５日目　２０１４年９月７日（日）　晴れ<br /><br />・パルメラはリスボンの南東４５ｋｍにある人口６万人足らずの小さな街です。この街はモシュカテルワインの生産地で、９月第１週の週末にブドウ収穫祭が開催されます。ばっちりのタイミングで旅程に組み込むことが出来ました。<br />・ブドウ収穫祭は午前中に教会前でのブドウの足踏みと献酒、昼は屋台のステーキとワインで豪快に昼食、夕方はパレード、夜はステージライブと１日中祭りを楽しみました。<br />・宿は丘の上にある古城を使ったポサーダ・デ・パルメラ。クラシックな内装の部屋で抜群の眺望。祭りの当日なのに一人当たり７０００円程度とお値打ち価格で宿泊できました。<br /><br />***********************************************************<br />【旅程】<br />　　１日目（９/０３）関空→機中（泊）<br />　　２日目（９/０４）ドバイ経由→リスボン（泊）<br />　　３日目（９/０５）リスボン（泊）<br />　　４日目（９/０６）ロカ岬→シントラ→リスボン（泊）<br />　★５日目（９/０７）パルメラ（泊）<br />　　６日目（９/０８）モンサラーシュ→エヴォラ（泊）<br />　　７日目（９/０９）ルドンド→エルヴァス→エストレモス（泊）<br />　　８日目（９/１０）オビドス→カルダス・ダ・ラィーニャ（泊）<br />　　９日目（９/１１）ナザレ→アルコバサ修道院→バターリャ修道院→ファティマ（泊）<br />　１０日目（９/１２）キリスト修道院→ブサコ国立公園→コインブラ（泊）<br />　１１日目（９/１３）コインブラ（泊）<br />　１２日目（９/１４）アヴェイロ→ポルト（泊）<br />　１３日目（９/１５）ポルト（泊）<br />　１４日目（９/１６）ギマランイス→ブラガ→ポルト（泊）<br />　１５日目（９/１７）サンチアゴ・デ・コンポステーラ（泊）<br />　１６日目（９/１８）サンチアゴ・デ・コンポステーラ（泊）<br />　１７日目（９/１９）マドリード（泊）<br />　１８日目（９/２０）アルカラ・デ・エナーレス→アランフェス→マドリード（泊）<br />　１９日目（９/２１）マドリード→機中（泊）<br />　２０日目（９/２２）ドバイ経由→関空<br />

初秋のポルトガル、ちょこっとスペインを巡る　６（ポルトガル編）　５日目　パルメラのブドウ収穫祭

20いいね！

2014/09/07 - 2014/09/07

1位(同エリア3件中)

#ワイン祭り

この旅行記のスケジュール

2014/09/07

車での移動

レンタカーでリスボンからパルメラへ
パルメラ城内の古い修道院を使ったポサーダにチェックイン
サン・ペドロ教会でワイン収穫祭の儀式
祭りの屋台でステーキとワインの豪快な昼食
ワイン祭りのパレード
夜になり祭りは最高潮

閉じる

この旅行記スケジュールを元に

自分の旅の計画を作成する

５日目　２０１４年９月７日（日）　晴れ

・パルメラはリスボンの南東４５ｋｍにある人口６万人足らずの小さな街です。この街はモシュカテルワインの生産地で、９月第１週の週末にブドウ収穫祭が開催されます。ばっちりのタイミングで旅程に組み込むことが出来ました。
・ブドウ収穫祭は午前中に教会前でのブドウの足踏みと献酒、昼は屋台のステーキとワインで豪快に昼食、夕方はパレード、夜はステージライブと１日中祭りを楽しみました。
・宿は丘の上にある古城を使ったポサーダ・デ・パルメラ。クラシックな内装の部屋で抜群の眺望。祭りの当日なのに一人当たり７０００円程度とお値打ち価格で宿泊できました。

