシュロスパーク(城の庭園):リスが走る・・・見えにくいですが、赤の印の先にいます。
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写真はシュロスパーク(城の庭園):庭園にあるNussヌス(クルミ)の大木
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写真はシュロスパーク(城の庭園):庭園にあるコーカサスのFluegelnuss(Nussヌス(クルミ)、プテロカルヤ・フラキシニフォリア)の大木の碑
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イチオシ
このヌス(クルミ)の大木は樹形が良い。
大木を1.30mの高さで計測した幹周は4.36m(2018年)、その高さは約25 m(2018年)だそうだ。ヌスの木は1830年(+-20年)頃に植えられたと云われていて、樹齢約190年(+-20歳)らしい。
写真はシュロスパーク(城の庭園):庭園にあるNussヌス(クルミ)の大木 -
写真はツェレ旧市街の木組み建築の家・・・ハノーファー通り
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⑥Althoff Hotel Fuerstenhof Celleアルトホフ(古城ホテル)フュルステンホフ・ツェレ:
13:50~14:00 、
Hannoversche Str. 55/56
https://www.althoffcollection.com/en/althoff-hotel-fuerstenhof-celle
5星・全62室、ハノーファー通りに面し、17世紀のバロック様式の宮廷であった5星ホテルAlthoff Hotel Fuerstenhofアルトホフ(古城ホテル)フュルステンホフがある。
写真は古城ホテル フュルステンホフの前庭 -
ツェレ城から徒歩10分、フランス風庭園から徒歩8分です。
2度宿泊したホテルがとても懐かしく、シュロスパークから歩いた。
唯、写真を撮って帰って来ただけなのだが・・・。ミシュラン1星のグルメレストラン・エンテンファングでは地中海料理を、Taverna & Trattoria Palioパリオでは美味いイタリア料理を味わえると云う。
経営母体が変わり、もうこのホテルもかつての鴨料理のようなものにありつけるのは無理そうだ。ツェレの町同様に、ホテルも中心はイタリア料理なのだ。
写真は古城ホテル フュルステンホフアルトホフ ホテル フュルステンホフ ホテル
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(セピア色の思い出も)
2005年4月25日~27日に2泊した。この旅で一番の贅沢がこのホテルの宿泊とエンテンファングでの食事でした。
グルメレストランのRestaurant Endtenfangレストラン・エンテンファングはミシュランの一つ星付きフレンチレストラン、中世以来の鴨料理を得意としています。ホテルのお客はこれを目当てにやってくる。
因みにEndtenfangエンテンファングは鴨の罠、若しくは鴨の捕獲を意味して、ブラウンシュヴァイク・リューネブルク公爵家が鴨を罠で捕らえ、この肉を焼いて、食事を楽しんだと言う何百年もの伝統に、その名は由来する。
1982年4月9日、2度目のドイツ駐在で、週末を利用してこちら方面に家族旅行をした。その際、初めて一泊し、このレストランで食事をしましたが、その時の鴨料理が大変、美味しかった思い出が残りました。
また翌朝、同業M社のK氏(大学運動部の5期後輩)のご一家とばったり会って、ビックリした思い出もあります。・・・もっとも、以前彼に参考にあげたホテルガイドにこのホテルも入っていたから、不思議でもないのだが。
写真は古城ホテル フュルステンホフの前景 -
2005年の夕食も“鴨料理”と決めていました。“鴨料理”(二人以上のオーダーが必要)はウエーターが一匹の若鴨を我々の席の前に持ってきて、切り分けます。
【若鴨は野飼いの生後6週間の鴨で、重さ2000gと決まっているとのことです。鴨の内外にいろいろな香辛料を抽入し、ぬり、それを特製フライパンで、50分(200℃の温度)じっくりと焼くのだとの事。ソースも鴨の皮や肉汁を利用し、香辛料、コニャック、クリーム、バター等を加えて作るそうで、まさに鴨尽くしと言えます】
最初は甘酸っぱいソースがかかる鴨を頂く、23年前の記憶通りの絶妙な味に感激する。皿が下げられると、少し間をおく為にGuaveというフルーツにメロンのソースをかけたものと、アイスが出てきます。そして、第二回目の鴨が出てくる。今度は鴨のレバーソースがかかっていて、ちょっと重さを感じる、大人の味です。
23年前の39歳の若さには、全く問題ない量でしたが、定年後の年齢になると、さすがに家内も食べきれず、私も満腹でした。
デザートは、三色のアイスにチョコレートムースが5つの容器に入って、シャレタ形で出てきました。
