パワースポットとしても注目される「熊野三山」とは、「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」の3社と、「那智山青岸渡寺(せいがんとじ)」を合わせた総称のこと。元は、それぞれ異なる自然崇拝を起源に持つ独立した寺院でした。やがて「熊野三所権現」として信仰されるようになり、身分を問わず多くの人々が熊野を目指したことで、熊野詣は日本人の旅(巡礼)の起源ともいわれています。
この三山をつなぐコースはいくつかあり、トレッキングを楽しみながら巡るのがおすすめですが、手軽なバスツアーなどもあります。
熊野本宮大社
熊野の奥地にあり、”神のいます場所”とされていた熊野本宮大社。檜皮葺の立派な社殿は、熊野三山のなかでも特に古式ゆかしい雰囲気です。神の使者であるヤタガラスがいたるところで見られ、ご神木の下には「八咫烏(ヤタガラス)ポスト」も。徒歩10分ほどのところには、かつて熊野本宮大社があった「大斎原(おおゆのはら)」という森と、大きな鳥居があります。こちらもぜひ参拝を。
クチコミ:静けさに鎮座する大社
マッキーさん
平日の午後に行きました。鳥居をくぐり、長い石段を一歩一歩上がると静けさの中に荘厳な大社が現れました。観光客は少しでした。茅葺きの綺麗な屋根は大変美しい曲線で素晴らしいです。もうで餅という美味しいお饅頭を売っていました。もっと見る
- みんなの満足度
- 4.08
- 住所
- 和歌山県田辺市本宮町本宮1100(地図)