マニアックなバスツアー 「鶉野飛行場跡地ウォーク」で平和について考える

2022/11/14 - 2022/11/15

旅行会社のパンフをめくっていて見つけた「鶉野飛行場跡地ウォーク」という、なんともマニアックなバスツアー。戦争遺跡巡りに興味があるものとして気になったので参加してみた。

集合場所の近くに前泊して、以前から気になっていた大阪の町中華を楽しみ、全国旅行支援で大阪・兵庫のクーポンもいただいて、大変お得な旅となった。

エリア 加西(兵庫)

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

＜バスツアー前日＞
京都の自宅でリモート勤務を終え、ぬるっと大阪へ。茶屋町のホテルにチェックインし、荷物を置いてやってきたのは焼賣太樓 桜橋店。前から目をつけていた大衆中華の店である。友人Mに付き合ってもらった。

道路を挟んでヒルトンプラザウエストのフェラガモがあり、その外観の落差がすごい。店内はせせこましく、店員も日本語がたどたどしい中華系（？）の人がほとんど。期待大♪

焼賣太樓　桜橋店
https://shumaitaro-sakurabashi.com/

庶民的な価格で、ハーフサイズがあるメニューもあり、色々注文しやすい♪

柚子サワー　410円
蒸し鶏のネギ生姜ソース　410円
海老マヨハーフ　410円（写真なし）

名物の桜橋焼売は4個で473円。野菜たっぷりで美味しい♪
プリプリ海老焼売　546円
焼き餃子　365円
レバー炒め　728円

ここまでは、注文したらかなり素早く提供された。

シメに頼んだ胡麻そばだけ全然出てこなくて、「どうしたん？」という感じだった。が、すりごまがたっぷりふりかけられたもやしあんかけラーメンは、あっさりしていてとても美味しかった。こんなの初めて食べた。

胡麻そば（ハーフ）　410円

合計　4,570円　やすっ！

友人Mと別れ、今夜の宿へ。梅田集合だから早起きして来るのが嫌だったし、旅行支援もあるから安く泊まれて、集合場所に近いところ（というか真ん前）、ということでこちらをチョイス。

ホテルビナリオ梅田
https://hotel-binario.jp/umeda/

ホテルビナリオ梅田 宿・ホテル

レディースフロアのバリューシングル。めちゃくちゃ狭いが、寝るだけなので問題なし。使っていないが、ナノスチーマーが置いてあった。水圧強いのが好きなので、ミラブルのシャワーヘッドはあまり＋ポイントにはならなかったが、色々考えてくれているのがうれしい。廊下に置いてある女性向けのアメニティも充実していて、George Steuart Teaのフレーバーティーがとても美味しかった。これで大浴場があれば完璧だったな。

アプリで電子クーポンをチャージ。焼賣太樓では使えなかったので、明日の晩ゴハンでも食べて帰ろう。大阪いらっしゃいクーポンはほぼ飲食店でしか使えないのがちょっと不便。使用期限は1週間あるけど、来ないしね。

＜バスツアー当日＞
おはようございます。昨夜は12時前までアホなバイクが1台、爆音で同じところを走り回っていて、「これが一晩中続いたら寝られへんやん」状態だったが、12時には切り上げて帰ったようなので助かった。意外に外の音が聞こえるんだよね。

朝食は3部制。1番早い6:30～7:30の枠をチェックイン時に確保していた。小鉢が充実していたので、和食にしてみた。大阪名物の「肉吸い」、初めて食べたわー！なんとかというブランド卵を使ったプリンも美味しかったし、ここの朝食はけっこう良いと思う♪

一休で1泊朝食付きのプラン料金が7,470円と元からリーズナブルだったが、ポイント利用と全国旅行支援で支払額を4,000円になるように調整した。それに平日3,000円のクーポンがもらえるからお得だよね。

道路を渡ってすぐのところがバスツアーの集合場所、梅田芸術劇場である。その横のアプローズタワーのクリスマスツリー☆

このバスツアーは全国旅行支援が始まる前に申し込んでいたが、「後から割」なるものが適用され、旅行支援の対象となった。そうなると必要なのが本人とワクチン接種歴を証明するものであるが、忘れてきたり、何かと不備がある人を見かけるのも毎度のことである・・・。

梅田芸術劇場 名所・史跡

兵庫県は紙クーポンで3日間有効。しかし、名前を書かせるクーポンは初めてだぞ。面倒じゃないか。おまけに今回は兵庫県内で立ち寄る場所が少ないので、使える場所が非常に限られているのである。

