2019/02/12 - 2019/02/16
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旅人のくまさんさん
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ベトナムとラオスの旅の紹介です。この日の夜は、ナイト・マーケット近くのレストランでのラオスの民族舞踊付きのディナーでした。治安が良いことで知られるルアンパバーンのナイト・マーケット見学も楽しみました。
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プーシーノ岡からの夕日鑑賞の後に立寄ったナイト・バザールの紹介です。買い物にはあまり興味がありませんので、ネット情報で、納得できた感想をいくつか紹介しておきます。『ラオスならではの落ち着いた雰囲気で、ゆっくりとした時間が流れているように感じました』この感想は、ラオスのナイト・バザールの特徴と言ってよいようです。写真は、カラフルな食器です。生産地は分かりません。
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ネット情報には、『私のお気に入りはモン族などの古布を使った小物類で、おみやげにいくつか買いました』と紹介されていました。この方は、滞在中の1週間、毎日ナイト・バザールに通われたようです。『真剣に見出すと「売るのを助けて」的な婉曲表現で、いろいろ勧めてきます』とも紹介されていました。写真の布地は、モン族の方の手織りのようでした。
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お土産品には少し嵩張りますが、軽くて実用的な天然素材を使った容器類です。これも門族の方の手造り製品のようでした。『ストールやポーチなど良いものがとても安く買えます。売っている人たちも勧誘や押し売りしようとしてこないので快適に買い物できます。いくつか買うと割引きしてくれたり、交渉すれば多少安くしてくれます』との感想もありました。
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銀製品にしては、あまりに数が多いようです。手に取って観たわけではありませんが、銀メッキ製品でしょうか。スプーンやフォークなどの食器類と、ブローチなどの装飾品でした。『とても良い品質のものをそれなりの値段で売ってるちゃんとした店もある』との評価もありました。
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茜色に染まった西の空をバックにした、椰子の木の光景です。長い旅行ですと、旅愁を感じる光景かも知れませんが、周りがナイトバザールですから、旅愁とは無縁の光景でした。ただし、バザールと言っても、大声での販売光景などはありません。人出の多さに比べれば、随分と静かなものです。
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イチオシ
ナイト・バザールのテント越しに眺めた、『ホー・パバーン』の光景になります。ライトアップの時間になっていました。なぜかテントの屋根の色は、赤と青に限られていました。推測ですが、1975年のラオス人民共和国成立時に制定された国旗に由来するようです。赤は独立闘争で流された血の色を、青は国の豊かさを象徴しているとされます。
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同じく、ナイト・バザールのテント越しに眺めた、『ホー・パバーン』の光景です。テントの色は、やはり赤と青色だけです。国旗の中央の白丸は、メコン川に昇る月を表しているとされますが、この光景では『ホー・パバーン』が月の代わりになるようです。
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イチオシ
同じ場所から眺めた、反対側方面の光景です。ナイト・バザールのテントの色は、やはり赤と青色だけでした。茜色の西の空が段々と暗くなり、ナイト・バザールのテント群の光景が、ますます際立ってきました。
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場所を移動し、正面から眺めた、『ホー・パバーン』の建物光景です。正面と表現するより、側面と紹介すべきかもしれません。手前に、赤と青のナイトバザールのテント群が整列していました。
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『ホー・パバーン』の建物より、やや左手(西側)の赤と青のナイトバザールのテント群のズームアップ光景です。中央奥のやや左手に見えるのが、王宮博物館の正面出入口の門柱です。昼間見学した『ホー・パバーン』の建物は、子の門柱を潜った右手の基壇の上にありました。
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『ソンバオ・レストラン』は『ディナー・ショー』付の食事でしたから、入場時間が決まっていたようです。それまでの時間を利用してのナイト・バザール付近の散策が続きます。治安の良さで、世界的に知られているルアンパバーンのナイト・バザールです。
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露店ではなく、屋内に商品展示してあったお店の光景です。正面の壁には、鬼面のようなお面類や、小降りの青銅製らしいドラ(銅鑼)等が吊り下げられていました。床には、モン族の人達が作ったと思われる布製品や生地が広げられていました。
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再集合時間までは十分な余裕がありましたから、ナイト・バザールの東のはずれまで足を延ばすことにしました。その途中の光景です。さすがに、観光ky化宇の姿はほとんど見えませんでした。
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この建物付近が、ナイト・マーケットの通りの町はずれになるようでした。建物に明々と照明が灯っていましたが、観光客の姿はほとんどありません。ここで西側方面に引き返すことにしました。
