ついに上陸！友ヶ島、からの～ 大阪駅前ビルを満喫♪

2019/08/03 - 2019/08/03

以前から気になっていた「友ヶ島」
自力で行くにはちょっと面倒だな～ということで、困った時のバスツアー頼み！（笑）
まさかの2週連続バスツアー参加で行ってまいりました。

大阪に戻ってきてからの、おつかれちゃんの生ビールが美味しすぎた～☆

エリア 加太(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス 船 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

今回は京都発ではなく、大阪発のツアーです。
新大阪・梅田・なんばから出発地を選べます。ということで、梅田の集合場所に向かって茶屋町を歩いております。

綱敷天神社御旅社
http://www.tunashiki.com/

こんなところに御旅社があったのね。初めて気が付いたわ。ＮＵ茶屋町の近くです。

土曜の朝（8時ごろ）なので、まだ人通りが少ないです。セミがシャワシャワ鳴いております。

蕪村句碑「「菜の花や月は東に日は西に」
松尾芭蕉、小林一茶と並ぶ江戸期の三大俳人である与謝蕪村は、摂津国東成郡毛馬村（現在の大阪市都島区）の生まれ。

集合場所のすぐそばにスタバがあるけど、アンチスタバなpacorinはスルーして・・・

ＭＢＳ（毎日放送）のビルへ。野生爆弾・くっきープロデュースのＶＲお化け屋敷「マンホール」ってのをやってるみたいです。
https://www.mbs.jp/cookie-manhole/

ＭＢＳの1階にあるタリーズで涼みます。「らいよんチャン」のクッションが置いてある♪関西では４チャンネルは毎日放送です。

らいよんチャン
https://www.mbs.jp/liyon/sp/

誰もいないから重ねて遊んでみた( *´艸｀)

この後バスに乗り込み、なんばから友人Ｍが合流してバスツアースタートです。

紀ノ川ＳＡでお手洗い休憩。紀ノ川ＳＡといえば、昨年のバスツアーで添乗員さんに教えてもらったベーカリー トートルの「コーヒーランド」。
友人Ｍにもおすすめして、お買い上げ。

ちょっと早めのランチは黒潮市場にて。2階にレストランがあるなんて知らなかったわ。この1年で３回来ている黒潮市場（しかも全てバスツアー・・・笑）。
http://www.kuroshioichiba.co.jp/

3種類から選べるランチは「生まぐろ・しらす丼」をチョイス。ちょっと小ぶりなどんぶりだったから、後でおやつを探そう。

紀ノ国フルーツ村でいいもん見っけ～♪桃が１個分入った「ごろごろ桃ソフト」
完熟の桃が甘くておいしい。これで５００円はお得です*:.。.:* ゜( n´∀｀)n゜*:.。.:*
友人Ｍのおやつは凍らせた温州みかん１００％ジュース。

友ケ島への船が出る加太港へやってきました。ちなみに、加太まで公共交通機関で来るなら、南海にかわいい観光列車「めでたいでんしゃ」があります。
http://www.nankai.co.jp/kada/medetai.html

友ケ島汽船
http://tomogashimakisen.com/

繁忙期で１日６便、大人往復２，０００円です。整理券が必要なようなので、混む時期に行かれる方はご注意を。

13時発の船に乗ります。加太港～友ケ島の所要時間は約２０分。

全く写っていませんが、おそらく鯛を釣っている船が沢山出ていました。加太では年間を通してマダイが釣れるそうです。

野奈浦桟橋に到着。友ヶ島は、和歌山県と兵庫県の淡路島との間（紀淡海峡）に位置する無人島群で、「沖ノ島」、「地ノ島」、「虎島」、「神島」の4つの島の総称です。そして、1府10県にまたがる瀬戸内国立公園の構成要素です。

旧日本軍の要塞施設で有名なのは「沖ノ島」です。
「沖ノ島」から「虎島」へ渡る堤防は途中で崩れており、満潮にかけて水没するので渡ることができません。「虎島」は役行者が修行した島だそうです。
「神島」は、淡嶋神社の起源と伝えられ、自然公園法国立公園第1種特別地域に指定されており、原則として上陸することができません。
「地ノ島」は国有地となっています。