ということで、お手洗い休憩で立ち寄った三木SAだかどこかで、無理やり買い物した。淡路島の玉ねぎスープが欲しかったのに、淡路島モノは売ってなくて、なぜか京都のお菓子などが置いてあるという。。。関西限定の東京ばな奈（え？）、明石のたこせん、困った時のモンロワールでとりあえず2,000円分を使用。

三木サービスエリア 道の駅

それでは、戦跡めぐりスタート。シニア女性のガイドさんの案内をイヤホンガイドで聞きつつ、ポイントを歩いてまわった。

北条鉄道　法華口駅
姫路海軍航空隊の最寄り駅として栄えた駅。これはかなり離れたところからズームで撮影。

法華口駅 駅

爆弾庫跡
砲弾、爆弾、戦闘機に装備した機銃弾が格納されていたらしい。

ツアー参加者の皆さんはほとんどが人生の先輩方で、おそらくpacorinが最年少だと思われる。内容が内容だからね・・・。

コンクリートの壁は１ｍの厚みがあり、１ｔ爆弾にも耐える構造となっている。

見学後はガイドさんが戸締り。

素掘防空壕跡
ちょっと穴を掘っただけの、粗末な防空壕跡があちこちに。

飛行場跡への道標がところどころに表示されている。

昭和20年3月19日、初めてアメリカ軍戦闘機による攻撃があり、急きょ兵員の退避のため、崩落しにくい土質の場所に防空壕が掘られたそうだ。

ガッチリ施錠。

のどかな風景が広がっている。

衛兵詰所と面会所前のコンクリート製防空壕。ガイドさんは鍵の開け閉めに忙しい。

防空壕の内部は、爆風を和らげるためちょっと複雑な構造になっていて、出入り口は2か所。真っ暗闇を壁伝いに歩いてみたが、閉所恐怖症の人はパニックになるのでは・・・？

右から入って左から出てきた。

割と最近になって復元された姫路海軍航空隊入口の門柱。姫路海軍航空隊は1943（昭和18）年10月に開隊し、1945年5月に閉隊した。向こうの建物は、訪問者との面会所をイメージした休憩所。

衛兵詰所も復元されたもの。

整備工事の際に発見された門柱基礎が展示されている。

この辺りは、神戸大学大学院農学研究科附属食資源教育研究センターの土地となっていて、水田や畑、採草地として利用されている。

この空を、戦闘機が飛んでいたのか。

溜池が多い。

対空機銃座跡
低空から侵入してくる敵戦闘機を迎え撃つための対空用機銃座。

設置された機銃は日本海軍で広く使用された２５ｍｍ連装機銃で、1分間に２３０発の弾を５，０００ｍまで発射できたそうだ。
ちなみにこの機銃は映画『男たちの大和／YAMATO』で使用されたレプリカ、と言っていたような。

地下室も完全な状態で残っていて、暗闇をぐるっと歩いた。

巨大防空壕跡（自力発電所跡）
長さ１４．５ｍ、幅５ｍ、高さ５ｍの空間を持つ基地内最大のコンクリート製防空壕。

階段を下りて内部へ。

防空壕内はシアターになっていて、当時ここで訓練を積んだ者たちで編成された特攻隊「白鷺隊」の隊員たちが出撃前に残した遺書が映像で紹介された。
「これは犬死ではありません」と書いて死んでいかなければならなかった若者のことを思うと、やりきれない。おまけにニュースで見たウクライナの様子も思い出し、暗いシェルターで避難しているような重い気分になった。

こちらも地下の防空壕。階段を下りて深さは３ｍほど。

息がつまりそうになった・・・緑を見て癒されよう。

ガイドさん、ふうふういいながら頑張って案内してくれた。

鶉野飛行場滑走路跡
当時のままの滑走路跡が残る、全国でも貴重な戦争遺跡。ミッドウェー海戦で大敗し、太平洋戦争が悪化し始めた昭和18年3月、鶉野飛行場の造成工事が開始された。同年10月に姫路海軍航空隊が開隊し、パイロットの訓練が始まった。

昭和19年に長さ８００ｍ、幅４５ｍの滑走路が完成。12月には川西航空機姫路製作所鶉野工場が操業開始。「紫電」・「紫電改」の組立・試験飛行が行われた。

昭和20年には滑走路の長さが１，２００ｍに拡張され、現在もそのままの長さで残っている。ここで紫電改が飛んでいたのか・・・とか思いながら、滑走路を１，２００ｍ歩いた。

