Tere Eesti 2019年9月エストニア７泊１０日の旅－３０

2019/09/13 - 2019/09/22

エストニア旅行記パート３０！タルトゥ編はこれで終了です。

旅行５日目のタルトゥ観光の最後のパートです。タルトゥの主立った観光を終えて旧市街と新市街をぶらぶらしながらバスターミナルに戻りＬｕｘバスでタリンへと戻ります。
バスの中での水をＲ－Ｋｉｏｓｋで購入しましたけど、多少の時間はあったしせっかくならタルトゥカウバマヤとかRimiで買えば良かったかな～とか思っています。疲れてて動きが鈍くなっていましたね。
帰りのバスは少し豪華なＬｕｘバスのLounge席のチケットを取りゆったり帰りました。身体の大きなエストニア人でもゆったり出来るスペースで、私にはちょっと席が大きすぎた様な・・・(笑。
タリンに戻ってからは夜遅く成りすぎていたのでマックでセットを帰ってホテルで食べました。結果的にこの日が一番エストニアで遅くまで外出していました。
これで地方都市編は終了であとの２日間はタリンを観光します。

エリア タルトゥ(エストニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヤーニ教会を見学したあと時間を確認すると１８：２０。バスでタリンまで２時間半かかることを考えるとそろそろ帰らないと行けないのでバスターミナル方面へ歩いて行くことにしました。１９：００のバスも急げば間に合うけどゆっくりと旧市街を見ながら１９：３０のに乗ることにします。

タルトゥ大学ではないんですが似たような作りの建物がありました。他の旧市街の街並みにはこんな感じの建物はなかったので、大学をマネしたんですかね。

タルトゥ旧市街のメインストリートの一つ、リューテリ通りにはこのような少し変わったベンチが設置されていました。背もたれの高さかなり高いですね。なんか個人的には座りにくい様に思えるのですけど・・・。

ラエコヤ広場と市庁舎。タルトゥと言ったらここ、という場所なのかな。
ナルヴァに続いてのエストニアの地方都市観光、面白かったです。とにかく寒かったけど。
ちなみに手前の#tartu2024は２０２４年にタルトゥがヨーロッパ文化首都に選ばれていてそれをアピールするものの様です。小さい男の子が遊んでいますが、こういうのは国を問わずですね。

ラエコヤ広場 広場・公園

キスする学生像を眺めてタルトゥを去ります。

ラエコヤ広場 広場・公園

ラエコヤ広場を離れてタルトゥのバスターミナルへと向かっていきます。行きはElronで来たけど帰りはバスで帰ります。スマホで見たところ直前でも問題なくチケット購入できそうです(帰れなくなったら困るので昼過ぎから何回か空席状況確認して言いました)。

タルトゥ新市街、そして旧市街の両方の中心部から徒歩２～３分のところですが両側に公園があり落ち着けるスペースがありました。遊歩道も広いですね。この一角はトイレ(２０セント)やR-KIOSKがあったりと旅行者にとっても便利な場所でした。
右手がバークレイ公園、左手がタルトゥ中央公園になります。

あえてアップでは載せないですが、タルトゥ中央公園の端には「Isa ja poeg(父と息子の彫刻)」と呼ばれる像がありました。なぜか父と息子の大きさがほぼ同じで(等身は違う)全裸の像です。２００４年に出来たものらしいですがあまり見てて気持ち良い物ではなかったので遠景だけ載せておきます。
検索を書けるとエストニア語のWikiが出てくるので気になる方は見てください。あまりお勧めはしませんが・・・。

公園にあったベンチで休みR-KIOSKで買った水やお土産を整理したりしていました。タルトゥに限った話じゃないですが、エストニアのペットボトルは水、炭酸水、炭酸入り清涼飲料水って感じでお茶系がありません。スーパーで日本食売り場に行ったりタリンのtokumaruでは日本製のお茶買えますが・・・。炭酸系苦手なので選択肢は常に水っていう感じになっていました。