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西側方面に戻って、再び賑やかな場所になりました。歩いたのは、数分しかかからない距離でした。団体で歩いている人達は、バッグを肩に斜め賭けにしていました。治安が良いラオスですが、旅行社の外国旅行の注意が行き届いているようでした。多bヴん、日本人の旅行者です。
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本通りから、北側に入った路地の光景です。夜も寒くないラオスですから、途中、屋外席の飲食店を多く見かけました。競争相手がなく、一際目立った星形の電飾は、ゲストハウスのものでした。
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この日の夕食のレストランです。日本人のまだ若いご夫婦がオーナーのお店でした。日本語でも記された『ソンバオ・レストラン』の表札光景です。なぜか、軒下ではなく、下に降ろされていました。以前のお店のネット写真では、軒下に吊るされていた表札のようでした。
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『ソンバオ・レストラン』の店の前に置かれていた、料理メニューや民族舞踊と楽器演奏の案内書きなどです。料理は、ラオスの地元料理のほか、和食メニューも揃えてもありました。
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『ソンバオ・レストラン』での夕食です。最初に出されたのは、小豆入りのモチ米のご飯と、モン族のスープらしい、さっぱり味のスープです。ご飯はテーブル左上の丸い編み籠に入っていました。最初に頼んでおいた、ビールと白ワインもすぐに出されました。
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プレートに盛られた、ラオス料理の数々です。生ビールと白ワインのつまみにもなりました。中央に盛られているのは、野菜料理です。かなりの量でしたが、野菜類は残さず戴きました。
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ラオスの民族舞踊の伴奏を担当された皆さん方です。打楽器のパーカッショングループでした。左手前の方がリード役で、曲線的な外観を持った木琴のような楽器演奏でした。
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このお店での標準的な舞踊の演題は、次の四つのようです。
①お客様の幸せを祈る踊り
②国花・チャンパの踊り
③ラオス民族の踊り
④王国時代に宮廷で披露されていた踊り
写真で紹介している踊りは、『お客様の幸せを祈る踊り』だったかも知れません。 -
ここからの写真で紹介するのは、最後の演目です。王国時代に宮廷で披露されていた踊りです。頭には、黄金色の被り物がありました。高校生くらいの年代のお嬢さんのようです。最後のラオス国王(在位:1959~1975年)は、ルアンパバーンで生まれたサワーンワッタナー(1907~1978年)でした。
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全体にゆったりとした踊りでしたから、写真撮影には苦労しませんでした。動きが時々早くなるのは指先だけでした。終始、穏やかな笑みを湛えた優雅な踊りでした。
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舞台すれすれの長いスカート風の衣裳での踊りです。赤いシャツ風の着物と、黒色系の長いマントを羽織った姿でした。勝手な解釈ですが、宮廷舞踊に相応しい、地味ですが、上品で趣のあるスカートの色合いでした。
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背筋が伸びて、立ち姿が綺麗な方の踊りでした。褒めているのは、立ち姿だけではないことも、誤解がないよう言い添えておきます。
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『ラオス民族の踊り』の主役のモン族についての紹介です。紀元前1500年頃には東南アジアに到達していたとされ、現在の東南アジアの少数民族としてはネグリト(オーストラロイド)のマニ族などに次いで古い民族と考えられています。浅黒い肌にギョロリとした目、巻き舌音の多い言語、高床式住居、焼畑耕作、水牛供犠、精霊信仰、魔術、壺酒、精緻な竹藤細工、狩猟・罠、腰機織り、ゴング音楽などが、ラオス国内のモン・クメール民族に共通しています。(ウィキペディア)
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写真紹介は出来ませんでしたが、『国花・チャンパの踊り』の紹介です。ラオスの国花は、公用語のラオス語で『チャンパ』と呼ばれています。日本では、『プルメリア』と呼ばれている薫り高い花のことです。5枚の花びらが星形に並ぶ可愛らしい形をした花で、白色や赤色、黒に黄色、ピンク、オレンジ色など色合いの花があります。ラオスの国花としては、『白色の地色に、黄色い縞が入った花』と決められているようです。ラオスでは、『チャンパ』は仏様への献花やお正月にも飾られるようです。
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イチオシ
膝をついてのポーズは、踊りのおしまい近くになったことの予告でした。踊りが終わった後には、踊り子さんとの記念撮影会も行なわれていました。写真紹介は出来ませんでしたが、インドの叙事詩の『ラーマーヤナ』を題材にした踊りもありました。『ラーマーヤナ』は、古代インドの大長編叙事詩で、ヒンドゥー教の聖典の一つです。『マハーバーラタ』と並ぶインド二大叙事詩ともされます。、ヒンドゥー教の神話と、古代英雄コーサラ国のラーマ王子の伝説を編纂したものです。ラーマ王子が、誘拐された妻シーターを奪還のために大軍を率いて、ラークシャサの王ラーヴァナに挑む姿を描いています。
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これで『ソンバオ・レストラン』でのディナーと民族舞踊の紹介はおしまいです、ラオスの方の穏やかな民族性が感じられるような、ゆったりとしたテンポの踊りと楽器演奏を鑑賞しながらの夕食でした。
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