***********************************************************
【旅程】
　　１日目（９/０３）関空→機中（泊）
　　２日目（９/０４）ドバイ経由→リスボン（泊）
　　３日目（９/０５）リスボン（泊）
　　４日目（９/０６）ロカ岬→シントラ→リスボン（泊）
　★５日目（９/０７）パルメラ（泊）
　　６日目（９/０８）モンサラーシュ→エヴォラ（泊）
　　７日目（９/０９）ルドンド→エルヴァス→エストレモス（泊）
　　８日目（９/１０）オビドス→カルダス・ダ・ラィーニャ（泊）
　　９日目（９/１１）ナザレ→アルコバサ修道院→バターリャ修道院→ファティマ（泊）
　１０日目（９/１２）キリスト修道院→ブサコ国立公園→コインブラ（泊）
　１１日目（９/１３）コインブラ（泊）
　１２日目（９/１４）アヴェイロ→ポルト（泊）
　１３日目（９/１５）ポルト（泊）
　１４日目（９/１６）ギマランイス→ブラガ→ポルト（泊）
　１５日目（９/１７）サンチアゴ・デ・コンポステーラ（泊）
　１６日目（９/１８）サンチアゴ・デ・コンポステーラ（泊）
　１７日目（９/１９）マドリード（泊）
　１８日目（９/２０）アルカラ・デ・エナーレス→アランフェス→マドリード（泊）
　１９日目（９/２１）マドリード→機中（泊）
　２０日目（９/２２）ドバイ経由→関空

エリア

パルメラ(ポルトガル)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 5.0

同行者: 友人

交通手段: レンタカー徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

　今日からレンタカーによる５泊６日の旅のスタートです。前半はスペイン国境に近いアレンテージョ地方の小さな街を回った後にオビドスに行きます。
　今日は初日。リスボン空港でレンタカーを借りてリスボンの南東４５ｋｍにあるパルメラに行きます。
地図を見る

　リスボンから約１時間でポサーダ・デ・パルメラに到着しました。ポサーダとは古城や修道院などを改装した国営ホテルで、スペインのパラドールに相当します。ポルトガル全土に４５軒あるそうです。

Pousada Castelo de Palmela - Historic Hotel ホテル

 絶景のポサーダ by 万歩計さん
イチオシ

地図を見る

　建物はパルメラ城の中の修道院跡を使っています。この城を巡って、かってイスラム教徒とキリスト教徒の間で激しい戦いが繰り広げられたそうです。

パルメラ城城・宮殿
イチオシ

　高台にあるために見晴らし抜群。西のリスボンの方角を見ています。
　まだチェックインできません。荷物を置いて街の祭り会場に下りていきました。
　パルメラは人口６万人足らずの小さな街で、モシュカテルワインの生産地です。９月第１週の週末にブドウ収穫祭が開催され、ばっちりのタイミングで旅程に組み込むことが出来ました。
　ブドウ収穫祭の会場である教会前広場には、既に多くの人が詰めかけていました。
　地元の中学生か高校生のブラスバンド。お揃いのブドウ色のネッカチーフをつけています。
　軽快なブラスバンドの演奏が始まりました。雰囲気が盛り上がります。
　トラックから下ろされ山積みになったブドウの箱。
地図を見る

　サン・ペドロ教会の前に置かれた大きなブドウ絞り箱の中に収穫したばかりのブドウが投げ込まれ、

サンペドロ教会 (パルメラ) 寺院・教会
　これを男たちが足で踏みつぶしています。
イチオシ
　ジュースになったブドウの果汁を容器に集めます。
　その横でこの人たちは
　ブドウの果汁を小さな樽に入れています。
　ワイン醸造の儀式のようです。
　宣言みたいなものが始まりました。
　ブドウ踏みの儀式は終わり。
　見物人にブドウを振舞ってくれました。
　ありがとう、頂きます。
　ブドウ絞り機の箱を片付け、
　男たちはトラックで去っていきました。これから舞台は教会内に移ります。
地図を見る

