2019/02/12 - 2019/02/16
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旅人のくまさんさん
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ルアンパバーンは、ラオス北部に位置する古都です。過去にはタイ語からのローマ字表記が使われていたため、ルアンプラバンあるいはルアンプラバーンとも表記されます。市街地自体が文化遺産としてユネスコの世界遺産『ルアン・パバンの町』に登録されています。
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世界遺産のルアンパバーンの街歩きをしながら、ルアンパバーンの歴史の紹介です。ルアンパバーン県情報文化観光省観光局マーケティング課の公開資料からの紹介です。ルアンパバーンの地が最初に開拓されたのは、1200年以上も昔、メコン川とカーン川の二つの合流点に造られた町は、14世紀にラオスの前身であるランサーン王国の首都として栄えました。
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広場の脇に仏像が並んでいた公園の光景です。町は長い歴史の中で『ムアン・スア』、『シェンドーン・シェントーン』とその名を変え、現在は旧王宮の庭園に納められている仏像(パバーン仏)の名に因んで、『ルアンパバーン』と呼ばれています。ルアンパバーンはラオス語で、『黄金のパバーン仏』を意味しています。その黄金仏が公園に並んでいました。
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黄金仏像が並んでいた公園にあったの表示です。『THATLUANG・PARK』の英語表記がありました。『タート・ルアン公園』と読むようです。『タート・ルアン』は、ラオスの国章にも描かれている黄金の仏塔を意味します。ラオスの首都、ヴィエンチャンにあります。
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ルアンパバーンの歴史紹介の続きです。旧市街には、保全と修復活動によって復元された歴史的な建造物や寺院、フランス保護領時代のコロニアル様式の建物が立ち並び、東洋と西洋が調和した美しい町並みを作り出しています。1995年にはその歴史的な価値から、町全体がユネスコ世界遺産に登録されました。
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町のシンボルになっているワット・シェントーンをはじめ、ワット・マイ、ワット・ヴィスンナラートなど、小さな町には約40もの寺院が点在しています。寺院はルアンパバーンで暮らす人々にとって、日々足を運ぶ市場と同じように、生活には欠かせない重要な存在になっています。市場では、地元の山から採れたキノコ、地元の人が作るラオス料理や、手作りの織物などが販売されています。
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日本ではまだまだ馴染みの薄い国・ラオスですが、ルアンパバーンは近年欧米の旅行者から人気をあつめ、イギリスの旅行雑誌『Wonderlust』の『満足度の高い観光地ランキング』で、2006年から3年連続、合計7年間にわたって1位を獲得しています。また夜間でも徒歩で出歩けるなど治安がいい町としても有名です。
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公園の脇にあった看板の光景です。2行目の文字は、『バン・タート・ルアン』と読めるようです。『タート・ルアン』公園使用上の注意事項(禁止事項)が記されているようでした。
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イチオシ
遠くから眺めた時、てっきり赤い花が咲いた樹木の光景だと見間違えました。実は赤い花に見えたのは、紅葉した葉でした。はじめは、紅葉の光景であるとは思えませんでした。
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街道から分岐した脇道の光景です。風情のある街並み光景でした。中央奥付近に見える大きな樹木が、街並みの歴史を物語るようでした。左手前の家には、衛星アンテナらしいものがあり、その奥の家は、建物が歩道を占拠していましたが、歩道が後からできた既得権のようにも見えました。
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本通りの光景に戻ります。大きな樹木が道路の上に迫り出していました。ルアンパバーン県は、ラオス北部8県のうちの一つで、首都ビエンチャンからメコン川を約400キロ北上した場所に位置しています。北部はウドムサイ県、ポンサリー県、フアパン県に、南部は首都ビエンチャン、サイニャブリ県に、東部はシェンクワン県に接しています。
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大きな水鉢に植え込んであった、熱帯睡蓮の花のようです。中心部が黄色、周囲がピンク色の綺麗な花でした。熱帯スイレンは、花茎を水面より上に伸ばして大きな花を咲かせます。花色は温帯スイレンにはない青や紫色があり、多彩で、エキゾチックな雰囲気があります。スイレン科スイレン属の水生植物です。
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民家の新築工事現場の光景です。あまり大きくはない、コンクリート造りの建物ですが、基礎や柱が頑丈で立派な造りに見えました。外回りを先に仕上げて、これから内装に入るようでした。
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これまで見たことがない果実の光景です。黄色の実が、幹のような枝に連なっていました。幾つかのキーワードで検索してみましたが、参考になるような情報がヒットしませんでした。
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同じく、私はこれまで見たことがない黄色の果実の光景です。人の食べ物になるのか、小鳥の餌になるのかも分かりませんでした。数個から10個ほどの実が固まって生っていました。やや扁平で、3~4筋のくびれがある実でした。
