2019/02/12 - 2019/02/16
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旅人のくまさんさん
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ベトナムとラオスの旅の紹介です。王宮博物館の見学は、限られた展示物と、写真撮影も全面禁止でしたから、早々に切り上げました。その後、ルアンパバーンの郊外では一番人気とも言われるクアンシーの滝の見学に向かいました。
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木々の間から眺めた、『ラオス国立博物館』の建物光景です。かつてラオスの前身となるラーンサーン王国の都だったルアン・パバーンの王宮跡ですから、『王宮博物館』とも呼ばれています。この後は、『王宮博物館』と呼ぶことにします。
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熱帯睡蓮の池の光景です。この方角では疎らですが、あちらこちらで花が咲き始めていました。柱のように水面に映っているのは、周りのヤシの木の幹のようです。熱帯睡蓮の花は、朝開いて夕方まで咲き続けます。
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熱帯睡蓮の池で三輪揃って咲いていた赤い花の光景です。『ネッタイスイレン(熱帯睡蓮)』は、花茎を水面より上に伸ばして大きな花を咲かせます。花色は温帯スイレンにはない青や紫色があり、多彩で、エキゾチックな雰囲気を持ちます。
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熱帯睡蓮の赤い花のズームアップ光景です。水面ぎりぎりに浅く温帯スイレンに対し、熱帯睡蓮は、水面上に茎を伸ばして咲きます。遠くの花をズームアップで撮影しましたら、左にずれてしまいました。
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イチオシ
同じく、熱帯睡蓮の赤い花のズームアップ光景です。こちらは、近くの花の撮影です。端正な姿で、彩りも魅力ある花でした。昼咲きのほか、夜咲き性の種類もあります。開花期間も長く、日本では7月から10月まで続きます。
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この辺りが、一番密度濃く咲いていた場所です。スイレンの品種は、ピンク色の花の1種だけに絞ってあるようでした。耐寒性がないため、日本では水温が15℃を下回る10月中旬から下旬になると生育が衰えるようです。
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イチオシ
王宮博物館の建物正面光景です。日本では明治42年になる1909年、シーサンワンウォン王とその家族の住居として建てられた王宮が前身です。手荷物の持ち込みができませんので、同じ敷地内にある劇場のロッカーに荷物を預けてから博物館に入場しました。
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王宮博物館の建物破風のズームアップ光景です。手前のラオス国旗に半ば隠れてしまいましたが、黄金色の象のレリーフが飾られていました。王宮が建設されたのは、1904年にフランスの宗主権内でルアンパバン王国が再された時でした。その背景から、王宮としては質素な造りとの評価もあるようです。
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左斜め前から眺めた、王宮博物館の建物光景です。1907年、サヤブリとチャンパサック両地域の宗主権も獲得し、インドシナ連邦に編入しました。この範囲が現在のラオス領になりました。フランスの植民地時代は、1893~1949年でした。植民地時代の1945年にラオス国が成立し、1953年にフランスから独立しました。
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旧式大砲の展示光景です。青銅製らしく、分厚い厚さの砲身でした。大砲の弾は砲弾、大砲を専門に扱う兵を砲兵、特に発射する人を砲手と呼びます。数える際の単位は、銃が挺でるのに対し、大砲は門です。
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見上げて撮影した、頭上の大木の光景です。町中でも見かけましたが、赤い花が咲いたように見えたのは、紅葉した葉でした。写真紹介は省略しましたが、その赤い葉が所々に散っていました。下から見上げても、花のような赤い葉の光景でした。
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ラオス国立博物館の前の庭園光景です。現在時刻は現地時間の10時過ぎ、博物館の見学は済みましたが、11~13時半までは、鍵がかかってお昼の休憩時間になるようでした。
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イチオシ
一度紹介した、『ホー・パバーン』の建物光景です。王宮博物館入口右手の少し高い基壇の上に建っていました。2006年に完成した、まだ新しい建物です。『パバーン(黄金仏)像安置祠』の呼び名もあります。
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『パバーン(黄金仏)像安置祠』の呼び名もある建物のズームアップ光景です。見ごたえのある建物ですが、残念ながら、逆光での撮影になってしまいました。パバーン(黄金仏)は、ランサーン王国時代にファーグム王がクメール王国(カンボジア)の
娘と結婚した際に、クメール王よりプレゼントされたものとされ、ラオスの人達から篤く信仰されています。 -
王宮博物館の見学を終えて、ルアンパバーン郊外のクアンシーの滝にやって来ました。その入口光景です。ラオスのルアンプラバーン市街から南に約29キロにある滝です。メコン川の支流となります。