チップ込みで、Euro 200(28,000円)の請求書にサインし、給仕長さん達の丁重な挨拶を受けて、満足!!満足の晩餐は終わりました。
・・・・・
写真は古城ホテル フュルステンホフ:2005年レストラン・エンテンファングで鴨料理を頂く。2005年4月北ドイツ巡りで使用したレンタカー:ルノー2200㏄7人乗りバン ・・・ブレーメン市内で借りたが、この車しかなく、ちょっとデカ過ぎて駐車に苦労した。 -
写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・・・Postポスト通りとRundeルンデ通りの角にあるHoppener Hausホッペナーハウス(先に述べた)
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Pferdefuhrbetrieb Schubotz乗馬会社シューボッツ
D-29227 Celle 、Westerceller Strasse 34
写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み:馬車で市内観光も面白そうだが。 -
写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み・・・そろそろ人通りも少なくなって来た。
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み
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写真はツェレ旧市街の木組み建築の家並み
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⑧Celler Glockenspielツェラー・グロッケンシュピール(仕掛け時計):
15:00~15:05
人形は旧市街の目抜き通り、Poststrasseポスト通り(Ecke Zoellnerstrツェルナー通りの角)の建物の壁から出現する
ドイツの町には楽しい仕掛け時計が多い。
ツェルの町のテーマは町にとって馴染みな人物であるHerzog Ernst I. zu Braunschweig-Lueneburgブラウンシュヴァイク・リューネブルク公エルンスト1世(1497年~1546年、 der Bekenner告白公と呼ばれた)である。
エルンスト1世は初期宗教改革におけるプロテスタント派の指導的諸侯で、宗教改革に大いなる功績をあげた。ツェラーの町には宮殿、宮殿内礼拝堂、市教会、そしてこうした街角にもエルンスト1世の姿がある。町で一番有名なHoppener Hausホッペナーハウスにも木組みの建物の壁にその画像を見ることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=IMin3cZaqUw
写真(前日)はツェレ旧市街:ツェラー・グロッケンシュピール(仕掛け時計)・・・スタート前 -
イチオシ
仕掛け時計は毎日4回、午前11時、午後1時、午後3時、午後5時に演奏と共に出現する。丁度、午後3時にうまく5体の出現に会えた。
16個の青銅の鐘が奏でる音楽が鳴り、人形が出て来るが唯ぐるりと回遊するだけ(せいぜい3分間)なのは、他の町でも見る光景だ。
写真はツェレ旧市街:ツェラー・グロッケンシュピール(仕掛け時計)・・・2人目が出てきた人形像 -
人形5体はツェルの町の歴史に馴染みな人物たちで、何らかの関係があるのだろう。
右から順に、
Herzog Otto der Strengeオットー公 (ツェルの創設者)、
Herzog Ernst der Bekennerエルンスト公(告白公:ブラウンシュヴァイク・リューネブルク公エルンスト1世・宗教改革者)、
Koenigin Caroline Mathildeカロリーネ・マティルデ王妃(デンマークの女王、前章で書いたが「Liebes-Affaere恋愛事件」で知られた)、
Ludwig Hoeltyルートヴィヒ・ヘルティ(ツェルのギムナジウムで学んだ。18世紀の詩人・・・シューベルトやブラームスが詩に曲を付けた)、
Hermann Loensヘルマン・レンス(19世紀のジャーナリスト・詩人、1911年、彼はドイツ初の自然公園であるリューネブルク・ハイデ(ヒース)自然公園の設立を求めて運動した。ツェルの町のMauernstr. 47 に住んでいたことがある)の5名である。
なるほど、全員が関係が深い。
写真はツェレ旧市街:ツェラー・グロッケンシュピール(仕掛け時計)・・・4人目が出てきた人形像 -
木製彫刻の人物はNortheimノルトハイムの彫刻家Hans-Hasso Korn-Hohenhauハンス・ハッソ・コルン・ホーエンハウによって作られた。
11月から3月までは、天候や湿度によるトラブルを防ぐために、回遊(循環)が停止する。このシステム全体の重量は570kgだそうだ。