　サン・ペドロ教会の中で静かに開会を待ちます。

サンペドロ教会 (パルメラ) 寺院・教会
　聖ペドロの生涯を描いた見事なアズレージョ。
　主催者と神父さんが席について式が始まります。
　まず全員起立してお祈り。
　後ろには先ほど仕込まれたばかりの小さなワイン樽。
　神父さんのお祈り
　ミニワイン樽が厳かに運ばれて行きます。
　祭壇に捧げられます。
　右の二人は今年のワインの女王かな？
　この後は皆で陽気な歌を歌っていました。収穫を祝う歌なのでしょう。
　いゃー、いいものを見ることが出来ました。
　ビールを飲んでひと休み。
　教会の周囲の風景
　のんびり
　教会は高台にあるので周囲の展望が素晴らしい。
　丘の上のあれは何だろう。
　そろそろお腹が空いてきました。昼食を求めて街のほうに下りていきます。
　この辺りが新市街のメインストリート。祭りらしくいろんな屋台が出ています。
　分厚いステーキを豪快に炭火焼きしている屋台がありました。お昼はここに決定です。
　この肉のボリューム！
　ワインもがぶ飲み。
　たらふく食べて飲んで、もう満腹です。
　とは言いながら、アイスは別腹？
　ワインの爆飲で千鳥足になってポサーダに戻ってきました。
　修道院の回廊跡はパティオになっています。
　部屋は２ベッドに
　エキストラベッドを入れて３人で使いました。３人で１泊朝食付き２．１万円とコスパ満点！
　窓からの眺めも素晴らしい。
　１８：００のパレードまで仮眠することにしましたが、Ｋ氏とＹ氏はそのまま爆睡して起きる気が失せたようです。
　仕方なく二人を残して一人街に下りていきました。
Festa des VINDIMAS 2014
　布団を干しているのではありません。家ごとに思考を凝らした飾りつけをしているのです。このように自慢の絨毯や晴れ着などをベランダに垂らしていました。
　１８：００　賑やかな音楽と一緒にパレードの先頭がやってきました。
イチオシ

　踊りながらの行進です。
　次は子供たち
　
　山車が登場
　ワイン娘たちの晴れ舞台
　続いて馬に乗った男性。かっこいい！
イチオシ

　続いて馬車
　　皆ベランダから見物しています。
　この後はトラクターまで続きました。
イチオシ

　ワイン娘は愛嬌たっぷり。
　街外れまで行ってパレードは終わりました。
　パレードが終わったのでいったんポサードに戻りましたが二人はまだ爆睡中。起こして素晴らしかったことを伝えると二人は残念がることしきり。
　３人そろって祭りの会場へ。祭りの本番はこれからです。
　ステージではアコーディオンの演奏で歌っていました。
　歌に合わせて踊っています
　こんなに小さな時から踊るので皆上手なはずです。
　陽が傾くにつれて人出も増えてきました。
　屋台も繁盛
　そろそろ陽が落ちます。丘の上に泊っているポサーダが黒く見えます。
　イルミネーションが点灯し、会場は一層華やかな雰囲気に。
　街を挙げての大イベントです。
　すっかり暗くなりました。
　こちらの臨時の馬場では馬術ショー
　ライトアップされたパルメラ城とポサーダ。
イチオシ
　屋台はまだまだ賑わっています。
　昼の肉がまだ胃袋に残っている感じで、見るのも嫌！
　ステージが３つもありる大規模な祭りです。有力なスポンサーがいるのだろう…。
　登場するアーティストもなかなかレベルが高い。
　こちらは渋いジャズバンド
　メインステージでは若者達がノリノリです。
　既に０：００を回っていますが、まだまだ終わる気配はありません
地図を見る

　明日は朝から長距離ドライブ。名残を惜しむＫ氏を引っ張ってポサーダに帰りました。

Pousada Castelo de Palmela - Historic Hotel ホテル

 絶景のポサーダ by 万歩計さん

この旅行記のタグ

#ワイン祭り

旅行記グループ