初秋のポルトガル、ちょこっとスペインを巡る　１６　１０日目②～１１日目　コインブラ①

2014/09/12 - 2014/09/13

１０日目　２０１４年９月１２日（金）～１３日（土）晴れ

・コインブラのホテルは旧市街入口に建つホテル・アストリア。歴史を感じさせるランドマーク的なホテルで部屋もクラッシック。このホテルは3人２泊で何と１５０００円強。泣けてきます。夜はやはり地元に人気のレストランへ。塩のみで炭火焼した大きなイワシ、イカ、スペアリブ、ステーキを豪快に食べる。赤ワインはなんと1本１．５ユーロで締めて５０ユーロに届かない。財布への優しさに2度泣きました。
・13日は自由行動の日。初コインブラのＹ氏と万歩計は最初に観光バスで街を一周した。その後の街歩きで万歩計はまずモンデコ川右岸の大学を中心とした歴史地区を歩いた。

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【旅程】
　　１日目（９/０３）関空→機中（泊）
　　２日目（９/０４）ドバイ経由→リスボン（泊）
　　３日目（９/０５）リスボン（泊）
　　４日目（９/０６）ロカ岬→シントラ→リスボン（泊）
　　５日目（９/０７）パルメラ（泊）
　　６日目（９/０８）モンサラーシュ→エヴォラ（泊）
　　７日目（９/０９）ルドンド→エルヴァス→エストレモス（泊）
　　８日目（９/１０）オビドス→カルダス・ダ・ラィーニャ（泊）
　　９日目（９/１１）ナザレ→アルコバサ修道院→バターリャ修道院→ファティマ（泊）
★１０日目（９/１２）キリスト修道院→ブサコ国立公園→コインブラ（泊）
★１１日目（９/１３）コインブラ（泊）
　１２日目（９/１４）アヴェイロ→ポルト（泊）
　１３日目（９/１５）ポルト（泊）
　１４日目（９/１６）ギマランイス→ブラガ→ポルト（泊）
　１５日目（９/１７）サンチアゴ・デ・コンポステーラ（泊）
　１６日目（９/１８）サンチアゴ・デ・コンポステーラ（泊）
　１７日目（９/１９）マドリード（泊）
　１８日目（９/２０）アルカラ・デ・エナーレス→アランフェス→マドリード（泊）
　１９日目（９/２１）マドリード→機中（泊）
　２０日目（９/２２）ドバイ経由→関空

エリア コインブラ(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　１８：００　ブサコ国立公園からコインブラの街に入りました。先ずは６日間乗り回したレンタカーを返却しました。無事故で運転してもらったＫ氏に感謝です。

　身軽になってポルタジェン広場に来ました。左端のドームを持つ古い建物がホテルです。

ジョアキム アントニオ デ アグイアールの記念碑 モニュメント・記念碑

　ポルタジェン広場はコインブラ旧市街の入口。

　ここが旧市街へ至るメインストリートです。

　今日から２泊するアストリアホテルです。歴史を感じさせるクラシックな建物は街のランドマークにさえ見えます。

ホテル アストリア ホテル

　このホテル昨夜ネットで予約しましたが、何と３人で２泊朝食付きで１５０００円！。一人１泊たった２５００円とは泣けてきます。直前の投げ売りを狙うのは賢い。

　クラッシックなのは外観だけではありません。映画に出てきそうなエレベーターです。

　エレベーターのドアは手動

　部屋はバルコニー付きで重厚なカーテン。

　バルコニーに出ると街を２分するモンデコ川とサンタ・クララ橋。

　対岸に目をやるとサンタ・クララ修道院が見えます。抜群の立地です。

　夕食のレストランを探してメーンストリートに出ました。

　通りの両側に歴史を感じさせる重厚な建物

　石畳に巡礼の道のプレート。この街はサンチャゴ・デ・コンポステーラに続くポルトガル人の道の沿線です。

　コメルシオ広場。確かこの辺りから左の路地へ入った。

　アデガ・パソ・ド・コンデ。ガイドブック推薦のレストランです。

　炭火焼き器で肉をジュージュー焼いています。

　もちろんシーフードも。焼いてるその場で指さし注文しました。

　空席がありますがすぐにお客でいっぱいになりました。。ワインはなんと１本がたったの１．５ユーロ。

　塩のみで炭火焼した大きなイワシ、イカ、スペアリブ、ステーキを豪快に食べました。この後も続々料理が来ました。

　たらふく飲んで食って５０ユーロにもなりません。２度泣きました。明日もこの店にしよう！！

　美しい夜景を見ながらホテルに戻ります。

　白熱灯色の灯りは温かい。

　

