2019/07/06 - 2019/07/07
226位(同エリア890件中)
ぬいぬいさん
どこかにマイル8度目は、宮崎、小松、松山、秋田の中から、気分はすでに高千穂峡にあったのですが、翌日届いたメールはこれはないと思っていた秋田でした。
このところ立て続けに、希望しているところに決まっていたのですが、久しぶりにハズレでした。
でも、乳頭温泉の秘湯巡りや角館の武家屋敷の街並み散策、田沢湖や男鹿半島など、調べてみるといろいろ興味をひくものが出てきて、これは以外に当たりだったりして・・・
期待しながらレンタカーと宿を手配して行ってきました。
前から行ってみたかった、秋田の山奥の秘境、乳頭温泉郷
予想以上に良かったです。
こちらは初日の角館、乳頭温泉、田沢湖、最期にちょっとだけ内蔵の街 増田を紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8回目のJALのどこかにマイルは秋田。
今回は羽田発が朝7時。
秋田発が夜の8時50分と1泊ですがフルに2日間動けそう。 -
羽田から1時間足らずのフライトで、あっという間に秋田へ到着。
東京の天気はあまり良くありませんでしたが、秋田の天気は晴れ
気温も27度と、東京よりも暑い。
2日間旅の足として使ったホンダのフィット。
リッター20キロと、私のノートよりも若干燃費が良かったです。 -
まずは10数年ぶりに角館の町へ
9時を少しだけ過ぎた時間ですが、武家屋敷通りは人影はまばら -
最初に目についたのは安藤醸造のお店
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ここで近くに煉瓦積みの本店があることを知ってあとで見に行くことに。
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江戸時代から400年以上変わらない街並みを楽しめる角館
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武家町と町人町に明確に分けられ、この一帯には重厚な黒板塀が続くと通り沿いに、今もなお武家屋敷が建ち並び、6軒の武家屋敷が公開されています。
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最初に入ったのは石黒家
現存する6軒の武家屋敷の中では最も格式の高い、佐竹北家の財政担当の家老の御屋敷でした。 -
築200年の主屋は、公開されている武家屋敷の中で唯一中に上がって見学することができます。
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茅葺き屋根の現存する角館の武家屋敷の中で格式が一番高い家柄の屋敷だそうです。
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イチオシ
主屋の横には明治・大正時代に増築された土間や黒漆喰の内蔵もあります。
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もう一つの内蔵は中に入ることができます。
石黒家の見学は有料で、入館料は400円でした。 -
こちらは岩橋家
こちらは無料で見学できました。 -
こちらは佐竹北家の前の殿様、芦名氏の重臣だったようで殿様が変わってもそのまま佐竹北家でも重臣として仕えた家柄だそうです。
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典型的な中級武士の間取りになっています。
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江戸時代末期に改造、屋根も茅葺きから木羽葺きに変えられ現在の形になりました。
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どこの屋敷にも立派な枝垂れ桜があって春の時期は見事な桜が見られそうですね。
角館は年間通して様々な姿を見せてくれるようですが、新緑の今の時期もそれなりにきれいですが、やっぱり一番いい時期は春の桜か、秋の紅葉の時期なんでしょうね。 -
隣りには立派な武家屋敷があります。
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表に回ると現在改修工事中のようで、ここも無料で見学できる武家屋敷でしたが中に入ることはできませんでした。
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入口の門は閉ざされたまま
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イチオシ
最期に見学したのはこちらの立派な薬医門のある青柳家。
今から約160年前に造られたものだとか。 -
3000坪と言う広大な屋敷の敷地内にはこれだけの建物があり角館歴史村と呼ばれる歴史博物館になっています。
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薬医門を入って正面にある母屋
