2019/02/12 - 2019/02/16
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旅人のくまさんさん
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クアンシーの滝がある一帯は公園として整備され、ルアンパバーンだけでなく、ラオス全体の中でも人気の観光スポットのようでした。殊に、石灰岩質の壁で出来たプールでの水浴びが、欧米からの観光客にも人気の的でした。
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- 観光バス
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クアンシーの滝の流れが作り出した池の光景です。独特の水の色をしていました。一帯は公園になっていて、入場料は2万キップ(約260円)です。今回は、ツアー料金に含まれていました。
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エメラルドグリーンの水の色が綺麗なクアンシーの滝の流れです。メコン川の支流とされます。一帯は、石灰岩の地質になるようです。エメラルドグリーンの水の色も、水に含まれる石灰岩質の影響があるようです。
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中国の黄龍・九塞溝でも流れの中に生えた木の姿を目にしましたが、クアンシーの滝でも同じような景色を目にすることができました。水の透明度では、黄龍・九塞溝が上回っているようでした。九塞溝の水の場合、『飽和した炭酸カルシウムが微細な浮遊物を核として沈殿するため、極めて透明度が高くなる』と解説されていました。
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クアンシーの滝を横断する木橋の光景です。見晴らしの良い場所などに、複数設けられていました。九塞溝の青い水の説明には、『水は可視光の内、長波長の成分(赤い光)を吸収する性質がある。そのため深みでは、水面から入射して湖底で反射した光の内から青い光だけが眼に多く届くようになり、結果として青い水に見える』とも紹介されていました。
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太陽光線の具合や、湖の底の影響でも、水の色が変わって見えるようです。透明度の高い九塞溝の場合は、『深みでは光量が減少して暗くなるため、水の青さに深みが増す』とも紹介されていました。この光景でも、薄い色に見えるところは、浅瀬のようです。
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左手前に見えるのは、湖の中に取り残された切り株の光景です。なぜか一部が黒焦げになっていました。中央奥に見える水の色は、薄い青色で、土の色が透けて見えていました。先程、浅瀬と紹介した場所は、この水の色からも類推できるようです。右奥方面に咲いている赤い花は、全開しない筒咲の品種のハイビスカスのようでした。
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所々に小さな滝の姿もありました。トラバーチンと呼ばれる、石灰質化学沈殿岩で出来た滝の光景です。後ほど、纏めて紹介します。滝壺付近は、白く泡立っていました。
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クアンシーの滝の下流の流れを、少し見下ろす場所からの光景です。トラバーチンと呼ばれる、石灰質化学沈殿岩で出来た石が幾つもできていましたが、水を堰き止めてしまうような高さや規模ではありませんでした。
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クアンシーの滝の下流の流れに沿って、上流を目指します。この辺りでは、流がある方面の視界が樹木などで遮られていましたが、その隙間から小さな滝の姿も見えていました。右側の木には、蔦がしっかりと絡んでいました。
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前方の視界が開けてきました。先程、木々の間から見えていた滝の姿が左手奥に全貌を見せて来ました。相変わらず、エメラルグリーンの水の色が続いていました。推測ですが、ゆっくりとした水の流れですと、もっと透明度が増すのかも知れません。
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先程、木々の間から見えていた、小さな滝のズームアップ光景です。トラバーチンと呼ばれる、石灰質化学沈殿岩で出来た滝のようです。緻密、多孔質、縞状など、多様な構造を持ちます。純粋なトラバーチンは白色ですが、炭酸塩以外の不純物が混ざることが多いため、茶色や黄色になるものが多いとされます。
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林の中を流れ下ってくる川のような光景です。黄龍や空最高でも目にした光景です。長い年月をかけて、水の中でも生育できる耐性を持った樹木のようです。
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イチオシ
幾段にも分かれて流れ落ちる、クアンシーの滝の光景です。トラバーチンと呼ばれる、石灰質化学沈殿岩で出来た光景です。トラバーチンは、建築材料としてよく利用されています。古代ローマ人は、乾いて硬くなった古いトラバーチンを大量に採掘しました。
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トラバーチンという名称は、『ティヴォリ』に由来します。古代ローマ時代にはティヴォリは『ティブル (Tibur)』 と呼ばれていました。トラバーチンは、その当時には『lapis tiburtinus』、『ティブルの石』と呼ばれ、ここから『travertine(トラバーチン)』へと変化したとされます。
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トラバーチンの堆積でできた美しい階段状の湖が、アフガニスタンのバンダミール湖、中国四川省の黄龍風景区、グアテマラのセムクチャンペイ、トルコのパムッカレなどです。規模は小さいものの、ここ、ラオスのクアンシーの滝の滝壷も例示されていました。(ウィキペディア)
