2016 夏の18きっぷ 「アラウンド・ザ・東北」乗りつぶし大作戦【4/5回目 後編　フォートラ乗り鉄部(仮称)は体力勝負】

2016/08/15 - 2016/08/15

ご覧下さいましてありがとうございます。

青春18きっぷで行く北東北JR線乗りつぶしの旅「アラウンド・ザ・東北」４回目の後編をお送りします。
前編では、青森二大半島である、下北半島、津軽半島をそれぞれ、大湊線、津軽線で制覇し、津軽線の終着駅である三厩駅へ到達したところまでお送り致しました。
今回は、その続きです。

実は今宵の宿は、朝の時点で予約していません。
今日の目的地をふたつの地域に絞りましたが、どちらへ泊まるかは行程の流れ具合と体調と相談して決めます。幸いにしてお盆の15日ですから都市型のビジネスホテルはどこも空いているようです。

ではでは、三厩駅からリスタートです。

エリア 弘前(青森)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、津軽線を制覇して終点の三厩(みんまや)駅へやって参りました。
終着駅ならではの旅情と国鉄気動車を堪能しました。

三厩駅 駅

ふたたび、折り返し列車に乗ります。
まもなく15時になろうとしています。夏の１日は長いのですが、もう行ける所は限られてきます。

津軽二股で降ります。

津軽二股駅 駅

蟹田ゆきをお見送り。

目指すは、あの建物。
工場のプラントではありません。

そう、北海道新幹線「奥津軽いまべつ駅」です。
新幹線に乗りますよ。

津軽線の津軽二股駅と北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅は、ほぼ同じ場所にあります。新幹線が開業する前も津軽海峡線の「津軽今別駅」として同じ場所にありました。
ここは、津軽二股駅がJR東日本、奥津軽いまべつ駅がJR北海道のそれぞれ管轄となっています。本州にあるJR北海道の唯一の駅となっています。ふたつの駅自体はすぐ近くなのですが、乗り換え指定駅にはなっておらず、通しできっぷを買うことも出来ません。

ただし、両駅は徒歩で移動できる範囲内ですので、知る人ぞ知る接続駅となっているようです。

奥津軽いまべつ駅 駅

さすが雪国です。
駅構内の駐車場は屋根付き。ショッピングモールの駐車場のような所を歩いて行きます。

先ほどの遠景写真でもわかるように、奥津軽いまべつ駅へ行くには高い歩道橋を渡らなければなりません。そこへ上がる昇降棟と呼ばれる建物にはもちろんエレベーターが設置されていますが、階段もあるようで、ここはひとつ体力の限界に挑戦してみましょう(笑)

ちなみに昇降棟は高さ25ｍ。ビル5階相当だそうで。
115段の階段を上りますが、カメラ片手にさっそくコケそうになりました。その時の写真です。

ちなみにこれが奥津軽いまべつ駅の全景です。
正面のビルのような高い建物が、昇降棟と呼ばれる駅を結ぶ連絡橋へ行くためのものです。ここを下から上まで階段で上がっています。



※画像は、Wikipediaより引用しています。

けっこう登って来ましたよ～
駅前ロータリーが真新しい。

正面にさっき、降り立った津軽二股駅が見えます。
写真を撮りながら身体を休めます。
今日は早朝から深夜までの強行軍にもかかわらず、身体を虐めます。
日頃の運動不足を解消です。

もう少しだ。
もう、足がガクガクですわ(笑)