石？コンクリート？で作られた卓球台がありました。割と卓球盛んなのかな、このあとも何カ所かで卓球台を見ましたが、タルトゥでも子供達が遊んだりしていました。

先ほどは反対側から見たタルトゥカウバマヤ。こちらがメインの入口になっています。
他の建物とか構造物でもみてきましたが地震がないからか柱が細いですね。
２００５年に建築されたそうです。

タルトゥカウバマヤの向かいには緑地があり子連れで遊んでいる人たちが居ました。
エストニアは非常に人口密度が低い国で新市街の中心部でもこうやって公園が多くとられています。
なんとなくのどかな雰囲気が伝わるかなと・・・。

ラエコヤ広場から続くこの道は歩行者専用道となっていました。
大都市の平日夕方の光景ですが人もそんなに多くなく長閑な感じです。

タルトゥカウバマヤの前のバス停はタリンのエストニアと同じく次がいつくるのかわかるようにLED表示器が設置されていました。ちなみにここのバス停はケスクリンですが、ケスクリンバス停は何カ所にもあるようで注意が必要な感じでした。

ちょうど上の写真のバス停がこの中央に移っているところです。
KaubamajaのKを意味するのだと思いますが巨大なサークルケーが描かれています。
ちなみにKaubamajaはエストニア語でデパートですが、Kauba(商品)＋maja(邸宅、宮殿)で商品がいっぱいある家、ということでデパートなんですかね。

夕方７時を過ぎて大分日が陰ってきました。ここは昼間に通ったところですね。
平日の夕方と言うことで帰宅ラッシュ(というほどでもないですが)が始まっていました。やはり車社会のエストニアだけあって大通りはそれなりに交通量があります。

バスターミナルに向かって歩いていきます。３つ上のバス停もこの写真で写っているバス停もKesklinn(市中心)なんですが、何カ所かにバス停がわかれているので少しややこしいのかもしれません。タルトゥの市バスには乗らなかったなあ。

すごい綺麗な写真ですがちょうど上の写真のバスが止まっているあたりで右方向見た写真です。つまりHDRの力が強い写真と(笑
まあ綺麗な夕焼けではあったんですけどね。ビルのデザインもあって良い感じの写りでした。
それにしてもNote９のHDRすごいなあ。

タルトゥバスターミナルの発車案内です。タリンとは違いLuxよりもGoBusが多くを占めている感じがしました。
乗る予定のLux760は１番バス停から出発です。まだチケット買っていないですけど。

タルトゥ バスターミナル バス系

タリンのバスターミナルにあった自動券売機と機能はほとんど一緒、というか画面はまったく一緒なんですがタルトゥバスターミナルのものは機械の形が違いました。網目模様だしなんとなく昔のゴミ箱のデザインの様な・・。(笑
ここでLux760のチケットを購入しました。Loungeという上級グレードの席が空いていたのでそっちを購入。それでも１５ユーロでタリンまで帰れます。

このバスでタリンに帰ります。ナルヴァへの行きと同じくイリサール製のバスです。

タルトゥ バスターミナル バス系

中に入ってみると手前が一般席、奥がLounge席でした。Loungeは1-2のシート配置で１席側のチケットを購入しています。一般席が１２人、Lounge席は３人搭乗でした。差額が４ユーロ程度なので乗車時間２時間３０分を考えたらお得でしょうね。

タルトゥ バスターミナル バス系

１列配置のシートはこんな感じです。かなり豪華です。
タルトゥ路線は２時間３０分程度ですが、４時間程度のリガ路線なんかだったら絶対こっちかなあ。まあナルヴァ行くときに乗った一般シートもかなり良いシートだと思いましたけど。

シートピッチは広くフットレストがありますがなんとか足が届くくらい。リクライニングも深くできるのですが、完全に倒すと足が着かなくなってしまいました(私は１６９ｃｍなので大柄な人は大丈夫だと思います)。

これは２人がけ席ようのですが、１人席の方にもコンセントが設置されています。Cタイプのコンセントが利用できますし、スマホを充電していた感じだとUSBよりも電圧が高いようでした。