あの山積みの鉄板のようなものは何だろう・・・。

歩いてきた滑走路を振り返ってみたところ。

かつての川西航空機の格納庫を模した防災備蓄倉庫。ちなみに川西航空機は、現在の新明和工業である。

倉庫の奥にあるのが今年の4月にオープンしたsoraかさい。
https://www.sorakasai.jp/

加西地域活性化拠点施設「soraかさい」
鶉野飛行場に関連する展示の他、物販・飲食、観光案内など、各種交流の機能がある施設。

soraかさい 名所・史跡

転圧ローラー
えっ、これで滑走路の整地をしてたのか。人力で・・・。

では中へ。今巡ってきたところの地図。

＜技術ゾーン＞
戦闘機「紫電改」と、パイロット養成に使用され、特攻機としても使われた「九七式艦上攻撃機」の実物大模型が展示されている。

局地戦闘機　「紫電改」 紫電二一型 (N1K2-J)
紫電（N1K1-J）の二一型以降が紫電改と呼ばれる。米軍のコードネームは"George".

局地戦闘機とは？　敵の大型爆撃機を迎撃するための戦闘機で、艦載機ではなく陸上基地からの運用を前提としていた。つまり本土空襲に対抗するための飛行機である。「日本海軍最後の切り札」と呼ばれたらしい。

車輪カバーの青黄赤のラインは、赤色にかかると主脚の油圧シリンダーの油漏れなどの異常があるという簡単な目安になった。

銀色の紡錘形の筒のようなものは、増槽タンク。戦場までの燃料を積むためのタンクで、戦闘になれば捨てる消耗品。材料はベニヤ板だったらしい。

前夜、友人Mと焼売を食べながらこんな会話をした。
「明日はどこ行くの？」
「戦争遺跡を見に行くの。紫電改の模型とか。」
「ジョン・ローン？」
「いや、それはデナリやな。」（昭和ネタ）

ちなみに、薬用紫電改のCMをしていたのは・・・杉浦直樹という俳優だったらしい。どうでもいいけど。

紫電改の武装は、翼内20mm機銃4門。零戦が20mm機銃2門だから倍の重武装。

ピトー管（銀色の棒）
左主翼の先端につけられたスピードを計るための計測器。

「紫電」「紫電改」の整備台は、戦後加西郡内の各小学校で朝礼台として使用されていたそうだ。リユースの精神。最後の一台がコレ。

紫電改の操縦室

動画でもどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=_lPoMSDGmM8

紫電改 操縦室内配置図

戦闘機「紫電」の試作一号機が完成したのは、1942（昭和17）年12月。当時、川西航空機の西宮・鳴尾本社工場だけでは海軍からの増産命令に対応できず、姫路製作所を新たに設置し、そこで「紫電」の生産を開始。しかし、姫路には飛行場がなかったため、加西に鶉野工場を建設し、鶉野飛行場で試験飛行を行ったそうだ。

1943（昭和18）年12月には、「紫電」の改良型である「紫電改」を開発。鶉野工場では終戦までに、「紫電」４６６機、「紫電改」４６機を組み立てた。
Wikiによると「紫電改」の生産数は４１５機らしい。登場が遅かったね・・・。

スポットライトをあびているのは名札みたいな銘板。

こちらは、「九七式艦上攻撃機」。
1937（昭和12）年に中島飛行機で開発された3人乗りの艦上攻撃機である。え、練習用の飛行機で特攻？しかも3人乗りで行ったら一機で3人死ぬよね。

1945（昭和20）年2月、保有していた２１機で姫路海軍航空隊の教官や練習生による特別攻撃隊「白鷺隊」が編成され、当然のように合計63名が沖縄の海に散った。悲惨すぎる。

尾翼の「ヒメ-305」。4月6日に鹿児島県の串良基地から沖縄に向けて出撃した、和気部隊護皇白鷺隊第3区隊の1番機、佐藤清大尉の機体を再現している。確か教官の佐藤大尉は39歳、その他の隊員は皆10代から20代前半の若者だった。防空壕のシアターでは、佐藤大尉の遺書（漢字沢山のいかにも日本の軍人といった文章）と、若い隊員（ちょっと幼さを感じさせる文章）が紹介された。