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クアンシーの滝は、ルアンパバーン郊外の屈指の観光名所で、欧米からの観光客も多いようです。入り口前には、飲食店やお土産店などが並んでしました。このお店は、ココナツ椰子のジュース(ココナッツジュース)を売っていました。
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ここからは、入場しての見学です。入り口を入った右手にあった説明看板の光景です。左側の青い看板には、『クアンシー・ウォーターフォール(瀧)』の英字表示がありました。
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右手に見えていた説明看板のズームアップ光景です。クアンシーの滝へのウェルカムの文字の下には、4箇所の見どころの説明と、平面図が記されていました。それぞれの場所への所要時間も分単位で記してありました。
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小さな木橋を渡って、クアンシーの滝へ向かっての散策の始まりです。周辺は自然公園になっていて、最後の落差約50メートルの大きな滝までは遊歩道が完備されています。所要時間は約15分と紹介されていました。
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建学上の注意書きを記した看板かと思いましたが、CO2対策としての植樹の大切さが解説されていました。お子さん達にも理解できるよう、イラスト主体で説明されていました。
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根元付近に大きな空洞があった大木の光景です。根元にあった名札も撮影しましたが、残念ながら文字を読み取ることができませんでした。板根を持つ樹木のようです。熱帯雨林では有機物や栄養素はほとんど植物体にあり、土壌は極めて貧弱とされます。このため、熱帯雨林の巨木は板根と呼ばれる板状の根を持ち、土壌が薄いので根は下ではなく,水平方向に伸びます。また、大きな本体を支えなければならないため、板状の根を四方に出すことになります。
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直下から見上げた、先程の大木の光景です。20~30メートルはありそうな高さの木のようでした。板根で有名な日本の樹木には、西表島の湿地帯に群生するサキシマスオウがあります。ネットで見ることができるその木は、まるで板塀のような『板根』を周囲に張り巡らせています。
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『熊さんたちとの出会い(ミート・ザ・ベアーズ)』のタイトルがあった説明パネルの光景です。ここで飼育されているツキノワグマさん達の紹介でした。リラックスしたり、遊んでいる姿の3枚の写真が紹介してありました。
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熊の『BEAR(ベアー)』のタイトルではなく、かつての中国の最高実力者のトウ小平さんを連想させる『DENG:トウ)』のタイトルでした。この写真は、この飼育場の『ツキノワグマ(月輪熊:ムーン・ベア)』のボスかも知れません。
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後ろ向きで、何かを一生懸命食べていた『ツキノワグマ(月輪熊)』さんの光景です。最初はマレーグマ当たりかと思いましたが、違っていました。別名はアジアクロクマ、ヒマラヤグマなどです。体調は120~180センチです。生息地は、アジアを中心に広範囲です。ミャンマーやラオスなどにも生息します。
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『ツキノワグマ(月輪熊)』の飼育場の脇に展示してあった世界各地の熊さんの見本です。一番手前が、もっとも大きそうなシロクマ(ホッキョクグマ)のようです。雄の体長が200~250センチです。その左横は、ヒグマかも知れません。ヒグマの雄の体長は、250~300センチとされます。シロクマとヒグマのDNAは酷似しているようです。
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今度は反対側から眺めた熊さん達の光景です。手前側の2頭は、随分と身長が違いますが、どちらも月の輪印がありました。その隣は、半分坐ったようなパンダさんでした。
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『世界の熊達(ベアーズ・オブ・ザ・ワールド)』のタイトルがあった説明パネルの光景です。8種類の熊の分布が世界地図の上に記されていました。日本に生息するのは、ヒグマとツキノワグマです。
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奔流から外れていた場所を流れていた小川の光景です。雨季ともなれば、ここも奔流するのかも知れません。今はほんの少しだけの水流でした。クアンシーの滝は、1年を通して訪れることができますが、季節によってその印象はがらりと変わると紹介されていました。
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クアンシーの滝に到着しました。その一番下流付近の光景です。流れ落ちる水が非常に美しいことで知られ、観光客に人気のピクニックスポットになっています。滝は幾層にも分かれて流れ落ち、それぞれに滝壷を持ち青い水を湛えています。ここは滝壺というより、流の途中にある湖の光景です。ラオス随一の美しさを誇ると言われる滝は、もう少し先です。
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