ＴＯＳＨＩさんのクチコミ(20ページ)全901件

せっかくアウトドア風の折りたたみ椅子をペアで購入したので、どこかでのんびりしたくなって調べました。駐車場料金を気にしながらではのんびり出来ませんので、平日無料の此処にしてみました。
まず、アクセスですが、逗子方面から国道１３４号線を走って葉山公園前のバス停近くを右折するのですが、その公園駐車場へ向かって行くための道はお世辞にも広いとは言えず、向こうから出て来る対向車が見えたら手前で待っていた方が無難です。ただ、駐車場の入口へさらに右折するあたりの道は気持ち広めです。
駐車場はそれなりの広さがあり、３列分の区画がならんでいます。
トイレと反対側に進むと大浜海岸にすぐ出られます。何も無いことがこの場所の魅力ですが、遠くに江ノ島が見え、犬が波と戯れており、思い思いにＳＵＰを楽しむ人の姿が波間に浮かんでいます。何よりも寄せては返す波の音が心地良いのです・・・。読書をしようとお気に入りの本を持って来たのですが、天気が良いと陽射しが眩し過ぎて眼を傷めそうなので結局やめておきました。
珈琲も、なんだかひと味違う気がしました。

葉山にありますが、葉山牛を出す店ではありません。鉄板の前にカウンター席があるわけでもありません。しかしながら、天井が高く風格ある山小屋風の店内でいただくステーキランチは、非常に満足度の高いものでした。上高地帝国ホテルのレストラン・アルペンローゼの素敵さを少し想い出させてくれました。食べログではステーキ・鉄板焼きの百名店に名を連ねています。家内の誕生日を祝うために予約して良かったと思っています。
入店してからメニューを見て悩みましたが、「昼洋膳」（＋ノンアルコールビール）をチョイスしました。
スープは人参の香りがほのかに漂うポタージュでしたが、たっぷりあって熱々でした。塩味は控えめに優しい味に仕上げてありました。
サラダはちょっと和風かな。創業以来人気というドレッシングでいただきましたが、味が濃すぎることも酸っぱ過ぎることもなく、美味しくいただきました。
ステーキは、家内が120gのヒレ＋ご飯、私が120gのロース＋パンで、ミディアムレアでお願いしました。店内どこからでも見える鉄板の前で、シェフの熟達の技が光ります。そして皿がテーブルに置かれた瞬間、ペッパーの得も言われぬ香りが立ちました。敢えて小さめのミルに粒を入れ直前に挽いているそうです。また肉はロースでも脂っこくなくさっぱりしていました。煮詰めた赤のハウスワインとフォン・ド・ヴォ―の深い味わいが感じられるソースも薄味で実によいバランスです。温かいパンにも良く合いました。
デザートには、ステーキの口をサッパリさせるイチゴの果肉を使ったシャーベットが出てきました。結構甘めな仕上がりでした。ところが、もう一つカスタードプリンが登場したのでびっくり！ オーソドックスな昔ながらの焼きプリンで、大好きなクラシックな味わいでした。
私の注文したコーヒーは、一杯ずつドリップして味と香りを引き出したものでした。家内の紅茶の茶葉はTwiningsのエクストラダージリンを使っているそうです。
支払いはＩＣチップ付きのクレジットカードを使いましたが、暗証番号の押下げではなく久しぶりに署名しました。
駐車場は店の前にありますが、やや狭く駐めにくい場所もあるので慌てずゆっくり駐めましょう。

園内の移動は基本的に徒歩で回ると思いますが、ちょっと脚が疲れたら、この「ELEVATED TRAINS」と記された高架鉄道（電動式トロリー）がおすすめです。アメリカンウォーターフロントとポートディスカバリーを結んでいますが、高架上をゆっくりと進むので、園内のかなりの部分を眺められ遊覧用としても使い心地満点です。
鉄道マニアの必見ポイントとしては、
まず、駅の高架下に作られている「RAILWAY MANAGER」という札が掛けられた駅長室？でしょうか。駅長さんは居ませんが（笑）
つぎに、線路脇に設置された第三軌条も見逃せません。ここから電力の供給を受ける方式ですので、電車なのに上に架線（電線）がありません。横浜市営地下鉄ブルーラインや東京メトロ銀座線・丸ノ内線と同じ方式ですね。
さらに、一般の鉄道でも使われている京三製作所製の電気転轍機が活躍しているところはおすすめです。見つけた私も興奮しました。両端の駅は単線片側ホーム構造ですが、駅を出るとすぐ複線で作られていますので、頻繁に到着・出発して行きます。
視線を進行方向と逆に移すと車庫らしきものもあり、正面には「MUNICIPAL RAILROAD」と記されています。（ニューヨーク）市営鉄道ということなのでしょうね。