＜歴史ゾーン＞の資料は撮影禁止だったが、ツアー参加者のおじさんは撮りまくっていた。。。紫電改が墜落したために起こった列車脱線転覆事故のことなどが紹介されていた。１２人が死亡、６２人が重軽傷を負う大惨事だったが、当時は情報統制で「紫電改」が絡んだ事故であったことは伏せられていたらしい。都合の悪いことはすぐ隠す、どっかのお隣の国のようだった日本。

兵庫のクーポン残り1枚をここで消費。無理やり創り出したっぽい紫電改とは全く関係のないお菓子。ちなみにpacorinが紫電改を気に入ってるのはそのネーミングである。（エっ？）愛媛の紫電改展示館にも行ってみたいがちょっと遠い・・・。

世界情勢の雲行きがどんどん怪しくなる中、日本の安全保障に対するスタンスもトップの独断で決められるようなことになったら怖いなあ。悲惨な過去から学んだことを無駄にしないでほしいものである。にしても、プーチン、どう収束させるつもりなんだろう。停戦どころか、「アバンガルド」なんて物騒な核兵器を配備したとかなんとか・・・。

鶉野平和祈念の碑苑
戦争のない平和が永遠に続くことを願い、元隊員やご遺族、地元有志などにより建立された。６３名の名前が刻まれている。

数年前ロシアに行った際に年若い海兵隊員を見かけたが、無駄に命を落としてほしくないというのはロシア人だって同じこと。

関連旅行記：『めざせモスクワ！晩秋のロシア旅　Vol.6　サンクトペテルブルク街歩き、帰国編』
https://4travel.jp/travelogue/11194035

アクセスの悪い場所だし、大人でわざわざ来る人は少なそうだけど、機会があれば歴史から何かを感じ取ってほしい施設だ。

ガイドさんに手を振ってお別れ。

兵庫県立 フラワーセンターに移動。
https://flowercenter.jp/

兵庫県立フラワーセンター 公園・植物園

14時前という遅いランチ。ツアーに含まれている「すき焼き鍋付かご盛り膳」をフラワーセンター内のレストハウス「フルーリ」でいただいた。

すき焼きに炊き込みご飯は味が濃くてキツいなー。茶碗蒸しになぜか白玉だんごととプチトマトが入っているという謎のセンス。天ぷらに何かわからないけど、フルーツのようなものが混ざっていて、かなり不思議なお料理だった。帰りのバスで後ろの席のシニア夫妻が同じような感想を語っていたので、普通に変だったと思う。

ランチの後は自由散策のお時間。

ダリアが満開だった。

*:.。.:* ゜( n´∀｀)n゜*:.。.:*

ダリアはキク科ダリア属。なるほど、言われてみればキクっぽい花だ。

映えるね。

赤いダリアの花言葉は、「華麗」「栄華」など。

展望台があるから登ってみよう。

飯盛山展望台からの眺め。何気に登って来るのがしんどかった。

飯盛山って白虎隊のところと同じ地名だわ。。。

関連旅行記：『「来て。」福島　小原庄助さんって誰？？喜多方＆会津若松散策編』
https://4travel.jp/travelogue/11792998

広大な敷地を歩き回るも、ダリア以外の花はあまり咲いていなかった。

終わりかけのバラ園。

亀ノ倉池の周囲を歩く。紅葉が少し。

日が陰ってきた。

なんかちょっとモアイ像みたいなお地蔵さんたち・・・。

秋恒例の菊展。

この1列でひとつの作品らしい。

*:.。.:* ゜( n´∀｀)n゜*:.。.:*

大温室に行ってみます。

大温室

カラフル♪

「開店御祝」って感じ？

*:.。.:* ゜( n´∀｀)n゜*:.。.:*

ちょっと気味の悪いクッション・・・。

タビビトノキ？旅人の木って・・・フォートラベラーの木だね(*^-^*)

ジャックフルーツ発見。

なんだかちょっとコワイ花。

食虫植物がいっぱい。

こちらもユニークな。

この毒々しい模様と色合いと形状。

帰りは少し渋滞していたので新名神経由で、宝塚北SAに立ち寄って大阪に帰った。

さ、どこでクーポンを使うかなー。大阪勤務時代によくゴハンを食べて帰った、懐かしのハービスPLAZAにしよう。

アンシャンテ
https://enchante-herbis.cfs-japan.com/

白ワインと前菜を少々。じゃがいものニョッキのスープはお通し。

イタリアンレストラン アンシャンテ ハービスPLAZA グルメ・レストラン

トマトとモッツアレラのオイルパスタ。ここでやめておけばちょうど3,000円ぐらいだったけど・・・

バスクチーズケーキが美味しそうだったので、お腹いっぱいなのに食べた！

合計　4,080円也

帰りの新快速で見かけたマナーの悪い女子のことを書こうかと思ったけどやめておく。（←ちょっと書いてるし）

帰ってミニオンを開けてみた。あっ、かわいいやん♪関西限定の東京ばな奈( *´艸｀)