約200年前の建築のままに、厄除けの意味を込めた鬼板や懸魚等で意匠をこらした玄関、座敷内の板欄間にほどこされた家紋の透かし彫り、雪国特有の廻り縁など、武家らしい威厳に満ちています。 -
内蔵の中には鎧甲冑が展示されています。
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武器蔵の中に展示されている甲冑類
なかなかのものです。 -
イチオシ
青柳家の家宝の六十二間小星兜
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青柳家と姻戚関係になる小田野直武
平賀源内に師事、秋田蘭画を確立した人物。 -
お馴染みの解体新書に描かれたこの挿絵は小田野直武によるものだそうです。
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ハイカラ館の2階のステンドグラス
これ、好きだなあ。 -
明治末期に使われていた、秋田県第一号のポンプ車も展示されています。
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ユネスコ無形文化遺産にも指定されている角館祭りの山車
祭りは毎年9月の7日から3日間開催されているそうです。 -
青柳家の母屋の中には、上がることができないので外から覗きこむだけ
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座敷の中にも鎧甲冑や刀が飾られていました。
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イチオシ
朝早かったのでお腹が空いてここで早めのランチを。
先ほど前を通りかかった時に気になっていた、武家屋敷通りにあった江戸時代の寺子屋を移築した古泉洞。
ここで秋田名物の稲庭うどんをいただくことに。 -
帳場はレジになっています
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こあがりもいい感じ
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歴史を感じさせる雰囲気あるお店です。
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何のお店かというと、稲庭うどんとそばのお店
私が注文したのは、冷たい稲庭うどんに舞茸の天ぷら
家でつくって食べる稲庭うどんと違って、腰があってさっぱりしていておいしくいただきました。 -
一部色づいたもみじと鮮やかな若草色のもみじとのコラボが
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この時期に色づくというよりか、もともとがこんな色なんでしょうね。
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関東では紫陽花は終わりですが、角館はまだ紫陽花も色鮮やかでした。
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駐車場に戻る途中気になったお店が
美味しい珈琲 ねずねこ 古物・雑貨のお店 -
気になったので中を覗いてみると
レトロな雰囲気のお店 -
どこかで見たことのある昔ながらの喫茶店と言った感じ
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車で少し移動して煉瓦蔵のある安藤醸造本店へ
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お店の横には仕込に使われている井戸水が流れていて飲むことができます。
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お店を入った正面に煉瓦蔵の黒漆喰の扉があります。
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裏側には内部から入る出入り口が。
重厚感のあるつやのある黒漆喰の扉
分厚いですね。 -
秋田のこの地方の内蔵は内装が豪華
家族の祝い事はこの内蔵を利用していたそうです。
結婚式もこの中で行われていたそうですよ。
角館の観光をこれで終え、角館から北東に向かって車を進め、山の中を50分ほど走って乳頭温泉郷へ -
イチオシ
乳頭温泉郷には7つの温泉があります。
田沢湖から山の中に入り結構な山道を進んでいき最初に訪れたのが一番来てみたかった鶴の湯。 -
茅葺屋根の長屋のようにつながっているのは宿泊できる客室
中には囲炉裏があってなかなかいい雰囲気
でも、隣の部屋との区切りがあいまいでプライバシー対策はほとんど期待できない状態でした -
受付で日帰り入浴の入湯料600円を払ってからお風呂へ
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内湯は男女別になっていました。