仕掛け時計は元々、広場にあった宝石店シュネルの家で、1973年7月28日に初めて演奏された。2005年に宝石店シュネルが廃業した際、それを町が引き取ったもので、2010年から鳴り響いている現在の場所に設置された。
写真はツェレ旧市街:ツェラー・グロッケンシュピール(仕掛け時計)・・・きちんと並んだ5つの人形像 -
16個の青銅の鐘は「In die Weite Weltイントゥ・ザ・ワイド・ワールド」、「Auf, auf, zum froehlichen Jagenアップ、オン、楽しい狩り」、「Drei Birken auf der Heideヒースの3つのバーチ」、「Freude schoener Goetterfunken神々の美しい火花の喜び」などのメロディーを演奏し、Weihnachtsliederクリスマスキャロルはアドベントシーズン中に演奏される。
・・・・・
写真はツェレ旧市街:ツェラー・グロッケンシュピール(仕掛け時計)・・・きちんと並んだ人形像(拡大)
並んだ5人、右よりオットー公、エルンスト公、マティルデ王妃、ルートヴィヒ・ヘルティ(詩人)、ヘルマン・レンス(ジャーナリスト)。 -
写真は奇妙な像が二つ、
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グロッケンシュピール(仕掛け時計)を見たし、旧市街も十分歩いた。
ホテルに15:20に戻り、小腹が空いてリンゴの揚げパンを二人で分けて食べ、夕食の時間まで休憩した。
写真は奇妙な像が二つ、中国風にも、豚のようにも見えるが。 -
<(夕食):La Carpricciosa ラ・カプリチョーザ>
18:15~19:40
Schuhstrasse 52 、
http://www.la-capricciosa.com/
本日もイタリア料理。ホテル ボルシャースの住所番地が同じ、つまりホテルのアーケード内にある料理店で、昨日、Risottoリゾットをやっているかと聞いた店なのです。
残念ながらやっていない由、よく分からないがドイツ人はリゾットが好きでないのか、殆どのイタリア料理店ではメニューに無かった。
昨日の若いオーナー夫妻の対応が良かったので、今晩はこの店にしたのだ。
写真はラ・カプリチョーザで:アインベッカーピルツ・ビール0.4L -
ともかく、ホテルを出て数歩でこの店なのだ。ここは開店してまだ間もないようだが、人気があって18時過ぎに行くと、ほぼ満員だった。
口コミではこの町のイタリア料理店10軒の内昨夜のサン・マルコが第一位、ここが第三位となっていた。
飲み物は二人が明日訪れる町の地ビールEinbecker Pilsアインベッカーピルツ・ビール2X0.4lXEuro3.2=6.4、
写真はラ・カプリチョーザで:ミックスサラダ -
料理は
家内がGemischter Salatミックスサラダ(トマト、キュウリ、パプリカ、人参、オリーブ、玉ねぎなど)Euro5、
メインをPizza Tonnoピザ・トンノ(伝統的なピザはトマトソース、モツァレラチーズ、ツナ、およびスライスされたタマネギ)Euro6、
写真はラ・カプリチョーザで:ローマ風卵とじスープ -
私がStracciatella alla Romanaストラッチャテッラ・アッラ・ロマーナ(ローマ風卵とじスープ)Euro4、
メインをSpaghettei Scamp normalシュパゲッテイ・スカンピ・ノーマル(2匹のエビ、緑のアスパラガス、トマト、ニンニク入り)Euro11、
最後に2人がCappuccinoカプチーノ2XEuro2=4で締めました。
写真はラ・カプリチョーザで:シュパゲッテイ・スカンピ(エビ入り) -
写真はラ・カプリチョーザで:伝統的なピザ・トンノ(伝統的なピザはトマトソース、モツァレラチーズ、ツナ、およびスライスされたタマネギ)
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写真はラ・カプリチョーザで:シュパゲッテイ・スカンピ(エビ入り)はちょっと贅沢な味
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本日の夕食代はチップ込みでEuro40=5,036円。
写真はラ・カプリチョーザで:昨夜は食後酒でしたが、今夜はカプチーノ
やさしい、美味しい味に完食し、満足して帰る。
恩師や友人に6通の絵葉書を書く。
就寝23:10。
・・・・・
明日の9月27日(金)は少し長い距離240kmを走る。
Bad Gandersheimバート・ガンデルスハイム、Einbeckアインベック、BevernベーヴェルンそしてHannoversch Muendenハノーフェルシュ・ミュンデンなどの町だ。明日も木組み建築街道だ。
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旅行記グループ 2019年ドイツの初秋:メルヘン街道と木組み建築街道を行く。
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