Peace cannot be kept by force; it can only be achieved by understanding.
　－ Albert Einstein

辛気くさい旅行記におつきあいいただきありがとうございました('ω')ノ

この旅行記へのコメント （2）

• olive kenjiさん 2022/12/23 05:02:25

  紫電改のタカ

  パコリンさん　冒頭から、またすごげな中華料理店を持ってきましたね。
  
  兎に角、焼賣太樓という店名と自体がいい。この店の名前を書けと言っても書けない。
  御料理も美味しそうで、私は焼売にプリプリ海老チリにグリーン炒飯ハーフサイズで十分です。胡麻ソバは見た目で、もういいです。
  
  本題に入ります。
  鶉野飛行場跡地ウォークとは流石大阪、変わったツアーが有りますね。
  こんなツアーを見つけるパコリンさんも流石だと思います。
  ツアーのメンバーは、そりゃシニアばかりだと思いますよ。私が参加していても、若きパコリンさんが気になって、この子どういう気でこのツアーに参加しているのだろうかと不思議がります。
  鶉野飛行場跡の名前も存在も初めて知りました。
  対空用機銃座や防空壕の保存状態の良さに驚きました。かなり整備なされていると思います。それにしても、外はのどかな田園風景、ここが戦争真最中の場であったとは想像も出来ないぐらいです。
  
  川西航空機は知っています。soraかさいとう言う本格的展示場になっているのですね。
  紫電改や九七式艦上攻撃機の保存、塗装状態がとてもいいです。
  増槽タンクがベニヤ板で出来ていたとは知らなかったです。金属と思っていました。
  詳しい解説で、とても勉強になりました。有難う。
  ところで、ジョン・ローンにデナリって何ですか。意味不明。
  やはりパコリンさんは紫電改と言えば、養毛剤ですか。私はやはりチバテツヤですね。
  紫電改の魅力って本じゃなくてお菓子なのですか。
  もう決めました。絶対soraかさいに行って、そのお菓子3個購入するに決定です。
  
  兵庫県立 フラワーセンターの大温室っていいじゃないですか。
  ここはカラフルな花が咲いていて、いかにもジャングルっぽいところが良いです。
  私の好きなルソーの絵画を彷彿させます。
  
  こんなに長いコメントを書いたのも久しぶりです。
  よほど興味、関心があったのかと思います。
  最後に一言・・・パコリンさんの力で、プーチンどうにかなりませんか。

  pacorinさん からの返信 2022/12/24 23:35:35

  Re: 紫電改のタカ

  kenjiさん、メリークリスマス☆
  
  クリスマスに全くふさわしくない旅行記にコメントいただきありがとうございます♪小汚い町中華、密かにマイブームなんです。
  
  鶉野飛行場跡ってどこやねん？と思いましたが、加西の何もないところに、そんな歴史があったとは驚きました。soraかさいに展示されている紫電改と九七式艦上攻撃機は、実物大の精巧な模型なのです。だからピカピカなんです。茨城県の看板製作会社が作ったそうです。
  
  薬用紫電改はカネボウの製品ですが、そのCMの数年後、同じカネボウで男性用の整髪料「デナリ」のCMに当時大人気だった俳優のジョン・ローンが起用されていて、ドラマ仕立ての映像がめちゃくちゃ印象的だったんです。単にカネボウつながりの連想ゲームです。今見てもジョン・ローンはかっこいい！
  https://www.youtube.com/watch?v=yJLBTf9nUIY
  
  『紫電改のタカ』、全然知らなかったのでネットで漫画の冒頭だけ見てみました。メインキャラがほとんど特攻で出撃するんですね・・・。
  
  大温室からルソーの絵画を連想されるとはさすがkenjiさん、素敵な発想です。言われてみればそのように見えてきました！
  
  四国でも雪が降るほどの大寒波。あたたかくしてお過ごしくださいね。（ロシアのアイツは停電して凍えてほしい。）
  
  pacorin