長男の誕生日を高齢の母とともに祝うランチタイム過ぎの到着でした。店の前の椅子で待っている方が数人居ましたが、名前を記してしばらくすると意外と早めに呼ばれました。
母は「資生堂パーラー120周年記念パフェ 伝統のソーダ水と共に」（￥1,980）を注文。銀座にまだ路面電車が走っていたころの人気メニュー“花模様のババロア”の皿盛りデザートを飲料長が新しいパフェスタイルで表現したそうで、華やかな一品でした。長男は「静岡県産マスクメロンのパフェ」（￥1,925）をチョイス。香り豊かな果肉の静岡産マスクメロンを使用したパフェで、贅沢感のある一品でした。家内は「プリン･ア･ラ･モード」（￥1,270）、私は「チーズケーキセット」（￥1,265）を注文しました。
ちょっとお高いですが、特別感をしっかり感じられるデザートタイムとなりました。

高齢の母を連れ、長男の誕生祝いを行ないました。
他のお客さまとの距離をとれる席だとありがたいとお願いしたところ、無料で個室を用意してくださり、母も安心して食事を楽しめたようです。
主役の息子は一本鰻ひつまぶしで大満足。ひつまぶし初体験の母も、ケンミンショーで予習した成果を存分に発揮して４度楽しんでおりました。

横浜市立大学鶴見キャンパスの前を通り過ぎ、突き当りを右に曲がるとすぐに立派な施設が眼に飛び込んできます。その隣には大きな駐車場も用意されています。
ここふれーゆは、川崎市のヨネッティー同様に、横浜市のゴミ処理熱を活用して大浴場や温水プールが楽しめる施設です。奥にある展示温室では珍しい熱帯植物や花を鑑賞することができるのですが、入口で検温・消毒と来場者記録の記入を要するコロナ禍においては閉鎖中で残念でした。
実は「ふれーゆ裏」と呼ばれる一帯は、釣り人たちのパラダイスのようで、想像以上に長細い「末広水際線プロムナード」という海沿いのエリアには、おびただしい数の太公望ファミリーがフィジカルディスタンスを保って釣りを楽しんでいました。
南に当たる真正面にはＧＷで車がほとんど進まない鶴見つばさ橋が美しい姿を見せてくれていました。鶴見線の名物駅である海芝浦駅にも似た風景が堪能できるおすすめスポットです。また、東側に進むと羽田空港に着陸する航空機が見え、ウミウ？も波間に遊んでいました。

横浜市立大学鶴見キャンパスの前を通り過ぎ、突き当りを右に曲がるとすぐにふれーゆという立派な施設があり。その隣に大きな駐車場も用意されています。その裏手の「末広水際線プロムナード」という海沿いのエリアから真正面に観ると、左右対称の本当につばさを広げているような美しい姿を観ることが出来ます。鶴見線の名物駅である海芝浦駅にも似た風景が堪能できるおすすめスポットです。訪れたのはＧＷ中で車はほとんど進んでいないようでしたが・・・。

久しぶりに乗りました。空いていたので列はどんどん進むのですが、それでも待ち列周辺の造形を改めて眺めると、いやぁよく出来てます！
パコの安全ビデオすら早歩きで観るのは如何なものかとさえ思いましたが、ともあれすぐに探検に向かうジープに乗車です。
走り出すと、前後のみならず左右に大きく身体を振られるので、骨粗鬆症の方は乗ると危険です（笑）

学生たちの新学期が始まった４月中旬からＧＷ前の平日は結構空いている時期です。日曜でもこの時期は比較的空いています。
３０分前後の待ち時間でしたが、何回か乗ってみると２階への階段が閉鎖されている時間帯もありました。平常時のように１階と２階から交互にエレベータに乗せなければならないほどの人数がおらずエレベータに空席ができてしまうと淋しいので、敢えて１階からのエレベータ（落下距離が長い？）だけに乗せ、Ａ・Ｂ・Ｃのシャフトを運用しているのかも知れません。
昼間もいいけどやはり夜景は必見です。以前の「レベル１３」を思い出すと平常運転版はちょっと物足りないかも知れませんが、職場のエレベータで禁断症状が出てはここに来てしまいます（笑）

