2019/02/12 - 2019/02/16
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旅人のくまさんさん
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雨季ではなく、乾季に入ったクアンシーの滝の見学でしたが、むしろ程よい水量で、エメラルド・グリーンの滝は見頃の時期でした。大雨の後は迫力がある景色になるようです。
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眼下に広がるトラバーチンで出来た階段状の池の光景です。中国の黄龍などで見た光景と重なってしまいました。この光景をもたらすカルスト地形は、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食されてできました。鍾乳洞などの地下地形を含みます。カルストの呼び名は、スロベニアのクラス地方の古名に由来します。
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横から眺めた、トラバーチンで出来た階段状の池の光景です。石灰分を含んだ水が流れ落ちながら、更にトラバーチンを成長されているようです。トラバーチンは、過飽和な石灰分を含むアルカリ性の水が地熱で加熱され、二酸化炭素分圧が上昇することにより形成されます。大気のpCO2(二酸化炭素分圧)が低いため、その水からCO2が抜け、結果としてpH値が高くなります。
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横から眺めた、トラバーチンで出来た階段状の池の光景が続きます。よく知られているpH(ペーハー、ピーエイチ)値は、水素イオン指数とも呼ばれ、溶液の酸性・アルカリ性の程度を表す物理量です。通常、pHはモル濃度から計算されます。常温常圧の水溶液では、水溶液のpHが7より小さいときは酸性、7より大きいときはアルカリ性、7付近の時は中性です。
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横から眺めた、トラバーチンで出来た階段状の池のズームアップ光景です。この水は、pHが7より大きく、アルカリ性になっているはずです。pHが1減少すると水素イオン濃度は10倍になり、逆に1増加すると水素イオン濃度は10分の1になります。酸性の原因はマイナスの水素イオン、アルカリ性の原因はプラスの水酸化物イオンです。
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上流方向のトラバーチンの光景です。酸性の原因となる水素イオンは、化学式がH+で表されるプラスイオン、水酸化物イオンは、化学式が OH- で表されるマイナスイオンのことです。プラスとマイナス・イオンが均衡している状態が中性です。水溶液の大まかな液性は、青色(酸性)と赤色(アルカリ性)のリトマス紙で調べることができます。
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横から眺めた、トラバーチンの光景です。pH値が高くなると炭酸塩の溶解度が低下し、沈殿が促進されます。pCO2の低下を促進する現象によって、過飽和状態が強まることがあります。例えば滝で水と空気が触れ合う面積が増えたり、光合成でCO2が消費されることなどです。過飽和状態は、溶液が溶解度以上の物質を含んでいる状態です。
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流れ落ちる滝の水のズームアップ光景です 地表の温泉沈殿物や河川沈殿物では、溶液からの脱二酸化炭素に生物活動が関与していることが多いとされます。水の蒸発によって沈殿が促進されることもあります。方解石とアラレ石はどちらも熱水泉のトラバーチン中によく見られ、水の温度が高いとアラレ石が形成されやすく、水の温度が低いと方解石が形成されやすいようです。
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話題をステップアップして、世界の代表的なカルスト地形の紹介です。最初は冒頭で紹介した、『カルスト』の語源に因む、カスト(カルスト)地方の紹介です。スロベニア西南部からイタリア北東部にかけての台地を指す地域名称です。ヴィパーヴァ谷、ブルキニの丘陵、トリエステ湾に囲まれた地域であり、その西縁はイタリア人とスロベニア人の伝統的な民族境界となっています。カルスト台地は、東南側を除いて、周辺から急傾斜で立ち上がっています。台地は東南側が高く、西南側が低くなっていて、平均標高は334メートルです。スロベニアは、欧州一といって良い鍾乳洞大国とされます。ポストイナ鍾乳洞の見学は、トロッコ電車に乗りました。
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写真は、中々迫力があったクアンシーの滝の光景です。2番目に紹介する世界の代表的なカルスト地形は、中国南方カルストです。中国南部に広く見られる多様なカルスト地形の良好な代表例として、2007年6月にユネスコの世界遺産に登録されました。当初は、雲南省石林、貴州省茘波、重慶武隆が登録されましたが、2014年に区域拡大され、桂林、施秉、金仏山、環江の各カルスト地域が加えられました。競輪や漓江など、いくつかの地方は見学しました。その時聞いた説明では、ベトナムのハロン湾にも通じるカルスト地形であり、やがてはハロン湾の光景になるのではとの解説でした。もちろん、長年月を要します。
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その他に有名な世界のカルスト地形には、『ハロン湾(ベトナム)』、『フォンニャ・ケバン国立公園(ベトナム)』、『アグテレク・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群(ハンガリー・スロバキア)』や『マンモス・ケーブ国立公園(U.S.A.)』などがあります。『桂林・漓江』の関係で『ハロン湾』を紹介しましたが、ハロン湾は、『海の桂林』とも呼ばれていました。
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周りと比べますと、少し高い落差があったトラバーチンの瀧の光景です。中央付近で少し落差が異なっていました。左が高く、右が低い滝でした。左端には、滝の上にも下にも樹木の光景がありました。
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クアンシーの滝を正面から見学できるビューポイントの木橋の光景です。この橋を渡って、滝の最上部に登るコースにも繋がっているようでした。カメラを構える人が前面に並んでいました。
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イチオシ
斜め前から眺めた、クアンシーの滝の光景です。トラバーチンで出来た滝であることがよく分かる光景です。滝壷付近にも、トラバーチンで出来た段々池が広がっていました。中々変化に富んだ光景でした。