重厚感のあるシートです。

バスターミナルで出発を待っている間見ていた景色です。木で少し見えにくいですが、タルトゥにもマクドナルドがありました。

液晶モニターで出来ることはノーマルクラスと変わりません。

タルトゥ バスターミナル バス系

前記した様にLounge席は３人の乗車でゆったりとしていました。残りの２人は2人掛けの窓際の席でした。一般席とはカーテンで仕切られています。

上を見上げるとエアコンの吹き出し口や読書灯が設置されていました。夜間走行時は消灯されるのでわかりやすいようにスイッチ類は点灯していました。

タルトゥバスターミナルを出発してしばらく走るとバスは消灯しました。この便は夜にはタリンにつきますが、深夜バスとしてもLUXバスは走るので消灯機能があるのは良いですね。バルト三国は治安の問題はほとんどないですし。

１９：４０頃、タルトゥを出発して１０分程ですが既に郊外の野原となっていた中にビールの倉庫の建物がありました。エストニアでの二台メーカー、SakuとAlecoqが並んでいました。エストニア人はお酒が大好きで非常に多くの需要があるそうで近くには試飲できる場所もあるそうですが、自分が酒をほとんど飲まないためあまり興味なく旅行中お酒関係は全て素通りでした。

たまにある建物を通り過ぎるとすぐに野原か森に入ります。記録を見ると上の写真から２０秒ほどですがすぐにこんな風景。
日没も近くなってきました。

ちょうどタルトゥを出発して１時間の２０時３０分のエストニアの草原を走っています。写真だとそれなりに明るく見えますが、人の目だともう真っ暗でした。エストニアはほんとうに草原と森の中に小さい街が点在している感じの国なのでこんな感じの風景が続いていきます。

車内灯が再度点灯するのは２１：４４、タリン空港到着時でした。タルトゥを出て何カ所か停車していましたがここまでは無点灯でした。カーテンで仕切られているのでノーマルクラスの様子はわかりませんが、聞こえている音ではたぶん下車した人はいなかったっぽいのでそのせいかも知れませんけど。
タリン空港では何人かが下車したようです。

その後５分ほどでタリンバスターミナルへバスは到着しました。乗車時と違いトイレ横の階段も出入り口として使われています。
私は国内日帰りだったのでバックパックのみでしたが、スーツケースなどはトランクで預かってもらえ、タグで荷物管理をしていたので安心して預けられそうです。

バスターミナル (タリン) バス系

タリンとヴィリニュスを結ぶ便を運行しているECOLINESのバスが到着していました。タリン－ヴィリニュスもかなりの距離と時間がかかる便ですが、タリン－デュッセルドルフ(所要時間３７時間)、リーガ－パリ(所用３３時間)とかとてつもない便も運行している会社です。

バスターミナル (タリン) バス系

こちらはサンクトペテルブルクから到着したバスでした。Luxが有名で乗りやすいけどECOLINESやGOBUSなども本数が多く使いやすい様子でした。今度来ることあったら使おうかな。

バスターミナル (タリン) バス系

さすがにこの時間だとタリンバスターミナルも人は少なくなっていますが、夜行バスもそれなりに本数があるので夜行バス待ちの人は結構いました。売店などは既に閉まっています。

バスターミナル (タリン) バス系

バスターミナルをウロウロしていたら１０時を過ぎていました。人通りは少なくなっているけどバスターミナル近辺でも特に治安の悪さは感じません。
このままトラムに乗ろうかなと思ったのですが、反対側にも１台古いバスが展示されていたなと思い出して向かうことに。

バスターミナル (タリン) バス系

セトラのバスが展示されていました。
１９７２年製造、元々はデンマークのコペンハーゲンで走っていたバスで独立回復後にエストニアに来てLuxバスで走っていた様です。今でもイベントで走る機会もあるみたいですね。

バスターミナル (タリン) バス系

ターミナルビルとは反対側に来ました。日中は混んでいるターミナルですがこの時間だと本数はあまりなく閑散としています。夜行便もあることはありますが、西欧や中欧ほど多いわけではありません。その分治安は良いですけどね。

バスターミナル (タリン) バス系

バスターミナル近辺をウロウロしていたらちょうど市内バスがやってきました。実はトラムの方が本数は多いのですが、せっかく着たので乗ってみます。このバスはエストニア行きなので、どこかで食べ物を購入もしくは食べて帰るのを考えるとトラムの方が便利なんですけどね。