初ソアリンの興奮で９時からの当日予約を失念し、平日でしたが１０時を回るともう、夕食は１６時台しか選択肢がありませんでした。
定刻に到着し、ゴンドラの行き来が眺められるテラス席を選ぼうとしたのですが、「水辺にはどうしても小さな虫が飛んでおり・・・」という説明があったので屋内席に変更しました。建物内は天井がかなり高く開放的で、石窯で次々と焼き上げられるピッツァが眺められるのも楽しいものでした。
注文したのは「コンキリエ、3種の貝のレモンクリームソース（シェフおすすめのパスタ）」と「ピッツァ･マルゲリータ」でしたが、コンキリエという貝殻型のパスタはもっちりとした食感で、貝の歯応えとレモンクリームソースの香りが食欲をそそるものでした。塩味がたちすぎている店もあるマルゲリータも薄めの上品な味付けで、チーズのとろ～り具合もちょうど良い感じでした。どちらもノンアルコールビールに合いました。
「ドルチェ・ミスト（シェフおすすめのドルチェ）」は、オレンジのパンナコッタとブラッドオレンジのグラニテ、メロンのセミフレッド、オレンジ＆アーモンドのビスコッティの盛り合わせでした。メロン色が猫のジェラトーニを表しており、彼がお絵描きした皿をイメージしているとのことで色鮮やかさはさすがでしたが、ちょっとココアババロアのような「ティラミス」で充分のような気もしました。
　紅茶は冷めにくいポットで供されており、ティーバッグにはミッキーも！

ポルトパラディーゾ（楽園という名の港街）を海から眺めるのには、このヴェネツィアン・ゴンドラが一番のおすすめです。水路を右折してしばらくすると、急に視界が開けます。追い越してゆく蒸気船に手を振るもよし、リドアイルでショーの開始を待つ人々に「チャオ！」と声を掛けるのもよし。
舟を下りる際には、盛り上げてくれた前方のゴンドリエはもちろん、後方で一所懸命に漕ぎ続けてくれていたお兄さんやお姉さんにも「アリベデルチ（さようなら）！」と挨拶するのを忘れずにネ。

園内の移動は基本的に徒歩で回ると思いますが、ちょっと脚が疲れたら、電動式トロリーとこの蒸気船がおすすめです。
メディテレーニアンハーバーとロストリバーデルタを結んでいますが、水路をゆっくりと進むので、園内のさまざまなエリアの違いを眺められ遊覧用としても使い心地満点です。
ヴェネツィアン・ゴンドラに乗っている時に抜かれ「アレは何処から乗れるんですか？」と訊いている人がいました。まだ乗ったことがないならおすすめです！

必ず複数回乗車する大好きなアトラクションの一つです。
繁忙期の休日などはかなり列んでいることが多かったのですが、空いている平日だと比較的すぐに「テラベータ」の前まで進めます。閉園近くの時間帯だとガラガラで、３回連続で乗った経験もあります。
このテラベータという名のエレベータは地下８００ｍへ降りて行くという設定ですが、その先で乗る地底走行車が地中深く下って行くことから考えても、実は上昇しているのでしょう。足から受ける重力を振動で感じにくくし、風や光の効果でさも下がっているかのように感じさせる、これぞディズニーの魔法です。
序盤は地底走行車で美しい生き物たちを鑑賞、中盤は地中での異変に遭遇、そして終盤に突然現れたラヴァモンスターから逃れるべく、地上へ向かって最高速で上昇！！！　ここでの上方へ引き上げられる感覚は唯一無二で病みつきにさせる原因です。まあ、その後一瞬園内風景が見えたと思ったら奈落の底へ（笑）
こうやって書いているだけでもまた乗りたくなってきました・・・。

