2019/07/06 - 2019/07/07
162位(同エリア543件中)
ぬいぬいさん
どこかにマイル8度目は、宮崎、小松、松山、秋田の中から、気分はすでに高千穂峡にあったのですが、翌日届いたメールはこれはないと思っていた秋田でした。
このところ立て続けに、希望しているところに決まっていたのですが、久しぶりにハズレでした。
でも、乳頭温泉の秘湯巡りや角館の武家屋敷の街並み散策、田沢湖や男鹿半島など、調べてみるといろいろ興味をひくものが出てきて、これは以外に当たりだったりして・・・
期待しながらレンタカーと宿を手配して行ってきました。
前から行ってみたかった、秋田の山奥の秘境、乳頭温泉郷
予想以上に良かったです。
こちらでは2日目の秋田市と男鹿半島のドライブを紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イチオシ
2日目は内蔵の街 増田の散策に時間をかけすぎてしまい秋田市内に到着できたのが2時半頃
先に男鹿半島をドライブする予定が、楽しみにしていた赤れんが郷土館が閉館してしまう前に先に見学することに -
私は明治・大正・昭和の初期に建てられた近代建築と呼ばれるジャンルの建物が大好きで日本全国そんな建物を探して旅をしていますが、今回秋田で必ず見ようと思っていた建物がこちらの秋田赤れんが郷土館。
-
イチオシ
もともと明治45年に3年間の長い工期を経て秋田銀行の本店として建築された、銀行の建物。
-
昭和44年までは銀行として使われていたそうですが、現在は赤れんが郷土館として公開されています。
圧巻なのは2階まで吹き抜けの営業室。 -
金庫室や貴賓室などもあって古い建物好きには必見ですよ。
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見学は有料で単体で200円。私はねぶり流し館との共通の250円のチケットで見学しました。
無料の駐車場もあります。 -
この時代の洋館につきものなのはこちらの暖炉
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こちらは2階に上がる階段
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2階には秋田出身の人間国宝に認定された鍛金家・関谷四郎の記念館があります。
鍛金家って耳慣れない言葉ですが、ようは金銀細工の工芸家。
私は関谷さんのことは知りませんでしたが、人間国宝に認定されるくらいのなので、その分野では日本を代表する工芸家なんでしょうね。
写真は東京板橋にあった自宅アトリエを再現し、本人が使っていた道具類や制作工程もわかりやすく展示していて、興味深く見学させてもらいました。 -
ねぶり流し館との共通チケットを購入したので、車で移動し東北三大祭りの一つ、秋田竿灯祭りのねぶりを見学
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隣りにある旧金子家住宅
旧金子家住宅のある大町界隈は藩政時代、藩から家督を許された商家が立ち並ぶ町人町の中心だったそうで、金子家はここで昭和50年まで質屋や呉服商を営んでいたそうです。 -
古い建物大好きな私は隣のねぶり流し館よりもこちらの方が興味があってじっくり見学してきました。
面白かったのは屋根の上に2つのった天水甕。
明治19年の大火で焼失した母屋を建替えたのがこの建物で、防火のため乗せていたそうで秋田市内には戦前まで屋根に水瓶を乗せた家が結構あったそうです。
私は古い建物が大好きなので全国各地の旧商家などを見て回っていますが、屋根の上に水瓶を乗せた家は初めてみました。
戦前ここを訪れたドイツの建築家、ブルーノ・タウトも注目し世界へ紹介したそうです。
中にあった内蔵の土蔵は幕末の頃のものだそうです。 -
お店だった頃の店頭も復元されていました。
時間があれば昔見た藤田嗣治の作品を数多く展示している秋田県立美術館にも行きたかったのですが時間の関係でパス -
代わりに男鹿半島への通り道にあった秋田港のランドマークタワー
ポートタワーセリオンに寄り道。 -
秋田のあちこちで見かけたババヘラアイス
こちらは秋田の夏の風物詩だそうで、おばあちゃんがへらですくって作るアイスクリームで、『ババヘラアイス』なんだそうです。 -
全高143mある秋田のランドマークのタワーですが、地上100のところに展望台があって無料で秋田市内のパノラマを見ることができます。
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コーナーにはハートの形をしたカップル向けの椅子も
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あわただしく秋田市内のパノラマを楽しんだ後、最後の目的地、男鹿半島へ向かいます。
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50分ほど一般道を走って男鹿半島のなまはげ館へ向かい、その途中で気になる祠を発見
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真山の万体仏という説明板があったので気になって階段を上ってお堂を覗いてみると、中には壁や天井一面に小さな地蔵菩薩がありました。。