バスターミナル (タリン) バス系

そういえばタリンで空いているバスに乗るのが初めてだったので車内を撮影してみました。これは連接バスだけども普通のバスも椅子の造りはこんな感じです。降車ボタンの様なボタンがありこれに「Stop」と書いてあるのですが、私が乗った範囲では全てのバス停に停車していたので旅行中使う機会はありませんでした。

バスターミナル (タリン) バス系

エストニアバス停で下車し正面はviruケスクスです。viruケスクスの地下にはスーパーがありますが既に閉店時間を過ぎていたので旧市街方面へ向かいます。

エストニアの夜は店が閉まるのが割と早くコンビニくらいしか開いていません。コンビニも１０時くらいに閉まるのが多いですね、そんな訳で２日目に利用したマックへ向かいます。

ヴィル門 建造物

このマックは閉店は２４時を過ぎてからになるので便利です。そもそもエストニアの公共交通機関はヨーロッパの大都市の様に２４時間運行しているわけではないので未明は来ることも難しいですからね。

前回と違い今回は持ち帰りホテルで食べることにしました。特に理由というのはないですけど両方経験してみたかったというくらいですかね。
持ち帰りの場合はレシートに引き替え番号が印字されるので、上のモニターに自分の番号が表記されたらカウンターに行ってレシートの番号を見せればOKです。割と混んでいたので時間はかかりましたが他の人たちもおとなしく待っている感じでした。

ヴィル門を抜けてヴィル広場を通ってMere puiestee停留所まで歩くのでこの日もViruホテルを見ました。これで４日目以外毎日ですね。
今までで一番遅い時間まで外出していたので、今までとは違いホテルも暗くなっていました。

トラムでバルト駅まで戻ってきました。もうすでに２３時近く今日の列車は残り少なくなっています。ホテルは２３時くらいの到着だと普通に入ることが出来ましたが、駅舎側の通用口はカードキーを当てても赤く光り解錠されないようになっていたのでフロントへ回って本館から別館へと移動することになりました。

タリン駅 駅

マックで買ってきたセットです。これだけ見ると日本で買ったのとあまり変わらない印象。

日本では見たことがないガーリックソースが売っていましたので購入。といってもポテトはバーベキュー＆マヨネーズソースかかっていますし、ベリーパイは甘いのでどう使うか悩んだんですけどね。他にもサワーソースとかあって日本と細かいところでメニューが違っていました。

全て開けてみるとこんな感じです。日本と違いドリンクには氷が入っていなくコップ一杯に注がれていました。そういえばエストニアでドリンクに氷が入って出てきた事なかったな。

今回のタルトゥ旅行で購入したバスカードです。タリンで購入できるウヒスカールトと同じくチャージ(Topup)が出来るカードでタリンや他のエストニア地域でも使うことが出来ます。デザイン的にこちらのが好きなのと今までタリンカードでタリン市内は動いてきてウヒスカールトを使うこともなかったので今日初購入でした。ちなみにタルトゥバスターミナルで購入してきましたが、初利用は先ほどのバスターミナル→エストニアでの利用でした。

この広い部屋にも慣れてきました。最初はかなり寂しい感じもしましたが(笑)

Go Hotel Shnelli ホテル

日にちが変わる直前のタリン駅です。既に最終列車が出発し夜間滞泊もないようでホームには１本も在線していません。やはりホームまでノーチェックで入れるので管理の面で近くの車両基地に引き上げているようです。

日本出発前はもう一カ所ハープサルという地方都市を回る予定で、本来は９／１８ハープサル、９／１９タルトゥと予定していましたが、タリン観光が思うように出来なかったのもありハープサルは中止にし９／１９・９／２０をタリン観光に当てる事にしました。ハープサルも鉄道博物館やお城があって見所がある都市なんですが、タリンをもっと見ておきたかったのが一番の理由でした。あとはハープサルのバスはそこまで多くなく、見所を考えると無駄な時間が出てしまいそうなのもありましたが・・・。

そんなわけで地方都市探索編はここまでで、残りはタリン観光編となります。