ちょうどエレベーターから降りてきたグループが
「へえ～、階段もあるんだ。でもこんなとこ登る人って体育会系とかしかいないよね～」とか言ってます。

フォートラ乗り鉄部(仮称)は体育会系の感じも致しますね。
みなさん、けっこうハードに歩いたりしてますもん。

115段、無事クリア。
さあ、連絡橋を渡って駅へ向かいますよ。

連絡橋からの眺めです。
左から、北海道新幹線、津軽海峡線、津軽線と線路が並んでいます。

改札口まで来ました。
まだ開業から半年近くですから綺麗で真新しいです。

でも、列車本数これだけ。

新幹線の秘境駅だ。

では、さっそく入場しますよ。
きっぷは予め購入済みです。

もちろん上りに乗ります。
下りに乗ったら北海道ですからね。いつもだとやらかしますが、さすがに今回はそれはしません。

え、ホームへは下るのですか…

せっかく上ったのに今度は下り。
奥津軽いまべつ駅は橋上駅なんですね。エスカレーターでホームへ下りて来ました。

エスカレーターを降りるとホームへは自動ドアで仕切られています。
これも冬の寒さ対策でしょうか？

ホーム自体が屋根ですっぽり覆われています。

JR北海道の駅名標。

15時35分発の、はやぶさ26号に乗ります。

一応、指定席を確保。
満席でした。

２日間もローカル線に乗り続けると新幹線は速いとあらためて実感します。さて、どこまで行くのでしょう。

なんと、盛岡まで戻ります。

奥津軽いまべつから１時間強で盛岡へ。２日ぶりに帰って来ました。

盛岡駅 駅

どこへ？

また、IGRいわて銀河鉄道線へ向かいます。
？？？

券売機で好摩までの乗車券を購入。

ここで花輪線登場。

全線が未乗となる花輪線は、盛岡始発ですが、盛岡～好摩間がIGRいわて銀河鉄道線を走りますので、IGRののりばから発着しています。
そうです。今日は花輪線もやっつけちゃいます。
後半が夜になってしまうので悩みましたが、今回の目標はあくまでも「完乗」ですので強行することにしました。景色はまた再訪の際に楽しみたいと思います。

IGRいわて銀河鉄道線は、18きっぷが使えませんので盛岡～好摩間は別途きっぷを購入しないといけません。

盛岡を発車。
全線走破には約３時間かかります。もちろん乗り通します。

平館駅。
もう19時近くになります。陽もとっぷり暮れました。
車窓は闇に包まれます。おまけに窓には雨粒が…

平館駅 駅

車内はご覧のありさま。
こうなるとロングシートに足を投げ出してだらしなく座るのが一番。
他人の目も気になりません。

完乗が目的とはいえ、夜のローカル列車は退屈です。
やはり乗り鉄とは車窓を楽しみながら行くから楽しいのです。

めったにやらない音楽を聴きながらの乗り鉄。

それでも歩みはあくまでのんびり。

闇夜を突き進む気動車の旅。

食料も買わずに来ましたので、腹が減ってひもじいです(笑)

レールの継ぎ目を刻む音と床下から唸るディーゼルエンジンの鈍い振動がさらに短調な旅を助長しているようです。

列車はいつしか県境を越え、秋田県に入ったようです。

19時46分。
湯瀬温泉駅へ到着。ここで温泉に泊まる計画もありましたが翌日、とんでもない早い時間に出発しなければならず、断念。

ホームの灯りが眩しい。

湯瀬温泉駅 駅

20時9分。

十和田南駅までたどり着きました。
十和田と言っても、あの十和田湖までは30km以上離れています。
スイッチバック式の駅なので、ここで列車の進行方向が変わります。
6分停車。

乗り降りは少なく、静寂に包まれています。

十和田南駅 駅

進行方向が変わって発車。

また闇へと走り出します。全行程の7割を走破しました。
あと40分ほど乗ります。

20時52分。ついに終点、大館駅へ到着です。
盛岡から、2時間49分、飲まず食わずで乗り続け、花輪線ここに完乗です。

写真には残してませんが、気分転換に席替えしたり、デッキに立ってみたり、いろいろしましたが、やはり夜の乗り鉄は退屈です。
でも、今回の乗りつぶしで最大のネックがこの無駄に長い花輪線でした。

沿線の素晴らしい景色も見ずに、ただ乗り続けて来ましたが、やはり昼間の明るい時間にゆっくりビール片手に再訪しなければと思いました。

大館駅 駅

ここに来ての未乗区間は、奥羽本線の弘前～東能代なのですが、当初は、この先、弘前まで行って泊まるか、ここ大館に泊まって翌日に弘前まで往復して秋田方面へ向かうかで悩んでいました。

苦行のような夜の花輪線もありましたので、体調と相談して決めようと考えておりました。ホテルは大館と弘前とそれぞれ候補を絞って空室も確認していました。

そして先ほどの、十和田南駅での停車時間を利用してホテルへ電話して今宵の宿を確保。


※路線図は、JR東日本のHPより引用させていただきました。

弘前へ向かいます！

明日、苦労するより今日のうちに行けるところまで行って明日の朝はホテルですこしゆっくりしよう。そうしよう。

18きっぷの旅、続行・・・

と思いきや、ここにきてまさかの特急ワープ。

21時20分発の最終列車、青森ゆきがあるのですが、もうこんな時間ですし、いい加減疲れたので、1270円課金して急ぎます。

21時3分発の青森ゆき特急つがる5号に乗ります。

こちらも悲しいくらいにがらがらです。

やっぱり特急快適。
大館駅でビールを買えなかったのが残念ですが、弘前まで40分我慢しましょう。

21時40分。

本日の全行程を消化して弘前へ到着。
今日はここで締めます。
15時間におよぶ、4/5回目は終了です。

弘前駅 駅

まもなく22時。
弘前駅も人影がありません。

今日は駅から歩いて5分の弘前プリンスホテルへ泊まります。

コンビニで酒とつまみを買って行きましょう。

今回は行程のどこに花輪線を入れるのかで悩みました。
当初、津軽線で青森まで戻り、新幹線で盛岡へという案も考えたのですが

三厩(14:53)～津軽線蟹田乗り換え～青森(16:54/17:30)～新青森(17:35/17:44)～はやぶさ32～盛岡(18:45)