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赤屋根の建物は、ホテルでした。写真の手前に見えるのは、そのホテルの泉水施設のようでした。ボールの様な容器の中心から水が流れ出していました。その下の四角いコンクリート容器も水槽でした。
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赤い花と白い花が咲き競っていた樹木の光景です。赤い花はブーゲンビリアに間違いないようでしたが、白色の花は別種のようでした。白い花を咲かせた方の枝先の葉を子細に眺めますと、マメ科の植物のような丸い葉をしていました。
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赤い花と白い花が咲き競っていた樹木のズームアップ光景です。赤い花は、間違いなくブーゲンビリアでしたが、白い花は、小さな花が房状に集まっていました。例えれば、白花のゴールデンシャワーのような咲き方です。ゴールデンシャワーは、マメ科の植物で、タイの国花です。
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歩道に沿って伸びた白い塀の光景です。ネギ坊主のような飾りなどがあった、寺院の塀のようでした。塀の長さから判断して、かなりの広さの寺院のようでした。
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白い塀の上から顔を覗かせた寺院らしい建物光景です。中央やや右奥には尖塔の光景が見えましたので、寺院に間違いないようです。長い自由時間ですから、入場して見学する時間もありました。
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歩道から眺めた、寺院の尖塔光景です。石塔の上に載せられた金属製の飾りでした。日本の寺院で例えれば、相輪と水煙のような光景でした。『相輪(そうりん)』は、五重塔などの仏塔の屋根から天に向かって突き出た金属製の部分の総称です。 仏教の開祖、お釈迦様が荼毘に付された際に残された仏舎利を納めた塚であるストゥーパの上に重ねられた傘が起源とされます。インドは気温が高いため、お釈迦様を暑さから守るためと言われています。
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『Wat Hua Xiang』もしくは、『Wat Phramahathat Rajbovorvihane』のようです。隣の『 Wat Hosian Voravihane』と境内が繋がっていて、若いお坊さんが行き来していました。 その入口の石段光景です。左右を七つ頭の銀色の大蛇が護っていました。読み方が分かりませんでしたから、この後は『ワットHua Xiang』と表示することにします。
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寺院の左右を護っていた、七つ頭の銀色の大蛇のズームアップ光景です。七つ頭の蛇の起源は分かりませんが、古くはシュメール時代からアッカド時代(紀元前29~22世紀頃)に作られた円筒印章や陶器などに、七つの頭を持った怪物が描かれているようです。メソポタミアでは7が神聖な数字だったようです。
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一対になった七つ頭の蛇の、もう片方のズームアップ光景です。メソポタミアでは、7が神聖な数字だったことから、七つの「メ」、7人の賢者、7種の悪霊、冥界の七つの門、天の七つの層など、世界観や集団の数にその思考が現れているようです。先史時代の原セム族に由来する可能性もあり、セム系宗教のユダヤ教では、神が7日で世界を創造したとする教えがあります。
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どっしりとした姿の『ワットHua Xiang』の本堂正面光景です。その本堂の屋根の中央に、私が今まで見たことがないスタイルの屋根飾りがありました。屋根の路湯端は、龍の飾りのようでした。これは、10年ほど寺院で修業された現地ガイドさんが教えてくれました。
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イチオシ
寺院の屋根飾りのズームアップ光景です。尖塔のような金時億世の屋根飾りが左右対称に並んでいました。中央の一番高い戦闘を別格にすれば、左右に七つずつ尖塔が立ち並びます。推測ですが、七つ頭の蛇とも関連する数字かも知れません。
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正面からズームアップした、『ワットHua Xiang』の本堂光景です。中央前方に、黄金色の仏像が建っていました。屋根は二段に分けて葺いてありました。
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右斜め前からズームアップした、『ワットHua Xiang』の本堂光景です。こちら側の2箇所の石段の脇には、三つ頭の口を開けた大蛇が置かれていました。奇数の数字に特別な意味があるのかも知れません。
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『ワットHua Xiang』の境内光景です。この寺院と境内が続いていた奥の建物から、修行中らしい若いお坊さんが顔を見せていました。石段で繋がっていましたが、区域境には金属製の扉が設けられていました。
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『ワットHua Xiang』の境内に建っていた、ストゥパーらしい建造物の光景です。日本では、仏塔や卒塔婆などと呼ばれている石塔です。屋根飾りは、本堂の屋根飾りの一つ分に似ていました。
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こちらは黄金色のストゥパーらしい建造物の光景です。ストゥーパは、元々、仏教の開祖の釈迦が荼毘に付された際に残された仏舎利を納めた塚でした。 釈迦入滅後に仏舎利は八つに分けて配られ、容器と灰土を合わせて10基のストゥーパが造られました。アショーカ王はそれらのストゥーパを壊して、8万4000に細分化し、各地に新たなストゥーパを建設したといわれます。アショーカ王(在位:紀元前268年頃~紀元前232年頃)は、マウリヤ朝の第3代の王でした。古代インドにおいて仏教を守護した大王として知られます。
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