2018/05/12 - 2018/05/13
246位(同エリア1056件中)
ぬいぬいさん
最近はまっているJALの『どこかにマイル』を使っての旅。
最初のチャレンジはクリックするごとに組み合わせが変わることを知らず岡山、2度目は八戸、3度目が徳島と、いずれも見事にここだけは行きたくない、そう思うところばかりでした。
でも、実際に行ってみると、ご当地グルメを楽しんだり、意外な穴場を見つけたりでそれなりに楽しめたので、回を重ねるたびにすっかりはまっていました。
今回は九州2ヶ所、北海道2ヶ所の組み合わせで、大きく外れることは無さそうなのでどこに決まるか楽しみにしていたら、行先は女満別でした。
旅先が決まると毎度のことですが、宿とレンタカーとアクティビティを最安値で予約する作業に没頭し、今回も格安で旅をすることができました。
今が見ごろを迎えている東藻琴の芝桜と満開の桜、コバルトブルーに澄んだ神の子池、オホーツク海に沈む夕陽、ウトロ温泉のでのんびりほっこり、知床五湖巡り、海上からの知床クルーズ等2日間目いっぱい楽しめました。
こちらの旅行記では1日目の散策を紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2日目は折角の温泉宿なので、朝ぶろにつかりほっかりしてから6時から活動スタート。
朝の散歩がてらオロンコ岩へ といってもちょっと距離があるのでウトロ漁港までは車で移動 -
知床連山から昇る朝日
-
午後からはあのおーろら号に乗ってのクルージングの予定です。
でも、予報では午後から雨。 -
午前中の知床五湖巡りは何とか持ちそうですが、クルージングは2時半の予約なのでこっちは降られるかなあ・・・?
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しばしウミネコの生態観察を
-
ホテルに戻ってまずは腹ごしらえ
昨日の夜は食べすぎたので、朝は控えめに -
2日目のメインは知床五湖巡りと知床クルージング
5月の10日から7月末までの期間は、ヒグマの活動期なので、認定されたネイチャーガイド付きのツアーでないと5湖の遊歩道を散策することができないんです。 -
でもこれが凄く高く、3時間半ほどのツアーでどこにお願いしても5000円。
出発の数日前に偶然見つけたじゃらんの割引キャンペーンとポイントで半額以下の2400円で予約できました。 -
まずはフィールドハウスで熊に遭遇した場合の対応策についての映像を見ながらレクチャーを受けます。
直近のヒグマの出没状況についても説明されます。
散策路の入口はこの部屋を抜けたところにあり、レクチャーを受けないと入れない仕組みになっていました。 -
この日の知床五湖巡りは5つの湖をすべて回る大ループコース
1周3キロほどのコースですが2時間半ほど時間をかけてゆっくりと知床の自然を観察しながら歩きます。 -
実は先ほどレクチャーを受けて初めて知ったのですがずんぐりとしたヒグマですが、実はかなりすばしっこいんです。
何と走る速さは時速55キロから60キロ
100m男子の世界記録がウサイン・ボルトの9秒58
これを時速換算すると38キロ弱
自動車並みの速さですね。 -
イチオシ
万が一遭遇してしまったら走って逃げるは選択肢にないようです。
そして木に登るも、この幹についた爪痕をたどっていくと、なんと10m以上のところまで爪痕が -
樹木の向こうにエゾシカ発見
鹿は警戒するとお尻のところの白い毛を膨らませて威嚇するそうです。 -
ヒグマと遭遇しないための対策は見通しの悪い所では手をたたいたり大声を出して存在をしらせることと、万が一あってしまったときはあわてて走って逃げないでゆっくり離れること大事だそうです。
死んだふりをするとかいう話を聞いたことがありましたが、これも無意味
どうしても逃げられないときは、意外なことに背中にバックパックを背負った状態でうつぶせになることなんだとか。バックパックは背中を保護する役目をしてくれるようです。 -
五湖巡りまずは五湖から始まります。
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対岸の林の中にエゾシカが2頭
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イチオシ
知床の植物や動物、鳥などに親しむネイチャーツアーなのでガイドさんからはいろんなことを教えてもらえます。
散策路の頭上でコゲラを発見 -
これ啄木鳥の仲間なのですが、先ほどから見ていると木の幹にくり抜かれた穴に頭を入れて何やら作業中
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幹の中の虫を食べているのではなく、どうやら巣作りをしているようです。
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五湖巡りの大ループは五湖、四湖、三湖、二胡、一湖と逆回りに進みます。
最初の五湖と四湖だけが散策路の外側にあります。 -
大きさだけで見ると五湖が一番小さくてつぎが一湖、四湖、三湖、一番大きいのが二湖となっています。
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五つの湖に、流れ込む川も流れ出す川もありません。
だから魚も少なく五湖だけは今も魚が生息していなくて蝦夷赤ガエルだけ -
先ほどの五湖には蝦夷赤ガエルの卵とオタマジャクシだらけでした。
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水は湖底から湧きだし、湖底の岩を伝わって知床半島の断崖に浸みだしています。
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一湖から四湖までは開拓移民が放流したフナだけが生息しているそうで、水の中をよく見ると小さなフナがうじゃうじゃ
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枯れた松の幹の中にカラマツの苗が育っています。
松の生育は凄く遅いようで、ここまで成長するのに3,4年かかっているそうです。 -
湖と湖の間には湿地があって今水芭蕉がいい感じに咲いています。
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水芭蕉は毒性を持った植物なんですが、実はヒグマは水芭蕉を食べるそうで、葉っぱの先がなくなっているのはヒグマかエゾシカの仕業のようです。
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水芭蕉の咲いているところはヒグマとの遭遇の確率の高い場所なんだとか。
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できることなら目の前にヒグマは出てきてほしくはありませんが、当然怖いもの見たさもあって、ずっと熊の姿を探し求めあちこちきょろきょろしていますが、それらしき姿は見つかりません。