その数はなんと、一万三千体あるそうで、江戸時代中期に普明さんと言うお坊さんが彫ったそうです。 -
なぜこれほどの数の地蔵菩薩を彫ったのか、その理由は不幸な死を遂げた愛弟子の菩提をとむらうとともに、幼くしてこの世を去った子どもたちの供養のために仏像を彫り続けたのだとか。
これだけ彫るのにどれだけ時間がかかったのか想像もできませんよね。 -
なまはげ館と男鹿半島のあじさい寺 雲昌寺
いずれも5時までしか入れない。
ただ今の時間4時10分
どちらかしか時間的に無理
私が選んだのはこちらのあじさい寺でした。 -
こちの雲昌寺は『死ぬまでに行きたい!世界の絶景「日本の絶景編2017 ベスト絶景」』に選ばれたあじさいが見事なお寺。
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関東ではすでにピークを過ぎていますが、七夕の日なので秋田ではまだ紫陽花はきれいに咲いているだろう、そう思っていたのですが秋田は東京よりも暑くて青一色のあじさいは残念ながらピークを過ぎて半分涸れていました。
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あじさいの時期だけ拝観料をとっているようで、臨時駐車場は無料でしたが拝観料は500円。
ピーク時に見れれば高いと思わないでしょうが、涸れたあじさいに500円は高いと感じました。 -
イチオシ
水を張った水盤に浮かぶあじさいだけは色鮮やかできれいでした。
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4本連なった立派な松の木
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根っこの膨らんだ足元を見るとご覧のような空洞に
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次に向かったのは男鹿半島の景勝地の一つ
入道崎へ
日本の灯台50選にも選ばれている男鹿半島北端に位置する入道崎の突端に立つ入道崎灯台。
普通の灯台は白い色のイメージがあったのですがここの灯台は白と黒のモノトーンの二色に塗り分けられている珍しい灯台でした。 -
男鹿半島最北端にある入道崎、ちょうど北緯40度の緯線上にあり、日本の夕日100選にも選ばれた日本海に沈む夕陽の絶景スポットとし大人気。
こちらは北緯40度のモニュメント -
そんな情報を知って夕方訪れましたが、帰りの飛行機の関係で日没時間までいることができず夕陽はお預けとなってしまいました。
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なまはげ館に行くことができなかったので、こちらにあったなまはげで我慢
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帰る途中に見つけた八望台展望台。
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イチオシ
男鹿半島には一ノ目湖、二ノ目湖、三ノ目湖とよばれる3つの湖があって、こちらの八望台からは一ノ目湖、二ノ目湖を見ることができました。展望台からは日本海の戸賀湾と手前にある二ノ目湖の見事な絶景を見ることができました。
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火山活動の時、水蒸気やガス爆発によってできたマールと呼ばれる特殊な火山湖で、世界でも珍しく、日本ではここでしか見れない湖なんだそうですよ。
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最期に行くことのできなかったなまはげ館、すでに閉館しているのでせめて表からだけでも様子を見ようと行ってみました。
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昨年ユネスコ無形文化遺産「来訪神:仮面・仮装の神々」のひとつとして登録された「なまはげ」
ここにはたくさんのなまはげが展示されているそうで、見たかったなあ・・・ -
隣りにあるのは男鹿地方の典型的な曲家民家の男鹿真山伝承館。
この後、ゴジラ岩を目指して戻ったのですがたどり着くことができずタイムアップ
秋田空港に向かいました。 -
帰りの便は8時50分
秋田最後の食事はこちらの郷土料理「杉のや」で -
車で移動中お預けだったビール
美味い! -
穴子のわっぱめし
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搭乗時間までこちらのカードラウンジで一休み
こうして2日間のJALのどこかにマイル、秋田の旅は終了です。
ハズレだと思った秋田でしたが、念願の乳頭温泉や内蔵のある増田の街歩きなど予想以上に楽しめました。
8月の盆休みは久しぶりにかみさんと一緒にマレーシア、9月、10月は仕事の旅で岡山・広島・徳島・高知と続くので、次の『どこかにマイルの旅』は11月になりそうです。
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