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クロアチアのプリトヴィツェ湖群国立公園の谷では、トラバーチンによって大きな自然のダムが16個形成されています。トラバーチンが数千年にわたって水中の岩や苔に固着して成長し、高さ70メートルもの階段状の滝を生み出しました。トラバーチンの知識がなく見学したプリトヴィツェ湖群国立公園でしたが、今もその光景は記憶に残ります。
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イチオシ
これまで見学したトラバーチンが作り出した景色は、中国四川省の黄龍風景区、トルコのパムッカレ、クロアチアのプリトヴィツェ湖群国立公園などですが、いずれも見ごたえのある景観美と水の色でした。写真は、水浴び場になっていた滝壺の光景です。欧米人の方が多く利用されていました。
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トラバーチンを建築資材として使用した例の紹介です。ローマのコロッセオは、その大部分がトラバーチンでできた世界最大の建築物とされます。トラバーチンを多く使った有名な建築物としては、他にパリのサクレ・クール寺院やロサンゼルスのゲティセンターなどがあります。パリのモンマルトルの丘にあるサクレ・クール寺院は、真っ白な外観の聖堂でした。
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トラバーチンでできた小型の段丘地形は石灰華段、あるいは石灰華段丘と呼ばれます。世界では、ローマ近郊のティヴォリやグイドーニア・モンテチェーリオのものが有名とされます。
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石灰華段の上を歩く観光客の姿です。立入り制限されていないようですが、幅があり、十分な強度を持つ石灰華段のようです。しかし、黄龍や九塞溝、パムッカレのように世界遺産に登録された区域では取り扱いが異なっていました。黄龍や九塞溝では、立入りは規制されていましたが、パムッカレでは、靴を脱いで立ち入ることができました。トラバーチンの形状の違いのためのようでした。
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川に沿った通路になっていた、木橋の上から眺めたトラバーチンの光景です。トラバーチンは、近代建築で最も頻繁に使われた石材の一つとされます。一般に、正面装飾、壁や床に張る石材として使われてきました。石材としては柔らかい方で、孔や溝があります。このため、床材として使うと、仕上げとその後のメンテナンスが難しいとされます。
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名前が分からなかった水色の花を咲かせていた野草の光景です。菫ほどの大きさの花ですが、あちらこちらで見かけました。あまり特徴がない野草ですから、名前を特定するのは難しそうです。
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地面に落花していた赤い枯葉のようなものの光景です。木の種子が回転しながら飛んできたものかと思いましたが、小さな果実らしいものがくっついていました。この場所での発芽は無理のようです。
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間欠泉のある場所にも様々な色のトラバーチンが堆積しています。アメリカで最も有名なトラバーチンの形成場所は、イエローストーン国立公園の熱水泉の多い地域とされ、大量のトラバーチンが堆積しています。オクラホマ州にも石灰岩質の公園があるようです。テキサス州ではオースティン周辺とその南方の地域に石灰岩の岩盤があり、ハミルトンプールなどが知られています。
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アメリカでのトラバーチンの年間需要は85万トンほどとされ、ますが、アメリカ国内で建材としてトラバーチンを製造する業者は僅かしかないようです。このため、そのほとんどを輸入していいて、主な輸入元はトルコ、メキシコ、イタリア、ペルーなどです。
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日本では、中国地方の帝釈台(広島県)や阿哲台(岡山県)のカルスト泉で軟質多孔性のトゥファが生じています。その地方では水岩石、あるいは水含石と呼ばれていて、盆栽などの台石によく使われています。しかしその発達の規模は諸外国のものに比べると小さいようです。トゥファは、生成後の続成作用によって硬質のトラバーチンへと変化します。
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『クアンシー・ワイルドライフ』のタイトルがあった説明パネルの光景です。小さな生き物の蝶、蜘蛛、蜻蛉(とんぼ)などが写真紹介されていました。クアンシーで、大きな生き物の熊、虎、象が想像できますか?の疑問形式でした。
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木々の間から見下ろした大きな池の光景です。石灰岩質の水が作り出す水の色のようです。似通った光景の中国の九塞溝では、2017年8月8日21時19分に発生した九塞溝地震で、大きな被害を受けました。エメラルドグリーンで有名だった名所の池『火花海』は地震で干上がり、水位は今も回復していないようです。
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中国の黄龍・九塞溝を思い出させる段々池の光景です。石灰が溶け込んだ水が作り出す段々池の光景のようです。遊泳区域を制限しないと、折角できた石灰岩質の壁が壊れてしまいそうです。トラバーチンと呼ばれる、温泉、鉱泉、あるいは地下水中より生じた石灰質化学沈殿岩とされます。
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イチオシ
同じく、中国の黄龍・九塞溝を思い出させる段々池の光景です。幸い、石灰岩の壁が壊れやすそうな場所での遊泳姿は見掛けませんでした。随分前の記憶になりましたが、遊泳は禁止しているらしい黄龍・九塞溝でも、石灰岩質の壁が壊れるケースがあったようです。
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