　ホテルに戻ってきました。

ホテル アストリア ホテル

　ついでに明日の朝食場所を確認。

　興奮冷めやらず、しばらくビールを飲みながら談笑。外からの風が気持ちいい。

　旅も半ば過ぎ。明日は休養を兼ねてコインブラでゆっくりします。

　１１日目（９/１３）、朝食を終え行動開始。今日は３人自由行動で１７：００に部屋に集合です。

　コインブラが初めてのＹ氏と万歩計は街の感覚をつかむため市内観光バスで街を一回りします。

　観光バスは右岸の旧市街から郊外を大きく回って左岸にわたりホテルの前に戻ってきます。１日券（１０ユーロ）なので途中の乗り降りは自由。

　まず駅から北に行き、時計回りに大学のある丘のほうをへ。
　途中の公園にあるのはCasa Museum　Bissaya　Berreto

　コインブラ大学の新キャンパス

コインブラ大学 建造物

　新カテドラル

新カテドラル (コインブラ) 寺院・教会

　コインブラ大学

　水道橋

　コインブラ大学付属植物園

　かなり高い場所まで上がってきました。

　モンデゴ川の上流にかかる橋から旧市街を遠望

　丘の上の大学をズームアップ

　対岸のミニポルトガル。ポルトガルの有名な建造物や各地の伝統的な建物のミニチュアを展示したテーマパーク

　旧サンタ・クララ修道院

旧サンタ クララ修道院 寺院・教会

　一周してサンタ・クララ橋を渡ります。

サンタクララ橋 建造物

　始発点のコインブラ駅前に戻ってきました。

コインブラ駅 駅

　バスを下車し旧市街に向かって歩きます。

　通りにコインブラ大学の学生グループがいました。ファドを演奏をするようです。

　演奏が始まりました。なかなか美しいハーモニーでしばらく聞いていました。

　途中で一人がタンバリンを持って飛んだり跳ねたり、なかなかのパフォーマンス。

　５月８日広場に出ました。正面に１１１３年に建立されたサンタ・クルス修道院があります。

サンタ クルス修道院 寺院・教会

　凝った彫刻の飾りのある入口から入場。

　ミサが行われていました。そっと写真を撮りました。
　奥の説教壇はポルトガル・ルネサンス彫刻の傑作と言われています。

　パイプオルガン。他に美しいアズレージョがあるので後でくることにして修道院を出ました。

　少し通りを戻りアルメディーナ門をくぐりコインブラ大学を目指します。

アルメディーナ門 観光名所

　振り返って通りを見る。

　更に進みました。

　この辺りは旧大学の裏手でかなり急な上り坂です。

アルメディーナ門 観光名所

　狭い路地を

　ぐるりと回って

　コインブラ大学前の広場に出ました。向こうの門が旧大学に入る「鉄の門」のようです。

　広場の正面に医学部校舎。

　旧大学に隣接し新大学の建物が多く建てられています。

　何故か広場にクラシックカーが集合。

　通りでファドを演奏していたグループがここに戻ってまた演奏していました。

　アクロバティックなパフォーマンス

　大きな拍手をすると手招きして黒いマントを掛けてくれました。

　彼女らは薬学部の学生。男子学生同様に黒い制服に黒マントです。この暑いのにご苦労さん…。

　鉄の門から旧大学に入ります。

　門をくぐると旧大学。ディニス王によって１２９０年にリスボンに創設された大学が１３０８年にこの地に移されてたのがコインブラ大学の起源です。

旧大学 建造物

　ラテン回廊。ここではラテン語で話すことを義務付けられたそうです。。

　大学のシンボルの時計台

　有名なジョアニア図書館の前には多くの観光客が並んでいます。予約番号を貰って先に他の大学施設を見ます。

ジョアニナ図書館 博物館・美術館・ギャラリー

旧大学 建造物

　広場の中央に創設者ジョアン３世の像。

ジョアン三世像 モニュメント・記念碑

　広場の先からモンデゴ川が見えました。

　ラテン回廊を通った先に学位授与等の儀式が行われる「帽子の間」があります。

帽子の間 建造物

　ここは何の部屋だったか？四方を肖像画が囲んでいます。歴代の大学関係者の肖像でしょうか。歴史を感じます。

　天井の紋章

　テラスから見たコインブラの風景。高台に位置しているので展望抜群です。

　赤い屋根の連なりが美しい。

　宿泊しているホテルアストリア

　コインブラの街の絶景を堪能しました。

　この後ジョアニア図書館、礼拝堂、科学博物館に入ったのですが、写真がジョアニア図書館のこの１枚しかありません。撮影禁止だったのかな？

ジョアニナ図書館 博物館・美術館・ギャラリー

　旧大学の見学を終え出てきたところにもう一人の創設者ディニス王の像がありました。これから残りの見どころを回ります。