ということで、友ケ島＝沖ノ島と考えて良さそうです。

明治23年(1890)に、当時の陸軍が紀淡海峡の守りを固めるために島全体に要塞を築き、戦前には600人余りが駐屯したと言われています。

陰になっている面に「陸軍省」と書いてあります。

野奈浦広場
桟橋前に広がる芝生の広場で、クロマツが立ち並んでいます。

沖ノ島には海の家やキャンプ場があり、思ったより観光地化されていました。ジェットで遊んでる人がいたり。猿島に似てるかも。

『横須賀にいってきました』
https://4travel.jp/travelogue/10869902

自由に見て回ることもできましたが、説明を聞いた方がわかりやすいかと思い、ガイドさんについていくことにしました。第3砲台跡を目指します。

最初は上りが続きます。ところどころ岩に掘られた穴があります。

歩く道は木陰になっている部分が多く、時折風も吹くので、思っていたよりは楽に散策することができました。普通に暑いけど、京都に比べたらマシな暑さです。

ガイドさんがやたら小休止をとるので、所在なく写真をとっております。

ガイドさんの後ろ姿を撮らせてもらいました。

和歌山市語り部クラブのＨＰを見ると、「短縮コース」を歩いたようです。
http://wakataribe.com/

振り返ると神島が見えました。

何やら廃墟が現われましたよ。

将校宿舎跡です。駐屯将兵が生活した宿舎が島内各所に残っているようです。

建物内部は純日本式間取りとなっています。

銃を撃つときのために（だっけ？）、スリット部が斜めになっているそうな。

さて、このトンネルを抜けると・・・

チラっと無意味に振り返り・・・

出ました、有名なやつ。第3砲台跡です。第3砲台は、友ケ島にあった他の4つの砲台とともに、明治政府が紀淡海峡防備のため、由良地区（淡路島）、友ケ島・加太深山地区（和歌山市）に築造した由良要塞の一つの砲台です。

煉瓦造りってきれいに残るもんなんですね～

第3砲台は5つある砲台跡の中で最も保存状態が良く、最も規模が大きい砲台です。
弾薬支庫がしっかり残っています。

中に入るとひんやりしていました。

第3砲台は4つの砲座があって、それぞれトンネルでつながっています。

こちらの要塞、第二次世界大戦では航空機が主力となったため、実際の戦闘で使用されることはなかったようです。ん？どっかで聞いたぞ、そんな話。大久野島だ！

『姪っ子ちゃんの春休み 2019　大久野島でうさぎと戯れ、島の歴史を知る』
https://4travel.jp/travelogue/11477004

先に進みましょう。

ところどころにトンネルがあります。

こちらのトンネルに入るようです。真っ暗なので要懐中電灯もしくはスマホのライト。

階段があるので気をつけて。

天井を懐中電灯で照らしています。黒い穴は砲座の跡かな？

閉所恐怖症の人はちょっと怖いかもですね。

水たまりのような砲座の跡が見えました。そういえば、この辺は「天空の城ラピュタ」っぽいといって有名になったみたいです。そういう観点では興味がないけど、わざわざコスプレ撮影をしにやってくる人もいるらしい。

ラピュタ的興味のない人が撮った写真はただの水たまりですね( *´艸｀)

通ってきたトンネルです。

タカノス山展望台。眼下に紀淡海峡を見おろし、はるか四国・六甲・和泉葛城方面の山々も望めます。

参謀本部測量局（後の陸地測量部、国土地理院の前身）により明治18年に設置された一等三角点『友ケ島』（重点整備点）であります。標高１１９．９０ｍ。

淡路島方面（だったと思う）。沼島がどうとか説明されていたけど、忘れてしまいました。

何か建物が見えますね。

友ケ島灯台
明治5年（1872年）に竣工した灯台。日本で8番目に建築された白い洋風灯台で、現在も現役で稼動中だそうです。灯台側の広場は、日本標準時子午線（東経135°）が通る日本最南端の地です。今回は行けなくて残念。

展望台からの眺め。神島、虎島、奥に地ノ島が望めます。

なんとなくズームで。

こちらは小展望台からの眺め。

またまたズームで。

神島に上陸したつもりで。

友ケ島には紀州備長炭の木がたくさん生えています。

名前を聞いたけど、ワスレテシマッタ・・・( ﾟДﾟ)