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クアンシーの滝は、正面方向に回り込んでみますと、さらに高い場所から流れ落ちていました。クアンシーの滝はメコン川の支流とされます。推測に過ぎませんが、断層を流れる川のようにも見えました。ネット検索では、ラオスやルアンパバーンなどの詳しい地層や地形などは調べることができませんでした。
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同じ場所からズームアップしたクアンシーの滝の光景です。10月の雨上がりの後の光景をユーチューブで見ましたが、こちらの景色の方をお勧めします。大雨の後は迫力はありますが、景色をゆっくりと楽しむ雰囲気ではありませんでした。滝の最大落差は50メートルとされます。
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正面から眺めた、クアンシーの滝の下部付近の光景です。茶色をしたメコン川の支流とされますが、この水の色との違いは不思議でしたが、メコン川の上流になるはずです。しかし、ネット情報の航空写真や地図では、その流路が確認できませんでした。
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クアンシーの滝の見学スポットになっていた木橋の上の光景です。飛沫や霧に含まれた石灰岩質の成分で、橋の手摺りなどの木材の表面が、石灰質でコーティングをされたようになっていました。
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クアンシーの滝の見学スポットになっていた木橋の上から眺めた、下流方向の光景です。エメラルド・グリーンの流れが、下流に向かって続いていました。下流方向がメコン川になるはずですが、現地での確認はできませんでした。写真で見ると、クアンシーの滝のようなエメラルド・グリーンの水の色でした。
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いつまで眺めても、見飽きないクアンシーの滝の光景でした。ルアンパバーンには、もっとも有名なこの滝のほか、セー滝とトン滝があります。セー滝は、中心地から17キロほどの距離に位置するようです。写真で見ると、クアンシーの滝のようなエメラルド・グリーンの水の色でした。トン滝は、中心地から8キロほどとされる、湖から流れ出す川にある滝です。
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飛沫や霧で霞んだクアンシーの滝の光景です。今は乾季に入っているところですから、雨季には、更に水量が増し?迫力ある光景になるのかも知れません。しかし、この景色は、この水量でも十分です。
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イチオシ
見飽きないクアンシーの滝の光景が続きます。既に紹介した、ルアンパバーンの三つの滝以外で紹介されていたのは、順不同に
☆ソンパミットの滝(コーン島)、☆タド・ファンの滝(ボラベン高原)、☆コーンパペンの滝(チャムパーサック県:世界一の幅の滝)、☆ナムカットの滝(ムアン・サイ)、☆ナムディーの滝(ルアンナムター)などがありました。 -
『ザ・ウォターフォール:滝』のタイトルがあった説明看板の光景です。2001年12月の小さな地震で落下した、大きな岩を見ることができると紹介されていました。地震後の写真右下の岩には、『ウォーター・フォール』ならぬ『ロック・フェル』の説明書きがありました。フェルは、フォールの過去形です。
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クアンシーの滝と、その周りの滝壷付近の光景です。意外と大きの樹木が流れの中に育っていました。長い年月の中で環境に順応した樹木のようです。
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一通りクアンシーの滝の紹介を終わったところで、日本のカルスト地形の紹介です。カルスト地形は、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食されてできた地形です。鍾乳洞などの地下地形を含みます。カルストの呼び名は、スロベニアのクラス地方の古名に由来するようです。
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日本のカルスト地形で一番有名なのは、山口県美祢市にある『秋吉台』でしょう、日本最大規模のカルスト台地です。厚東川によって東西二つの台地(東台と西台)に分けられ、東側地域が狭義の秋吉台です。国の特別天然記念物で国定公園です。全体は、北東方向に約16キロ、北西方向に約6キロの広さを持ち、沖積面下の潜在部を含めた石灰岩の分布総面積は93平方キロです。
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見学者で賑わう、クアンシーの滝の周りの光景です。秋吉台以外のカルスト地形では、国の天然記念物で国定公園の『平尾台(福岡県)』、『四国カルスト(高知県・愛媛県)』、『阿哲台(岡山県)』、『帝釈台(広島県)』、『仙台平(福島県阿武隈地方)』や『沖永良部島(鹿児島県)』があります。日本の西部にやや偏っているようです。
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野生の植物ではなく、植栽されている植物のようでした。名前を調べている最中ですが、なかなか見つかりません。調べてみたネット検索のキーワードは、『タイ・ベトナム、およびラオスの花』、『ハマユウの仲間』、『スパイダーリリーの仲間』、『ドラセナの仲間』などです。ラオスのキーワードでは情報量が少ないので、地域も拡大しました。
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『ハマユウの仲間』、『ハマユウの花』などの検索で、石垣島北部の白色ではない赤色のハマユウが見付かりました。香りのことにも触れ、花の姿もそっくりでしたが、『ハマユウ』とは断定されていませんでした。ドラセナは、周りに植栽されていた植物からの検索でしたが、似ているような観葉植物はありましたが、花の形は全く異なっていました。
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まだ名前が分からない赤い花のズームアップ光景です。スパイダー・リリー程ではありませんが、長く伸びた花弁は、赤色の濃淡による筋が特徴でした。スパイダー・リリーの検索では、白色以外は見当たりませんでしたし、葉の形が異なります。今のところは、『ハマユウの1種』と言ったところです。『ハマユウ』ですとヒガンバナ科の植物です。
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クアンシーの滝の周りの広場の光景です。名前が分からなかった『ハマユウの1種』がほぼ判明しました。やはり、赤い花のハマユウのようです。2010年11月撮影の『道の駅フェニックス(宮崎市)』の花壇の写真が紹介されていました。『ハマユウ』は宮崎県花で、赤い色のハマユウもあるという情報でした。その後で、赤い花の『アフリカハマユウ』を目にしましたが、ここの花とは別種でした。
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