初秋のポルトガル、ちょこっとスペインを巡る　９（ポルトガル編）　７日目①　ルドンド

2014/09/09 - 2014/09/09

７日目　２０１４年９月９日（火）　晴れ

　ルドンドはエヴォラから東へ３４ｋｍ行った陶器の街です。といっても、窯元はかっての１/５に減り、歩いた範囲ではそれらしいものは1か所だけでした。
　午前中に1時間ほど旧市街を歩きましたが、驚くことに全く人に会いません。ルドンド城も城壁を残すだけで、周りの風景もはかなくけだるい感じでした。これもかっての栄華が風化して久しいポルトガルの姿です。
　この街の印象は表紙の石畳に寝そべる猫そのものでした。

***********************************************************
【旅程】
　　１日目（９/０３）関空→機中（泊）
　　２日目（９/０４）ドバイ経由→リスボン（泊）
　　３日目（９/０５）リスボン（泊）
　　４日目（９/０６）ロカ岬→シントラ→リスボン（泊）
　　５日目（９/０７）パルメラ（泊）
　　６日目（９/０８）モンサラーシュ→エヴォラ（泊）
　★７日目（９/０９）ルドンド→エルヴァス→エストレモス（泊）
　　８日目（９/１０）オビドス→カルダス・ダ・ラィーニャ（泊）
　　９日目（９/１１）ナザレ→アルコバサ修道院→バターリャ修道院→ファティマ（泊）
　１０日目（９/１２）キリスト修道院→ブサコ国立公園→コインブラ（泊）
　１１日目（９/１３）コインブラ（泊）
　１２日目（９/１４）アヴェイロ→ポルト（泊）
　１３日目（９/１５）ポルト（泊）
　１４日目（９/１６）ギマランイス→ブラガ→ポルト（泊）
　１５日目（９/１７）サンチアゴ・デ・コンポステーラ（泊）
　１６日目（９/１８）サンチアゴ・デ・コンポステーラ（泊）
　１７日目（９/１９）マドリード（泊）
　１８日目（９/２０）アルカラ・デ・エナーレス→アランフェス→マドリード（泊）
　１９日目（９/２１）マドリード→機中（泊）
　２０日目（９/２２）ドバイ経由→関空

エリア その他の都市(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　7日目。今日はエヴォラを出て陶器の街ルドンド、スペイン国境の要塞の街エルヴァスと回ってエストレモスに宿泊予定です。

　エヴォラから１時間余りでルドンドの街に着きました。歩いて旧市街に向かいます。

　白い壁の地面近くに青の塗装。屋根についてる煙突のような壁のようなものは何だろう？

　１０：００ですが誰も歩いていません。ひっそり閑としています。

　旧市街の入口の城門。

　門を入った先にあった教会。

　旧市街のメインストリートですが、やはり人の気配はありません。教会の鐘だけが高らかに鳴り響いていました。

　日向ぼっこのネコ。この街を象徴する光景です。

　ルドンドはかって陶器の街として栄えましたが今残ってる窯元は僅かだそうです。歩いてる途中で見たそれらしい建物はここだけ。中は無人で商売っ気は全く感じられません。

ルドンド城、といっても城壁が残るだけ。

ルドンド城 城・宮殿

　けだるい。これもアレンテージョ地方の表情です。

　風の音だけが聞こえそうな憂愁を感じる風景。

　教会の内部はやはりアズレージョ

　ルドンド城。１４世紀、ポルトガル王ディニス１世の治下に築かれた城壁が残っています。

ルドンド城 城・宮殿

　この辺りは白壁の建物が城壁代わりになっていました。

　旧市街の内外を１周しました。本当に小さな旧市街でした。

　旧市街から３００ｍほど離れた市庁舎が建つレププリカ広場に戻ってきました。この辺りに来ると人がちらほら。

　サイロのような建物が気になりました。

　ここから更に東へ、スペインとの国境の街エルヴァスに向かいます。