となってしまい、18:03発の花輪線には乗れないことが分かります。
そこでふと、路線図とにらめっこしましたら津軽線の津軽二股駅と北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅が繋がっていることを発見。時刻表をめくるとちょうどいい乗り継ぎが！

まるで西村京太郎トラベルミステリーのノリですわ(笑)

普段なにも頭使わないでぼわ～っと列車に乗っている私ですが今回ばかりは硬くなった脳みそをフル回転しました。

また、階段駆け上がりや夜のローカル線耐久３時間レースなどなかなか体力勝負のフォートラ乗り鉄部として恥じない内容？でした。

さてさて、残りあと１回となりました。
あとは未乗区間をちびりちびりとやつけながら仙台へ帰ります。

次回は、5/5回目、最終回となります。

最後まで付き合いいただければ幸いです。

この旅行記へのコメント （6）

• BTSさん 2017/07/05 08:31:49

  飲まず食わずの花輪線と奥羽本線

  
  Akrさまへ
  
  おはようございます。
  
  津軽線・津軽二股駅と北海道新幹線・奥津軽いまべつ駅は近くにあるんですね〜あの距離だと新花巻駅と同じくらいでしょうか。
  
  奥津軽いまべつ駅は、Akrさまの仰る通り「工場のプラント」に見えます。私は新幹線で通過しましたが、その頃は車内で飲兵衛オヤジに変身していたので景色はあまり見ていませんでした。（笑）
  
  奥津軽いまべつ駅のホームはトンネル構造になっているので、自動ドアは寒さ対策と新幹線の通過時に発生する突風対策だと思われます。
  
  花輪線に乗るために奥津軽いまべつ駅から文明の利器で盛岡へ移動ですね。偶然にも接続が良く移動できて良かったですね。（お見事なコースです）
  
  飲まず食わずで花輪線の旅もさぞご苦労されたことでしょう。とのっちさまの格言「食える時に食っとけ」ですね。（笑）
  
  因みに花輪線の車内で「音楽を聴きながら」と、書いてありましたが、Akrさまは何を聴いていたのか私は興味があります。（笑）
  
  大館駅から「特急つがる」に乗り今宵の宿がある弘前へ移動ですね〜今回のコースは青森県・岩手県・秋田県…いわゆる「北東北をぐるりと周るヘビーなコースでしたね。ホテルに着き飲んだアルコールはさぞ美味しかったことでしょう。お疲れさまでした。
  
  続きを楽しみにしています。
  
  BTS

  Akrさん からの返信 2017/07/05 20:54:52

  食料も買わずに乗ったのが運の尽きでしたね

  BTSさま
  
  こんばんは。毎日お暑うございます。おかげでビールが進みますね(笑)
  
  さっそくのコメントをいただきまして恐縮でございます。
  
  津軽二股駅＆奥津軽いまべつ駅
  ほぼ隣りですが、新花巻駅よりは距離がありますね。また、新花巻駅と違ってお互いの駅名が異なるので「公式な乗り換え」が出来ません。会社が違うとか言わずに、同じ駅名にしてしまったほうがスッキリするのにと思いました。
  
  花輪線は無理しましたが、今回のミッションがあくまで完乗なもので、意味のない修行鉄となってしまいました。とのっちさまの格言、「食えるときに食っとけ」は私も初見で「うんうんそうだ」と納得したお言葉であります。この時は「食えるものが無かった」でしょうか。我ながらというかいつもながらアホなことやっています(笑)
  
  良く聞く音楽のジャンルですか？
  普段は、ミスチルやスピッツやsuoerflyから果ては、bucknumber、乃木坂(笑)まで幅広く聴きます（会社の飲み会で若い人についていけなくなるので。。。）
  でも、なぜか旅に出ると、90年代のJ-POP好んで聴きますね。一番楽しかった時代なのでしょうね。そんなことを想いながら車窓を眺めたりします（今回は真っ暗闇でしたが(笑)
  
  弘前の夜は、がんがん飲みましたよ〜
  おかげで翌日の予定に影響が…
  
  それでは、次回が最終回となりますが呆れずにまたお越し下さいませ。
  
  失礼致しました！
  
  　-Akr-

• Tagucyanさん 2017/07/02 23:12:14

  これは私も思いつかなかったです

  Akrさま
  
  拝見させていただきました。
  とのっちさんも驚かれていましたが、津軽今別から盛岡にワープし、花輪線をやっつけて弘前。この日の午前中には大湊にも行ってますからね。これは誰にも思いつかない行程です。
  