これは第5砲台跡。何も残っていないそうです。ほんとは第2砲台跡も眺めてみたかったんだけど、それはまたの機会があればってことで。

あと、遺構＆廃墟好きとしては、旧海軍聴音所跡も見てみたかったけど、今回の上陸時間では間に合わず。

さて、ここで問題です。この写真に写っている動物は何でしょうか？

正解は・・・クジャクさんでした～(*^-^*)
マムシ退治のために放たれたそうです。現在は2羽生息しているそうな。

海の家の近くではジェットで遊んでいる人がいました。琵琶湖とかとおんなじ雰囲気。

天照神社
階段を登ろうかとも思ったけど、暑くて疲れていたので断念。

おっ、リスさん発見！！

昔放たれたタイワンリス、今では3,000匹（と言ってたような気がする）ぐらいに増えているとか。

クジャク、リスの他、野生化したシカもいるようです。

15時半の船で友ケ島を去ります。今回は勢いで真夏のツアーに申し込んだけど、個人で来るなら散策しやすい気候の良い時期に、ゆっくり島内を見て回るのがいいかな。

さようなら、友ケ島。

さようなら、加太港。

お昼が早かったし、歩き回って小腹が空いたので、帰りに寄った岸和田ＳＡでコロッケ食べちゃいました。夜ごはん何食べる～？と検索して決めたのが・・・

串かつ 七福神（第4ビル地下2階）

たまたま選んだ店だけど、以前ＪＲ大阪駅と阪神百貨店の間にあった「ぶらり横丁」から移転した人気店でした。そういや「松葉」の立ち退きとか、話題になったよな～

おつかれちゃんのプレモルが美味しすぎて、友ケ島の記憶が飛びました（笑）

串カツは基本的に1本110円、季節ものなどちょっと特別なのが1本165円です。二度づけ禁止のソースの他に、ポン酢やだし醤油が置いてあるので好みの味でいただけます。ハモと稚鮎がめちゃくちゃ美味しかったな～♪
2杯目にレモンサワーを飲んで、お腹いっぱい食べて、1人1,700円でした。駅前ビル最高～☆

七福神へ向かう途中、第3ビルで気になっていた店に戻ってきました。
珈琲店 スパニョラ（第3ビル地下2階）

「モンブラントースト」が人気らしいです。

スペシャル有機栽培コーヒー（500円）をいただきました。いろんなカップで出してくれるの、いいね。昔ながらの喫茶店、とても美味しいコーヒーでした。

大阪駅前ビルは「安い＆うまい」の大阪らしい店がたくさん入っているので、これからも何かと立ち寄るであろう。。。すっかり満足して京都に帰りました。

今回のお土産は「コーヒーランド」のみ。トースターで表面をカリッとさせれば、あら美味しい(*'ω'*)
（コーヒー飲んだ後に、通りすがりの店でちゃっかりセールのお洋服を買って帰ったことは内緒です♪）

というわけで、2週連続で存分に楽しんだバスツアーなのでした。

この旅行記へのコメント （2）

• 風　魔さん 2019/08/21 06:42:41

  こう云う自然の中の史跡と、動植物を観察する小旅行はイイですね！

  pacorinさん
  いつも旅行記への訪問＆投票をありがとうございます。
  友ヶ島？初めて聞く島名で興味をもって、拝見しましたがこの様な史跡
  の冒険の旅は興味をもって拝見しました。
  ちょうど、東京湾のお台場の砲台跡を訪ねる様な景色と歴史が感じられ、
  都会 ⇒ 街歩き ⇒ 海・船 ⇒ 島・史跡 ⇒ 自然・動植物 ⇒ 食べること
  と、変化に富んだ一日の移り変わりを体験できました！
  
  大阪は関東圏とちがい、食文化が盛んで串カツは食べたくなる味ですが、
  一度だけ通天閣へ行った時に通りに小さな店が多くあり、ソース2度浸け
  禁止と無料のキャベツの葉が出されたこと、揚げたての串カツが旨かった
  ことが印象に残りました！
  
  ところで自分は海に面する港町で育ち、毎日富士山を眺めては「観天望気」
  で山頂に架かる笠雲の状態により、直近の雨天を占っています。
  
  またの訪問と情報交換を！
  風 魔

  pacorinさん からの返信 2019/08/25 23:00:45

  Re: こう云う自然の中の史跡と、動植物を観察する小旅行はイイですね！

  風 魔さん、こんばんは。
  
  こちらこそ旅行記へのご投票＆メッセージをいただきありがとうございます。
  友ケ島は以前から気になっていた場所で、実際に行ってみると猿島を思わせるようなところでした。船、島、史跡、ご当地グルメという共通項があり、日帰りでも楽しめるのが良いですね。
  
  風 魔さんは毎日富士山を眺められるところにお住まいなんですね、うらやましい！富士山が見えるとうれしくなりますし、本当に美しい山だなぁと思います。
  
  また訪問させていただきますね。
  pacorin