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この回のガイドツアーは参加者3名
事前にネットの予約以外に当日でも枠が空いていればフィールドハウスで申し込めば飛び入り参加も可能です。 -
木道の上に動物の糞が
これはキタキツネの糞だそうです。 -
三湖にぽっかり浮かんだ小さな島
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三湖の看板の産の文字をよく見てください
もともと五の数字が書かれていて縦の線を埋めた跡が・・・
先ほどから歩いている中で結構アップダウンがあるのですが標高と水深が全く同じ数字が書かれています。 -
ネーチャーガイドさん曰く、書かれている数字が結構いい加減なのだそうです
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ここが何湖になるのかわからなくなるため、VサインでなくWサインで三湖だということがわかるように
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最後は一般客も歩ける一湖の高架木道につながります。
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高架木道は熊が昇れないように両側に電流の流れる電線が張ってあります。
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この先は一湖の高架木道を歩いて出口へと向かいます
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一湖の周辺は開拓民が畑をつくるために開拓したため樹木はほとんどありません。
でも、時間と労力をかけて行った開拓は失敗に終わり、作物を育てる畑にはならなかったそうです。
午前中のメインの知床五湖巡りはこれで終了。 -
お昼はネイチャーガイドお勧めの道の駅ウトロのレストランで遅めのランチを
-
イチオシ
時間が遅かったせいか、お勧めの海鮮丼は売り切れだったので、こちらの黒カレイの煮魚と刺身のランチ
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2時半からの硫黄山クルーズはウトロ漁港一番奥のこちらから
オーロラ号も事前にじゃらんを通じて予約していたので、割引クーポンを活用して通常よりも40%ほど安い1790円で乗船 -
乗船前から雨が降り出してあいにくの雨のクルーズに
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今回乗船したオーロラ号は硫黄山のカムイワッカの滝まで知床半島に沿って進んでいきます。
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正面左手の霞んで見えるところが知床半島の先端になります。
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正面の尖った山が硫黄山
その下に見えるのがカムイワッカの滝 -
船は右に旋回しここで港に戻ります。
滝の裏側の崖を見ると硫黄で白くなっています。
この上には夏場は車で行ける、温泉が流れるカムイワッカ湯の滝がありますが、今の時期はまだ閉鎖中でそこまで行くことはできません。 -
船長からヒグマがいたとの船内アナウンスがあり、カメラをズームアップして探しましたが見つからず
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羅臼岳にはまだ結構雪が残っています。
でも、例年だとこの時期はもっと真っ白なのだとか -
男の涙と呼ばれている滝
女の涙もあるようですよ -
一番手前の1661mの最高峰の羅臼岳から三ツ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳、南岳、知床別岳、硫黄山と1200m超の山が連なって知床連山と呼ばれています。
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ここも硫黄が流れています
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昨日行ったフレペの滝の上の灯台です
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この切り立った断崖がフレペの滝
雨が降っていても水が流れ落ちていませんね
90分ほどのクルーズを終了して、空港のある女満別方向へ移動します。 -
昨日通った天に続く道を帰りは坂道の頂上から眺めます。
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イチオシ
延々と続く一本道は確かに天に続いているように見えますよね
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昨日ウトロに向かう途中見かけたストーンサークルの看板が気になって寄り道
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斜里町には縄文時代の遺跡が多くあるそうですが、ここは縄文時代のお墓の跡で、地面に円形に竪穴を掘り、掘り上げた土を周囲に環状に積み上げることで大規模なドーナツ状の周堤が造られれていて、その中に複数石を丸く並べたお墓がありました。
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これって北海道独自の縄文文化人のお墓のスタイルなんだとか。
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ここの桜満開でした
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行先を女満別空港にセットしたカーナビが案内する道は、何故かメインの道でなく何もない農道
空港に着く前に食事をしたかったのですが、お店も一軒もないような、延々広がる北海道の原野
ここで牧場を見つけました。 -
ようやく見つけた道の駅 メルヘンの丘めまんべつですが、閉店10分前で食べられたのはチーズソフトだけ
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目の前のメルヘンの丘
天気が良ければ地平線に沈む夕陽が見れる時間ですが、雨で霞んだ状態でこんな景色しか見れませんでした。 -
イチオシ
結局空港に着くまでレストランがなくて空港で夕食をとることに。
北海道最後の晩餐は豚丼
これにオニオンサラダを追加してサッポロクラシックで〆ました。
2日間のJALのどこかにマイルの旅
知床を十分楽しめました。
最後に気になっていたレンタカーの燃費
驚くことになんと20km/L
信号の少ない北海道だからこその低燃費にビックリでした。
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