新規オープン以降の人気はまだ続いているようで、ディズニーシーの公式開園時刻（９時）の４５分前に入場できた理由の一つかも知れません。
初回の予約も８:４５からの回であったものの、決定ボタンを押下げないミスで９時過ぎのスタンバイパスとはなりましたが、それなりの列が出来ているといった程度でした。
博物館という設定なので列にならんでいる間もさまざまな展示物を見ながら館内を巡っている気分になれますが、集まった部屋で観せられる映像に驚きます。なぜ絵の中の人物が動くの？　なぜ気球は飛び上がるの？　プロジェクションマッピング的な技術なのでしょうが、不自然さを感じることなく惹き込まれていきます。これぞディズニーの魔法です。
そして最後に、ハイライトである空飛ぶ乗り物「ドリームフライヤー」に乗り込むのです。６部屋分が同時に乗れるのでそれなりの人数が捌けます。いよいよフライトへ！　映像の雄大さはもちろんですが、風と匂いが本当にそこを飛んでいる気持ちにさせてくれます。キリマンジャロを望む草原の土の匂い、タージマハールのエスニックな香り・・・。過去に訪れたことのある所は懐かしく、訪れる機会がなさそうな所にも連れて行ってくれる素晴らしい夢の乗り物「体験」でした。
大満足で出て来てもう一度乗れないかとスタンバイパス取得を試みましたが、もう発行しておらず「人気アトラクションに１度乗れただけでも良かった」と思うことにしたのですが、午後に確認するとスタンバイパスではなく列べば乗れるとの記載が！　そこから何と４回乗れました。前室でのイントロダクションは、右前の絵がタンポポの綿毛かチョウチョかで少し内容が違うようですよ。もちろん本編の映像は同じなのですが、１８０°見渡してみると、さっきは気づかなかったものを発見できたりしてちょっと嬉しくなります。ただ、映像が同じだからもういいやと考える方々も多いでしょうから、リピーターの獲得が今後の課題となります。初めて乗る方をほぼ吸収し、リピーターの減少が顕著になったところでプログラムを一新するとは思いますが、映像ですから難しくはないでしょう。最後の東京とディズニーシーの部分は残して他を差し替える候補地は、地球上にまだまだありますから。

都内の平日渋滞の影響で到着が９時を過ぎてしまい、入園してすぐにスタンバイパスを取得したものの夕方の回となりましたが、結果としてロマンティックな空間を堪能できました。
スタンバイパスを持っている人だけが列んでいるはずなのですが、準備されている待ち列エリアでは全く吸収できず、ディズニーリゾートには珍しく列がコントロール出来ていないところがあるほどでした。
それでも少しずつ列は進み、野獣の城の正面に到着するといやが上にも興奮してきます。城内の展示物を楽しみながらさらに前へ。いよいよ入場です。前室でのイントロダクションの充実は他のアトラクション同様に素晴らしく、本編はもう、あの曲が流れてくるだけで気分は最高潮に達します！
出て来るととっぷりと日は暮れていましたが、青白く照らされた城もまた魅力的でした。

たまプラーザの街なかにあるので、隣接駐車場はあるものの提携はしていないようです。
店舗は２階へ階段で上がりますが、内装は他の支店同様にハワイアンを基調にした設えです。ファミレスを居抜きした別の店舗よりもハワイの風を感じる雰囲気で、個人的にはタンタラスの丘で堪能したルアウを想い起こしました。ＢＧＭはもちろんハワイアンミュージックです。スタッフが「アロハ！」でお迎え、「マハロ！」とお見送りしてくれるのも、他の支店同様です。
まずは焼き上がりに時間を要するパンケーキからオーダーすることが必要です。マカダミアナッツクリームを食べたかったはずなのに、やっぱり今回も「ヘブンリーリリコイ」にしてしまいましたが、パッションフルーツの酸味が利いています。店名からしてもふわふわの焼き立てパンケーキがやはりおすすめです。
そして以前から気になっていた「ガーリックシュリンプパスタ」を注文。ハワイのガーリックシュリンプというより、アメリケーヌソースにニンニクを効かせている感じですが、歯応えのあるフェットチーネとの相性は悪くありません。「サーモンとアボカド マヨポキボウル」のハーフも注文しましたが、COSTCOのサーモンポキに慣れている口には、ややもの足りない印象でした。
女子校生やママ友率が高く、家内と一緒でなければ居心地が悪かったかも知れませんが、禁断症状が出たハワイ好きにはオススメです。

何と言っても新築なので極めて高い清潔感があります。これまでさまざまな高級ホテルに宿泊してきた母も泊まらせたのですが、この綺麗さでこの料金は信じられない！と結構気に入っていました。
室内のAndroidテレビはAmazonPrimeビデオも視られるということでしたが、個人情報を入力するのがイヤだなあと思っていました。ところがそうではなく、モニタに表示されたＱＲコードを読み取ると自分のスマホのアカウント画面が開き、それと連動するのでテレビに何らかの操作をする必要なく存分に楽しめました。家に戻らないと視られないと思っていた連続ドラマの公開されたばかりの新エピソードをすぐに楽しめたのには感激しました！
１６０cmベッドは広々しており寝心地も良かったのですが、敷地内の駐車場が１５:５０で既に満車になってしまっていたことと、朝食会場の混雑が酷くて本来客相互の距離確保のために使用しない表示席にまで座ることを容認していたのは、プロとしていかがなものかと思いました。
国道側の部屋だったので、新幹線を含めた鉄道の走行音は気になりませんでした。
ホテル前の横断歩道を渡った先のタイムズ静岡黒金町に一晩駐車した料金９９０円のうち１９０円はホテルが負担してくれました。