男湯の大きめな浴槽のある白湯 -
イチオシ
こちらは小さい浴槽の黒湯
見た目どちらのお湯も白く白濁したように見えましたが、どこがどう違うのか入っても区別がつきませんでした。
でも秘湯感たっぷりで、いい湯でした。 -
側の脇の茅の生い茂る奥に露天風呂があります。
こちらは脱衣場は男女別になっていましたが、一部混浴になっています。
ここは大勢の人が入浴していたのでお風呂の写真はありません。
お湯の中が河原の砂利になっています。 -
次に向かったのは乳頭温泉郷の一番奥にある蟹場温泉
こちらも入湯料は600円
温泉郷の宿に宿泊した人だけが使えるお得な7つの温泉にすべて入れる湯めぐりチケットがあるようですが日帰り入浴の利用者は、基本それぞれの宿で入湯料を払う仕組みになっていました。
入湯料は600円から800円。 -
内湯と露天風呂があってまずは建物の外の森の中にある露天風呂へと向かいます。
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脱衣室の小屋の入口は男女別になっていましたがお風呂は混浴
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2人先客がいましたのでお風呂の写真は無し。
乳頭温泉と言えば乳白色の白濁したお湯のイメージがあったのですがこちらのお湯は無色透明
お湯がぬるかったのと浮遊物がたくさん入っていたので早々と退散して内湯へと向かいます -
イチオシ
板張りの内湯は中々風情があっていい感じ。
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川のほとりにあるこちらの温泉は妙乃湯
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外観は今までの中で一番立派
日帰り入浴はこちらだけ800円と
少しだけ割高です。
宿泊は2食付で1泊13000円位からできるようです。
短時間で2ヶ所湯めぐりして5つのお風呂に入ったので、ちょっと湯疲れしてしまい、こちらは外から見ただけでパス。 -
帰りの下り坂の山道の途中、田沢湖を見下ろすことのできる展望台がありました。
-
イチオシ
日本でいちばん深い湖と言われている田沢湖
深いだけあって水の色も鮮やかなブルー
定番のたつこ像に立ち寄りました。
ひときわ輝く金色の「たつ子像」。
湖神の「たつ子像」は、あの高村光太郎の弟子の船越保武の作品。 -
足元を見ると餌付けしているのか、気持ち悪いほどの魚が
これニジマスでしょうかね? -
田沢湖から今宵の宿、横手の山奥の上畑温泉まで2時間ほど移動の途中、明日行こうかと思っていた増田町を少しだけ下見で立ち寄りました。
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5時の閉館時間までまだ10分ほどあり、無料で見学できる内蔵を見せてもらいました。
想像以上にいい感じ
明日改めてじっくり見学させてもらいましょう。 -
今宵の宿は横手市の増田町の山奥にある上畑温泉さわらび
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私が泊まったのは本館の手前にある、日帰り入浴施設の別館ゆーらく
9時から8時までは日帰り入浴向けの施設になっていて近所の農家のおじさんおばさんたちがお風呂で寛いでいました。
宿泊できる部屋は左側に出っ張っている部分にある4部屋だけ。 -
この辺りは漫画家の矢口高雄さんの出身地だそうで『釣りキチ三平』ゆかりの地にもなっていて、橋の欄干にも釣りキチ三平の絵が描かれていました。
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宿のすぐ脇にはこんな川が流れていて何もない山奥の一軒宿でした。
この辺りは豪雪地帯で冬には2m以上の雪が積もるそうです。 -
日帰り入浴施設なので宿泊できる部屋は4部屋だけ。
もともと宴会出来る広間を、近所で大がかりな土木工事があった際に職人さんの宿舎としてのニーズに合わせ間仕切りして泊まれるようにしたそうで、今は現場のそばに宿舎ができたためこの春から一般向けの宿泊の受け付けを始めたばかりだそうです。
だから広い部屋のわりに宿泊費は安くて素泊まりは3000円。私は2食付きプランでようやくしましたが5000円ほどでした。 -
4トラ経由の一休で予約してクーポンも利用できて、夕食の時に飲んだ大生ビールを入れても5000円でおつりがきました。
食事は本館の厨房で調理したもので松花堂弁当でしたが普通においしくいただきました。 -
お風呂はこんな感じで日帰り温泉の施設ですが浴槽はこれだけ。
お客さんはほとんどが近所に住んでいる農家のおじさんばかりでした。
この日の宿伯客は私以外に若いカップルの一組だけ
長い夜をゆっくり温泉に浸かろうと思っていたのですが、缶ビールと缶チューハイを1本ずつ飲んで夕食の時に飲んだ大生1杯で、そのまま朝まで寝てしまい貸切風呂は体験できませんでした。
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