  津軽今別駅と隣接している奥津軽いまべつ駅との乗り継ぎは、１８きっぷの特例でにわかに注目されましたが、私がその期間外の時期にここを乗り継いだときは、当然そんな人は誰もいませんでした。というか、この駅の駅周辺は、とても新幹線が停まる駅とは思えません…
  
  花輪線ですが、実は私の親父の出身地がこの沿線（秋田県内です）でして、子供の頃から何度も乗っている路線です。詳しくいうとよく乗ったのは子供の頃で、最近ちょっとご無沙汰してますけどね^^;
  正統的なローカル線というような路線ですので、機会があれば昼間に再度乗車されることをお勧めします。
  
  わざわざ夜の闇の中を長躯走っての弘前泊。でも五能線には乗らない。これは難しい謎解きですね。次回はどういう展開になるのでしょう。
  
  ---
  Tagucyan
  

  Akrさん からの返信 2017/07/03 20:31:13

  自分でも訳が分からぬ馬鹿行程です(笑)

  Tagucyan　さま
  
  こんばんは。
  早速に、お越し下さいましてありがとうございます。
  
  もはや、18きっぷとは関係のない内容になって来ているようで申し訳ありません(笑)
  朝の9時半にむつ市内にいた人が、三厩まで行き、夜の花輪線のディーゼルカーに揺られている。自分でも途方のない馬鹿行程だなと思いました。私のはいつもこんなのです…
  
  ちょうど、 Tagucyanさまの北海道新幹線の旅行記にも三厩駅や津軽二股駅、そして奥津軽いまべつ駅が登場していましたね。あ〜、同じ駅で乗り換えしていると喜びました。そしてあの連絡橋からの写真も。
  
  お父様が秋田県出身なのですね。
  花輪線沿線ということは鹿角あたりでしょうか？花輪線は、仕事でしょっちゅう通る、東北自動車道から良く見えてました。渓谷沿いをうねる様に走る姿に、一度乗ってみたいなあと思っていた路線でしたが、まさか初乗車が闇の中とは、もったいないことをしたと思いました。再訪を誓いました。
  
  五能線は以前、完乗を果たしていますので、あとは秋田周辺を残すのみとなってしまいましたので最終回である、5/5回目は至って普通？だと思います。
  
  また、ご覧いただければと思います。
  
  それでは。
  
  　-Akr-

• とのっちさん 2017/07/02 19:49:10

  絶対気づかない大ワープ！

  Ａｋｒさま
  
  こんばんは。この暑い日に、暑い暑い“フォートラ乗り鉄部”活動報告ありがとうございます。今年の夏は自粛しようと思っているのに、血迷って１８きっぷ買っちゃいそうです。
  
  津軽今別〜盛岡の長距離ワープ、絶対気づかないです。課金が１８きっぷ１日分超えると選択肢から切ります。夜行急行があればワープするんですけどね…鈍行乗り継ぎのいいアクセントでした。時刻表見て何パターンも検討するのは、旅行いかなくても楽しめますよね。
  
  花輪線は１８きっぷで青森に抜けるメインルートで好摩までのみかじめ料払ってでも使えるルートだと思います。日が暮れてからのローカル線３時間は体力勝負ですね。私がまさに今からやろうとしていることですが…私は体力には全く自信がないのですが、不思議と撮影・乗り換えがかかっていると、妙に頑張っちゃいます。３０歳にして「ソルティーライチ」など塩分の入った冷たい飲み物をちゃんと買うようになりました。
  
  次は五能線でしょうか？窓全開非冷房気動車が恋しいです。
  
  フォートラ乗り鉄部見習い心得 とのっち
  
  

  Akrさん からの返信 2017/07/02 21:55:05

  見習い心得どころか師範ですよ〜

  とのっちさま
  
  こんばんは。早速のコメントをありがとうございます。
  
  フォートラ内の鉄道系トラベラーさんたちを勝手に「フォートラ乗り鉄部」と名付けましたがいかがでしょう？
  とのっちさまはじめ、鉄系トラベラーさんは先の読めないハードな旅をこなされており、みなさまの行動力とプランニングにはいつも驚かされます。
  
  私の18きっぷは、いわばフリーきっぷ代わりなので疲れたり、気分が変わるとすぐに課金して飛びます(笑)いちおう最低でも１日分のモトが取れればいいかな？って感じです。
  毎年夏のシーズンは、暑さとの戦いでもあります。体力温存のためには栄養補給も大事ですよね。若い頃のようには行きません。
  
  五能線は既に制圧済みですので、次回は比較的おとなしめな内容です(笑)
  ただ、またひと悶着ありますが…
  
  とのっちさまは見習い心得どころか師範ですよ〜
  
  それでは〜
  
  　-Akr-