静岡駅前の浮月楼に隣接する地に建つ葵タワー２５階にある店内を映した写真を見た母が此処で食べたい！というので、フルコースランチを予約。本来は外に向かってカウンターのように設えてある窓側席のようでしたが、我々の所だけは大きなテーブルに４人席を作ってくれてありました。YAMAHAの自動演奏ピアノが素敵なBGMを奏でる中で、キール酒などの乾杯からスタート。
前菜は釜揚げしらすのテリーヌがメインでしたが、ホワイトアスパラガスやアスパラ新鮮な野菜がたっぷりあしらわれており、彩りも華やかです。実は透明皿の下には富士山と波や松が描かれた特別の陶器皿があり、透けて見える趣向なのです。こういった工夫に期待感が高まります。
スープもエスプーマ（カプチーノのような泡）が上に載せられているという凝ったカリフラワーのポタージュでしたが、泡の下は熱々でした。
魚料理は真鯛をふんわりと焼いたもの。私はやや苦手なケッパーが添えられていたのですが、そのケッパーこそが深い味わいを導き出していました。パンに付けていただくとまた美味しい。ラタトュイユとの相性も見事でした。糸状のパスタを揚げたものも食感が楽しい！　ただ、ちょっと飛び散ったりして食べにくいかも知れません。
肉料理はやわらかいフィレ肉のグリエ。ソースがまたパンとの相性もよく美味しいのですが、それ以上にしっかり熱した和テイストの皿に載せられていて素敵です！　春野菜の素揚げも美味しいものでした。
パティシエ特製デザートは豪華。「いつまでもお元気で」というプレートを母の皿には付けて下さいました。
食事をゆっくり味わいながら眺める富士山・駿河湾、そして静岡の街並み。絶景もご馳走の一つであることを満喫しながら美しいフレンチを堪能できました。

１１時の開店３０分前に通りがかったところ、店外では３組ほどしか待っていないようだったので、提携のシンコウパーキング（三島広小路駅向かい・踏切脇）に車を駐めて改めて向かうと、既に予約票は３枚目に！　それでも１回目の入店グループになりそうということでした。さらに、脚の悪い高齢の母を気遣って１階の椅子席を用意してくれましたが、実際に入店すると入口近くで風が入ってくることを何度も「寒い席ですみません」と謝ってくれるのです。私は「いやいや、換気の良い席と思うようにしていますよ」と答えていました。
ご飯が見えないほど立派に１匹分が乗せられたうなぎ重箱（４,４００円）を注文しましたが、相変わらず鰻の質も焼き方もさすがと思わせました。外はしっかり焼かれているのに身はふわっとしているのです。胡瓜のぬか漬けも瞬間的に前訪を思い出させる忘れ難い味わいでした。
鰻屋なのに肝吸いは追加料金という店も昨今現れ始めている中で、最初から付いているのも有り難いですし、何より熱い緑茶を注ぎに回って来てくれるのはうれしいものです。テイクアウトを待つお客さんにも熱い緑茶を振る舞っていました。「お茶は無料と思ってはいけない」時代ですが、こういったところにも老舗の気遣いが感じられます。

移転後の訪問は初めてでしたが、酔っ払ってゴキゲンになった後静岡駅のタクシープールへ１分かからずに行けるアクセスの良さも魅力です。
高齢の母に安心して味わってほしいので可能ならば他のお客さまと距離を取れる席を用意してほしいと、無理なリクエストをしたのですが、何と無料で個室を用意してくれて感激しました。
巻き貝は実は肝がやや苦手なのですが、お通しとして出されたものは、その肝こそがミルキィで実に旨い！と思えました。静岡の銘酒「磯自慢」ともベストマッチでした。
特選お造りは、大トロ・のどぐろ・雲丹は当然美味しいのですが、その他もそれぞれ味わいが異なりながらみな旨く、特にカワハギの肝和えは絶品でした！　旬である生しらすも若干の苦味がちゃんとする新鮮なものでした。
桜えびかき揚げもサクッと揚がった香り高いものでしたが、玉ねぎとホタルイカの天麩羅も専門店に近い揚げ方さんがいらっしゃるのかも知れないと思われた逸品でした。
しぞ～かおでんも当たり！　何より熱々で供され、大根の芯まで味も熱さも染みてます。
シメに注文した本わさびめしは、母が「これは美味しい！　家でもやろう」と気に入ったようでしたが、花かつお（とわさび）のこだわりがないとあの味わいは出せません。
大満足の夕食となりました。